2025-08-16 13:25

花農家と野菜農家の栽培の違い#108

花農家の栽培方法と野菜農家の栽培方法は同じ農業でも微妙に変わってくる

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皆さん、おはようございます。こんにちは。花農家&花屋ラジオ、シミズノブユキのここにいます。
普段は花農家と花屋をやりながら、新しいお花の取り組みを行っているマルチフローリスト、シミズノブユキが、花業界について明るく楽しく、時には鋭く語っていく番組となっております。
はい、というわけでして、今日のテーマですけども、
花農家と野菜農家の栽培に関する違いというものをテーマに話していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
はい、そういうわけでして、花農家と野菜農家、野菜だけじゃなく果汁農家と言ったらあれですけど、口に入れるもの、要は食べるものと、我々は花農家というのはどちらかというと口に入れないので、見るほうが専門なんですけども、
わかりやすいと見ると食べるもので、結構縛りが全然違う、縛れていく規制ですよね、規制的な問題で。
もちろん、お花農家のほうが実際問題、触りはするんですが、口に入れないということで、一番わかりやすいところは農薬ですよね。
農薬のかける量と言ったらあれなんですけども、あんまり極端な話、決まりがない。一応決まりはあるんですけど、決まりがないという形ですよね。
これはちょっと農薬の話になってしまうんですけども、農薬っていうものが、例えばキャベツにこの農薬を使っていいですよ、みたいなことを申請、登録するんですよ。
登録するんですけど、例えばキャベツにこの農薬が使っても大丈夫かっていうのは、もちろん安全かどうかっていうのをテストされるわけですよね、農薬会社さんが。
ネットになったときに、キャベツには行けますと。じゃあ次は人参に行けますか、大根に行けますか、みたいなことをやっていくんですけど、やはりこういう売れる農家というか、よく使われる野菜の登録は取っていくんですけど、
普段はマニアックな野菜、よくわからない、みんなが知らないような名前の野菜とかは正直登録に取らないんですよ。それはなんていうか、安全か安全じゃないのかっていうのは恐らく安全なんですけど、けどそういうテストをしないことには安全というものを証明できないんですよね。
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それによって、安全を証明しないと農薬をかけたら駄目だみたいな感じがあるので、だから、やっぱりよくかけられるであろう野菜というよりは、よく販売されるであろう野菜を農薬会社さんは登録というものに使っていく、取りに行くっていうことはあるんですよね。
だからキャベツにも使えますよ、人参にも使えますよ、いちごに使えますよとかいう感じで、結構主力品目に対して農薬使えますよみたいな形で農薬会社さんは登録を取っていくんですけど、その中にお花っていうものは本当に含まれないんですよね。
なぜなら、それを使う必要がないからなんですよ。
この農薬はお花にとって安全ですよっていうことを表現しても、お花っていうものを口にすることがほぼほぼない。たまにありますよ、食用のお花とかあるんですけど、ほぼほぼないことによって、かけてもたぶんですが死なない。
それはそうですね。キャベツにかけた農薬がお花にかけたら、お花にかかると急に農薬の成分が変わるのか、そんなことはないので、全然問題ないんですけど、ただお花にかけた結果、それが証明することをちゃんとしないと、かけてもいいかもしれないですけど、かけたとって証明にならないんですよね。
安全ですよっていう証明にならないんですよ。だから、僕の作ったお花は食べることができないっていう形になるんですよ。ただ、見ることはできるんですね。鑑賞用っていう意味では問題ないんですけど。
だから、この辺難しいところ、やっぱり登録がないから危険っていうわけではなく、登録もお金がかかる。お金がかかるので、あまり農薬会社的に利益のないものは登録を取らない。
必要のないものは登録を取らないっていうことになってくるので、お花に対する登録っていうのはほぼほぼ取りに来ないっていうのが現状なんですよ。難しいですよね。だから僕のお花はやっぱり食べれないんですけど、虫が少ないというか、やっぱり虫をつけないように防御してるわけなんですが、食べることはできないっていう形ですよね。
だからその辺っていうのは栽培の方法がもうまるっきり違うっていう感じですよね。だからその辺、農薬のことに関して言えば、どの農薬がどの品種かというか、ほぼほぼ主力品目と言われる、要はスーパーで毎日のようにスーパーで売ってるような野菜っていうのは、農薬会社さんからしたらほぼほぼ登録というものを取ってると思うんですよね。
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だからやっぱりお花の方に関してはほぼほぼないのかなっていうので、農薬の知識と、登録かどうかっていうものに関しての知識は野菜屋さんというか、口にするものを作ってる農家さんのほうが詳しいような気はしますね。
それプラス、栽培方法ですよね。栽培方法っていうと、やっぱりお花っていうのは咲かせてなんぼっていうことになってくるので、野菜とかいうのは食べてなんぼっていう話になってくるんですが、これも難しいところで、お花っていうのは基本的に、なぜお花っていうのは生物的な話になっちゃうんですけど、なぜお花っていうのは咲くのかって言ったら、
結局は最終的に綺麗なお花を咲かせると、そこに視覚的要素で、お花に虫が寄ってきて、その虫によって受粉されて、種の保存なんですよね。
結局お花っていうのは、種の保存に向けて咲かせるものなので、綺麗なお花を咲かせるとか、要は俗に言う良いお花、見た目が良くなる、虫にとってっていうとあれなんですが、虫にとってとか、何々自分が将来的に種を残すため、種として残すためにお花っていうのは咲くので、
だからそれを綺麗にするには、種を残すっていう意識を持っていかないといけない。
生物的な話なんですけど、種を残すタイミングっていうのはどんなタイミングかって言ったら、大体危機なんですよ。危機っていうか危険な方ですね。危機な方なんですよ。
危機なときってどういうときかって言ったら、生物も生きてるので、お花も生きてるというか植物も生きてるので、植物的に、俺、やばい、死にそうだっていうことにならないといけないんですよ。
そういうときってどういうときなんだってなってきたときを考えたら、やはり、例えばですけどストレスなんですよね。
ストレスを与えてあげると、お花っていうものは咲きやすい。咲かせようというふうに力を持っていくんですよ。
だから、ストレスって何なんだって言ったときに肥料が足らない。要は人間的に言ったらお腹が空いた、ご飯が足らないとか、喉が渇いたりする、水が少ないとかいうような状況のある程度のストレスを与えてあげないと、お花っていうのは咲きにくいですよね。
じゃあ、全然ストレスフリーで食べ物もいっぱいある、水もいっぱいあるってなるときに、別にその子は生きていけそうやから、種の保存のほうにいかないんですよ。
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いかなくもないんですけど、より強く種を残していこう、素敵な花を咲かしていこうってなったときには、やっぱりある程度のストレスを与えてあげないといけないっていうことになるんですが、
これがちょっと逆に言ったら食べ物の話になってきたときに、お花を咲かして食べるものとかであれば、分かりやすいところで言ったら、なっていくものなりものですよね。
トマト、この日期で言ったらトマトであったりとかナスであったりとか、あとは分かりやすいと言ったらイチゴとかかな、とかいうそうなっていくものに関して言えば、なる前にお花が咲くんですよ。
要はそこに関してはお花と全く考え方が一緒で、やっぱりストレスを与えてあげないと花も咲かないし、実もおいしくなる。
やっぱりおいしい実になればなるほど、それを食べに来る動物や種を遠くに運ぶために、虫やら動物やら何やらに食べてもらって運びましょうっていう考え方なので、
ある程度の実になるためにストレスを与えていけないといけないっていう考え方までは全く一緒なんですけど、食べる場所が違うものはちょっとまた話が変わっていくんですよね。
例えばですけど、ナッパ、ほうれん草とかチンゲンサイとか、なんとかなですよね、白菜もそうですけど、とかいうものは、花とか実を食べる、花関連とか実を食べるものではないのに、
葉っぱ類を食べるものというのはできるだけ、この場合はストレスというよりもどちらかというと温室育ち、優しく飼料をいっぱいあげたり、水でブクブクとって、
要はお花に力をいく、種の保存に力を持っていくというよりは、生育、成長の方に力を持っていくような育て方をしてあげないといけないというような形になっていくという。
だから要とによって育て方が全然違うなというようなときに、やっぱり葉っぱ類、ナッパ類の育て、野菜のナッパ類とか育ててる人と花農家さんというものでは、やっぱり栽培の考え方っていうのはちょっとずつずれていくなっていうのが思ったりもするなっていうのはと思います。
これはなんでこんな話してるのかというと、僕自身も野菜とかをプライベートに売るほどではないんですが、栽培したりするときに、やっぱりなかなかお花の感覚でナッパ類とか作るとうまいこといかないなっていうことがつい先日あって、やっぱり野菜の世界って奥が深いなっていうことを感じたんで、ちょっとこういう話になったんですけども。
僕もこういういろんなものを作っていると、お花もいろんなものを作っているんですけど、お花以外のいろんなものを作りながら、こういう栽培方法ってものによって違うねんなっていうのを感じながら日々。
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これをまた野菜で得た知識をお花のほうに戻しながら、いいものも栽培していこうかなっていう感じでいつも日々やっております。
この手の話、話すとだいぶ深い話になっていきそうなんで、またちょっとそういう体験、そういう状況になったときにまた話していきたいなと思いますね。
この辺の人とも一回農家関係の方をゲストとして話してみたいなとも思ったりもしておりますね。
それは花農家だけじゃなく野菜農家さんも含めてですけど、そういう花農家と野菜農家の違いとかいうテーマでも話してみたいなと思ってますんで、またその時が来たらいろいろまた話していきたいと思います。
というわけでまだまだ絶賛みなさんお盆休み中かな。
そろそろ終盤ということで、雨が多いのでちょっと楽は楽になってきておりますけども、まだまだ暑い日が続いてますので体調にお気を付けください。
というわけで今日一日がみなさんにとって素敵な一日になりますようにどうもありがとうございました。
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