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2025-04-26 15:23

#5「これ、何の植物?」がわかる、おすすめアプリと愛読書①

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神戸の朝市/ ハーブを選ぶときのポイント/ 安全性の確認/ 雑草という名の草はない/ 薬草と雑草と毒草/ 経験則/ カテゴライズすることよりも、大切なこと

 

🌿ご紹介したハーブたち

ナスタチューム/ ラベンダー・ブルースピアー/ スペアミント/ エキナセア・プルプレア/ バジル・スウィート/ フィーバーフュー/ カモミール/ 水仙/ 韮  

 

#植物のある暮らし #botaniclifestyle #botaniclifetips

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🌱募集中のテーマ :「わたしが出逢ったステキな or 面白い植物」

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ファーマーズマーケットの楽しみ
暮らしを支え、心に寄り添うbotanic life moments。 植物たちの生きる力を借りながら、毎日をより楽しく、心地よく過ごすためのヒントをお届け。
botanical therapist ayakaが神戸のアトリエよりお送りします。 今朝、神戸の朝市、毎週土曜日にあるファーマーズマーケットへ行ってきました。
こちらはもう始まって、 8年、9年ぐらい経つんですかね、初期の頃から私も通わせていただいているんですけれど、
毎週出展される生産者の方とか、 ローカルなお店さんとかとのおしゃべりが、とっても楽しくて。もちろん新鮮な食材ですとか、
いろんなものが盛りだくさんだったりするので、時々伺って楽しい時間を過ごしています。
で、今日は、いつもよくしていただいているハーブ農家さんとか、仲のいいお店さんとかがたくさん出展されていたので、
ウキウキ出かけてきました。
苗が欲しいなぁと思って見に行ってきたんですけれど、いくつか連れて帰ってきましたので、ちょっとご紹介しますね。
まずナスタチュームですね。ナスタチュームは、ホームセンターとかでも、最近はよく見かけるようになりました。
オレンジ色とか黄色の、ちょっと朝顔っぽい形の花が咲くハーブですね。
で、葉っぱがね、めちゃくちゃかわいいんですよ。
あの、よく漫画とかアニメとかでね、カエルが座っていそうな、
丸いね、まん丸の、うちわみたいな葉っぱなんですよね。
葉っぱも食べれますし、お花もね、すごくサラダの彩りとかにね、入れるとものすごく写真映えする素敵なハーブです。
で、今からどんどんお花が咲いてくるので、本当いい季節になってくるんですけれど、ちょっと暑さに弱い子だったりするので、
今の季節から梅雨ぐらいまでが一番楽しめる時期かなと思います。
ホームセンターとかに売られているものはどちらかというと、食用でないもの、観賞用として育てられた苗だったりしますので、
そちらを食べるっていうのはちょっとね、控えられた方がいいんじゃないかなと思います。
もし食用で、ハーブティーとかサラダとかお料理に使われたいっていう場合でしたら、やっぱり直接生産者の方とお話しして買うことができるマーケット、ファーマーズマーケットのようなところが、おすすめかなと思います。
あとはハーブショップさんみたいなところだったら、きちんとスタッフの方もいろいろ説明してくださいますので安心かなと思います。
あとはラベンダーですね、久しぶりに買いました。
ちょうど、素敵な苗があって。今までも、自分で種を撒いて大事に育てたラベンダーとかもあったんですが、
ちょっと去年の猛暑で枯らしてしまったので、今年は新しい苗を新調しようかなと思ってたところ、素敵な出会いがありまして、
ブルースピアーっていう品種みたいなんですけど、すごく爽やかで上品な優しい香りがするんですよね。
ラベンダーって、とっても品種が多くて。人気の植物ですし、びっくりするぐらいたくさんの種類があるんですよね。
でもその中でも流通するものっていうのは、結構限られていたりですとか、地域差もあると思いますし。
気候に合ったラベンダーを選ぶっていうのが、やっぱり育てやすさにつながってくるのではないのかなって、特に感じる植物ですね。
なので今年はちょっとこのブルースピアーっていう子と一緒に日々をね、過ごしてみようかなと思っています。
あとは、スペアミントとかスイートバジル、エキナセア・プルプレアですね。
私がハーブを選ぶときっていうのは、食用としてしっかりわかっているものというのが大切にしていることです。
植物アプリの紹介
農園とか、仕事とかで何かしら加工したり収穫したりする際に、これはきちんと食用として安全ですよっていうことをお伝えしなくてはいけませんので、
自分の中でGOサインが出せるものっていうのをしっかり確認した上で、ご提供するようにしています。
今日のテーマは、これ何の植物?がわかる、おすすめアプリと愛読書。
先日いただいたメッセージに、「これは何の木なんだろう?という木がいっぱいあって。どの木なのか見分ける方法やアプリなど、ご存知したら教えてください」っていうものがあったんですけれども。メッセージありがとうございます。
アプリですよね、いろいろあると思います。
有料のものだったり、いろんな機能がついていたりするものがありますよね。
それぞれ良さがあって、自分に合ったものを探されるのもいいと思います。
私が気に入って使っているのは、すごくオーソドックスなんですけど、Googleレンズです。
これの良いところは、まず無料だっていうことですよね。
すごく手軽でシンプル、データベースがやっぱり、豊富なんです。
なので、気になった時にすぐ調べることができて、いろいろな機能がついてない分、候補をたくさん見比べることができて、これかなっていうのを探しやすくなっていると思います。
ただ、どんなものでも絶対これだってね、断言することってやっぱり難しいんじゃないかなって感じますね。
例えば自分が種から育てたことがあるとか、昔から本当に周囲でもそう言われていて、自分で調べてもそうだった、知っているとかでないと、なかなか断言できるって難しいんじゃないかなって感じます。
有名な言葉に「雑草という名の草はない」っていう牧野富太郎さんのお言葉ありますけど、本当にそうで。
人にとって役に立つものが薬草で、役に立たない、そうでないものを雑草、危険なものは毒草だと、そんな風にカテゴライズしたのは人間なんですよね。
だから「雑草」なんて自分勝手な呼び方で、人間が勝手に言ってるだけじゃないかみたいなのをたまに感じたりするんですが。
これが例えば危険かそうでないかとかっていうのはね、経験則によるものがやっぱり多いと思うんです。
毒草でしたら、例えばスイセンとニラを間違えて食べられた方がいらして、それが良くないものだということがわかったとかね。
あとは薬草でしたら、鹿とか野生動物が食べているところを見たり、その形跡が見つけられて、
誰かちょっと勇気を持って食べて、これは良いっていうのがわかって、薬草が後々はっきりと認められるようになってきたとかね。
民間療法的なものもそうですよね。山菜とか今すごく美味しいですけど、それだってこれは食べたらやばいとか危ないとか、
これは食べたら美味しくて体に良いとかっていうのも、そういう経験則がなければ、やっぱりわからなかったということなので。
なんていうか、そういう野生の勘みたいなのっていうのは、やっぱりこれからも大事にしていきたいなって思ったりします。
葉っぱを見るとわかるっていうのは、私すごくなるほどと思っているんですけれど。
身近な例で言うと、お花屋さんとかで、これなんてお花ですかって聞いたりされる方もいらっしゃると思うんですが、
ちょっとハーブを例にして言うと、今の時期から、マトリカリアってかわいらしい白くて小さなお花がよく出るんですけれど、
これはですね、カモミールだと思っていらっしゃる方が多いんですが、実はフィーバーフューというお花であることが多いんですね。
お花屋さんにもお聞きしたりするんですが、園芸というか、店頭に出回るものはマトリカリアという通称で出回っていると。
でも私すごい不思議で、絶対これカモミールじゃないよねって昔思ってたんです。
なぜなら葉っぱが全然それと違うんですね。
いろいろ自分で調べたり、育ててみたりして、なるほどこれはフィーバーフューのことだって、すごく納得がいったんです。
フィーバーフューっていうのは、和名がナツシロギクって言うんですよね。
カモミールだったらカミツレって言って、日本でも古くから薬効があるって言われているハーブ、活用されているものなんですけれど、
お花自体は結構似ているんです。
なので、なんていうか、いろいろその活用法とかを考えなければ、この可愛いお花、それでいいじゃんみたいな感じで、
本当に別に問題はないのかなって思うところもあります。
なのでこんな風に姿形が似ていることから、同じような呼び名で呼ばれていたりとかね、
いつの間にか混同されて広まっていたりするものもね、すごく多いです。
これは何科か、とか、これはどの属とかね、学術分類上こうやってグルーピングすると便利ですし、
もちろん必要な場合もあるんですけれども、そうやってカテゴライズすることによって、
なんかちょっと失われてしまうものもあるのかなと思ったりします。
そうやって分けることよりも大切なことがあるようなね、気持ちにもなります。
観察の重要性
何よりも目の前にある存在とまっすぐに向き合うこと。
その目の前にある存在が今どんな様子なのかっていうのをしっかり観察したり、
例えば調子が悪いからどの薬あげればいいかなとか、
ちょっと違うところに…中に取り込もうとかね。
そんな風にすぐに結果を求めすぎずに、なんていうか、そのものの生きる力を信じてあげる。
これってすごくね、人間関係とか家族の関係とかにも通じてくるんではないのかなって、
しみじみ思ったりすることもあります。
で、実はですね、このあと私の愛読書とか、
ちょっとわからないことが出てきた時に、指南書のように調べたりしている本とか、
よく見る図鑑とかがあるのでご紹介しようと思っていたんですが、
もうかなり長い間喋っていますので、これはまた次回に繰り越しということで、
今日はこの辺で終わろうと思います。
これからどんどん気持ちのいい季節になってきますので、
ゴールデンウィークとかもありますし、ご旅行とかでお出かけして、
ぜひね、こんな素敵な植物あったよとか、
こんな不思議な出会いがあったとか、もしありましたら、ぜひぜひメッセージをお寄せください。
概要欄にリンクを貼っています。
この番組ではリスナーさんのことをボタニストさんと呼びしたいと思っています。
植物の癒しを感じる人のイメージですね。
ボタニストさんの輪がどんどん広がっていくことを願って、
今日はこの辺にしたいと思います。
最後までお聴きくださりありがとうございました。
ではまた次回お会いしましょう。
ここまではBOTANICAL MOMENT ayakaがお送りしました。
植物たちの癒しの素敵な瞬間がたくさん訪れますように。
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