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2025-09-25 38:21

スッポンで生計を立て、タイで新種の虫を探す作家(ゲスト:ワクサカソウヘイ)【超旅ラジオ #227】

作家のワクサカソウヘイさんがゲスト。スッポン釣りで生計を立て、ベトナムでダチョウに乗り、タイで新種の虫を探し、今後はパプアニューギニアで世界で一番黒い鳥を探したい。鳥や生き物への独特な角度からの愛情、そして探求心について聞きます。

ワクサカさんの本「出セイカツ記 衣食住という不安からの逃避行」 https://www.amazon.co.jp/dp/B0BKJSR3XL?tag=chotabiradio-22

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【超旅ラジオ】

旅の話と、日常から旅を生み出す話をします。毎週木曜の12時更新です。感想等、Twitterのハッシュタグにぜひお送りください #超旅ラジオ公式X(Twitter) ⁠https://twitter.com/tabi_radio⁠

ゲスト: ワクサカソウヘイ

語り手: Satoru、岡田悠

録音&ジングル制作: 石川大樹

題字&イラスト: べつやくれい


〈現在募集中の投稿コーナーはこちら〉

投稿コーナー①「番組へのおたより」

2人への質問、最近読んだ本、今日食べたもの。あなたの思いつきを、何でも送ってみてください。


投稿コーナー②「ジングル/効果音」

番組で使えそうなジングルや効果音を募集します。生演奏でも、電子音でも、ボイパでも、大歓迎です。


投稿コーナー③「世界のさよなら、あなたのさよなら」

『さよなら』を意味すれば、どんな言語でもOK。テキスト形式でも、音声形式でも、なんでもOK。


投稿コーナー④「生きて帰ろう」

旅行とは、ときにトラブルを伴うもの。あなたの危険回避の知恵を教えてください。(例:予備の現金をお菓子の小箱に隠す)


投稿コーナー⑤「あなたの旅の秘かな愉しみ」

旅行とは、自分で好きに愉しむもの。あなたの愉しみかたを教えてください。(例:旅行先のゴミを集めてノートに貼る)


投稿コーナー⑥「世界の罵倒語」

世界には、文化の数だけ罵倒語がある。あなたが知っている罵りの言葉をください。(例:南スーダン「ヤギ半頭の価値もない」)


投稿コーナー⑦「世界の音」

あなたが録った音をください。なんでもOK。岡田さんと私が、ただそれを鑑賞します。(例:イランの便器の音、バヌアツの料理の音)


投稿コーナー⑧「哀しい動物の鳴き声」

虚無を感じさせる動物の鳴き声をください。作為はNG。哀しみは自然に発生するものです。(例:たそがれの民家に沁みるヤギの声)


〈投稿フォームはこちら〉⁠https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSedm0JA9VBB2xoAh9PT4hQcU4r73x6AZ1ibfaokd7vvJB6xXQ/viewform⁠


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サマリー

本エピソードでは、作家の若坂壮平氏が自身の執筆活動やスッポンを用いた独自の生計の立て方について語ります。リスナーとの交流を通じて、自由な生き方や資本主義からの脱却について考察が展開されます。若坂氏は、スッポンを活用しつつ、タイで新種の虫を探す冒険についても紹介します。旅や生き物への情熱、さらに鳥やオウムに対する思いを語り、彼の独自な視点が深く掘り下げられます。特に、タイでの生物探検や新種の命名に関するエピソードが紹介されており、虫の和名の付け方や他の生物への関心についても触れています。

若坂壮平の紹介
Satoruさん。
なんですか、岡田さん。
今日、ゲストが。
お!久しぶりですね。
いらっしゃってます。
はい。
ワクサカソウヘイさんです。よろしくお願いします。
こんにちは、ワクサカソウヘイです。どうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
嬉しい。
いや、ついに来ていただいて。
いや、嬉しいです。
お久しぶりでございます。
お久しぶりで、Satoruさんもお久しぶりでございます。
会いたくしかったことですね。
いやいやいや、そうっすね。
Satoruさんね、1回にね。
あれ、いつですか?
あれ、何でした?
もう2年前?
これもゲストになんか来ていただいた、じゅんれいさんが、
ちょっと飲みましょうみたいなお誘いがあって。
じゅんれいさんが仲立ちをされたのかな?
そうですね。じゅんれいさんが友達しか。
なんかビールが1000種類ぐらいあるような。
なんか部屋みたいなとこね。
神田のね。
神田のね。
そうですそうです。
そうそう、それが初めてですね。
岡田さんのファンだったんですよ、僕。
うんうんうん。
で、じゅんれいさんとは友達で、
で、岡田さんご存知だってことで、
あ、じゃあちょっと一度会わせてくださいって言うので、
あの、岡田さん呼んでいただいて、
で、そのときSatoruさんも呼びましょうってなって。
めぐ前な気がするな。
そうですね。
そうですね。
どれくらい前かしら?
ちょっと前でしたね。
で、僕はそっからも結構、なんか飲み友達ということでね。
何回も飲ませてもらったりとか。
ちょっとお仕事も一緒にやらせてもらったりとかして。
で、どっかでぜひゲストにみたいなお話を。
ワンオジしてありがとうございます。
僕もタビーラジオリスナーなんですよ。
タビーラジオのこれから。
もう光栄です。
ありがとうございます。
夢が叶いました。
そんなことない。
いやいやいや、もう思い残すことはない。
思い残すことはない。
ありがとうございます。
Satoruと岡田雄の超タビーラジオ。
ちょっとね、簡単なプロフィールをね。
ありがとうございます。
結構だから、僕もまだ全貌がつかめてなくて。
そう、そう。
いったい何?
毎回お会いするって話すたびに、
え、そんなことやってたんですか?みたいな。
毎回出てくるんで。
いいですね。
ちょっとその辺も聞きたいんですけど、
一応公式プロフィールを読ませていただきます。
若坂壮平さん。
文筆家。
1983年、東京都生まれ。
エッセイから小説、ルポ、脚本など、
執筆活動は多岐にわたる。
著書に、今日も一人ディズニーランドで。
夜の墓場で反省会。
男だけど、ふざける力、出生活記など多数。
また、製作業や構成作家として、
多くの舞台やコントライブ、イベントにも携わっていると。
っていうことで。
とにかくいろいろやられている。
スッポン釣りの実験
作家なんですけどね。
でも作家の中でも、
岡田さんが言うように、
わりと何やってるかわかんないタイプの。
親戚に必ず一人いた、
何やってるかよくわかんないおじさんいたじゃないですか。
いましたね。
あれです。
いいですね。
いつもちょっとお金くれる。
そうそう。
決まらない。
いいですね。
だから、僕はもともと出生活記、今手元に。
これおもしろいね。
はい、おもしろい。
僕もこれを読んでって、解読してて。
で、あと、コントライブの製作にも関わられてるってお話がさっきありましたけど、
男性ブランコさんという、今をときめくTVスターですけども。
TVスター、そうですね。
TVスターのお笑いライブにも関わっていらっしゃって、
で、僕はそのお仕事として、今着てるTシャツもそうなんですけど。
男性ブランコさんに単独講演を毎年やってて。
パンフレットに寄稿されてましたね。
そうなんですよ。単独講演のパンフレットに寄稿するっていう、
なんかちょっと変わった仕事というか、やらせていただいたりとかして。
2年連続、岡田さんには寄稿文を寄せていただいてて、
もうチームの一員だと思っております。
パンフレットって言うんですけど、
本みたいな感じで、台本とかも入ってるし、
ちょっとその世界観につながるような創作とかも入ってたりして。
もうパンフレットとは思えない束ですよね。束の厚さ。
めちゃめちゃ分厚いゴリゴリに彫ったやつを作られたりとかして、
ほんと多彩なんですけども。
へー。
そうなんですよ。でもすごいお酒も飲まれるから。
この間も池袋でね、昼から。
そうですね。
急2人の。
岡田さんが。
自由業同士、時間の調整が昼はつけやすい。
昼から飲んじゃいますかって言ってやって、
岡田さんベロンベロンになって、
池袋のちっちゃい中華屋で、
指輪をね、薬指の結婚指輪。
いじりながら喋ってたんですよ。
ある瞬間にスポーンって抜けて、どっか行っちゃったんですよね。指輪が。
結婚指輪が。
店員さん、みなさん中国の方なんだけど、
一斉にみんな這いつく場所で。
優しい店員さん。
一斉中のお客さんとかも。
大迷惑になった。
見つかった?
見つかった。
良かった良かった。
なんかすごい隙間に入ってて。
良かったって。
あれでありますね、やっぱね。
あの時でも国の壁が越えられた。
そう、なんかね。
人気を有効。
そう。
ほんとに。
やっぱり人間って温かいなって思いました。
いい人たちだった。
岡田さんのなんか結婚祝いからか。
紹介みたいな。
そうなんですけど。
でもほんとに岡田さんが、僕の出生活記って読んでくれてて。
僕、ゼロメートルの旅っていうのをね、岡田さんの名著ですけど、読ませてもらってて。
っていうタイミングも一緒だった。なんか逃げたんですよね。
あ、出た感覚。
そう。上手いことだから、
さとるさんもいらっしゃった回で会えて、というところからやっているし。
出生活記これ最高ですよね。
さとるさんも。
生きることの不安というか、なかなか特に自由業の方の方がより鋭利的にこういう気持ちあるかもしれないけど、
どうやってね、異色獣を資本主義からの脱却みたいな。
いつも私も考えてることを。
確かに。
人生スタイルでこうやられてるじゃないですか。
そうですよね。
磯に行ってこうね、海洋生物みたいなの取って食ってやったら生きていけるんじゃないかとか。
あとは次吉原の無能の人みたいに石を売ればいいんじゃないかといって実践して。
僕ね、ここで好きなのはね、石を100円とかで売ろうとして全然売れなかったけど、
ウイスキーを隣に置くと売れていくと。
だからこれ、やっぱりお酒を飲んでお客さんの判断中数に何かダメージを与えていくと売れるという。
これ大変に実用的なもんだなと思います。
石が売れたらいいなってことに思いつきから石を売るっていう。
石と酒を売るといいと。
石全然売れなかったんだけど、酒飲ませたら人は石を買い始めるっていう。
いいねみたいな感じでみんな和やかになって。
もうバカになっちゃえば。
これを読むと最終的なね、おうちを終わっちゃいけないんだけど、
簡単に不安はもちろんなくならないけど、
こういう、もしかしたら読み手にとってこういうことやってる人いるんだっていう意味での救いが訪れるかもしれないし。
なんかいいですね、これね。
これ僕、友達からDMが来て突然。
岡田さんこの本絶対好きだから読んだ方がいいですよ。
最初からそうやって。
勧められて読んだんですよ。
嬉しいですね、嬉しい読まれ方が。
面白かった面白かった。
それは私はお会いして、それでおかけになったっていうから、そう読んでみて。
ありがとうございます。
この本の話から、この本はいつも何て紹介してるんですか?
こういう本ですって。
何でしょうね、だからその異色獣っていう生きることの根本にあるものがあるじゃないですか。
そこからなんとか、やっぱり食えなきゃダメとか、住めなきゃダメみたいな、ちょっと苦しさっていうんですかね。
そういうもの縛りからちょっと解放される方法はないのかなっていうところを、
いろいろ体当たり的に実践して実験してって、こうだったよっていうのを書いてある本ですよね。
お金とかね、お金からの脱却方法ないかなみたいな。
一番最初はこの本を書こうと思ったのは、本当にお金ない時期があって、でも働きたくもなかったんですよ。
あるじゃないですか、そういう。
そうですね。
カフォンずっとそうですよね。
美容院とか行った後に、髪の毛って売れないのかなって本気で思ったりする。
ほとんどみんなツゲヨシハルが。
同じこと言ってたもんね。
ここにも、静生活記憶の中にも書いてあるんですけど、
2chのスレッドで、スッポン釣りだけで成形立ててるけど何か質問あるっていう。
知ってます?この伝説のスレッドがあるの。
そのスレッドもともと知らなくて。
私知ってる知ってる。
あ、やっぱり知ってます。
2ch世代だから、私も。
それを真に受けまして、調べたんですよ、ちゃんと。
ただ、スッポンっているじゃないですか、野生でも。
関西から西のほうだけらしいんですけど、スッポンがいるのって。
それを取って、普通にスッポン料理屋とかに売りに行けるっていうのがあると。
四国なんかは、車で走ってると、看板があって、スッポン買いますってあるんですよ。
看板で、あ、知ってますか。
仕入れてると。
そうそう、スッポンも売ってます。
ブックオフのスッポン専門みたいな。
不要なスッポンありません。
CD本、スッポンみたいなの買いますよって。
高級料理ですもんね、スッポン自体はね。
で、でかいスッポンだと、1匹で3万ぐらいで買ってくれるって。
1匹3万はすごい。
実際に買ってくれる料理屋に電話して聞いたら、大きいんだと3万で買えますっていうイメージもとって。
もっと調べたら、スッポンって同じところにたくさんいるんですよ。
定住型なのかな。
しかも簡単に取れると。
釣り糸にソーセージを一晩中たくさん下げておいて、やったら一気に一晩で5匹ぐらい取れたり。
え?って。
15万。
で、月に30万もあればこっちは儲けもんだから。
月2日労働で。
2日労働、そこにだけでとんでもない非常の歪みがそこにあると、アービトラジーが。
資本主義の穴というか。
いいですね。
いや、スッポンにとってはたまたま。
そうなんですよ。
へー。
って言って、それをちょっと試してみたっていう話。
で、実際それ試したんですよね。
っていうのを1回書いて。
で、わりと反響があったので、じゃあこういう感じで一冊書いてみよう。
生きることの不安
ああ、なるほど。
他にもやってみようよみたいな。
こういうライフハックというか。
じゃあ石は売れるんじゃないかとか。
あと魚を釣るだけで生活できるんじゃないかっていうのを試した本ってことですね。
スポン釣りは今はやってないですか、もう。
スポン釣りは結局ね、ここのテーマは書いてるんですけど、結局釣れたんですよ。
釣れたんだけど、釣れた瞬間になんか冷めたんですよね。
書いてましたね。
なんか売れちゃうかもっていうワクワクがピークっていうか、期待してる時とか。
実際釣れて現実になっちゃうと。
そうすると資本主義に組み込まれちゃう。
そうそう、そこまで難しいこと考えられるんですけど、でもまあそうかもしれないですね。
旅と期待感
脱却し続けるその行動のここの縁尾分に真実が隠されてるかもしれないってことは。
これ旅ラジオだから無理につなげるわけじゃないんですけど、僕も旅好きでね、よく旅するんですけど。
やっぱなんか、出発前の感じって一番本番だったりしません?
ワクワク。
計画立ててるときとか。
まあそうだよね。
もちろん旅してる最中も面白いんだけど、旅してる最中の面白さって、結構予定調和の、外に行ったときの面白さっていうか。
で、旅する前の何が起きるんだろうっていう期待感が一回ピークだったりとか。
大体はそうですね。
そう、だからそれとスッポンも同じでした。
釣れたら。
釣れたらもう、もういいや。予定通りだから。
難しいですね。まあなかなか精神的に満足できない体として、常にトライをし続けなきゃ。
そう、欲張り。
いいですね。そのアウトプットがこうやっていろんな本にまとまり、いろんな作品に表現にまとまりと。
はいはい。
いいですね。
確かにスッポン釣りでもう終わってたら、さっきの自己紹介もね。
そうですね。
スッポン釣り師です。
スッポンで。
そこで本当に生計をもうめちゃめちゃ立ってた人に。
そこだけの話もね、なっちゃうかもしれないけど。
生き物への情熱
いやいいですね。
じゃあそういうもうトライをずっとされて、こう40数年の今人生を。
でもまあ割とそうですね。
実験、旅と割と実験ちょっとくっつけがちですね。
あ、そうか。旅もね、いろんなとこ行かれていらっしゃる。
割となんかちょっと一個目的持ってる感の旅とかはしがちですね。
目的を持っている旅。
一個これ見に行くみたいなのがあって。
いわゆる秘境とか?
なんかそのカウソル小屋の動物を見に行くとか。
生き物経歴が多いですよね。
生き物経歴ね、本も書かれてますよね。
20年ぐらいは多くて。
僕鳥の図鑑。
読みました。
2冊くらい出してるんですけど、ありがとうございます。
鳥好きなんですよ。
鳥。
なんかそのいろんな国に行って、そこでしか見れない鳥を見に行く。
岡田さんもね、南アフリカにツバメ見に行くよね。
黒ハリを。
あの感じを見た頃、ずっとなんかやってて。
あの、なんだろうな、鳥って良くないですか?
鳥に対してみなさんどういう。
鳥、僕その黒ハリを探しに行ったとき思ったんですけど、
鳥、見つけるのと撮るのめちゃめちゃむずいなと思って。
撮るってのは写真を?
写真とかを、飛ぶから。
なんか動物とかだと、歩いてたらもう発見なんですよ。
鳥だとちっちゃいし、双眼鏡で押さえるのもめちゃめちゃ難しいから、
鳥を探してる人ってすごいなんかスキルが求められるなと思って。
鳥ね、鳥僕大好きですね。
あ、別に専門家は全う的に負けますけど。
で、僕は鳥、例えば鳥が出てくる小説って言ったらやっぱり、
ガブリエル・ガルシアン・マルケスのコレラの時代の愛ってとこに、
大きな中華鍋にオウムが、国際食のオウムが落ちて焼け焦げるシーンとかあったりとか。
オウムの驚くべき能力
いろんなやっぱり鳥ってね。
それですと鳥がそうね。
ドヘンタイ、ドヘンタイ、ドヘンタイ。
でもあの、そう、あのなんかね、
その旧ハプスブルグ帝国のマクシミリアン皇帝が愛してた孔雀が、
そのバルカン半島の近くの無人島みたいなとこにずっと育って繁栄してて、
その鳥が生きながら生えてるとか。
そこは島にずっと生態系があるから、そこの、
それはもうハプスブルグ直系の孔雀とか。
だから僕は鳥が何で好きかって言語が難しいけど、
人間に近しいものにまあ、
同族嫌悪も含めてある種の感情枠じゃないですか。
猿とかは人間に明らかに近いじゃないですか。
牛とか猫とかも可愛いそのホニウルインみたいな感じ。
で、私にしてはですけど、
じゃああのトカゲはまあギリギリかなとか、
虫とかゴキブリとか、
あのミノムシとか、
バクテリアとかだんだん自分から遠いじゃないですか。
鳥はね、そのギリギリのところをいって、
意外に賢かったりするところもあるかもしれないし、
なんかそのギリギリの僕の中でのそのスラッシュホールドの、
そのシンパシーがある生き物と、
ギリギリないところの生き物のこの半分のこの、
痒いところをくすぐられてる感じが好きですね。
佐藤さんわかってらっしゃる。
似てます。
いやまさに。
まさに似てます。
いや、あれ正解はないです。
正解です。
人によってそれがミミズに来る人もいれば、
ムチムシに来る人もいれば、
ネンキンに来る人もいる。
結構マジでそれは、
佐藤さんと近いことは僕思ってて。
目とかは、
なんかこの分かり合いなとかあるんですよ。
あの漆黒の目の。
鳥の目ね。
なんか鳥の目分かり合いなやさはすごいですよね。
なんか何を考えてるんだろう。
首の動きのなんかハトとかだったよね。
あの変なユニークさとか。
ああいうなんかおどけたちょけた感じとかは、
お前なんか悪くねえなみたいな感じの気持ちにもなるし。
なんかあっちとこっちの境界にいる感じがするんですよ。
鳥って。
全く今同じこと言ってくれた。
いやそうそう。
だからなんか鳥を見るっていうこと自体が、
なんか旅というか、
異界をこうに触れてくような感覚っていうのがやっぱあって。
あれ知ってます?
アレックスの話しましたっけ?
ヨームのアレックスって知ってます?
いやわからない。
知らないです。
この地球上の歴史において唯一、
人語で人間と会話できた生き物が存在するんですよ。
人間以外で。
それがオウムの一種でヨームって言うんですね。
あーはいはいはい。
灰色のオウムなんだけど、
とある心理学者の人がペットショップで普通にヨームを買ったと。
オウムだから言葉とかを覚えさせるじゃないですか。
オウム返しで普通は返してくれる。
別に会話じゃないじゃないですか、オウム返し。
そのヨーム、アレックスっていう名前なんですけど、
アレックスは喋り始めちゃったんですって。
自分で。
自分で。
これ記録で残ってるんですよ。
ソットGBTのシンギュラリティみたいな感じですよね。
怖いなぁ。
ゼロの概念とかも理解してて。
ゼロの概念はインド人越えじゃないでしょ。
いや、理解しちゃったもん。
ゼロ、わかったよとか言って。
本当に。
僕はゼロ、わかったよとか言って。
怖いよ。
わかったこともわかってる。
メタ認知してる。
怖い。
メタ認知きた。
確かに。
怖いなぁ。
1たす3はって言うと、ヤンって答えるっていう。
本当ですか。
だから、いわゆる普通のオウムが言う、「おはよう」とは違うおはようというか。
理解してるおはようみたいなのがあって、
最後、若くして死んじゃうんですよね。
早死にしちゃうんだけど、アレックスは。
それは死んじゃうんだけど、死ぬ前の晩に最後に残した言葉が、
博士に帰り診断して、
またね、「君のこと愛してるよ。それじゃあね。」って言って死んでいくんですって。
怖すぎる映画的だね。
怖い話、確かに。
やっぱり鳥って実は、結構こっちに肉薄しつつ、
さっき言われたみたいに目は絶対分かり合えない感じがしてるっていう。
それはアレックスだけが突然変異的に賢いってこと?
これはね、また今研究してるらしいんですけど、
死にしちゃったから、進まなかったんだけど、
また今だから養母にたくさん人狼を覚えさせて、
会話できるかっていう研究やってる方が多いと思います。
道歩いてる人で、養母よりあんま賢くない人いますからね、たぶんね。
それ言いすぎだからね。
お酒を飲むよとか、それしか言えない人とかね。
愛してるが言えないね。
お酒を飲むが愛してるが言えない。
養母には言える愛してるが。
これは人間の話、皮膚に触れる話になっちゃうけど。
それはいいっすね。
そういう鳥居の魅力ってものに僕自身も取り憑かれてしまっては。
今度養母ゲストに連れて行こうかなって。
なんかね、ゲスト養母で。
養母さんですけどね。
動物をゲストに呼ぼうってさ、初期の頃の話だからね。
鳥居呼ぶのもありかもしれない。
養母飼ってみたいっすね。いくらで売ってるんですかね。
いや、高いんですよこれが。
高いですよね。500円くらい買えたらいいけど。
しかも100年くらい生きるんすよね。
ちょっと責任持ってないっすね。
養母ってすごい生きるんですよ。
若くして今死んだっていうのは。
ワレックスは30くらいですし。
人間で若くしたら同じくらいの感覚なんす。
そうなんですよね。
シューベルトより長生きしてる。すごいっすね。
100万円くらいするんじゃないかな。高いんすよ。
でも100年の生き物は100万円くらい。
寿命単位で換算してる。
1年1万円じゃないか。
いいっすね。
責任感があるな。
子供にも買ってもらう。
遺産が要務でね。
そうなんですよね。
大迷惑だけど。
ドキドキしますね。
鳥を巡る旅みたいなのも知ってますね。
ロマンもあります。
鳥で言うと、ベトナムのマンゴーパークっていうホーチミンの郊外にある公園があって、
普通の公園って広い公園で、ヨヨギ公園みたいな感じで、
ちょこちょこって子供用の水浴びできるプールがあったりとか、
滑り台があったりとかっていう遊具の感覚で、
ダチョウに乗れるっていう遊具があるんですよ。
本当のダチョウに乗れる。
乗らせてくれるんだ。
ダチョウに乗れます。
一応お金50円とか払って。
安い。
ドンデ払って、やるとグラウンドがあってダチョウとかはいないんですよね。
50円払うと、ちょっと待ってろって言って、職員の人が乗れるダチョウを引っ張ってくるんですけど、
めっちゃ嫌がってるの、ダチョウが。
やばい。
こんな嫌がるって。
ダチョウのキック力って6個か十個まで。
その長距離とかできるほどの知能はないみたいな。
ダチョウってあんま頭よろしくない代名詞的なとこありますよね。
近づいたらもうやっちまうからなみたいな感じのダチョウが来て、
職員の人よく見たらもう半袖なんだけど、腕傷だらけなんだよ。
名付けてないね。
なんでそんな無理にアトラクション化するのっていうのがあって。
でも乗りましたね。
乗れる形状ではあるんですね。
これが乗れない形状なんですよ。
ダメじゃないですか。
馬とかと違って。
乗れるように布とか敷いてない?
直乗り。
しがみついてみたいな。
手を置くところもダチョウって飛べない鳥じゃないですか。
翼みたいなのが退化してるんだけど、
ちょっとだけ背中に翼の名残みたいなボコっとした部分が。
僕らの美腿骨みたいな。
心もとない美腿骨みたいなところをグッて掴んで。
かわいそうだな。
いいのかなっていう。
でも乗せて、ゲートみたいなのが開いた瞬間にめっちゃ走るんですよね。
でも走り方が一緒に走ろうよっていう感じじゃなくて、
なんとかして俺を振り落とそうとするためのスピード感っていうのが分かります。
なるほど。
そういうのがあってちゃんと落ちたりとかしてましたけど。
でもそれを乗りに行くのが目的で。
なるほどなるほど。そういうのがあると聞いて。
鳥ってものを目的にしていく旅っていうのは岡田さんもね。
パプアの冒険
確かに。毎回どっか行ったみたいな話聞くたびに今回これを探しに行ったんで。
これを見に行ったみたいな。
目的ドリフトってちゃんとね。
やりたいんですよ。
だから鳥の話をこの間岡田さんと酒飲みながらしてて、
パパ乳技にはいきたいなみたいな。
全く今その質問しようとして。
鳥が好きだったらパパじゃないですか。
その話しましたね。今思い出した。
忘れちゃったんですよ。
世界一黒い鳥。
知らない。
教えてください、岡田さん。
何でしたっけ?
世界一黒い鳥は熱くて死んじゃうじゃない?
パパ乳技にあって風潮とか極楽潮とか、
極楽潮と呼ばれる奇妙な星の一群がいることで有名なんですけど、
僕はそれ見に行きたいなと思ってたら、
岡田さんが知ってますか?つって。
世界一黒い生き物、世界一黒い鳥がその風潮の中にいるんだって言って、
肩かけ風潮。
めっちゃ可愛いんですよ、見た目。
可愛いな、ちっちゃい。
小さくて羽広げると丸っこくボワッて、
球外のダンスをするみたいな。
羽がめっちゃ黒い。
本当に思ってる以上に黒いですよ。
もうブラックホールみたいなね。
写真撮ってもそこだけ修正されたみたいな、
ひわひなあれがかかるだけで黒く塗りつぶしたみたいな感じ。
ペンキで塗ったみたいな黒さ。
生物学的に逆に見つかりやすい気もするし、
太陽光浴びてチリチリと熱くなって焼けて死んじゃうような気もするし。
なんなんですかね、そいつは。
面白いですね。
夜に紛れる。
夜光性なのかな。
たぶん球外の何かなんだと思うんですけどね。
ダンスがすごい可愛い。
その鳥を調べてた時期に飲んだんですね。
調べてた時期?
パプアにそれで、パプア前から行きたいみたいな話してたんで、
それもパプアにしかいなくて。
パプア行きたいなあ。
行きましょうよって。
パプアってあんまり一人とかで、
かなり危ないですよね。
かなり危ないと聞いたから、団体でだから岡田さんとかも一緒に行きましょうよって、
その時は酒で濁った目で行きますって岡田さんは言ったんだけど、
今はね、全く忘れてましたよね。
でもまた行きたくなってきました。
毎回。
なんか二人の関係性がわかってきましたね。
だからこういう話をしてほしいの。
エラジカ見に行こうとかも言ってた。
エラジカも見に行きたいですよね。
さっきの上でのね、そういうトークがね。
でも本当にパプアはこのラジオでもね、
よく行きたいみたいな話をしてます。
サトルさんはないんですか?
パプアは行ったことないけど、コロナになっちゃったんですよ。
行こうと思ってたんですよ。
でも行こうと思ったんだ。
すごい多種の民族が、
一所に集まるお祭りみたいなのが一年に一回くらいあって、
結構そこで本当に斧を振りかざしたら殺し合いみたいになっちゃうんですよ。
やっぱり民族対立が結構真剣にあるから。
だけどみんなが腕を振るって、
そういう民族的なダンスとかを見せたりするとかあって。
やっぱりすごい人種的にも、
いろんな人類学的にも、
かなり興味深い地域だから。
かなり未踏の知観が高いですよね。
だいぶこのね、なんか秘境なきこの世の中でまだ残ってる。
新種の虫を探して
行きたいですね。
やっぱその、普通個人で行っても何もできないし、
ツアーで行くとツアーのダンスを見せられるだけなんで、
やっぱその現地の知り合いとか研究者みたいな人と、
そうですね、ちゃんと組んでね。
本当に行くなら、そう行かないと結構楽しめないみたいなのは、
いった人に言います。
なんかその、パプアもういよいよ行こうって決めたきっかけは、
なんか知り合いの知り合いに、
そのパプアに別荘を持ってる人がいると。
すげー。
で、その別荘の目の前にはもう極楽町が、
もう乱舞してるんだと。
いいですね。
もう夜な夜なパーティーを。
そうだろうなー。
みたいなことを言われて、
え、マジですかって言って、
じゃあもうちょっと行かせてくださいみたいなので、
なんかちょっと周りも盛り上がって、
みんなで行こうみたいになったんだけど、
なんかだんだん雲行きが怪しくなってきて、
その別荘がこないだ洪水で流されたみたいな。
もう何もないみたいな。
何もなくなっちゃうぐらいなんだ。
だから今エビデンス何もないんですよ。
パプアに行こうって気持ちだけが盛り上がっちゃって。
あー残された。食いパクれちゃった。
結構このラジオ、そういう研究者の方とかも聞いてるんで、
もしかしたらパプア専門家がいたら。
ぜひちょっと、
お前たちをパプアに連れてくるぞっていう気概のある、
教えてやると。
ベストワールドと。
でも鳥がフックになっていろいろ行かれてるのは、
いいですね。
なんかタイに蝶々を探しに行くみたいな。
そうそう。
あのね、去年行きましたけど、
蝶々じゃなくて、
タイのジャングルに入ってって、
新種の虫見つけて、
自分の名前つけたいって。
やっぱりもうね、我々一度が夢見た。
それをやろうと思って。
最初は日本で新種の虫見つけられないかなと思ってたんですけど、
日本ってやっぱ、
世界に名立たる昆虫王国というか、
虫屋さんが多い。
ドキドキニュース聞きますよね。
ありました。
でもね、めったにないらしくて。
ザイヤの虫マニアの方々が、
異常に多い国だから、
もうかなり見つけ尽くされているんだけど、
タイとか、
ラオスとかね、
全然ノーバークで。
知り合いの人がですね、
まさに友達の人が、
タイに住んでるんですけど、
見つけたんですよ。
見つけて自分の名前つけてもらったんだって。
見つけて、
どこに申請いくんだ?学会?
一緒に、あれなんだって、
えっとね、
なんていうんだっけ。
学術書っていうのはなんだっけ。
生体を捕まえてなくても。
論文だ。
論文を書いてもらうと認定されるんですって。
でも論文を書く。
自分で書かなくてもいいってこと?
そうそうそう。
最初の第一発見者の人が、
あれこれって言って、
結構運も必要なんだけど、
これもしかしてみたいな。
これってみたいな。
詳しい、論文書ける人に送って、
あ、これは新種だ。
論文書ける人近くにいる。
そう、のが重要。
ツテの世界なんですよね。
そうそうそう。
その人もね、
あいついっつも嘘つきなんだよっていう人は、
いくら論文書けてもね、
アクセプトされない。
信頼に足る人がいて、
そこでハードル高い気がするけど。
そうなんですよ。
結構そこハードル高くて、
ただその友達がたまたま虫好きで、
本当に一緒にその虫の論文書ける学者さんみたいな方と一緒に、
虫探ししてる時に、
あれってこれって言って見つけたのが、
結局新種の蝶だったみたいな。
最高じゃないですか。
それは名前をつけたんですか。
で、論文書いてくれるわけですよね、
その学者さんの方で。
で、論文書いてる人は、
自分の名前つけちゃいけないっていう、
名前つける権利はこの論文に書いた人にあるんだけど、
それをなんか自分の名前つけたくなるじゃないですか、
論文書いた人は、
自分の名前つけるっていうのは、
カッコ悪いことってなってるんですよね。
それルールじゃなくて、
ある種のマナー、トーンとして。
そう、だから岡田さんが見つけるでしょ。
なんかこれ蝶、新種じゃないか。
じゃあ、さとるさんが論文書けるから書くよ、論文って言って、
じゃあ、しめしめこれにさとる蝶ってつけてやるよ、
どうなんだいっつって。
なるほど。
岡田さんの新種もなんか悪いじゃないですか。
なるほど。
だから、結局第一発見者の人の名前を、
じゃあつけるねみたいな。
になるのがあるっていう。
また、好きなキャラクターとかそういう。
そうそうそうそう。
そうなっていくっていう、
なんかちゃんと一応リテラシーみたいな。
マナーみたいな。
なるほどね。
その構造で言うと、ほんと見つけたら結構、
名前をつけれる。
でも嬉しいですね。
それはね、いい話ですよね。
なんだろう、死んで、死ぬ瞬間の前に、
俺はこの人生で何を成したかっていうのが、
単純な指をさせるものがあるわけですからね。
いや、羨ましい。
俺はもう、俺の人生は本当借金もあれだし、
何にも女の子に振られて何にもダメだったけど、
あのタムシを見つけたなみたいな。
タムシに俺の名前ついてるんだと。
世界に確かに一個識別したものを。
それで死ぬのも悲しいと思うんですけど。
私は滅びても、
イタガキシストモみたいな感じで。
それはチャレンジした。
したんですよ。
まさにその名前をつけてらっしゃる、
まめこさんが誘ってくれて、
案内しますよって言われて、
まさにそのまめこさんが、
ちょうちょを見つけた場所まで行って、
僕もだからもう柳の下の土壌ですよ。
2匹目の土壌を。
同じことを。
ちょっとカッコ悪いっすね。
そう、そうなんです。
のはいないもんかなって言って。
で、虫はめっちゃいたんですよ。
いい時期だったし、
蝶はそういうことを。
虫が居すぎると、
わかんないとか、
ごっそり全部ビニール袋持ってこられてもね。
迷惑客みたいになっちゃうじゃないですか。
行ってみてから失敗したんですけど。
つまり、撮っちゃい、
最初じゃなくて、
やっぱ写真を撮って、
これはもしかしたら。
あ、写真でいい?
写真でいいんですよ。
実際最初できたら、
最初できた方がいいかもしれないけど、
基本やっぱ最初ってあんまり、
マナー的にもよろしくないかな。
そういうことで、
それを世界最後の1匹で、
撮ったきっかけで死んじゃったらね、
滅ぼした男みたいな、
名前がなってよくなって。
もう結局行ってみてわかったんだけど、
そもそもどの虫が死んじゃったかどうか、
わかったもんじゃないんですよ。
いや、そもそも。
虫に名前をつける
痛いの森なんて、
見知らぬ愉快な、
虫の仲間たち大集合だから。
やったーって言ってもね、
むちゃくちゃそこら中にいるよみたいな。
本当にそれは申し訳なかったけど、
まめこさんっていう方が虫詳しいから、
これなんて虫ですか?
これなんて虫ですか?
まめこさんわかる。
結構詳しいんですよ。
これ何々って虫で。
そうなんだって言いながら、
名前はあるのかみたいな。
聞いて帰ってきたらがっかりする。
でもいいな。
わくそくの素晴らしいのは、
そうやって行くわけじゃないですか。
とりあえず行ってみる。
とりあえず行くってだけで、
もう上位0.1%くらいに入るんですよ。
たぶんこの業界。
業界ないけど。
いいっすね。
でもね、1個で結局、
真摯は見つからなかったんですが、
実は、里田さん、岡田さん、
虫に実は自分の名前つけられる、
裏技見つけたんですよ。
裏技?
だから真摯さん子供虫、
何ですか?何ですか?
これ何?何?何?言ったら、
新種の虫探し
ある瞬間に、
ルビー色の刃虫みたいなの見つけて、
これ何て言うんですか?
だったら、これはね、
名前はね、
何だろうな、
ないと言えばないって言われて、
え?
何?
名前はないと言えばないって言われて、
え?どういうことですか?って言ったら、
要は和名がないと。
あーあるかもしれない。
大語の名前とか学名はあるんだけど、
全部が日本語の和名ついてるわけじゃないから、
今パッと何か言えない。
ラテン語みたいになっちゃうから。
よう考えたら、え?と思って、
じゃあこれに勝手に僕が和名つけて、
流通させたら、
それはそうなりますか?って言ったら、
まあそういうことだったよね。
クワガタとかカブトムシもあれ和名なわけですよ。
あれどっか申請するんですか?
和名をその承認してる期間みたいなのない?
もしかしたらなんか、厳密に言えばあるのかもしれないけど、
バナナムシとか言ったのわかります?
地元だけで呼んでた名前のムシとかないですか?
そういう通称ね。
通称ね。
もうそれはそういうものじゃない。
なるほど。
だから、なんか見つけてワクサカムシって、
見つけて俺が必死に、
コピーライターの世界というか。
必死にいるワクサカムシ。
日本にたくさんいないと、そもそもそうなんですよ。
外来種としてまず持ち込むって、
一番やっちゃいけないことを犯すことになっちゃうから。
なるほど。
常にみんな認識してもらうというか。
そのムシをバズらせる。
バズらせる。
それはいける。
それこそ旅ラジオで。
私はさっき今のお話のフックを聞いて、
でっきりワクサカさんの方が名前をモンシロチョウとか、
名前に変えていくというか、
クワガタサトルですみたいな感じでね。
珍しい名前ですねって言って、
僕が見つけたんですよとか言って。
なんかそういうあれかなと思ったけど、
そっちそっちの方法もあるんですよ。
なるほどね。
自分の方をモンシロチョウに変えちゃえば、
自分の名前がモンシロチョウについてるから。
そうすると、どっちが見つけたとかもう曖昧になっていく。
そういうんでいいんじゃないかと。
いい趣味ですね。
趣味というのが分からないけど。
探求活動として。
楽しかったですね。
ムシあり?
鳥あり?
ムシあり。
生きとし生けるものに関心がいく。
で、スッポンあり?
スッポンは横島の思いが常にありながら、
生物もいく。
そうですね。
横島と生物のクロスオーバー。
欲望と。
どんな生き物でも全然。
どんな生き物でも。
ドバト以外。
ドバト以外。
ドバトだけちょっと僕NG。
なんかバレてましたね。
ドバトNG。
ドバトNG、共演NG。
共演NG。
じゃあ駅のホームとか行けないじゃないですか。
ちょっと本当に苦手ですね。
ちょっとなんだあいつらっていうのはあります。
はいはいはい。
シロバトは?
旅行バトとかは?
旅行バトって。
旅行バトってもう絶滅したな。
絶滅したな。
絶滅したやつダメって言われてもらって。
めちゃくちゃダメっすよね。
めちゃくちゃダメって言われて。
今私もちゃんとハトの種類そんなすぐ言えないから。
あれですよ、一億羽の群れつくずだったよね。
確かに確かに。
人間の愚かさで。
そうか。
そうなんですよ。
めちゃくちゃ話した。
ごめんなさい。
すごい長く話しちゃったから。
30分。
ちょっとじゃあここで。
突然鳥の話をいっぱいして終わりました。
でも、その中でも最近ね、行かれたという旅の話と後編でね。
ぜひぜひ聞いていただければ幸いです。
ワクサカソウヘイの旅
ということで、突然ですがありがとうございました。
また後編に続けて。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
今日旅ラジオ。
今日のお別れは、和久坂さんの著書出生活記より、ご本人に一節読んでいただきたいと思います。
お願いします。
出生活記の中に、ずっと1年間何もしないっていう旅をしたんですね。
布団の中に。
布団でも寝続ける。
寝続ける。
ぎっくり腰にもなっちゃったんで。
持ちきやがれにもなっちゃって。
寝すぎる。
コロナの時もあれだったんですけど。
そのときに布団の中で読んだ、「暇にも負けず」っていう。
宮沢賢治の雨にも負けずを、自分なりに暇にも負けずにしたっていうのの中から一節読ませていただきます。
読みます。
暇にも負けず。ぎっくり腰にも負けず。
日出りのときはそりゃさすがに涙を流し。
寒い日はとりあえず暖房に頼って。
皆からデクノボーと呼ばれることを厭わず。
一緒にいて楽な人たちとだけ日々を過ごし。
そして楽なことだけをして暇をつぶし。
この銀河の片隅で小さくごく小さく明滅を繰り返す。
そういうものに私はなりたいという。
いいですね。
ありがとうございます。
しみましたか?
明滅。
明滅。
僕好きな言葉。
明滅っていう単語がすごく印象に残ってます。
ありがとうございます。
はい。
ありがとうございます。
38:21

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