あとからちょっと妻と話してて、あれ何だったんだろうねって話をしたんですけど、どうも、たぶんその店がまだオープンしてなかったっぽいんですよね。
おついち オープン前の店に、たぶん明日オープンとかだったんだと思うんですよ、きっと。で、そこを入口開けて、なんか準備してるから、僕は空いてるんだと思って、普通に入って買い物しちゃったんだけど。
おついち 言葉も通じないから、出てけ!みたいなこと言いづらいから。
きの 僕も透明書店オープン前日に外国に来ました。
おついち すごい本っぽいな。
きの 普通になんか読んでて、なんかお客いると思って。わかんないですけど。
おついち へー、そうだな。
タカトリヤ 本はあるけど、お金はまだないみたいな。
おついち なるほど。
タカトリヤ えーと、だから慌ててたんだろうねっていう話を後でしたっていうエピソードです。
おついち えー、全部本当じゃないの?これ。すげーな。え、嘘が回せるうちにほとんどなさそうだな。
おついち 私の予想は、三元ドラリとかまで行くっていうのは多分嘘で、一応後ろの金庫とかで出てきたっていうぐらいのものをちょっと持ったっていう感じかな。
タカトリヤ なるほど。
おついち その方が面白いかなっていう方かな。岡田さんどうでしょう?
タカトリヤ 僕もそう、お釣りないって言われること結構あるじゃないですか。海外って。
おついち あるある。
タカトリヤ みんな当たり前のように言うから。その、申し訳なさとか感じないというか。
おついち あ、確かに。
タカトリヤ お釣りなんてないよって。
おついち あ、確かに。ベトナムの人でもどうかな。確かに確かに。お前が悪いんだって。基本的に。
タカトリヤ そっちの方が、そうそうそう。そんなでかいものを持ってくるやつが悪いんだって。
おついち 多席。
タカトリヤ ノーチェンジみたいなのって言われるから。
タカトリヤ 普通にただ断られただけだと。
おついち あ、なるほどね。さあ、どっちが近いか。
タカトリヤ どちらも惜しいんですが、どっちかというとサトルさんの方が近いですね。
タカトリヤ ポケットマネーで出てきました、お釣りが。財布の方が。
おついち ああ、社のお金じゃなくてね。
タカトリヤ はいはい。
おついち あとね、会計大変なんだなこれな。会計環境がな。
タカトリヤ なるほどね。
おついち 罪深いことされましたね。
タカトリヤ なるほどね。
タカトリヤ じゃあオープンしてないとかそういうのもホント?
おついち そこの辺はホントです。
タカトリヤ へえ、なるほどなるほど。
タカトリヤ あ、でもなんとなくわかるもんですね。
おついち わかりましたね。
タカトリヤ じゃあ自分が虚言を吐く側になってみると、ここで吐くかなっていう感じのことの相場感がついてくるかもしれないですね。
おついち 変なとこで嘘を混ぜると、なんか全体が崩れてきちゃうじゃないですか。
タカトリヤ さすがさすが。それは石川さんのライターの経験の長さから来る、あれかもしれませんが。
タカトリヤ では岡田さんいってみますか。
岡田 僕も奥さんと行った旅行の話で、結婚する前に初めて2人で海外旅行に、バリ島に行ったんですね。
タカトリヤ 温かくなったほうが。
タカトリヤ これで温かくなったっていう。
タカトリヤ そうかそうか。
タカトリヤ 嘘のつき方がうまい。
タカトリヤ 辛さがちょっと有機的にエピソードに繋がってるんだ。
タカトリヤ ガスマスクは本当に食らいました。
タカトリヤ あるんすか。
タカトリヤ でもあれ意味なかったです。正直。
タカトリヤ そうか。
タカトリヤ 気分だけだけ。
タカトリヤ ちゃんと考えたらそうだけど。
タカトリヤ でも現実は確かに論理は時々上回るから。
タカトリヤ とりあえず配ったかみたいな。
タカトリヤ 念のためなのかな。
タカトリヤ わかんない。
タカトリヤ しかも不調だから絶対いらなかったんですけど。
タカトリヤ ということでしょうね。
タカトリヤ でも面白い。なんかいいっすね。
タカトリヤ いいっすね。なんか淡々と聞いて結構しばらく後にも、
タカトリヤ そういえば岡田さんのときあんな話してたのあったのか。
タカトリヤ 人の記憶に刻まれそうな種類のエピソードですね。
タカトリヤ もっと辛くあってほしかったと思ってたんですよね。
タカトリヤ なるほどね。
タカトリヤ ただそれが熱像の記憶を作りになった。
タカトリヤ どうせこんなに配られるならそうそう。
タカトリヤ もっと面白いタイムを配ってくれみたいな感じで。
タカトリヤ なるほどね。
タカトリヤ いいですね。いいですね。なるほどね。
タカトリヤ これ皆さん面白いですね。
タカトリヤ なかなかいいのが聞いてますね。
タカトリヤ 次私いきますね。
タカトリヤ 私は結構昔のエピソードを一つですね。
タカトリヤ 旅のエピソード。
タカトリヤ 高校1年生の夏休みのときの初めて一人旅をしたときのエピソードですね。
タカトリヤ 青春18切符って今もありますよね。
タカトリヤ 多分今も同じような感じかな。
タカトリヤ うん。
タカトリヤ 2万円かそこら辺くらい払うと、5日間くらい乗り放題で。
タカトリヤ ただしドンコウ列車だけ、急行列車とかだけ乗車料金が別にかかるやつは乗れないよというので。
タカトリヤ 私そのときは千葉に住んでたんで。
タカトリヤ 5日間で、じゃあもう日本の最北、北海道の湧かないまで行ってみようじゃないかなと思って帰ってきたって話なんですけど。
タカトリヤ 一人旅したっていうのは高校1年生でですね。
タカトリヤ 私は中高一貫校の高校から入ったっていう感じだったんで。
タカトリヤ あんまりもう友達ができなかったんですよね。
タカトリヤ 最初の夏休みの前だから一学期しかまだなくてですね。
タカトリヤ 当時はインターネットとかもなくてですね。
タカトリヤ 時刻表のすごい分厚いやつ、JTBが出してるやつ。
タカトリヤ あれを片手に、一生懸命ダイアグラムも懸命に組んで。
タカトリヤ 聞く友達もいないから、一生懸命見て。
タカトリヤ それで手書きでノートに、ここで乗り継いで、ここで乗り継いで、ムーンライトながらだっけな。
タカトリヤ 1号だっけな。
タカトリヤ ああいうの乗り継いで。
タカトリヤ ああいうの乗り継いで。でもお金もそんなにないんですよ。
タカトリヤ うちもともと結構貧しかったので。
タカトリヤ 余分な食費とか宿泊費も考えても1万円もないような。
タカトリヤ 余剰分が1万円もないような、結構今考えたらリスキーな感じで行ったんですね。
タカトリヤ だから基本的に夜行列車の車中泊だけだし。
タカトリヤ もはや細かいことはあんまりもう覚えてないんだけど。
タカトリヤ 断片的に良かったなって思い出すのはですね。
タカトリヤ 例えば東北地方とかに行くと立ち食いそば屋さんがですね。
タカトリヤ 車内持ち込み用のカップみたいなプラスチックカップみたいなのをくれたりするんですよ。
タカトリヤ 10円か20円か払うと。
タカトリヤ ああいうの持ち込んでボックスシート、4人掛けのシートとかで。
タカトリヤ 一応その時は車内で食べて儲けだったのかな。
タカトリヤ 食べてですね。あれがしんみりうまかったなと思って。
タカトリヤ あれが私が立ち食いそばをすごい好きになった原体験かもしれないですね。
タカトリヤ ここに来る収録の前も時間がなくてさっき立ち食いそばを食べてきたんですけども。
タカトリヤ そのことを思い出しましたけども。そういうのがうまかったなって思うし。
タカトリヤ まあ一人で高校生でね。男の高校生がひたすらただ一人でいると。
タカトリヤ そんなに出会いも生まれないようなのは普通に考えてたんですけども。
タカトリヤ でもなんかボックスシートと同じになったおじさんから話しかけられて。
タカトリヤ 何か3週間前に会社辞めてきたんだよとか言ってですね。
タカトリヤ というおじさん。そうですかとか言ってね。
タカトリヤ で18キップで一人旅してるんですって言って。いいねみたいなね。
タカトリヤ 途中まで結構4、5時間くらいその人と時間一緒で。
タカトリヤ でもあんまり話が面白くないんですよね。そのおじさんの話が。
タカトリヤ やっぱり会社をクビになる人って。
タカトリヤ そんな感じなのかなっていうね。
タカトリヤ すごい高校生だから失礼なことを思ってるわけですよ。
タカトリヤ そういう人の話を3時間くらいずっと聞いて。
タカトリヤ でも人生は大変だけども若いうちからね。
タカトリヤ 何でもやってるのはいいよみたいなことのアドバイスというかつぶやきというか。
タカトリヤ そういうのをいただいたのは覚えてますね。
タカトリヤ あと東北、今もあるのか分かんないけど。
タカトリヤ 社内に突然生ハゲみたいな格好をした。
タカトリヤ 秋田は通ってないはずだから生ハゲかどうか分かんないんだけど。
タカトリヤ よく分かんない。すごい土俗的な格好をした。
タカトリヤ 被り物をしたような人が入ってきて。
タカトリヤ 乗客一人一人に梅の駄菓子みたいなのを配ってくる人がいてですね。
タカトリヤ でもアナウンスも何もないんですよ。
タカトリヤ でいなくなって。
タカトリヤ 私は梅あんまり好きじゃないのでですね。
タカトリヤ 結局食べられないままポケットに入れたまま家にまで持ち帰ったんですけども。
タカトリヤ 結局アナウンスも何もなかったから。
タカトリヤ 帰ってきてから思い出してみれば、
タカトリヤ あれは催し物としてちゃんとオーサライズされた人なのか、
タカトリヤ ただの貴重な人なのかの区別が分かんないなっていうところも一つの味わいだったりしましたね。
タカトリヤ そういうのがあったのを今思い出しました。
タカトリヤ 輪っか内に2日半ぐらい、つまりギリギリの折り返し視点ぐらいのタイミングで輪っか内になんとか着いてですね。
タカトリヤ 輪っか内の三崎みたいなところをとりあえず見ようって言って。
タカトリヤ 見て、輪っか内駅ってそんなに先端の三崎まで近くないんですよ。
タカトリヤ 結構歩かなくちゃいけない。
タカトリヤ で、そうやって歩いていったら、繰り返しますけどスマホも何もないわけだから。
タカトリヤ 駅が分かんなくなっちゃってですね。
タカトリヤ で、手元にある時刻表だとあと20分ぐらいに乗らないとゲームオーバーなんですよ。
タカトリヤ マジでもう帰れなくなっちゃうんですよね。お金もなくなるし18キップの金が切れる。
タカトリヤ もうシンデレラのあれですよ。23時59分みたいな感じになっちゃう。
タカトリヤ ヤバいとかあった時に、ヤバいって走っても誰も人いないんですよ。
タカトリヤ その時間平日だったかな。でも夏休みだったから。人がとにかくいないんで。
タカトリヤ だけど急にキュッと車が止まってですね。乗りなとか言ってくれたお姉さんがいて。
タカトリヤ そのお姉さんがですね。
タカトリヤ 乗りな。
タカトリヤ 私が困ってたから。困ってたんで。困ってたら乗りなって言ってくれてですね。
タカトリヤ で、輪っかの駅まで乗せてくれたんです。で、18キップの話をしてですね。
タカトリヤ あなた君面白いねとか言ってね。若いお姉さんの話をしてですね。
タカトリヤ その人実はラジオのパーソナリティでいらっしゃってて。
タカトリヤ その番組は忘れましたけど地元の輪っかなんかのラジオのお姉さん。
タカトリヤ これから収録なんだと。生放送なんだと。で、君の話をするよって言ってね。
タカトリヤ ありがとうございますってね。で、じゃあねって言ってくれて。
タカトリヤ でももちろん僕はその時ラジオを持ってないわけだから。僕の話がどういう風に語られたのかわかんないんだけれども。
タカトリヤ それが私の存在が初めて電波に。公共の電波に乗った最初の瞬間だったなって思いながら帰ってですね。
タカトリヤ 帰ってきて。帰るは割と順調になんとか帰れて。5日間使い切って千葉に戻ったんですよね。
タカトリヤ で、夏休みが明けて引き続き友達ができないかなと思ったけど。その一人旅の話をまさに話をしたらですね。結構お前面白いなみたいな感じで友達ができ始めてですね。
タカトリヤ で、隣のクラスの女の子とかにもその話を伝わって話をして。その女の子が今の奥さん。
タカトリヤ というエピソードです。どこか一つ嘘があります。
タカトリヤ えー、全部嘘じゃないか。
タカトリヤ 岡田さんが普段私のことをどういうふうに思っているかっていうのは分かられたかもしれませんけど。
タカトリヤ 嘘の突きどころが多すぎますね。どれだろう。
タカトリヤ でもね、今こうラジオ、これリスナーの方分かんないかもしれないけど、何回か疑いの視線が。岡田さんが私に疑う人への視線が。
タカトリヤ どっかに嘘があると思って聞くと全部嘘に聞こえる。
タカトリヤ だからやっぱり幸せなのは普通検証を求めない。正解当てがないから。曖昧なまま人生って流れてきますよね。人とのコミュニケーションって。
タカトリヤ それが良いのかなっていう、いきなり結論が出ちゃいますけど。さあどこが。
タカトリヤ 生ハゲ。
タカトリヤ 怪しいですね。
タカトリヤ 怪しいとこ3つぐらいあります。
タカトリヤ ボトムアップ生ハゲはないんじゃないかな。
タカトリヤ ボトムアップって言い方しないんだけど。
タカトリヤ 勝手に公やけじゃなくて、勝手に誰かがやってる生ハゲって。そんな危ないやつ。
タカトリヤ でも僕が高校1年生の時ですよ。
タカトリヤ かあ、あそこか、その最後、その話をきっかけにのところが嘘で、一人も結局友達になった。
タカトリヤ 自身に照らさないでよ。
タカトリヤ じゃあこのエピソードだけは真実を明かさず終わりますか。
タカトリヤ いやいや、僕はじゃあそこの最後のとこで。
タカトリヤ 僕はちょっと3か所ぐらい怪しいとこあるんですけど。
タカトリヤ 1か所当てるゲームですよ、これ。
タカトリヤ じゃあ1か所絞るとしたら、ちょっと岡田さんのに近いけど、今の奥さんですがちょっと綺麗すぎると思いました。話の内として。
タカトリヤ 正解は生ハゲ。
タカトリヤ 生ハゲの技は丸ごと嘘です。
タカトリヤ 丸ごと嘘です。そんなことはないです。
タカトリヤ そっちかー。
タカトリヤ ということで、なんかもう結構時間も経っちゃったかな、これ。
タカトリヤ ということで、じゃあこういう話をどこが持ったかっていうことですね。
タカトリヤ リスナーの皆さんも親しいご友人、ご学友とかとですね。
タカトリヤ こういう話をやっていくと、いい社会人へのステップが切れるんじゃないでしょうか。
タカトリヤ というですね、若い人たちへのメッセージでございまして。