作家なんですけどね。
でも作家の中でも、
岡田さんが言うように、
わりと何やってるかわかんないタイプの。
親戚に必ず一人いた、
何やってるかよくわかんないおじさんいたじゃないですか。
いましたね。
あれです。
いいですね。
いつもちょっとお金くれる。
そうそう。
決まらない。
いいですね。
だから、僕はもともと出生活記、今手元に。
これおもしろいね。
はい、おもしろい。
僕もこれを読んでって、解読してて。
で、あと、コントライブの製作にも関わられてるってお話がさっきありましたけど、
男性ブランコさんという、今をときめくTVスターですけども。
TVスター、そうですね。
TVスターのお笑いライブにも関わっていらっしゃって、
で、僕はそのお仕事として、今着てるTシャツもそうなんですけど。
男性ブランコさんに単独講演を毎年やってて。
パンフレットに寄稿されてましたね。
そうなんですよ。単独講演のパンフレットに寄稿するっていう、
なんかちょっと変わった仕事というか、やらせていただいたりとかして。
2年連続、岡田さんには寄稿文を寄せていただいてて、
もうチームの一員だと思っております。
パンフレットって言うんですけど、
本みたいな感じで、台本とかも入ってるし、
ちょっとその世界観につながるような創作とかも入ってたりして。
もうパンフレットとは思えない束ですよね。束の厚さ。
めちゃめちゃ分厚いゴリゴリに彫ったやつを作られたりとかして、
ほんと多彩なんですけども。
へー。
そうなんですよ。でもすごいお酒も飲まれるから。
この間も池袋でね、昼から。
そうですね。
急2人の。
岡田さんが。
自由業同士、時間の調整が昼はつけやすい。
昼から飲んじゃいますかって言ってやって、
岡田さんベロンベロンになって、
池袋のちっちゃい中華屋で、
指輪をね、薬指の結婚指輪。
いじりながら喋ってたんですよ。
ある瞬間にスポーンって抜けて、どっか行っちゃったんですよね。指輪が。
結婚指輪が。
店員さん、みなさん中国の方なんだけど、
一斉にみんな這いつく場所で。
優しい店員さん。
一斉中のお客さんとかも。
大迷惑になった。
見つかった?
見つかった。
良かった良かった。
なんかすごい隙間に入ってて。
良かったって。
あれでありますね、やっぱね。
あの時でも国の壁が越えられた。
そう、なんかね。
人気を有効。
そう。
ほんとに。
やっぱり人間って温かいなって思いました。
いい人たちだった。
岡田さんのなんか結婚祝いからか。
紹介みたいな。
そうなんですけど。
でもほんとに岡田さんが、僕の出生活記って読んでくれてて。
僕、ゼロメートルの旅っていうのをね、岡田さんの名著ですけど、読ませてもらってて。
っていうタイミングも一緒だった。なんか逃げたんですよね。
あ、出た感覚。
そう。上手いことだから、
さとるさんもいらっしゃった回で会えて、というところからやっているし。
出生活記これ最高ですよね。
さとるさんも。
生きることの不安というか、なかなか特に自由業の方の方がより鋭利的にこういう気持ちあるかもしれないけど、
どうやってね、異色獣を資本主義からの脱却みたいな。
いつも私も考えてることを。
確かに。
人生スタイルでこうやられてるじゃないですか。
そうですよね。
磯に行ってこうね、海洋生物みたいなの取って食ってやったら生きていけるんじゃないかとか。
あとは次吉原の無能の人みたいに石を売ればいいんじゃないかといって実践して。
僕ね、ここで好きなのはね、石を100円とかで売ろうとして全然売れなかったけど、
ウイスキーを隣に置くと売れていくと。
だからこれ、やっぱりお酒を飲んでお客さんの判断中数に何かダメージを与えていくと売れるという。
これ大変に実用的なもんだなと思います。
石が売れたらいいなってことに思いつきから石を売るっていう。
石と酒を売るといいと。
石全然売れなかったんだけど、酒飲ませたら人は石を買い始めるっていう。
いいねみたいな感じでみんな和やかになって。
もうバカになっちゃえば。
これを読むと最終的なね、おうちを終わっちゃいけないんだけど、
簡単に不安はもちろんなくならないけど、
こういう、もしかしたら読み手にとってこういうことやってる人いるんだっていう意味での救いが訪れるかもしれないし。
なんかいいですね、これね。
これ僕、友達からDMが来て突然。
岡田さんこの本絶対好きだから読んだ方がいいですよ。
最初からそうやって。
勧められて読んだんですよ。
嬉しいですね、嬉しい読まれ方が。
面白かった面白かった。
それは私はお会いして、それでおかけになったっていうから、そう読んでみて。
ありがとうございます。
この本の話から、この本はいつも何て紹介してるんですか?
こういう本ですって。
何でしょうね、だからその異色獣っていう生きることの根本にあるものがあるじゃないですか。
そこからなんとか、やっぱり食えなきゃダメとか、住めなきゃダメみたいな、ちょっと苦しさっていうんですかね。
そういうもの縛りからちょっと解放される方法はないのかなっていうところを、
いろいろ体当たり的に実践して実験してって、こうだったよっていうのを書いてある本ですよね。
お金とかね、お金からの脱却方法ないかなみたいな。
一番最初はこの本を書こうと思ったのは、本当にお金ない時期があって、でも働きたくもなかったんですよ。
あるじゃないですか、そういう。
そうですね。
カフォンずっとそうですよね。
美容院とか行った後に、髪の毛って売れないのかなって本気で思ったりする。
ほとんどみんなツゲヨシハルが。
同じこと言ってたもんね。
ここにも、静生活記憶の中にも書いてあるんですけど、
2chのスレッドで、スッポン釣りだけで成形立ててるけど何か質問あるっていう。
知ってます?この伝説のスレッドがあるの。
そのスレッドもともと知らなくて。
私知ってる知ってる。
あ、やっぱり知ってます。
2ch世代だから、私も。
それを真に受けまして、調べたんですよ、ちゃんと。
ただ、スッポンっているじゃないですか、野生でも。
関西から西のほうだけらしいんですけど、スッポンがいるのって。
それを取って、普通にスッポン料理屋とかに売りに行けるっていうのがあると。
四国なんかは、車で走ってると、看板があって、スッポン買いますってあるんですよ。
看板で、あ、知ってますか。
仕入れてると。
そうそう、スッポンも売ってます。
ブックオフのスッポン専門みたいな。
不要なスッポンありません。
CD本、スッポンみたいなの買いますよって。
高級料理ですもんね、スッポン自体はね。
で、でかいスッポンだと、1匹で3万ぐらいで買ってくれるって。
1匹3万はすごい。
実際に買ってくれる料理屋に電話して聞いたら、大きいんだと3万で買えますっていうイメージもとって。
もっと調べたら、スッポンって同じところにたくさんいるんですよ。
定住型なのかな。
しかも簡単に取れると。
釣り糸にソーセージを一晩中たくさん下げておいて、やったら一気に一晩で5匹ぐらい取れたり。
え?って。
15万。
で、月に30万もあればこっちは儲けもんだから。
月2日労働で。
2日労働、そこにだけでとんでもない非常の歪みがそこにあると、アービトラジーが。
資本主義の穴というか。
いいですね。
いや、スッポンにとってはたまたま。
そうなんですよ。
へー。
って言って、それをちょっと試してみたっていう話。
で、実際それ試したんですよね。
っていうのを1回書いて。
で、わりと反響があったので、じゃあこういう感じで一冊書いてみよう。
いろんなやっぱり鳥ってね。
それですと鳥がそうね。
ドヘンタイ、ドヘンタイ、ドヘンタイ。
でもあの、そう、あのなんかね、
その旧ハプスブルグ帝国のマクシミリアン皇帝が愛してた孔雀が、
そのバルカン半島の近くの無人島みたいなとこにずっと育って繁栄してて、
その鳥が生きながら生えてるとか。
そこは島にずっと生態系があるから、そこの、
それはもうハプスブルグ直系の孔雀とか。
だから僕は鳥が何で好きかって言語が難しいけど、
人間に近しいものにまあ、
同族嫌悪も含めてある種の感情枠じゃないですか。
猿とかは人間に明らかに近いじゃないですか。
牛とか猫とかも可愛いそのホニウルインみたいな感じ。
で、私にしてはですけど、
じゃああのトカゲはまあギリギリかなとか、
虫とかゴキブリとか、
あのミノムシとか、
バクテリアとかだんだん自分から遠いじゃないですか。
鳥はね、そのギリギリのところをいって、
意外に賢かったりするところもあるかもしれないし、
なんかそのギリギリの僕の中でのそのスラッシュホールドの、
そのシンパシーがある生き物と、
ギリギリないところの生き物のこの半分のこの、
痒いところをくすぐられてる感じが好きですね。
佐藤さんわかってらっしゃる。
似てます。
いやまさに。
まさに似てます。
いや、あれ正解はないです。
正解です。
人によってそれがミミズに来る人もいれば、
ムチムシに来る人もいれば、
ネンキンに来る人もいる。
結構マジでそれは、
佐藤さんと近いことは僕思ってて。
目とかは、
なんかこの分かり合いなとかあるんですよ。
あの漆黒の目の。
鳥の目ね。
なんか鳥の目分かり合いなやさはすごいですよね。
なんか何を考えてるんだろう。
首の動きのなんかハトとかだったよね。
あの変なユニークさとか。
ああいうなんかおどけたちょけた感じとかは、
お前なんか悪くねえなみたいな感じの気持ちにもなるし。
なんかあっちとこっちの境界にいる感じがするんですよ。
鳥って。
全く今同じこと言ってくれた。
いやそうそう。
だからなんか鳥を見るっていうこと自体が、
なんか旅というか、
異界をこうに触れてくような感覚っていうのがやっぱあって。
あれ知ってます?
アレックスの話しましたっけ?
ヨームのアレックスって知ってます?
いやわからない。
知らないです。
この地球上の歴史において唯一、
人語で人間と会話できた生き物が存在するんですよ。
人間以外で。
それがオウムの一種でヨームって言うんですね。
あーはいはいはい。
灰色のオウムなんだけど、
とある心理学者の人がペットショップで普通にヨームを買ったと。
オウムだから言葉とかを覚えさせるじゃないですか。
オウム返しで普通は返してくれる。
別に会話じゃないじゃないですか、オウム返し。
そのヨーム、アレックスっていう名前なんですけど、
アレックスは喋り始めちゃったんですって。
自分で。
自分で。
これ記録で残ってるんですよ。
ソットGBTのシンギュラリティみたいな感じですよね。
怖いなぁ。
ゼロの概念とかも理解してて。
ゼロの概念はインド人越えじゃないでしょ。
いや、理解しちゃったもん。
ゼロ、わかったよとか言って。
本当に。
僕はゼロ、わかったよとか言って。
怖いよ。
わかったこともわかってる。
メタ認知してる。
怖い。
メタ認知きた。
確かに。
怖いなぁ。
1たす3はって言うと、ヤンって答えるっていう。
本当ですか。
だから、いわゆる普通のオウムが言う、「おはよう」とは違うおはようというか。
理解してるおはようみたいなのがあって、
最後、若くして死んじゃうんですよね。
早死にしちゃうんだけど、アレックスは。
それは死んじゃうんだけど、死ぬ前の晩に最後に残した言葉が、
博士に帰り診断して、
またね、「君のこと愛してるよ。それじゃあね。」って言って死んでいくんですって。
怖すぎる映画的だね。
怖い話、確かに。
やっぱり鳥って実は、結構こっちに肉薄しつつ、
さっき言われたみたいに目は絶対分かり合えない感じがしてるっていう。
それはアレックスだけが突然変異的に賢いってこと?
これはね、また今研究してるらしいんですけど、
死にしちゃったから、進まなかったんだけど、
また今だから養母にたくさん人狼を覚えさせて、
会話できるかっていう研究やってる方が多いと思います。
道歩いてる人で、養母よりあんま賢くない人いますからね、たぶんね。
それ言いすぎだからね。
お酒を飲むよとか、それしか言えない人とかね。
愛してるが言えないね。
お酒を飲むが愛してるが言えない。
養母には言える愛してるが。
これは人間の話、皮膚に触れる話になっちゃうけど。
それはいいっすね。
そういう鳥居の魅力ってものに僕自身も取り憑かれてしまっては。
今度養母ゲストに連れて行こうかなって。
なんかね、ゲスト養母で。
養母さんですけどね。
動物をゲストに呼ぼうってさ、初期の頃の話だからね。
鳥居呼ぶのもありかもしれない。
養母飼ってみたいっすね。いくらで売ってるんですかね。
いや、高いんですよこれが。
高いですよね。500円くらい買えたらいいけど。
しかも100年くらい生きるんすよね。
ちょっと責任持ってないっすね。
養母ってすごい生きるんですよ。
若くして今死んだっていうのは。
ワレックスは30くらいですし。
人間で若くしたら同じくらいの感覚なんす。
そうなんですよね。
シューベルトより長生きしてる。すごいっすね。
100万円くらいするんじゃないかな。高いんすよ。
でも100年の生き物は100万円くらい。
寿命単位で換算してる。
1年1万円じゃないか。
いいっすね。
責任感があるな。
子供にも買ってもらう。
遺産が要務でね。
そうなんですよね。
大迷惑だけど。
ドキドキしますね。
鳥を巡る旅みたいなのも知ってますね。
ロマンもあります。
鳥で言うと、ベトナムのマンゴーパークっていうホーチミンの郊外にある公園があって、
普通の公園って広い公園で、ヨヨギ公園みたいな感じで、
ちょこちょこって子供用の水浴びできるプールがあったりとか、
滑り台があったりとかっていう遊具の感覚で、
ダチョウに乗れるっていう遊具があるんですよ。
本当のダチョウに乗れる。
乗らせてくれるんだ。
ダチョウに乗れます。
一応お金50円とか払って。
安い。
ドンデ払って、やるとグラウンドがあってダチョウとかはいないんですよね。
50円払うと、ちょっと待ってろって言って、職員の人が乗れるダチョウを引っ張ってくるんですけど、
めっちゃ嫌がってるの、ダチョウが。
やばい。
こんな嫌がるって。
ダチョウのキック力って6個か十個まで。
その長距離とかできるほどの知能はないみたいな。
ダチョウってあんま頭よろしくない代名詞的なとこありますよね。
近づいたらもうやっちまうからなみたいな感じのダチョウが来て、
職員の人よく見たらもう半袖なんだけど、腕傷だらけなんだよ。
名付けてないね。
なんでそんな無理にアトラクション化するのっていうのがあって。
でも乗りましたね。
乗れる形状ではあるんですね。
これが乗れない形状なんですよ。
ダメじゃないですか。
馬とかと違って。
乗れるように布とか敷いてない?
直乗り。
しがみついてみたいな。
手を置くところもダチョウって飛べない鳥じゃないですか。
翼みたいなのが退化してるんだけど、
ちょっとだけ背中に翼の名残みたいなボコっとした部分が。
僕らの美腿骨みたいな。
心もとない美腿骨みたいなところをグッて掴んで。
かわいそうだな。
いいのかなっていう。
でも乗せて、ゲートみたいなのが開いた瞬間にめっちゃ走るんですよね。
でも走り方が一緒に走ろうよっていう感じじゃなくて、
なんとかして俺を振り落とそうとするためのスピード感っていうのが分かります。
なるほど。
そういうのがあってちゃんと落ちたりとかしてましたけど。
でもそれを乗りに行くのが目的で。
なるほどなるほど。そういうのがあると聞いて。
鳥ってものを目的にしていく旅っていうのは岡田さんもね。