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2025-04-10 11:46

#898 「うちの子、不器用すぎる‥」それ、デジタル時代の新しい育児問題かも!?

2025.4.10配信。

こんばんわ♪ちょぼ先生です。

今日は、現代っ子の不器用さについてお話しました。

それではまた。


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サマリー

現代の子供たちは、アメリカを含む世界中で手先が不器用になっていることが調査結果から明らかにされています。主な原因として、スマートフォンやタブレットの普及、便利な道具の影響、そして読書の減少が指摘されています。

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はい、みなさーん。こんばんは。こんにちは。元、公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、みなさんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、
トランプショックと言いますか、この関税の操作で、株価が乱高下しております。トランプ大統領が、昨日、総合関税で上げると言ったものの、
いや、ちょっと優位はあるよ、みたいなね。ちょっと話し合って、交渉すれば、関税別に引き上げへんで、って言った途端、ニューヨークDAOがめちゃくちゃ上がりまして、終わり値が2962ドルも上がったということで、その影響も受けて、日経平均株価も、
今日、2894円、歴代3位の上げ幅ということで、完全にマネーゲームしてるし、トランプ大統領って、なんやかんや言うて、ビジネスマンで、交渉上手だなということで、完全にガーンて下がって、下がった時に株買った人は、大儲けですよね。
こんな操作がね、操作してええんかみたいなね、インサイダー取引ぐらいのレベルでね、もう偉いことになってるんですけども、本当にね、一人の発言だけでこんなに変わっちゃうのかっていうことでね、本当に不思議だなっていうことと、本当に影響を受けやすいんだなっていうことがね、分かりましたということでね、今後どうなっていくんでしょうかというところですかね。
現代っ子の不器用さ
今日のお話はですね、なんとですね、現代っ子、現代の子供はですね、昔の子供に比べて随分と不器用になっているというお話をですね、したいと思います。
このね、今の子供たちが昔に比べて不器用になっているというのがですね、アメリカのね、記事なんですけども、それをね、ちょっと引用しながら皆さんにお伝えしたいなと思うんですけども、アメリカのね、教員の方が、なんか不器用になったな、昔に比べてっていうのはですね、多くの方が言っていると。
でもね、これはね、アメリカだけに限らず、アメリカの記事なんですけども、アメリカに限らず、世界中で現代の子供というのはですね、不器用になってしまっているというお話をね、したいと思います。
で、これですね、子供たちがたった3つの積み木を積むのに苦戦している。まるで積み木を見たことがないみたいです。ということで、アメリカの教育現場で働く、エイミー・ホーンベック先生がですね、そういうふうにね、おっしゃってて、その記事を引用しながらですね、なぜ不器用になったのかっていうのはですね、研究であったりとかね、調査結果を公表しているんですけども、
こういったね、エイミー・ホーンベック先生だけではなくてですね、アメリカの教員ですね、小学校、中学校の教員がですね、言ってるんですが、77%の教員がですね、5年前の子供と比べて、ハサミや鉛筆をうまく使えない子供が増えたというふうに答えてるんですね。
さらにですね、69%の教師が靴紐を結べない子が増えたとか、本のページをめくれない子が急増したとかですね、スプーンやフォークを正しく持てない低学年児童もなんか増えたなというふうにしてですね、裸感覚で不器用になった子が増えたなということを言ってるわけなんですね。
これね、なんでかって言うとですね、実はこれね、なんでかって言うといろんな原因を究明したわけなんですけども、便利すぎる現代社会の副作用かもしれないということを言ってるんですね。
そしてね、この子供の発達に詳しい専門家がまとめた調査結果によりますとですね、3つの主な原因が3つあるんじゃないかというふうに言われてます。
1つがですね、スマホ、タブレットの普及で手を使わなくなった。画面をタップするだけの操作ではですね、鉛筆で書く、ハサミで切るといったですね、細かい動作が鍛えられないんですね。
その結果どうなるかというとですね、実際ですね、1日4時間以上画面を見る一歳児は、微細運動能力の発達が1.74倍も遅れるというデータがあるということなんですね。
この微細運動能力、ページめくったりとか、細かい作業する、ハサミ切ったりとかね、ボタンをかけるとかね、そういった微細運動能力の発達が遅れちゃうということなんですね。
便利すぎる社会、何でもかんでもね、スマホ、タブレットにしたらいいというわけじゃなくて、やっぱり手を使って本を読んだりとか、ハサミ使ったりとか、VRとかでね、ハサミ体験とか、ノコギリギコギコ切る体験とかもVR体験できて、本当にその場にないようにないんだけども、本当にその場で切っているような感覚を味わえるんだけども、それだけじゃやっぱりあかんということなんですね。
そういった微細運動能力の低下が叫ばれていると、何でもかんでもタブレット、スマホで便利社会になったらやっぱりあかんということですよね。
2つ目が、便利グッズが逆に子どもの成長を阻害しているということなんですね。
マジックテープのグッズが普及すると、紐結びの練習がゼロになってしまいますし、ストレッチパンツが普及すると、ボタンやファスナーが不要ですよね。
パックおやつ、小分けにしたおやつとか、そういったものがお皿に盛る動作が消えてしまいますよね。
時短育児というものが、知らず知らずのうちに毛先を使う機械、毛先が器用になる機械というのを奪っているということなんですね。
これは別に現代社会じゃなくて、結構前からマジックテープのグッズもありますけれども、そういった細かい作業を子どもは難しいから簡単にしちゃうということが、逆に発達、不器用になってしまう、手先を使う機械を奪ってしまっているということなんですね。
さらに3つ目。読書離れで集中力が低下。本のページをめくるという単純な動作なんですけども、実は指先のコントロールと集中力のトレーニングということで、そういったものを鍛えることができるんですね。
今は本よりもタブレット、電子書籍とか本を持っていくのって結構重いじゃないですか。タブレットに全部入れていくんだけども、それぞれページをめくるという作業がないから、ページをめくるという作業が集中力とか指先のコントロールを鍛えていたのに、タブレットの本になっちゃうと、そういったものの器用さが失われると集中力の低下につながっているということなんですね。
3時間のアメリカの教育現場だけでいうと、そういった調査結果があるんですが、アメリカの教育現場のクラスでは、あるクラスでは3時間の自由時間で誰も読書コーナーに行かなかったそうなんですね。
本が短いじゃないから、本を読むということは自由時間でやらないということなんですね。そういった主な原因が3つ挙げられるということなんですね。スマホ、タブレットの普及、便利グッズが普及、読書離れ、こういったところが不器用な子供が増えている要因であるということが言われているんですね。
対策と提案
0歳から6歳というのは非常に不器用になるというか、微細な運動能力が向上する期間でもあるんだけども、それを逃してしまったらもうあかんのかというわけではないんですね。
なので、この不器用を防ぐための、今日からできる3つの対策がありますので、そちらを皆さんにご紹介したいなと思うんですけども、1つがアナログ遊びを意識的に取り入れる。お風呂でスポンジ絞りとかして、こうすると握力がアップしますから手を使います。
あと、おやつタイムにクッキー型抜き、型を抜いてクッキーを作るという動作が指先に鍛えられるので、不器用子が少なくなる、防げるということですね。
さらに100均のビーズ投資で遊ぶ。100均のビーズ投資で微細な運動をすることによって集中力とアップがつながりますから、そういったことでアナログ遊びを取り入れる。
さらに2つ目、便利グッズをあえて減らす。週1回はひもグッズデイとか設定したりとか、おやつは小分けパックではなくお皿に盛る。この動作が実は結構指先を鍛えるトレーニングになっているということなんですね。
さらに幼稚園児にはボタンのあるシャツを着せる。ボタンはさすがに書き違いとか難しいけど、そういったことにすることによって器用になるし、集中力とかそういった微細な運動能力の発達も向上しますから、あえて難しい作業をする。
かわいそうだから時短にしたい。便利グッズを使いがちなんだけども、あえてそれを減らしてあげる。それは肉々その子供の成長につながりますから、そういったものを取り入れる。便利グッズをあえて減らすということですね。
3つ目、最後。スマホの代わりにアナログツールということで、デジタル絵本が普及しているけども、紙の絵本、ページめくりというのは実は集中力にもつながりますから、紙の本を使う。タブレットゲームからプラ版工作。やっぱり手先使いましょうよって話ですね。
YouTubeではなく、折り紙動画を見ながら折り紙を折る。これも微細運動能力を鍛えられますから、アナログ遊び、実物を見て実物を自分の肌で触るというのは大事ということなんですね。手先の器用さは将来の学力にも影響するということなんですね。
実は、微細運動能力が高い子は集中力、論理的思考も優れている傾向があるということなんですね。逆に不器用なまま成長すると授業中に字を書くのが遅いであったりとか、工作が苦手で自己肯定感がダウンしちゃうので、微細運動能力っていうのは手先器用な子は集中力も高いし、論理的思考力も相関関係があるということなんですね。
手先を使う経験は0歳から6歳の間にグングンと伸びるので、手遅れと思うわけじゃなくて、今から伸ばす微細運動能力のアナログ遊びだったりとか、絵本に変えるとか、そういったことを取り入れると、小学校からでも全然間に合うということなので、便利になってきたからスマホタブレットを持たせるんじゃなくて、
アナログ遊びでフィールドに出て自然のものを触ってみようとか、実物を見て実物で自分の手で触ると、やっぱり集中力とか論理的思考力でも関わってきますから、何でもかんでも便利なものじゃなくて、実物を見て実物のものを触る。これが大事なのかなと言ったところですかね。
なので、何でもかんでもデジタル化しちゃうとあかんと、デジタルの弊害というところも言えるかなということで、今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさん、さよなら。バイバイ。
11:46

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