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  2. #108 サウナは“街”からつくる..
2025-12-26 21:12

#108 サウナは“街”からつくる。地域性から考える施設づくり| ゲスト:ととのえ親方(松尾 大)さん

【今週のテーマ】

・サウナを作る前に、まずスーパーを見ろ!? サウナはその土地を見ると強くなる

・国立競技場が見せられないから、場所の意味から考えたサウナ

・良いサウナは「設備」より「見えない配慮」で決まる


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サマリー

このエピソードでは、地域特性を活かしたサウナ施設の構築について語られています。ととのえ親方は、荒川や赤羽などの特定の地域の特徴を踏まえた建設アイデアや、地域密着型のプロデュースの重要性について述べています。また、サウナ施設の地域性や客層の重要性についても議論されており、ととのえ親方は香川浴場の魅力や、施設設計における清潔感の重要性を語り、地域のニーズに合わせたサウナの作り方を考察しています。

地域特性を活かしたサウナ
みんなでサウナ!
みんなでサウナですけども、先週も。
3週にわたり。
どうでしたか?
いや、面白すぎて、世界のサウナもそうだし、プロデュースのサウナの話だったりとか、
もう奥が深すぎて、もっと聞きたいことたくさんあるんですけど。
ということで、今週も親方に来ていただいております。
よろしくお願いします。
僕らがね、それこそサウナを、そのうちこれをやりながら作っていこうみたいなことを言っているんですけど、
東京都の北区というところにあって、赤羽とか近いところで、
荒川のところに浮いている島でイベントをやったりとかしながら、
作ってみたいなという話をしている。
めっちゃいいですね。
なんか今まで、それこそ親方がプロデュースした施設とか、面白いところとかをお伺いしながら、
どういう施設が面白いと思う?
相談、ガチ相談が。
親方がプロデュースするな、みたいな話をしていたら面白いなっていう。
でも荒川っていう川があるんですもんね、まずはね。
そうなんですよ。
でもあれですよ、割とそのプロデュースされている施設とかって、
その場所の特性を生かされているところが多かったりするんですよね。
そこはなんか借計じゃないですけど、力借りれるところってあるんですよね。
逆に、ただで貸してくれる力のところあるじゃないですか。
なんかもう仙台から作ってた観光地として、たとえば三船山とかもそうですし、
でも三船山ってやっぱりすごいなと思う。
お庭があってとか、山とか自然とか空気感というかを、
サウナの中で体現させたいみたいな、多分思いが小原さんにはあって、
平間の湯っていうところにはあったり、
登別の鬼サウナってあるんですけど、そこはもうずっと地獄谷っていうものがあって、
そこがずっと鬼というものをシンボル化してやってきてるっていう歴史があるところに、
鬼サウナっていうものをそこを借りるというかね、力を借りる地域の。
っていうのは、やっぱり地場の特徴を活かしたサウナになり得ることもある。
もちろんできない時もあるんですよね。
山に囲まれてって言っても、山ってめちゃくちゃいっぱいあるし、
だからそこの糸口からどう見つけていくかっていうのはやっぱり大事だなというふうに思っていて、
だから荒川にあったり赤羽根ってものがあったり、近く近隣がどんな歴史だったのかとか、
あとはどこの方向に進もうと思っているのかとか、
そういうものがあると地域性を活かすと、そこはそこでプロデュースするところでちょっと面白くできたりもする。
地域ってものじゃなければ先週お話ししたようなカピパラっていうものを持ってきたりとか、
プロデュースのアイデア
そのキャラクターというものを持ってきて、そこにエッセンスを入れるとか。
キタクはキツネがいるんですよ。
神社があって王子のキツネっていう落語の話もあるぐらい。
じゃあもうそれって結構使いやすいですよね。
そうですね。
キツネ確かに。
ユキタンがキタクの戦闘キャラクター。
その戦闘キャラクターがいる。
キツネが結構有名なんで。
キツネがいっぱい置いてあったらカチカチが可愛いですよね。
キツネがあるとかそういうふうに掘り下げて考えて、
何か考えてたらこれ面白そうかもとか入りたいかもっていう。
自分でもちょっと入ってみたいかもみたいな何個かのパターンがあって、
これうまくいくっていうやつが出てくる時があるんですよね。
最初はどこかの場所をプロデュースしますって話があったら、
みんなで会議したりするんですか?
あとそこら辺の町の状況というか過去とか調べたりとか。
ストーリーが組めるかとか。
ストーリーが組めなさそうな感じだなと思ったら、
なんか違うところから何をするかとかをずっと考えていく。
なおかつオーナーもそこに対して信じらないといけないんで、
結構僕はオーナーも入れちゃうんでしょ。
巻き込む。
親方はいつもまずオーナーとサラナに行くっていう。
そうなんですね。
いろんなこと話したりだとかして、
こういうものがあったら面白いかもしれないですねとか。
やっぱり投資としては数千万から数十億円になることもあるので、
脳みそを同じところにいって伴奏しながら、
これ面白いかもしれないですねとか、
というのはやっていく感じかもしれないですね。
できない時もありますけどね、全て。
そうはならない時もあるし、
ちゃんとしたいいサウナ、フィンランドっぽいいいサウナが欲しいっていうことであれば、
そこまで土地のエッセンスとか必要ないんじゃないですか。
例えば都市型サウナとかで、
そういうプロデューサーがいると思うんですけど、
都市型サウナってあんまり差別化がしづらいじゃないですか。
しづらいですね。
そういう場合ってどういうことを着眼点にしたりするんですか。
例えば今回だとトトパって。
トトパ、明治郡。
明治郡とか、あれはもう完全都市ですよね。
そうですよね。
もうやったーみたいな目の前に国立競技場見えたら、
これ最高じゃねえかみたいな。
じゃあもう国立競技場のビューでやってやろうと思ったら、
全然国立競技場見せれないわけですよ。
見せれないですね。
保健所の関係で。
これ一瞬でもダメかと。
施設づくりのポイント
一瞬というかちょっとの隙間からでもダメかと。
もうダメだと。
これはこれ参ったなと。
でも作るところは公園。
公園の中にやる。
公園の中にやると。
公園の中でやるんだったら、どんなサウナがあるんだろうって言ったら、
もうサウナ自体を遊具っぽくしちゃえと。
すごい。
遊具っぽくするにはどういうことなの?
3つ遊び物としてサウナってものを捉えていって、
色のトーンから何から変えていって、
こっちはこういう左側、左脳で遊ぶというか右脳で遊ぶとか、
あとは公園だから脇あややと和んで、
公園って喋っちゃいけないとか、ボールダメだとかやるけど、
本当は公園ってそうじゃないよねって、
喋れるようなところがあって、
もうちょっと和む場所じゃんみたいな感じだと、
じゃあこの3つで行っちゃえとか。
おしゃべりがめちゃくちゃ歌謡曲みたいなのかけて、
めっちゃ話しやすい環境で、
逆にテーブルまで置いちゃえみたいな。
真ん中のところね。
テーブル面白い。
面白い。
あれなんでテーブルがあるのかなと思ってた。
なるほど、あれ公園のコンセプトなの。
公園のコンセプトでテーブル置いて、
そこに水持ってきて飲み物飲みながら、
くっしゃべりながら喋ってもいいじゃんみたいな。
だから入るところに荷物置き場が全部のサウナにあったみたいな。
あとは赤かったり青かったりっていう感じで。
赤い座船サウナみたいなのじゃないですか。
あそこはどういうコンセプト?
あれはでも感覚的に青いサウナができてて、
天井の形が低くなったりするところがどうしても出ちゃう。
張り入れ。
あの造形使って座船みたいに組むサウナをできたら面白いんじゃないとか。
そういう感じでもう完全に子どもの遊び場みたいなものですね。
遊具というかね。
公園の中にあるからその遊具的な発想。
それはやっぱり面白いですね。
面白い。ちょっと遊び心っていいですね。
遊んでもいいよってことだったんで。
あれはグギさん入れてね。秋山グギさん入れて。
そうなんですね。
サウナっていう、昔もう18年くらい前か6年くらい前に
親方超面白いアイデアがあってパッて見せられたのが
左、右、叩かなのなって書いてサウナって。
あー、サウナ。
で、UNO、SANOってなった時にグギさんに6年くらい前に
見せられたあれがあって、あのロゴそのまま使いたいと。
SANO、UNOだったらつってグギさんに
あれちょっと一緒に今回やってもらっていいですかって言って
で、サウナで左、右、真ん中がなごむのな。
で、サウナで3つのサウナを作ったって。
待って面白い。すごい。発想すごいな。
あそこちょっとぬるいお湯とかあるじゃないですか。
ありますあります。
あれはどうしてきたんですか。
あれはぬるいのも不関流的にお湯の浴室いっぱい置きたいけど
なかなかスペース的には無理なんですよ。
やっぱりどうやってもできないことってやっぱり施設とかあるんですよ。
そうですよね。
で、やっぱりお湯を作るだったらもう不関流と水風呂と
全然違うお湯があったらそこ巡回しながら
いろいろ楽しめる。楽しむの見つけれると。
で、結構ね水風呂の後に不関流とか
不関流からのお湯とか
あそこのゼロじゃないけど不関流って。
不関流ってすごいですよね。分かります。
そう。なんか不関流のゼロ感っていうか。
ゼロ感めっちゃある。
あそこがゼロと基準として水風呂とかお湯の温度って
結構あれがあることによって面白くなる時があるんですよ。
確かに。
あそこからまたいろんな方向に再スタートできる。
そうなんです。
リセットみたいな。
そう。だからなんかああいうの置いて楽しんでもらいたいっていうか。
全部優遇ですよね。優遇みたいなもんと考えると
いろんな楽しむ方をいろいろな人がしてる。
なんかそういう感じでね。なんかこう
それ面白いかもってなった時が
だいたい来たっていう感じでみんなで喋ってて。
たぶんね、岡さんもたくさんの企画会議やられてると思うんですけど。
確かにね。
なんか施設作る前とかに必ず見るポイントとかあるんですか?
そこの場所とかで。
やっぱね、レストラン。
あと朝昼晩の人の動き。
どんな感じで活動してるか。
周辺どういう飲食店があるのか。
周辺どんな遊び場があるのか。
周辺にどんな走ってる人とかがいるのかとか。
あとスーパー。
スーパー結構好き。
その周辺にいる人たちが。
やっぱり足元の人たちってすごい大事。
サウナやる。経営する上で。
その人たちが通ってるスーパーを見に行くと
だいたいその人たちの生活が見える。
そっか。確かにスーパーって一番日常的に。
日常的に使うでしょ。
で、どんな人たちがいるのか。
時間帯にもってももちろん違うんだけど
どんなものが売られてるのか。
一番分かりやすい。
分かりやすい。
そうか。だからこれ面白いなと思うのは。
例えば庶民的な、例えば街に
トトポみたいなものを作ってもまた違うっていう。
違うってことなんですよ。
なるほど。
例えば足立区にあるホッタユってあるんですけどね。
僕プロデュースさせてもらったときは
これは最初オシャレなものを作ろうとか。
めっちゃ言ってました。
住んでてホッタユめっちゃ好きでめっちゃ言ってました。
あそこも絶対地元の人と郊外から来る人が
混ざるような場所を作るっていう風に考えると
あそこの辺ってやっぱ近くにお肉屋さんでコロッケ売ってたりね。
ああいう商店街的なこと。
確かに。
庶民的なお店があの周りいっぱいあるから。
だからオシャレなものを作ろうとしても絶対ダメだと。
それをやめた方がいいと。
ちゃんと地場の人たちにも愛されて
外からも来るようなものを作ろうと。
だからそれ言ったら
香川浴場の魅力
ココフの香川浴場は
割とめちゃめちゃ流行ってる理由もちょっとわかる。
あそこなんかねやっぱ面白かったな。
なんかやっぱ行って帰ったのは結構年配の人たちがいて
で、薬草風呂が今日はあって
そこのお風呂はすごく暑かったんです。
で、サウナもめっちゃ暑い。
で、あれってでもすごくフィットしてるなと僕は思って
あそこに来てくれる多分お客様の人たちって
やっぱ厚湯が好きだったり
電気風呂もあって。
やっぱ年配の人たちをかなり大事にしてる。
確かに客層そうだったかもしれないです。
最近はね若い人多いんだね。
若い人が多いけど
多分年配の人たちをしっかり
こういうものがあったらいいだろうっていう
ものに置いてるなっていうのは
すごく感じましたね。
で、なんか音楽。ミュージック浪流っていうのがすごくよくてね
歌が神田川だったの。
それってね、なんか来てる人たちはすっごくノスタルジックに
なんか施設の愛を感じるというか
それあったなぁ。
あそこもともとほんと香川浴場っていう銭湯を
ここ風呂グループが入ってきて
リノベーションしたライフだったから
だからやっぱりその辺の
持ってた銭湯としての良さっていうのは
残そうとしているってことですよ。
ですよね。
その土地のポテンシャルをちゃんと最大限に
使ってるなっていう感じ。
結構大事な話で
僕らが背伸びを無理にしてもダメなんだっていう話を。
なんか見るポイントとか聞けたのすごい良かったなって思います。
まあ北区の王子周辺に作るんだとすると
やっぱりこの辺の人の感覚っていうのに愛される
なんないとダメってことですよね。
見ないといけないですね。もっと。
勉強になりましたね。
なりました。
施設の設計と清潔感
じゃあせっかくなので
またお便りを紹介したいなと思ってるんですけど
じゃあ紹介していきます。
ラジオネーム旅はサウナさん。
ありがとうございます。
ここを見ればその施設の良さが分かる
というチェックポイントはありますか?
なるほど。
どこを見ますか?
確かにこれ施設のプロデュースがたくさんされてるからいい質問ですよね。
でも結構全体ではあるんですよね。
やっぱり全体なんですよ。
だからやっぱりみんな言うけど
清掃がしっかりされてるところはやっぱりいい施設だし。
そうですよね。やっぱりいいですよね。
ちょっとしたぬるっとしたところがないというか。
床とかね。
床とか。
ああいうところはやっぱり本当にずっと戦闘家の誇りというかね。
風呂屋の誇りって多分そこの清潔。
うん。清潔感。
大垣さんみたいな。
そうなんですよね。
だからそこがやっぱり彼らのプライドなんで。
だからもうできてしまって、設備ができてしまってって
後からやれることってね、設備またどんどんどんどん変えてくって
なかなか難しいソフトのところを変えてくってできるけど。
でもそのそこを徹底できてるところがやっぱすごいなとはやっぱり思ったり。
だって絶対大変ですもんね。
床が常にぬるっとしない状態を作っておくことって。
めっちゃ難しいからね。
めっちゃ大変だと思う。
そっちのほうが難しいからね。
難しい。
そうですよね。何よりも大変だなと思う。
だからやっぱりあとは工事のときの一番最初のスタートというかできるときの
例えば排水の取り合いとか。
だから排水口なんかもやっぱりボコボコボコボコ言うところと
ボコボコボコボコ言わないところっていうのがあるんですよ。
だからそれって排水計画が
例えばザブーンってみんな入ったときにザーってお湯が流れて
ボコボコボコボコボコボコって
あの音って実はあまり良い音ではないんでしょ?
だから徹底してそこを潰そうとする設計屋とか。
めっちゃ綺麗に流れてってくれる。
こだわり、そこに対してこだわる人たちってのはやっぱいて。
なるほど。
排水ってすごいですね。
排水のところとかは僕はやっぱり結構気になっちゃうから
で、置けば置くほどいいってわけでもないし
あとはその排水の傾斜というかね
角度、水の流れ方とかも
甘すぎると水流れないし
滞流するの嫌ですよね。流したやつが。
ただ角度が付きすぎるとちょっと床として嫌だしっていう
この勾配の取り方とかに
彼らの美学っていうのが結構あって
それめっちゃおもろいですね。
なるほど。
あとは洗い場の鏡の取り合いとかね。
はいはいはいはい。
洗い場同士、洗い場同士、背中合わせになってるでしょ?
間違った鏡の取り合いしてると前の人と目合っちゃったりするから。
確かに。
合わない。
合わないように設計しないといけないんだけど
最初の頃ってそういうの分かんないから
全面ガラスとかにしちゃうんですよ。ザーンって。
確かに。
そうすると端々になっちゃうと見えちゃうでしょ?
そっかそっかそっか。
ちっちゃくないといけないっていうかね。
なるほど。そういうのも考えてやらないといけないんですね。
そう。で、めっちゃ失敗してきてるんですよ。先人たちが。
ああ、そっかそっか。
いや、難しいですね、それ。それは難しい。
その蓄積がね。
そう。
いや、それ時間取るので積み重ねですよ。
そう、なってくるんですけど、結構そういうのがやっぱり
僕は勉強させてもらった8年だったなあっていう
先人たちがなぜ水をかけないようにしてきたのかとか
あのサウナストーブにね。
ああ、はいはい。
これはしょうがないなとか。
あとは空気の滞留がなんだかんだってやっぱりやるんだけど
じゃあ巨大施設がそれをやった時には
空気の滞留も何もかもドア開けられる回数がむちゃくちゃなわけですよ。
だから空気の滞留しない方がいいんですよ。
1日に1000人とか来る施設なんかは。
はいはいはい。
だって開けて出して開けて出して
人が通るだけでしちゃうわけだから。
なるほど。
そこを考えるとか、いろんな先人たちがやってきたことを考えると
あ、なんでこうなったのか分かるなというのが結構あったりはしますね。
すごい面白い。見るところが。
最近だったらやっぱり吸排器のことをみんな言いますけど。
言うけど、もちろんすっごい大事ですよ。
むちゃくちゃ大事だし、あれなんだけど
じゃあもっとガバガバに開けて取ればいいじゃないかってなった時に
サウナシス全体のバランスがやっぱり崩れて温まらないとか
いうことにもなりかねないし。
だから結構昔からのセオリーって結構大事にしないといけないところはやっぱりあるなと。
プラスちょっとしたエッセンスは自分で加えさせてもらって。
サウナシスの中から水泡が見たりとかね。
そういうことはやってるけど
やっぱりここは守ったほうがいいっていうところもある。
サウナの未来とアドバイス
いろんなとこ見てますね。
見るところがやっぱり違うなと思いました。
ということで、4巻にわたってお話をお伺いしてきましたけど。
いやいやいや、ありがとうございました。
めっちゃ楽しかったです。
めっちゃ楽しかったし、面白い。どの話も。
僕らもね、がんばってサウナを作れるようにね。
なんかもう多分1年2年後ぐらいには作れてますよ。
いやそうですよね。
またぜひその時はアドバイスをいただければ。
またね、本当にぜひ来ていただければ。
毎週来ますよ。
ぜひ。
いないでしょ、日本はね。
忙しいから。
またもし時間があるときに。
ぜひぜひ。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
さようなら。
さようなら。
21:12

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