岡田さん。
何ですか、Satoruさん。
サウナ敷地って知ってますか?
敷地有名ですよね。
おお、さすが。サウナ好きにとってね、聖地とされてる。
聖地ですよね。
あの、行かれたことあります?
僕はないですね。
あ、ない。うん。僕もね、この間初めて行ったんですよ。
はいはい。
この間、僕何のあてもなく、いつの間にか静岡駅にいたんですよ。
いろいろ打ちひしがれて。 記憶障害だ。
で、泊まるところもなくてどうしようかなと思って、調べたら、そのGoogleマップの片隅にサウナ敷地ってあって。
水風呂とか有名なんですよね、確か。
そうそうそうそう、さすがですね。
おっしゃる通り水の質が良くてですね。
はいはい。
で、天然の地下水があの辺りに何か取れんのかな?
で、汲んで使ってるからね、水風呂がその体にスーッと染み込んでくる感じがね、もう言いながら僕今すごくいい気持ちになってますけれども。
確かに他では味わえないんですよね。
で、そう言って、でもウォークインで行こうとしたら、いきなり3時間待ちだよとか言われちゃう。
え、サウナ入るのにこんななの?とか思ったんだけども、しょうがないから。
そっからもうちょっとさらに歩くともう海なんですよ。
海を眺めながら3時間ね。
待った。
眺めたらブーッて電話がかってきて、大丈夫ですよーとか言ってね。
で、入ってみたらもう本当に混んでたんですけども、確かにこれ良いなと思ってね。
おー。
で、どんなのかっていうのをその説明はなかなか難しいんだけども、そんなにめちゃめちゃ広いわけじゃないんですよ。
はいはい。
あれより広いスーパーセントみたいなのがいっぱいある。
だから広さはね、男性用のお風呂ゾーンは小学校の教室1個分よりちょっと広いぐらいの。
そのぐらいですかね。浴槽じゃない部分はそのぐらいで。
で、サウナ部屋も2つあって、フィンランド式のやつと薬草式みたいな、むしむしした草の匂いがぷんぷんくるやつやな。
その2つあって、それぞれ15、6人ぐらいかな。
それ入るのにもうなんかもうみんな並んでて、結構ねみんな裸のおじさんたちがみんな並んでて、
なんでこんな苦労しなくちゃいけないんだよとかブツブツ言いながらやったんだけども、
でもねやっぱりね、さっき言った水風呂の水質もいいし、あとは思ったら空間設計がね、もう本当によく考えられてるなっていうのはね、気づいたんですよ。
で、サウナはね、お好きな方はほとんど好きかもしれないですけども、たぶんそんなんだよそれってね、知らない人いるかもしれないですけども。
一応なんか入り方は自由なんだけど、一応スタンダードなお作法みたいなものは一応あってですね。
もうご存知かもしれないけど、最初にサウナに入って、5分か10分くらい入って汗をだらだら流した後に、
ほかほかになったらシャワーでさっと体洗って、で水風呂に入るんですね。
で、ずっと入るとちょっと心臓麻痺になっちゃうからあれなんだけども、短ければ10秒くらい。
サッと入って、で出て、でその後椅子みたいなところに座って、外の空気に当たりながら5分10分くらいまたぼんやりするんですよ。
そうすると何回かそれをルーチンで繰り返していくと、なんかいい感じの気持ちですね。
トランス状態みたいな。
そうそうそう。タイマーとかマリワナとか日本ではないけれども、たぶんその代わりになるような、ある種なんかすごいダウナーというかですね、すっきりしてくる感じになるんですよね。
でそれをその繰り返していくっていうのはね、極楽浄土に向かっていくようなそのルーチンがね、ものすごくやりやすいようになってるんですよ。
つまりそのさっき申し上げた2つのそのサウナとその水風呂までがもう5秒くらいなんですよ、歩いて。
でさらにその間の水風呂とサウナの真ん中あたりに、これまた小学校の教室みたいな等間隔で椅子があるんですよ。
そのプラスチックのね、いわゆる整い椅子みたいな。
整い椅子ちゃんとあるんですね。
あれがまさに小学校の配置みたいになってて、机がない。
でそこにまたいろんなおじさんたちが、いろんなおじさんたちがこう座ってでぼんやりしてるんですよ。
でそのルーチンを永遠に繰り返せるんですよ。
だからもうその最初の移動でそれができるんだっていうのがまずすごいし。
交互役のための施設なんですね。
そういうのもなんかね、みんなが裸で列に並んでじゅんぐり無言で、でみんなマナーを守って無言なんで、
無言でまた椅子に座って目をつぶってまた行ってってのが宗教施設のイスラームのモスクみたいなね。
という感じとかがまたね、知らない人が来たらこれどういう気持ちなのかなっていうね。
そういうのもまた聖地っていうね、正しいなんか聖地っぽさもあるし。
で2階建ての建物で、2階にはその休憩室があるんですよ。
食堂みたいになってて昔ながらのね。
清潔なんだけれども決して新しくはない施設でね。
そこで焼肉定食、生姜焼き定食、冷ややっこ、ビールとかね。
頼めてリストバンドみたいなのがあって。
で頼むとオーダーはその場でお金払わなくても、ビールとか餃子とか頼んで。
お水もまた美味しくて。
でグヤッて飲んでまたいい気持ちになったらもうそのまま座コネで、座布団とか掛け布団とか置いてあって、
もうそこの辺りで好きに寝れるんですよ。
で1600円ぐらいで寝れるんですよ。
めちゃめちゃ安くて。
でそこら辺でみんなまたゴロゴロ寝ってるおじさんがこういて。
で壁のあたりには一面その古い漫画がね。
もう昔のなんかちょっと薄汚れた漫画がいっぱいあるんですよ。
その少年マガジンの昔のね。
近代一少年の事件簿とか。
コウサローマカリトールとかね。
パラパラとね。
昔読んだなとかね。
この描写はちょっと今の世の中じゃ受け入れられないなっていうのをバラバラ見ながらね。
だらだらしながら。
自分では今はもう買わないけどあったらよく。
汚れたね。
で24時になると消灯台やすくね。
寝て隣のおじさんのまたいびきがグーってまたうるさいんだけど。
そこで泊まっていいってことなんですか。
泊まっていい。1600円ぐらいで泊まっていい。
それもベッドとか個室も何もないので。
ただ寝る。
ザブトンをね2つ折りとかにして。
一応フルフラットみたいな椅子をね。
サウナ椅子みたいなのがあるんですけども。
まあそうやってスッキリしてね。
サウナで今整ってるから眠りの世界にも行きやすいんですよ。
そういうのをこうね。
1日こうやって過ごしてみるとなんかもうこれ以上もう必要ないし。
これからもう削り落とすべき要素もないなと。
つまり日本式のサウナ。
いわゆるフィンランドとかロシアとかまた違うサウナの様式なんで。
そこを言い出すとごちゃごちゃ難しくなっちゃうんですけども。
いわゆるジャパニーズサウナの昔からのある昭和のサウナとして。
もう足すべきものもないし引くべきものもないなと。
これは古代ギリシャでいうプラトンのいうイデアみたいなものなんじゃないかなっていうね。
サウナのイデア。
確かにね
結構いっぱいだったりとか
わかる私もね小室そば のイデアはね西新橋店だと思います
ね
また他のニッチなねおっしゃ る通りその目の前にまずタクシー
が止まってて
そうタクシーが止まってる
止まってるけど乗れないん ですよ
そうそう
なぜかというと運転手 さんが召し上がられてるから
そうそう休憩中だから
おかみさんがね小気味の いいおかみさんがいてで茹でる
担当のおじさんがいて大体二人で やってて夫婦じゃないんだけれども
それぞれのパートでやってて
うんうん
でね小室そばって結構 従業員に対するなんか待遇が良い
感じで結構早めにしまっちゃった りとかしたりなんか従業員にとても
なんかね優遇されてる感じじゃない ですかねそういう感じもねで職権
の並び方もねすごくねこれがイデア だなってねちょっと違うかなわかんない
ちょっと自分でちょっと言ってて 無理さがるかもしれない
確かにその御丹田のゆで太郎 の近くに御丹田の小室そばがあるん
ですけどでもやっぱそのゆで太郎 の方にタクシーは止まってるんで
ああじゃあそう
よりこうイデアが
難しい
イデアが御丹田の場合はゆで 太郎になる
なるほどねなるほどね でもあったな私もなんか例示を
出さないとなんか申し訳ない気が するけど千葉県のねあの奈良市の
にね前ちょっと用事があって行った 時にねその団地みたいなところに
ねたまたま立ち寄ったんですよ その公園みたいなところねこんな
とこに公園あんだって言ってね ちょっと言ってねでそこでも夕日
がちょうど差し込むようなねあの 業者角30度ぐらいのところから夕日
が差し込んでそこでねちょっとね そこでねちょっとねちょっとね
子供がわーっと遊んでてねなんか フラフープとかを持っている子も
いるんですよ今何フラフープかと 思ってねでも楽しいよなこれな
と思ってねで砂場があってで2個 ぐらいしかないブランコとかあって
でお母さんがもうすぐご飯にできる わよとか言ってどことなくカレー
の匂いがしてあこれは昭和の団地 のイデアだったその時思いました
ね今遡ってそう発見をしたことを 思い出しましたそうそうそうそう
そうそう想像どおりの団地がそうそう そうそうそうだからそれもだいぶ
主観はね多分入ってんですよ観測 者である人は常に主観にはねあの
とらわれずだろうがないんだけど その時にねあとても幸福な気持ち
にやっぱりその時もなったんですよ あこれがだから本当のねこれ以上
足すところもないそこになんか 変な新しい人が出てきても多分
それは崩れてしまうしそこに子供 が1人いなくなっても子犬1匹いなく
なってもきっとそこはちょっと だけ足りなくなってしまうんだ
なっていうね全てがこう整合して きた瞬間っていうのはねあります
ねそれはサウナの帰り帰りそれは サウナの帰りではないそこそこ
前のことなんでまだ僕がウイン に行く前のことだったんですね
タトルとオカダ犬旅のラジオ あとシャッター商店街のイデア
とかねあんまりちょっとくつま びらかに話しはしないけれども
ある地を落としに行ってねちょっと 寂しくなっちゃった感じででちょっと
だけやってるんだけどもそれは あのチェーン店やっぱりそこは
ここしか生き残ってないんだな と思ってねで針紙がこうちぎれ
ちゃってね注射禁止の禁止が赤い 文字が消えちゃって注射になって
てなんかそういうねなんかそういう ね古びた商店街みたいな黒い
インクの文字だけが残ってて他が 消えちゃっててあとはなんかもう
3年前ぐらいの締め切りのなんか なんとか運動会とかなんかそういう
のが未だに張ってあるってことは もう手入れをする人もいなくなって
しまったのかっていうその寂しさ 積量感が立ち上ってくる業者が
くす45度ぐらいの角度でまた夕日 が差し込んできてねああこれは
なんかシャッター商店街のイデア だなってねいうこととかがね地方
都市のねそういうなんかね
ありますね地方都市行くとそういう 瞬間
ミディのミディの安っぽいjpopの 音楽とかがね流れてきて著作権
をうまくくぐり抜けるようなね やつが流れてきてなんかこれ別に
もうこの音楽いらないんだよな っていうね
確かにねもっと地元の音楽流せ ばいいのに
そうそうそうなんでそうなんで
なんでポップミュージック
そういう意味では正しい日本の 海水浴場のイデアにはサザン
オールスターズがやっぱりずっと 流れてるし音は割れてるし焼きそば
は高いし
はいはい
なんかねそういう感じでなんか イデアがあるんじゃないかなっていう
逆にないやつってありますこう
どういうことですか
まだ出会えてないイデアという か
そういうイデアたくさんあると思います ね
なんかこう
ずっと毎日イデアのこと考えて はいないのでなんかその
急に気づくんですよ音ズレが急に 来るなんだろうな
なんだろう映画とかドラマとか 創作物ではよくあるようななんか
こう何だろう概念というか景色 なんだけど
はいはいはい
実はあんまそうってないなみたい なんて
均衡強盗
フィクションでよく見るけど袋を 詰めろみたいなね
イベントかそれは
なんか日常系の漫画のイデアとして こうスーパーで友達に会うとか
なんかこう街で知り合いに会う っていうシーンがめちゃくちゃ
多いですけど
主人公がだから小学生中学生とか ってことですか
高校生とかはないですけど
なるほど
要は物語を展開していく上で街 でばったり会うっていうのが大体
お決まりとして
なるほどなるほど
そうあるんですけど街で人って そんな会わないよなと思って
会わないですね確かに
特に近所のスーパーで子供が主人 公でお母さんと買い物してて別
の家族と会うっていうのはめちゃ くちゃ見たことあるんですけど
あの瞬間に巡り会ったことはない なと思って
確かにないですね
相当僕田舎に住んでたけどなかった んでどんだけちっちゃい街なんだ
わ
でも小学校ぐらいまで遡るとある し僕のだから今僕の子供は小学
今3年生なんですけども一緒に手 つないで歩いてたりするとクラスメイト
に会うんですようちの子供はあるいは 校長先生が現れて頭撫でてくれた
りとかしてねだから子供の世界 ではこれ怒ってんだよって言って
向こうから積極的になんとかくん とか言って話しかけてくれるんですよ
うちの子にね
なるほど
大人の世界だとチラッと見ても なんとなくあんまりちょっと声
かけにくいところにいたりしたら お互い多分片っぽは気づいても
声かけなかったりすることはあった りするじゃないですか実はあるん
じゃないですかね分かんないけど そういうの
なるほど
だからあれはやっぱり子供の世界 で起きてるんだなっていうね
なるほど
そうそうそう子供が少し大きくなって みて思いましたね小学校だから
学校内だからみんな大体近くに 住んでる
はいはいはい
確かにでもあれはもう大人になった の
まあでも確かに都会の方がある の逆に田舎だと