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2022-02-17 29:53

旅のラジオ / #041「孤高の大国イランについて話そう」

旅の話と、日常から旅を生み出す話をします。「旅のラジオ」は、毎週木曜の12時更新です。
感想等、Twitterのハッシュタグにぜひお送りください #旅のラジオ

語り手: Satoru、岡田悠
聞き手&ジングル制作: 石川大樹

題字&イラスト: べつやくれい
Presented by デイリーポータルZ https://dailyportalz.jp/


〈現在募集中の投稿コーナーはこちら〉

投稿コーナー①「番組へのおたより」

2人への質問、最近読んだ本、今日食べたもの。
あなたの思いつきを、何でも送ってみてください。


投稿コーナー②「ジングル/効果音」

番組で使えそうなジングルや効果音を募集します。
生演奏でも、電子音でも、ボイパでも、大歓迎です。


投稿コーナー③「世界のさよなら、あなたのさよなら」

『さよなら』を意味すれば、どんな言語でもOK。
テキスト形式でも、音声形式でも、なんでもOK。


投稿コーナー④「生きて帰ろう」

旅行とは、ときにトラブルを伴うもの。
あなたの危険回避の知恵を教えてください。
(例:予備の現金をお菓子の小箱に隠す)


投稿コーナー⑤「あなたの旅の秘かな愉しみ」

旅行とは、自分で好きに愉しむもの。
あなたの愉しみかたを教えてください。
(例:旅行先のゴミを集めてノートに貼る)


投稿コーナー⑥「世界の罵倒語」

世界には、文化の数だけ罵倒語がある。
あなたが知っている罵りの言葉をください。
(例:南スーダン「ヤギ半頭の価値もない」)


投稿コーナー⑦「世界の音」

あなたが録った音をください。なんでもOK。
岡田さんと私が、ただそれを鑑賞します。
(例:イランの便器の音、バヌアツの料理の音)


投稿コーナー⑧「哀しい動物の鳴き声」

虚無を感じさせる動物の鳴き声をください。
作為はNG。哀しみは自然に発生するものです。
(例:たそがれの民家に沁みるヤギの声)


〈投稿フォームはこちら〉
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00:03
Satoruと岡田悠の旅のラジオ
Satoruさん
何ですか、岡田さん
今日はですね、海外のある国の話をしたいと思います
いいですね、どこですか?
イランですね
イラン、来ましたね。まあそうだ、最初ね、そういうのね。なんか久しぶりですね、こういうのね。久しぶりっていうか、今までやったことないな
旅のラジオで何を喋ろうかっていうのを、よくよく考えた結果、国の話をした方がいいんじゃないかと思って
そうね、なんかね、兵庫サミットとかね、そういうなんか国は出てくるけど、変化器ばっかり
ちょっとね、ひねりすぎて、最初からこういうのをやればよかったんじゃないかと思って
国の紹介とか、お勧めのね、観光地の紹介とか、実はそういうのを普通は求めてるんじゃないかってね、やっと30何回で思いまして
全くその通りだと思いますね、反省することしきりですね。で、イランですか?
そうですね、で第1回は、どこの地域にしようかと思ったんですけど、国紹介シリーズ第1回、イランで
懐かしいなぁ、もうずいぶん前に思えるなぁ、3、4年も
そうですね、なんでイランかっていうと、もともと僕とサトルさんが知り合った経緯となったのが今イランだったと
そうですね、しかも経済制裁を受けた時のイランに行ったっていうね
そうなんですよね、2人とも似たような時期に行って、2人ともそのブログにイランの話を書いてたっていうのが発端というか
そうですね、そうですね。
ちょっとイランの話をしたと思って、そこが、イラン行ったのは2018年ですね、多分ね。
2018年の秋とかに行きまして、そもそもイランっていうのはどこにあるかみたいな話でいくと、中東の方にあるんですけど
そうですね、アフガニスタンの西ですね。
そうなんですよ、すごいデカい国で。
結構やっぱその僕も行くまでは中東っていうとね、もうなんかどれもこう、なんだろう、似たようなというか、なんだろう、知識がなかったんであんまり区別がつかなかったんですけど、
イランっていうのは中でも結構特殊というか、そうな国で、そうなんですよね。
中東の中でも孤高の存在というか。
そうですね、他はアラブで、そうですね、イランだけはやっぱりペルシャ帝国からの古い歴史のつながりがあるから、
いらっしゃる方もやっぱりそこを誇りに思ってるし、そういう意味で言葉もね、だから微妙に本当は違うみたいなんですね。
私なんかは全然わからないけれども、やっぱりペルシャの文字なんだと、アラビア文字じゃないんだと。
03:04
ペルシャ語ね。
そうですね、いうところですね。
そうですよね。
そうですね、あれですよね、政治的な話をいきなりしちゃうと、アメリカとの関係がやっぱりずっと緊張関係が続いているというね、
アメリカの大使館の悲しい事件からずっと続いている話ですけれども、
そういうやっぱりアメリカとの緊張関係というのがもう圧倒的にイランのアイデンティティの良くも悪くも一つになってるなと思って、
私前米軍の人と一緒に仕事をしたことあるんですよ。
米軍の人と二人で行って、ある国で講演をするみたいな仕事をしてですね。
雑談みたいなので話すと、その人はある意味中東のエキスパートなんですね。
だからあらゆる中東の国に行ったよとか言って、UAE行ったよ、オマーン行ったよ、カタール行ったよ、サウジ行ったよとか言って、
やっぱりイランのこと言わないんですよ。
イランは行った?とか聞くとね、もう露骨に不愉快な。
笑顔だったのが露骨に不愉快な顔になってですね。
やっぱりこの話にしてはいけなかったんだなっていうところが、アメリカの人にとってはですね。
多分僕らが言う北朝鮮と簡単なアナロジーでは語れないより深いですね。
なんかその遠差の歴史というか、なんかそういうのがあるんだなっていうのを感じさせられましたね。
本当にだからやっぱり問題を抱えた国なんだなっていうところがある。
でもなんか飛び込んでみると、私も岡田さんも多分意見は一致しますけども、
普通のおっちゃんが、むしろ陽気なおっちゃんがいたりして、むしろなんかね。
そうなんですよね。めちゃくちゃ普通というか。
そうそうそう。なんかね、僕は思ったのは青春国なんだなっていうね。
あのことをすごく思いました。
首都テヘランなんて1000万人とか人口が。
そうですよね。
めちゃくちゃ大都会なんですよね。
東京と同じようなもんですよね。
世界の中でもかなりもうトップレベルの都会で。
そうそうそうそう。
私僕はね、感動したのは夜になってね、女性同士で歩いてたりとかしてたりとか。
しますね。
そうそうそう。遅くまでなんかファーストフードとかカフェとかですね。
映画館なんてのもやってて、本当に小さい子から老人までですね。
みんななんかわいわい外に出てるんですよ。
結構地方都市とかもね。だからなんかね、そういうのとかもね。
いやこれは本当、アメリカもね、もちろん先進国としてんだけども。
アメリカだってぐちゃぐちゃしてるところだし、なんかね。
良くないとこいっぱいあるけど。
イランもなんかね、同じぐらいの程度において、
まあ安易に先進国とか言っちゃいけないのかもしれないけども。
同じぐらい非常に文明が発展して、なんかね、暮らしやすいんじゃないかなっていうね。
旅行者から見た無責任な視点かもしれないけれど。
思いますね、なんかね。
そうですね。
一向、ただ治安の面だけで言うと本当に、
それこそね、ロサンゼルスとかニューヨークとか歩いてる方は全然怖い。
肌感覚では感じは。
そうですよね、そうですよね、そうですよね。
あと私が行った時は、何ですかね、なんか結構女性が運転してたりして、
06:03
結構イランって厳格なムスリムの国って言われましたけど、
なんかそういうのがちょっと驚きましたね。
もしかしたら、見る人が見たらまた全然別の見方があるのかもしれないけれども。
意外にその時はなんか少しずつ開け始めた、歴史が変わり始めてる時なのかなってね。
よくわかんないけどね。
乗り物によって結構、公共の乗り物がバスと路上バスと鉄道とみたいなんで、
なんかそれぞれ微妙にルールが違うって言って、
確かなんか路上バスは結構厳しくて、完全に別車だと。
路上バス厳しかったです。
そうそうそう、ストリックでね。
入り口とかも確か男性と女性違いましたね。
そうなんです。
あれは厳しかった。
で、結構その辺は多分今どんどん開放されていってる過程に残ってる、
なんかもうよくわかんない。
なんで路線バスはダメで、なんか地下鉄はいいんだみたいな。
そうですね。
今どんどん変わってきてるんだろうっていう。
でもね、私もね、それね、逆に地方、真州波島だったかなに行ったらですね、
その男性用のところに普通に女性がペコペコ来てるんですよ。
で、私が逆になんか大丈夫かなと思ったけども、なんか大丈夫だったりとかですね。
あれも今おっしゃったように家族だからとかなんか理由あったのかもしれないけど、
なんか少しずつ柔らかく崩れてきてるのかなっていうね。
まあそれも秘密警察とかそういう、国の締め付けの度合いによるのかもしれないから、
一概にね、大丈夫だとかは言えないのかもしれないけども。
意外に私はそれを感じましたね。
黒さんと同じぐらい時期に行ったからかもしれないですけれども。
その時期はそうですね、そう感じましたね。
なんか結構やっぱり国の締め付けみたいなのは、
かわせ相場とか株式市場に連動するみたいな説を見たことがあって。
景気が悪いとか鬱憤が溜まりがちだったらちょっと緩めてみたいな。
そうね、なるほどね。
だからじゃあその時期は鬱憤が溜まってたってことですね。
結構アメリカから経済制裁を受けて、一時的にすごく解放的で安全になったかもしれないですね。
なるほどね。
そういう意味では本当に定点観測というか、またやっぱりコロナがあげたら行ってみたい国の一つですよ。
そうですね、時代によって全然違うみたいですね。
むしろその大使館事件とかが起こる前とかとかなり解放的で、
お酒飲んでダウスパーティーやってみたいなことも結構やってたんだよみたいなことをおじいちゃんが言ってました。
いいっすね。
だからやっぱり旅行って時間でその時期のそこにはもう行けないわけだから、
あれですよね、その行ったもん勝ちなところありますよね。
本当そうですよね。
嬉しいなってね。
生まれる前の時は諦めがきつきますけど。
場所かける時代みたいな。
そうなんですよ、それが特にね。
そうですよ。
僕だってそのお隣の国の話になっちゃうけど、アフガニスタンだってね、今本当に悲しいことになってて、
私の今アフガニスタンの友達とかから本当に悲しいやり取りが来ますけれども、
09:03
あれもね、ほんのちょっとだけでも一部は平和だったと言われてた時期に、
やっぱり危険を顧みず行っておけばよかったのかなっていう気がしますね。
美しい国だことをよく知ってるんですよ、いった人はやっぱり。
私の周りもたくさんいるから、アフガンね。
ちょっとね、私はトルクメの方に陸路でイランから行っちゃったけれども、
イランにいる時ですね、結構労働者というか普通に移民というかですね、
アフガンの人は結構たくさんいてですね、
俺アフガニスタンから来たんだよとか言ってね、なんか結構わかるそうな人がいたりとかして、
だからやっぱりそういう、隣にやってるからやっぱりそういう人の移動があるんだなっていうのはね、
行ってみないとわからなかったですね。
あと知り合いのその別のアフガニスタンの人はそのウィンまで密入国をですね、
ちょっとしてですね、やっぱりイランはね、ここを越えるのはやっぱ大変なんだよってね。
渡れる率が一番高いのはイランなんだよってね、なんか言ってましたね。
でも一回入っちゃうとなんかいろいろ大丈夫なんだよとかね、
よく私にはなかなか判断がつかないこと言ってましたけど。
だからやっぱりね、その同じ西アジアっていうんですかね、
アジアの中の中東のところでですね、やっぱり一つすごい存在感がある国なんだなっていうのがありますね。
みんなイランのこと誇りに思ってますもんね、なんかね、イランから来た人ね。
そう、誇りの人によるかもしれないですけど、結構僕が会った人は誇りのなんか厳選はペルシャ帝国みたいな。
イスラムというよりはそのもっと前からあったペルシャ大帝国、ペルシャ人としての誇りなんだよみたいな話をしてましたね。
だから結構くすぐるのは簡単ですよね。
なんかね、やっぱりササンチョウペルシアの頃からね、やっぱり立派なとか言って。
その頃はイギリスなんていうのは全然野蛮人しかいなかったんだよ。
その人が言ったこともね、僕の意見じゃないんだけど。
トルコとかもね、ちょっとそういうとこがありますよね。
悩ましいですよね。
タザンの石じゃないけど、日本もね、あんまり昔の栄光ばっかりっていうのは良くないなっていうのを逆説的に見たりするけど、
歴史がある国の良さっていうのはね、そういうのはありますよね。
ペルシャ帝国ぐらいになったらもういいでしょって思っちゃいますね。
それぐらい、マウンティングしても許されるレベルの歴史の凄さ。
でもね、コーヒーだってなんか要らんから来てるんだよとかね。
マージャンとかとかね。
全部要らん。ペルシャ起源説。
悪い武器とかもね、悪い奴も良い奴もみんな要らんからだって。
せいだく合わせ飲むなんか。
全ての道は。
あるものは東に広がって、あるものは西に広がってってね。
そこら辺は迷妻だと半分以上迷妻なのかもしれないけれども、
なるほどなって思わせるようなところありますよね。
そうですね。
私はね、結構その要らんが一番なんか勝手にウォークインして、
12:01
なんかよくわかんない店に入るのは僕は好きなんですけども。
明らかに治安がやばいとやっぱり僕もう行けないんですよ。
これは多分死ぬな。
だけど要らんはね、地下室みたいなところでシーシャボックスみたいなところがあって、
オレンジジュースとシーシャを絨毯の上でぷかぷかちゅうちゅう。
シーシャでね。
男同士で溜まっていくような。
要らんだからちょっとシーシャって名前じゃなかったけど。
そういうところと、なんとなくね、行ってみてもなんとか大事なんだなっていうね。
これも僕はしばしば間違うけれども、なんとなく歓迎されるだろうなっていうね。
なんかね、そういうのをね、イランではね、その時のイランではなんかいろいろ感じたような気がしますね。
なんでそもそも行ったんですか、イランに。
いややっぱり行かないとね。
でも僕もともとイラン映画とかが好きなんですよ。
好きやろ。
イランって映画の大国で。
有名ですよね。
アジアで言うとね、中国、インド、イランってね、やっぱりすごい文化もすごくあるし。
あとはやっぱりそのアメリカとの政治的なね、興味ももちろんありましたし。
でもやっぱりそういういろんな既往変があって、既往変があったらやっぱり自分のパースペクティブを得るためにはやっぱり行かなかったらいけないじゃないですか。
いくら本読んでもね、行かなかったらわかんないじゃないですか。
そうですね。
イランの映画なんて日本に入ってくるものは結構アート系っていうか、小さな子供が出てきて、きれいなお花が出てきてとかね、結構芸術系のあれなんですけれども。
多分いろんな縛りがあって、あんまり女性の解放とか描けないし。
なかなかね、すごく限られた制約条件で作られてるなっていうのが感じられる映画だったんですよ。
ちょうど戦時中の日本の映画みたいな感じでね。
だからやっぱり美しいことは明らかだし、すごくハートウォーミングな人たちがいるんだなってことはわかるけれども、多分それだけじゃないに決まってるわけなんで。
映画ってのは所詮フィクションなんで。
これはやっぱり見ないとなーっていうのも10代の頃から結構ちょっと思ってましたね。
10代の頃から。
10代の頃から僕は映画大好きだったんで。
だからやっぱりね、そういう国にはいつか行きたいなーって気持ちがあってね。
で、ウィーンで行った時にやっぱりイランって相当遠くない地理的にね、あれがあったかな、ウクライナからの極光便とかも出てたし。
それで行って、やっぱ行ってよかったですね。行ってよかったですよ。
首都がテヘランで、あとは有名な街としてはイスファハーンというね。
そうですね、世界の半分。
イスファハーンは世界の半分という。
美しさだね、そういうふうに言われたっていうね。
やっぱりイスファハーンのこのモスクは、まあ世界一だなってなんか感じがしましたよね。
そうですね、あれは美しいですね。
もうすごすぎてなんか、毛タッチでしたね。
毛タッチぐらいでしたね、いいですね。
イスファハーンはね、水族館とか行きましたね、私ね。
誰も行かないようなところに。
水族館ある。
水族館行って、なんか魚の人形がなんか買ってね。
めちゃくちゃ大陸の街。
15:01
イラン全体で見るとね、海のリゾート地もあるから。
そういったらね、結構大人気でね、やっぱり地元の人がみんな行くようなところにね。
行くとイランの人、そういうところにいるイランの人の表情がみんな輝いてたのが印象的でしたね。
私はその映画館、動物園、水族館、全部行きましたよ、イランのね、地元の。
一切地球の歩き方には乗ってないようなところ。
どれもね、みんなが生き生きしてなんか楽しそうでよかったな。
映画館はどんな感じでした?
映画館はね、映画館はまずね、題名がわかんないんですよね。
文字が全然読めないから。
ペルシャ語だから読めないですよね。
時間もわかんないし、時間はね、数字だけは読めるようになるっていうのがイラン旅行のあるあるじゃないですか。
ペルシャ数字って違うんですよね、普通のローマ数字とは。
で、わかんないから、なんかおじさんが出てくる映画を見ようかなと思ったら、全部におじさんが出てくるから。
その主役の顔のところにね。
とりあえず一番やってそうなところをなんとか英語が通じる人にお願いしてね、行って入ったんですけれども。
なんか本当に応援上映って日本ではありますけれども、別にそういうふうになってなくても勝手に応援上映みたいになってて。
みんなが映画館にワーってこう。
そうそうそうそう。
インドとかもそうですよね。
そういう感じでしたね。
そうそうそう。
で、確かの始まる時間が夜の9時ぐらいに始まる時間だったから、夜の9時ぐらいに並んで行ったんですけれども。
それがね始まる時間じゃなくてドアが開く時間だったんですね。
だからそれが僕全然わかんなくて、もう映画の時間始まるのにどのドアも開かないから、これもダメだとか言ってね。
うわーっとかなった時にアフガニスタンの通りすがりの人がなんか助けてくれてね。
なんかここではなんかその扉が開くタイミングがこのチケットの時間なんだよって言って。
僕今までそんな国知らなかったから結構びっくりしたんですけども。
そこからまたしばらく待ってゆるゆると映画が上映して、なんか刑事物のサスペンスの映画だったけども。
もちろん中身全然わかんないんだけども、なんか隣の人のなんか反応とか見てるだけでなんか楽しかったですね。
リアクションがいいから。
そうそうそう。赤ちゃんとかおしめとか飼えてたりするね。
なんかウンコしてくれたんですよ。
家気分じゃないですか。
そうそうそう。なんかそう許されるんだってね。
そういう感じでね。
でもなんかすっごいでかいスクリーンで、やっぱり映画大国ってだけあんのかな。
映画がすごい娯楽っていうかね。
YouTubeとか結構確か制限されてたじゃないですか。
インスタグラムだけはできたのかな。
インスタだけオッケーでしたね。
TwitterもなんかVPN接続かなんかで勝手にやってる人結構いましたけれども。
その映画館でもTwitterの音が鳴ってましたけれども、大丈夫かなと思いましたけども。
でもだからそういう中でインターネットが良くも悪くも多分選択肢として少なくなっているので、
そういう意味では何十年遅れの日本みたいな感じで、
多分娯楽としてやっぱり映画館っていうのがすごく大きいものとしてあるだなっていうね。
同じようにさっき申し上げたような水族館、動物園もきっとそうで。
だからそれは勝手に何でも自由な方が僕はいいと思うから、
自由な視点からいいなっていうのはちょっとおこがましいんだけれども、
18:03
逆にインターネットをやりすぎて中毒になってる人が多いような日本から見たら、
なんかそれはそれでいいんじゃないかなっていうね。
映画館でみんなが大笑いして勝手に応援上映して、
おむつかえるのはちょっと問題なんだけども。
ある部分で接続されてないことの幸福というか、
接続されてないからこそのものみたいなのがあのクイズには何かありますよね。
そうですよね。話ししてたらどんどん記憶が鮮やかに極彩色に蘇ってきて、
僕なんてイラン正月、お正月の時期に行ったから特に祝祭ムードというか、
もうあのデフォルトでみんなご機嫌なんですよね。
わーとか言って、なんか金魚が確かおめでたい生き物だから、
金魚屋さんみたいなのがあちこちに露店みたいなのがあって、
で花火かなんかも上がってたかな、上がってたな。
だからいつもよりあれですかね、子供とかも夜遊び、夜に外で歩けるようなムードになってて、
あーもう良かったなー、ご機嫌な時期に行ったから、もう楽しいですよ。最高だったなー。
いやーなんで私は今こんなところでこんな仕事してんだろうなー。
また行きたいなーってね、でも歴史の悲しさとかあるから、私も戦争博物館、テヘランにありましたよね、山の方に向かってくださったところで。
戦争博物館とかね、もうすごくよくできてるんですよ、悲しいね、歴史があって。
だけどあの人たちはね、自分の国を守ってきたっていう誇りがあるから、戦争がすごい近い世代にあるなっていうのも感じましたね。
なんかタクシーの運転手とかが殺人の写真を見せてくれるんですよ、死体の写真を。結構びっくりしちゃいますけども、俺が殺したやつ。
戦争で見たこと。
そうそうそうそう、だから直近の戦争って今のね、早年層の人が経験をしてるわけですから、
そうなんだなっていうね、コメント難しいですよね、戦争が幸いなことに私は遠い国で、今のところ遠い国でね、生きてるわけだから、
文学としての語り継がれるものとしての戦争と、本当に短い一個上の世代が知ってることの戦争と、次元だなって思いましたね。
だからそういうことを考えると、今ウクライナで起きてること、アフガンで起きてることとかをね、照らし合わせてなんか、そういうこともなんか考えさせれましたね、イランって。
嫌われがちな国なんだけれども、本人にとってはやっぱり国を守る戦争であって、それが今アクチュアルに今生きてる人に息づいてて、っていうね、そういうのをなんか感じますね。
なんかね、ずっとあの人たちが平和でいたままだったらいいんですけどね、って思いますよ。
なんかね、思い出した。なんかね、その現地のお家にお邪魔したんですよ。
いいですね。
すごい大家族で、大学生女の子がいて。
はい。
学生が本業なんだけど、仕事もしてて。
で、あ、そうだ、レイラだ、レイラって男の子なんですけど。
レイラ、仕事がヘアスタイリストなんですよ。
21:02
おお、すごい。
でもイランってヒジャブとか、頭をこう割らなきゃいけないじゃないですか。
黒いなどでね。
そうそう。そのまま厳しさは、いろいろグラデーションあるんですけど、少なくとも髪の毛は何かスカーフで隠すっていうのはなんかほぼ義務になってて。
そうですね。
スカーフの下のヘアスタイルを作ってるというか。
はいはいはい。
普段、人には見せないけど、その下のヘアスタイルを作ってるみたいな仕事をしてたら、すげえなと思ったんですけど。
家着いて、バタッて戸を閉めたら、あっつ!とか言って、バッてスカーフ脱いで。
家の中ならね。
そうそう。でも本当は多分ね、あんま見せちゃいけないんじゃないかっていう気もするんですけど。
確かに異国人の異性が、岡田さんという異性がいらっしゃるわけですからね。
本当これもうマジアツって最悪なんすよみたいなことを言って。
英語で?英語で?
そう、英語で。結構その割とインテリ。
英語が話せるならね。
結構やっぱイランって女性の大学進学率とかかなり高いらしくて、大学生多いらしいんですけど。
結構その本とか読むとイランの女性は結構髪を出すのはもう下着見せることぐらい恥ずかしいんだみたいな書いてあったんで。
すごくびっくりして、暑いんだよみたいなことを言って。
暑いんだよとか言って下着を見せてるくらいドキドキしますね。
なるほどね。
なんかその国のことはすごい好きだって言ってて。
自分の国をイランのことが。
一方でスカーフはマジアツいし最悪だし、もうなんかその途中でイスラムの国でよくあるコーランがバーってスピーカーで鳴り始めて。
これ本当うるさいんだよこれみたいなこと言ってて。
それ結構ヤバい。結構言っちゃったバースに発言。
でも周りの人も、周りのなんかこことかもそうそうそうみたいな感じで言ってて。
面白いっすね。
まあわかんない、その人がどれだけ特別かはわかんないんですけど、飯とかを出してくれて。
でなんかお母さんがすごい立派なナンをね、イランのナンの生まれた地みたいなの言われてるから。
インドじゃなくてイランなんだ。
そう、なんかナンあんま好きではないんだよねみたいなこと言いながら。
ディスりがちな、いろんなこと文句言いがちな。
いいね、でもなんか国は好きだし、やっぱペルシャ最高なんだよみたいな。
褒めにはウザいみたいなこと言ってて、なんかすごいね。
それヤバいヤバいヤバい。
聞いてる方もどこまでがOKのラインでダメなラインか何もわかんなくなってきて。
そうですね。
ヤバいなあ。
すぐに同調しちゃうと。
そうそうそう、なんでへーってずっと言ってたんですけど、ラインがなんかこう何だろうな。
引けないんだなって思いました。
なんかいろんな人いるんだなと思って。
そうですね、そうですね。
すごい多層な感じがしましたね、イランも。そこ知れんのかもしれない。
24:02
そうですね。確かにね、本音と建前の乖離が結構ありそうですよね。
表通りでは言えないこともあっていってね、それはあるかもしれないですね。
私が知り合ってそうやって打ち解けた人も、何か仮想通貨のベンチャー企業をやってて、で、褒め意に最悪って言ってましたね。
そうなんですか。
若者は褒め意に人気ないらしいですね。やっぱ。
でもそうやって掛け口でもう最悪って言えるってことは、逆に私はそのぐらいには平和なんだなっていう、なんか思いましたけどね。
やっぱり世が世なら、簡単には裏だって言えないですよね。
何十分前に知り合ったばかりの外国人の、よくわからんアジア人に、向こうもアジア人って言われてるんだけど、
自分の国の一番偉い人のことを文句を言えるなんて、ドキドキするなぁなんてね、思いますよね。すごいよなってね。
いやぁ、また行きたいなぁ。
そうですね、最後は違法ダウンロードしたマルーン5を流して踊ってました。
マルーン5、違法ダウンロード、それは何、VPN説?
VPNで。
ひどいな。
そう、だから結構アメリカへの憧れをね、ちょっと感じますよね。なんかね、スタバはないけど、なんか偽スタバとかね、なんかそういうっぽいアメコミのフィギュア屋さんとか。
そう、イランってほとんど、あらゆるグローバルチェーン店が一切ないんで、ローカルというか、イランの店しかないんですよね。
そうそう、それ結構びっくりしますよね。だけどなんかロゴが似てね、みたいなね。
ここまでは許されてんだなってね。
オマージュされたロゴがいっぱい。
オマージュされたロゴがありますよね。
ああいうのとかもね、アメリカの人が行ったらどういう気持ちになるかってね、多分、平等のことがないといけないので、アメリカの人は特に、なかなかあれですよね、日本はね。
日本人っていう立場がまた微妙にね、あれですよね、ちゃんとイランに行けるんだけれども、国の成り立ちとしてアメリカと同盟をすることで成り立っているわけだから、なかなか悩ましさがありますよね。
いやでもね、行けるうちに行ってよかったなっていうね、他の国もみんなそうだけど、思いますね、なんかね。
ヤズドって行きました?
ヤズド行ってないですね。
イランっていう国が、99%がイスラム教徒なんですけど、1%はゾロアスター教徒なんですよね。
ヤズドがゾロアスター教の町で、もともとそのペルシャ帝国の国境がゾロアスター教だったんで。
そうですよね、そうそうそうそう、僕そこね、すごい勉強したいと思ってたんだ。
そこに行かれたんですか?
そう、行きました。で、その、もともとその世界最古の一神教って言われてて、ゾロアスター教がイラスラム教にもキリスト教にも影響を与えたんですけど、そこの1%の人たちがヤズドに集中していて、結構その景色が違うというか。
酒とか肉とかもオッケーなんですよね、ゾロアスター教って。
オッケーなんですか?
結構、なんだろうな、僕もその表層的なところしか知らないんですけど、なんかちょっと本を何冊か読んだ感じだと、めっちゃなんかね、楽しめみたいな。人生楽しめみたいな。
27:05
おー協楽的な感じなんですか。
おのよを楽しめよみたいな感じの、なんかそう、楽しいの、ところ上司みたいな感じのノリみたいな。
急に身近になってきた。
あの方はちょっと関係者かもしれないですね、じゃあね。
そういうことですか。
僕はゾロアスター教、数少ない知識は、長僧って確かゾロアスター教ですよね。
そうですね、長僧。
鳥にね、死体を食いつまませて、自然の植物連鎖に油断でるって言うんですか。最後人間の骨だけが残るって言うね。
もうね、それ国に禁止されちゃって。
あらそうなんですか。
昔やってた場所みたいなのがありました。
あ、そうなんだ。私はでもあれか、そうか。
私が言ってるのは、チベットかなんかどっかの奥地かなんかで、それをやってる人がいるっていうその写真を見せてもらったことがあって、到底youtubeには載せられないんですかと。
チベットですか。
人間の死体の写真でしたね。
だからそこはゾロアスター教が生で生きてるっていうか、あんまり国家というよりも別の枠組みで暮らされてる方がいらっしゃる場所があって、そこに行ってるフランス人の方から写真を前にもらいましたね。
そこ行ってないな、興味あるな。イランって広いから。そうなんですよね、多様性がすごいあるから。
主要なね、テヘランとかイスファハンとかマシュハトとかシーラーズとか、それだけじゃない、いろんなところまたありますからね。
そうなんです。
だからああいうところをね、やっぱりゆっくりまた開拓していく、歩いていく、バスで行く、ああいうのはね、いやまた行きたいですね。
行きたいな、行きたい、旅したいなって思いますね。
最後にイラン、豆知識、国土の形がすごいギフ県に似てるっていう。
豆知識っていうかね、僕らしか知らない知識かもしれないですね。
イランをこうくるっと回転させるとギフ県にそっくりなんですよ。
そうですね。ギフ県の、これを聞かれているギフ県の方はですね、やっぱり俺の県似てるぜとか言ってね、そのネタでイランの人たちと仲良くなってほしいですね。
そうですね。
ギフ県の形を切り抜いた旗を持ってって。
それぞれ対応をさせてね。
そうそうそうそう。
その街に行ってみてほしい。
日本は日米同盟でやっていくんだけど、ギフ県はギフイラン同盟でやっていくと。
ちょっと難しい話になっちゃった。今のは冗談ですけれども。
こうやってやっていってほしいですね。
豆知識でした。ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ペルシャ語でさようなら。
コダハフェイズ
29:53

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