Satoruさん。なんですか、岡田さん。今日もゲストに、ワクサカさんに来ていただいております。すいません。お願いします。よろしくお願いします。言い続けてしまいすいません。よろしくお願いします。
前回は鳥の話を。はい。ひたすら。ひたすら鳥の話を。面白かった。私は鳥が好きだという話を。はい。でも、それについて本当にこのラジオのテーマというか、我々の好みに非常に混じります。
いろんな国に、ワクサカさん、行かれていらっしゃると。国内外、旅は本当に好きというか、旅以上に面白いものはないと。おー、お探求しますね。今でもすごい行かれてるから、すごい。そうですね。基本的に旅するために働いてるようなものというか。
自由業で、確かに自由業で得られたお金を自由に旅で使っていく。そうですね。借りやすくていい。旅には課金して。課金って言うとちょっとだけあれだけど。最近どちらに行かれました。最近はですね、まさにこの話を今日させてもらおうと思ってきたんですけど、ヌーっているじゃないですか。アフリカ大陸の牛の。ヌーの大同ってあるじゃないですか。
ヌーってやっぱり群れでいるよね。何万頭、何十万頭という。あれと一緒に移動してきたっていう。10日間かけて。ヌーの大同と。すごいなー。
パトルとオカダユーの超旅立ち。アフリカのどこですか?
アフリカのですね、タンザニアに行きましてですね、今年の2月から3月にかけてちょっと行ってきたんですけど、もともとちょっと夢だったんですよね。ヌーと一緒に移動して、最後そのヌーの大同の終着点みたいな場所があるじゃないですか、きっと。ゴール地点。どっかではいっぱい。確かに移動ってんだからな、どっかどっかに向かってる。
そこでヌーたちと一緒にちょっと打ち上げをするみたいな。お疲れというのをね、やりたいなと。
ずっとマラソンランの横につくみたいな感じで、並走して。
これをやりたいなって、年々その気持ちが高まってったのは。結構前からやりたかった。
ちょっとちょこちょこ中年になる始めた頃から思うようになってて。
中年になる始めると大体そういう欲望って解消されがち。
いやいや、これが高まってきた。
どうですかみなさん、一人旅ってもちろん楽しいじゃないですか。割と僕も旅が好き、ゴール一人旅が好きみたいな。
一人でやってきたんだけど、あるときに、そういえば修学旅行とか移動教室だったじゃないですか。
みんなで一緒にね、集団旅行。
あれ結構特殊な旅だったなと思って。
確かにね。
あんな大人数で。
十何百人でね、同じところにいて。
結構何百人単位で行くじゃないですか。あれはあれでちょっと面白かったなって。
二度とあれできないんだよなと思ったんですよ。
あんな大集団で、グループ旅行とかはできるかもしれないけど、何百人単位で。
確かにね、ツアーとかでも言うて数十人とかでね。
そうだよな。
もう大集団移動みたいな。
もうあれできないんだ。もう一回ぐらいやりたいなっていって、いろいろ考えた結果、ヌーの大移動ついてきた。
ヌーは生徒代わりって感じ。
集団の一員として。
すげー。
それは本当にヌーの命のドラマ、青春のドラマっていうんですかね。
ちょっとだけアウトソーシング的にでも参加できたらどんな気持ちなのかなっていうのはあって、行ったんですよね、タンザニア。
そもそもヌーはなんで移動するんですか。
これがですね、諸説いろいろあるんですけど、結構有名なのが、
そうやって聞いてる感じかもしれないですけど、ガラガラドンと同じシステムで、三匹のヤギのガラガラドンみたいな。
要は草地で草をはんでるわけですよね。
そこの草地がなくなったら、次の草があるところに行くみたいなのが、しばらく通説だったらしいんだけど。
遊牧民的な。
行ってみてわかるんですけど、そうじゃなくて、
ヌーの大移動って、ケニアからタンザニアに移動するんですよ。
別のルートを通ってて、またケニアに帰るの。
大きい楕円形を描いて、ずっとぐるぐるぐるぐる。
その間に移動しながら出産するし、移動しながらずっと営みを続けてくるんですよね。
ケニアからタンザニアのあるところで一回休憩的な。
ちょっとそこで交尾でもしましょうかみたいな感じで、また出発。
1ヶ月くらい休んだらまた出発みたいな。
ケニアのことで一生懸けて移動してるんですよ。
ずっとじゃあ、日本はもう移動してる。
旅と人生が重なってる。
まさにそう。
で、その合間にずっと草食べてるわけですよね。
だから、一箇所で大集団だから。
総食動物の生態系の一番ピラミッドの下で生態系を支えてるような生き物だから、数が多いんですよね。
本当に何十万頭とかっているような群れだったりするから。
やっぱその人たちが、その人たちっていうかヌーたちが。
ヌーたちが。
ちゃんと私も人生って言っちゃった。
日本のヌーの美人が。
それでそれで?
一箇所でずっとやっぱ草はんでると、それはすぐなくなっちゃうわけですよ、草が。
だから移動しながら、しかも違うルート。
帰りとは違うルートを辿ることで。
帰ってきた頃にはまた帰る。
これよくできてるなって。
例えとして一時的に不適切であることを自覚していれば、戦争のヘイターみたいな感じですね。
軍の人がわーって。
古く言えばローマ軍とかが移動してる時とか。
略脱というか、いろんな食べ物をそこでわーって。
夜はちょっともう夜は。
襲われる。
襲われちゃうからやめましょうねみたいな。
ゾウとかも結構興奮しだすみたいな。
っていう意味でもそうらしくってとか。
いろんな理由が多分あるんですけど。
調べたら、
一箇所だけやってると。
ナイトサファリを。
これ全面禁止。
いやなんだなんだと。
でもなんか申し込んでみたら意外と安い価格で。
いやこれ、
死の服じゃないですか。
いいのかしらって。
ちょっと申し込んでみて。
やりましたら、
マニアラ湖っていう湖の横にあるんですけど、
レンジャーが立ってまして、若いレンジャーが。
まさに機関銃を持ったレンジャーと、
青年二人がいらっしゃいと立ってまして。
でパッて見たら、
じゃあこれの車に乗り換えてくださいって言われた車が、
ゴルフ場でよく見るカート。
即死じゃないですか。
壁って言うんですか?
ボディがない。
一番弱い乗り物。
もうシースルー。
めちゃくちゃ風が通り抜けるやつが用意されてて。
速度も出なそうだし。
ドライバーの人が乗って、
その後ろに我々が乗って、
ドライバーさんの横の助手席にはさっき言った機関銃持ってる。
機関銃持ってるし。
銃だより、銃を。
大丈夫大丈夫って心配ないからみたいな。
荷台の上って言うんですか?
ボンネットの上に一人乗るんですよ。
マットマックスのギター弾いてる人がいた位置みたいな。
前のボンネット?
前のボンネットに。
そっから巨大なライトを照らして、
動物を発見しましょうみたいな。
あー、そんな感じ?と思って。
乗る前に制約書書かされて、
死んでも責任取りませんみたいな。
元野にはサインを書いた。
書いたんだ。
乗って行ったんですよ。
でも行ってもトムソンガセルとかそんな感じなんかなって。
このカードの具合だったらみたいな。
行ったら目真っ黒のゾウが次々にパオーンって近くに現れだして、
あれこれダメなやつじゃんじゃない?って。
ダメなやつ?
ゾウも耳パタパタさせたり、興奮してるような感じ。
怖っと思って、さっきゾウがあったところから、
100メートルも行かないところで、ここでランチですって言われて、
降ろされて。
カートすらも。
真っ黒の中に簡易的なベンチとテーブルだけが用意されてて、
よく見たら周りバッファローの骨が結構残ってるんですよ。
食われたりとか。
食うやつがいるってことですね。
ボフって声が近く湖だったんですけど、
ボフって声が聞こえて、
なにあれやつはカバの鳴き声だよ、気をつけてとか言われて。
大丈夫、銃持ってるから大丈夫。
そんなところでわざわざ飯食う。
ランチボックス配られたら中に無骨なチキンとバナナだけが入ってて、
それを真っ暗闇で食っちゃって。
咀嚼する音だけが響き渡り、
食事終わったかって言われて、
もう一回じゃあ乗れ乗れって言われて行ったら、
何か同行者がいたんだけど、
一人がわーって叫んだんですよ。
なに?ってそっちライト向けたら、
今岡田さん横にいるじゃないですか、僕の。
この距離でライオンの顔あったんですよ。
オスライオン。
今のいる距離5センチとか10センチとか。
あっちも出てきちゃって、破るから。
なんなら一瞬こっちにグッて来る感じの。
踏み出す。
もう行こうかなって多分思ったぐらいな感じで、
俺もう生徒ベルトつけたんだけどカチャって外して、
そのまま椅子から腰抜けて車の地面にへたり込んだんですよ。
人間ってね、腰抜けますよやっぱり。
急にライオンここいるとっていう。
ライオンは結局車の後ろに行ってくれたんだけど野生の。
空気中を震わすような声で。
怖っ。
あれ何?って聞いたら威嚇してる声。仲間を呼んでる声だねみたいな。
仲間を呼んでいる?
ヘラヘラしてんのずっと。
なんでそんな余裕なんすか。
ドライバーが。で終わって、
なんとか命かながら帰ってきた。お疲れ様ですみたいな。
ありがとうございましたってアンケートにご協力くださいみたいなアンケート配られた。
アンケート。
で日本人の方とか初めてなんでつって、
ぜひ汚い意見を。
ちゃんと良くしていく気持ちがある。
気づいたんですけど、なんかその若さと、彼らの若さとやる気がある感じ。
たぶんベンチャーかスタートアップか何かなんですよ。
そういうことはやっぱり違法な。
たぶん全面禁止のタンザニアの中で、
たぶん政府をくどいて、俺たちやれます。やらせてくださいつって、
じゃあ若いのが言うんだったら許可してやろうって言って許可されたんだけど、
結局なんかあんまり稼げないから払い下げのゴルフ場のカード持ってきて、
でたぶん実験台みたいにされてるってことだよ。
でも初めての日本人のお客さんは。
初めての日本人のお客さんはやっぱライオンに怖がるなみたいな。
当たり前だろ。
っていうのがあったんでちょっとお気をつけください。
お気をつけは何もない。
でもいい経験しましたね。生きてて本当によかった。
でも怖かった。ライオン真横はちょっと怖すぎましたね。
すごいよな。
あれはだいぶ緊張感ありましたね。
息かかる距離ですね。
そう、もう息遣い分かりましたよ。フーフーって言ってるのが。
っていうようなタンザニアの時間が。
いつかでもちょっとチャトルさんもユウさんも一緒に。
行きたくなりました。
ちょっと生き物見に行きましょうよなんか。
行きたくなりました。行きたい行きたい行きたい。
やっぱその生き物って見れるかわかんないのがまた。
それがいいんですよね。
建物とまた違って。
それこそ予定調和の外というか。
また違うものに出会えちゃったりとかね。
予期せぬものに逆に出会えちゃったりとかもあって。
今年の初めに南インド行って、トラを見に行こうっつって。
野生のトラを。野生のトラは会えなかったんですけど、会えなかったねって言って。
帰り道に車、それもガイドさんと一緒に。
宿に戻ってたら、ちょっと待ってってガイドさんが止めて。
何何って言ったら、猿がすごい吠えてるって言って。
警戒音出してるって言って。
猿かと思って。
猿が警戒音出してても別に見たくないなと思ったら、違うんだって言って。
多分だけど、仲間がこれ食われてる時の警戒音だって言って。
わかるんだそんなん。
あー痛い痛いって言ったら、木の上に野生のヒョウが食べてて。
ヒョウ、猿食べんだ。
ヒョウ、猿食べんだって思ったし、めっちゃめずいらしいんですよ。インドでインドのヒョウって。
やっぱ野生で見れるのって。
いやーで、高豪しかったですよそれは。
なんかこっちで良かったみたいな見れたのが。
見たのとか。
トラは見れなかったけど。
そういう意表をつくようなことがあったりとかするんで。
ヘラジカ見に行きましょうよ。
見たいですねヘラジカ。
どうですかヘラジカ。
ヘラジカも良いけどなんかヌーとライオン良いですね。
もう惹かれちゃった。ダンザニアに。
インド、こないだムンバ行ってきてですね。
インドの外務省の政府の人とかが、役所の中に猿が入ってくるとか言ってたんですよ。
やっぱりなんか良いなって。
インドも良いですね。
そのツアーも僕のナイロビのやつとか普通に結構観光地に内蔵されたナイロビ公園とか。
関東に近いところにカバとかキリンとかライオンとか。
そういうの出て普通に道路を歩いてたらそこにイノシシのウリボコとかサウルとかいるんで。
現実感ないですよね。
良いなと思って。
僕はエミルク・ストリッツだってユーゴスラビア時代の映画監督が好きで。
この人の映画は突然ゾウとか動物が街中にいたりするんですよ。
内戦の悲しい話だったりするんだけど。
いきなり人が普通に演技してる中でいきなり巨大な動物が出てくるのが特徴で。
これ撮影危なかっただろうなとかいうところにダイナミックな魅力を感じるんですけど。
そういう動物が突然生活に侵入してくるっていうのは。
それが毎日だと私もちょっと耐えられるか分からないけど。
そのダイナミズムに触れていくと日々の私の組織人として生きている窮屈な気持ちが一気に吹き飛ぶような爽快感を味わいに行きたいなっていう気持ちは常にありますね。
常にありますね。
僕も憧れてる世界だったんですよ。
まさにそのライオンだ、ゾウが野生でいるみたいな。
行ってみて分かったんですけど。
要は動物奇想天外とかNHKスペシャルで見たままの世界なんですよね。
だからもちろん感動するんだけど。
その前に押し寄せてくる感情っていうのが。
すごいよりも知ってるなんですよ。
見たことある。
ナショナルジオグラフィックからね。
本当にあのまんまなの。
すごいなと思うんですよ。
あの写真にごまかしはないし、あの映像はごまかし。
本当に本物なんだなと思うんですけど。
あまりにもアフリカ過ぎて。
特にめっちゃ見てるからでしょ。
知ってると思って。
アフリカの地平線に大きな太陽が沈んでて、
きりんの影がそこにあるみたいな。
パノラミック。
ちゃんと起きてて。
逆に言っちゃうと知ってる。
見たことあるわって再確認になっちゃって感動する。