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2025-03-27 30:37

メイン州ポートランドは氷点下の天国、そして「八月の鯨」はクリフ島で撮られた【超旅ラジオ #202】

2月は米国に滞在していたSatoru。海産物が豊富でクラフトビールもうまい、そんな街で参加した郵便連絡船クルーズで、たどり着いたのが二十代の頃に見た映画の舞台であることに気づきます。

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サマリー

ポートランドでは、アメリカの三都市を巡りながら、節約や食事の工夫について話しています。シアトルやオーランドの様子も紹介され、特にオーランドのナイトライフや食事の場面が詳しく描かれています。メイン州ポートランドの寒さや歴史についての興味深い話が展開され、地元の特産品であるロブスターや、シーフードに対する日本人の好みについても触れられています。メイン州ポートランドは美食の街として知られ、特にクラフトビールが有名です。この街の近くに位置するクリフ島は映画「八月の鯨」の舞台でもあり、訪れる旅行者は穏やかな自然の美しさを楽しむことができます。メイン州ポートランドは氷点下の天国で、美しい自然の中での生活が描かれています。また、「八月の鯨」という映画はクリフ島で撮影され、登場人物たちの深い人間関係やテーマを通じて、人生の苦悩と和解が表現されています。

00:00
岡田さん。
何です、Satoruさん。
アメリカ旅行の始まり
私は2025年の2月、つまり今これを収録している先月に、アメリカに3週間行ってまいりました。
3週間。
3週間ってのは結構長くてですね。
で、アメリカといっても一つところじゃなくて、最初にワシントン州のシアトル。
これあの200回記念の時に岡田さんの家に行きましたね。
実はあれが初日だったんですけれども。
そこから3週間いたんですね。
そこから数日シアトルにいた後に、今度はフロリダのオーランドですね。
ディズニーランドとか有名な。
いきなり暖かくなって。
一番対角線上じゃないですか、その移動。
そうですね、ある意味ね。
左上から右下へと。
オーランドはフロリダの半ばのあたりですけど、まあそうですね。
その後に今度はメイン州のポートランド。
メイン州というのは最も北東にある場所ですよね。
だから本当に確かにオセロの四隅の黒。
三隅を抑えたような感じで。
最後にワシントンDCですね。
ディストリクトオブコロンビアに行って。
それで3週間。
食費を抑える工夫
ずいぶん私にとっても実はかなり珍しい体験でございまして。
3週間ね。
家族とかいろいろあれはあったんですけども、基本的に私が単身で行って。
行くところ行くところいろんなことをしたんですけれども。
実はそこはですね、話してはいけないということを言われているので、
それは話せないんですけれども。
サトルと岡田勇超旅ラジオ。
長く長く語れてしまうんですけれども。
一つは今までのこのラジオでも話していたように、
僕は節約がある種の趣味みたいなところがあって。
じゃあこの節約をどうやって。
つまりアメリカは今タップビール、生ビールみたいなのを飲むだけで。
ワシントンDCとかだと13、14ドルなんですよね。
1杯2000円厳しいじゃないですか。
でも何とかしてサバイブして。
これが2日3日ぐらいの出張だったら、
トップバリューの大豆とか、
カップヌードルプロとか何度もこのラジオに登場してますけど。
そういうので何とかなるけれども、
さすがに3週間は厳しいと。
僕はロストバゲージが常に起こるという、
非常にペシミスティックな世界観で生きているものですから。
絶対に預けないと。
常に機内に持ち込めるサイズで勝負すると。
さらにはこの3週間でいろんなところに訪問するので、
ある種の儀礼としてお土産を渡さなくちゃいけない。
いろんなバインディングがありながらも、
結果的には全て観光をしてですね。
つまり荷物も全く預けずにですね。
そしてお土産も30個ぐらいのお土産。
最終的に僕が選んだのは一筆銭っていう、
ワシで作られた日本のトラディショナルなペーパーで作られたお手紙みたいな。
これが僕の計算によれば一番かさばらなくて、
アメリカでも簡単に手に入らなくて喜ばれて。
ちょっとファミリーとか行くときには折り紙とか。
ちょっと偉い人にはお茶とかちょっとスペシャルなね。
折り紙はいいですよね。
それだけでもう機内持ち込みの半分ぐらいのスーツケースになっちゃうんですけども、
なんとかなんとかしないで。
食べ物もなかなかあれなんだけれども、
例えば探せばね、
まあ安いというか日本とそんなに遜色ないなって食費もあることが、
たくさん私があちこち歩き回った結果わかってるんですね。
例えば岡田さんもアメリカにお住まいになってたことがあるから、
ご存知だと思いますけれども、
ホールフーズって割と高級なオーガニック系スーパーマーケットがありますよね。
ああいうところだと本当にいろんな目に楽しい、
いろんな食材が集まってるんですけれども、
一個あの鮮魚コーナーみたいなのが、
アメリカのスーパーってそんなに鮮魚コーナーってないじゃないですか。
そもそも冷凍物しかないけど。
あんまり食べないですか。
でもなんかさばいてくれるところがあるんですよね。
それシアトルにもあるしフロレダにもあったかな。
結構どこの都市にもあって。
そこで1ポンド、だから1ポンドは450グラムぐらいかな。
とかで10ドルぐらいと結構高めに思えるけれども、
私とかが普通に小さくワンスライスとかで魚を食べたら、
100グラムもいかないぐらいで釣ってもらうと、
実は1、2ドルぐらいで、
ロックフィッシュとか、ロックフィッシュは日本語で何ていうのかな。
ヒラメとかカレーかな。
ああいうやつとか、サーモンはもうちょっと高いけど、
でもワンスライスにするとそんなに日本のダイエーとか、
あるいはマイバスケットとかで買うようなやつとも、
ライフとかで買えるんですけど、
そんなに変わらんかなって感じでタンパク質が取れるし。
あとは何しろ。
それどうやって食べるんですか。
それは私はね、今回泊まったところは、
これも私の好きなアパートメントホテルっていうか、
今まで僕が語ってきたことの総集編みたいな感じですけど、
アパートメントホテル僕何しろ好きで、
自炊するのも最近すごい好きなんですよね。
自炊っててもそんなに難しい料理はしないんだけれども、
なるべく生のままに食べられるようにしたりとか。
魚の場合は焼いて、
魚自身の油をちょっとだけ敷いてやるとか。
そういうことやって、
あとはレンジとか湯沸かしとかそういうのがあれば、
結構なことができるものですよね。
そうやってタンパク質源取りながら、
あとはトレーダー上、
これも有名なオーガニック系だけど、
そこそこ安めのいいスーパー。
ここはやっぱり本当に救われますね。
そういうところで、
袋詰めの野菜とか、
最初からシュレッドされた人参とか、
ブロッコリーとか、
ちょっとだけ蒸すような感じを電子レンジで工夫すれば、
もうおいしくなるようなやつとか。
そういうところのトレーダー上手、
プライベートブランドのサーディンとか、
アンチョビとか、
ああいうのも1,2ドルぐらいで意外に安いんですよ。
だから日本よりちょい高いかもしれないけども、
でもそこの水煮とかだと余計な添加物もあんまりないし、
おいしいし。
で、野菜も取って。
で、ナッツとかピスタチオとかアーモンドとか、
あのあたりは逆にもう日本より、
何しろワームストックがめちゃめちゃでかいから、
グラム単位で言うと日本より安いぐらいかなと思って。
意外にこれなんとかなるなと。
そうですね、もうナッツ系ばっか食ってました。
そうそう、ナッツ系ばっかり食ってるのはわかる。
ナッツ系もクソでかい袋で売ってますもんね。
ナッツ系は基本バランスが結構いいので、
PFCのタンパク質と脂質と炭水化物の。
で、なんか栄養高度になっちゃってますけども、
それで魚のやつを取って、
で、野菜もそれなりに取って。
で、何しろシアトルだったら、
ワシントン市の有名なコロンビアバレーとか、
ワラワラとかワインの産地だったりもするから、
そこでやっぱりワイン1本買って、
で、それを1日ゆっくりゆっくり飲んでいく。
仲間同士で飲み会にもちろん、
バーとかも行ったりするんですけれども、
そういうのをトコトコトコっとね、
グラス傾けながら飲んでいくって、
これは私服の時間だなと。
で、行く先行く先の産地のワインとか、
あるいはクラフトビールとか、
そういうのを買って飲むっていうと、
これはなかなか節約してできるので。
だからそういう意味だと、
アメリカも基本的には高いんだけれども、
ちゃんと選ぶところを選べば、
それなりにサステナブルにという表現でいいのかわからないけれども、
パフォーマンスよくいけるなっていうのが1つの
私の認識でしたね。
で、行った先はシアトルは、
私は実は職業柄何度も行ったことがあったりとかして、
オーランドの夜の文化
シアトルはとても素晴らしいところはよく知ってたので、
よく知ってるところを改めて確認するってぐらいだったので、
それほど語ることはないんですけれども、
フロリダとかも私は行ったことあったけど、
オーランドは初めてだったので、
結構そこでいろんな興味深い人といろんな話をしたんですけれども、
例えばオーランドのダウンタウンみたいなところは、
オーランドは割と非常に広く街ができてるものだから、
基本的にやっぱり車が前提なんで、
それほど歩いて、ヨーロッパのいわゆる旧市街みたいに、
歩いてそれほどゆっくり楽しめるところはないんだけれども、
それでも視聴者の市役所があるような一角とかは、
多少ナイトバーというか夜のバーとかラウンジとか集まってるところもあって、
バー巡りをしたりすると、そこで毎週ほぼ毎日かな、
毎日夜9時ぐらいから朝の3時ぐらいまで、
ずっと音楽の演奏というかライブがあるわけですよ。
そういうところに行くと、もちろん僕も行くんですけれども、
あんまり意外にそこもミュージックチャージというか、
積料が取られなくてですね。
ビールを1杯9ドルぐらい、ちょっと高いかもしれないけれども、
でも積料を取られなくて、特に追加にオーダーしなくて、
ホットなリズム&ブルースとかジャズとかがですね、
熱唱がそのままかぶりつきで聴けるし、
何しろ温かい国の方がテンション高めなんで、
シアトルのようなシュッとした感じとはまた違う。
気温が違う、ノリも違うんですよ。
そうすると私もね、私は割とこういうところであんまり恥ずかしげもなく、
たとえアジア人が僕だけであってもですね、
どんどんノリ良くですね、舞台に上がって踊ったりするんですよ、僕は。
スーパーボールとアメリカの政治
アジアのお姉さんと抱きついたり、チークキスをしたりとかですね、
そういう私は踊りが好きなんで、
ケニアナイロビニン行った時とかも、
そういうですね、民族の踊りとかの、民族の人に混じってですね、
踊ったりとかして、この子もやるなみたいなことを言われたりしたんですけども、
そういうこととかも一つの楽しみでしたし、
あれがちょうどスーパーボールってあるじゃないですか、
フットボール、NHLでしたっけ、
あれがちょうどその日だったんで、
アリワナのね、甘い匂いがもわーってして、
そういう感じなんですよ。
やってるところは別だけれども、テレビ中継がやって、
視聴率が5割ぐらいでしたっけ、なんか大変な大人気なんですよね。
で、あんまりこのラジオでは政治的な話はしませんけれども、
ちょうどトランプ大統領2期目の政権になって、
100日もまだ経たないぐらいの頃だったから、
まあ大きなアメリカが今もそうですけれども、
混沌の渦に巻き込まれている中に、
だけどスーパーボールに出てきた、
一瞬トランプ大統領が映るんですよね、来てるんですよ。
確かアメリカ大統領として現場に行かれたのは、
史上初めてだったかな、感じましたけども。
で、フロリダ州のオーランドは割とリベラルな人が多くて、
民主党の支持、つまりトランプ大統領は共和党ですから、
基本的にカルフォルニアとか、
あるいは東海岸の混沌の人たちからしてみたら、
すごい批判の対象なんですけれども、
オーランドは割とそこの同じような青い市というか、
自治体のはずだけど、
でもトランプ大統領が出てくる瞬間に、
わーってみんな盛り上がって、
イエーイみたいな、決してブイングではない、
イエーイみたいな盛り上がりとかがあったりとか、
そこで私も全然アメフトは別に詳しくないんですけれども、
スーパーボールとかの後半の音楽ショーみたいなのが、
やっぱりすごく見どころみたいですよね。
確かケンドリックラマーの有名なラッパーの方が出て、
そうすると結構そこら辺黒人の人とか、
いろんな人が集まってるから、
異常に盛り上がるんですよね。
ラップってそんなにみんなで一体的に盛り上がるものなのか、
確かに、乗り方がわからない。
でも異常に盛り上がるんですよ。
異常に盛り上がって、
イーグルスとチーフスだったかな、
どっちも別にフロリダには関係ないんだけれども、
それぞれの地域の決勝戦みたいな感じで、
お互い3連覇がかかってるところと、
3年前に負けたけれども、もう一回勝つぞみたいなところの、
そういう細かい僕の機微も後で調べてわかったことなので、
大して思い入れはないんですけれども、
そういうイーグルスと応援してるやつと、
チーフスを応援してるやつとかで、
ワーッてこうなってるんですよ。
そういう広場みたいなところで屋外で、
ほとんどつまみもなく、
ぐでんぐでんになりながらみんなで見るんだけれども、
そういうところで勝手に視界を押してるやつがいるんですよ。
テレビの解説をしてるおじさんがいて、
マイクで、公式マイクみたいな感じで、
4文字言葉連続なんですよ。
ぶち殺すなこいつらとか死ねとかね。
パブリックビューイング的なことですか?
パブリックビューイングなんですよ。
パブリックビューイングをしていて、
そのパブリックビューイングの解説者みたいな人がいて、
私もびっくりしたんですよ。
かなり視聴率50%の放送で、
4文字言葉と差別的な言葉がね、
どんどん出てくるんですよ。
これはヤバいなと思って。
そしたら音声の聞こえ方が違って、
コマーシャルの間でも叫んでるんですよ。
あれ?と思って。
とにかく爆音でくるから、
テレビの爆音、隣の司会者も爆音だから、
爆音爆音で、分かんなかったけど、
ダブル解説みたいな感じのところとかも、
ドライブ感があったし。
メイン州の魅力
お祭り騒ぎ。
お祭り騒ぎだし、
白人の可愛らしい若い女の子とかが、
明らかに着てる服からしたら、
片方のチーム、チーフスってのをしてる女の子に対して、
もう一個のイーグルスを応援してるお兄ちゃんが、
酒飲みながら下品なこと言いまくって、
目の前でベロベロに煽りまくるんですよね。
負けたなーみたいな感じ。
もういいとこねーぞーみたいな感じ。
オレーみたいな感じだって。
すんごい泣かれたくなってる。
経輪場みたいな。
経輪場はね、上品っていう感じとかを見るツアーとかですね。
フロリダも、ケネディ宇宙センターで、
今をときめくというか、
キオ砲編のイロンマスクのロケットが、
ちょうどたまたま打ち上げだったから、
打ち上げのシーンみたいな。
LBCに載せてましたね。
そうそうそうそう。
だからそういうものを見たりとかですね、
ずいぶんいろんな白熱のフロリダの熱気を味わいながら、
個人的にでも、最後いろいろ通して一番記憶に残ったのは、
僕にとっては、メイン州ですね。
メイン州のポートランド。
メイン州って、
割と渋めのところって言ったらですけれども、
アメリカに行こうって言って、
いきなりメイン州に行く人って多分あんまりいらっしゃる。
行ったことないですね。
メイン州について知ってることってあんまりあられない。
ないっす。
ないない。
メイン州は。
友達が留学しててメイン州で、
本当に日本人は全然いなくてって言ってました。
メイン大学ですか。
かな。
メイン大学がまた北部にそこにあったりするんですけども。
なんかとりあえずその一番留学先の中で、
いないとこを選んだらメイン州になった。
そういうあれか。
同調圧力からの脱皮するとメイン州にたどり着く。
なるほどね。
私もだから、初めて行ったんですけども、
すごくて、政治的な話をしないと言いながらも、
ずっとリベラル的で、何しろメイン州ができたのも、
みんなが奴隷、黒人奴隷を使うぞとか言ってたアメリカがそうなった時期に、
奴隷解放だとか言って、奴隷をやめようっていうことで、
隣の州とかと意見合わなくて独立したってところから始まっていたんですよね。
割と本当にカナダの方がより近いような感じなんで、
本当に北東にあるんで、
確か島井都市が大森県だったかな。
だからそういう形なんで。
第二次大戦とかだとちょっと攻め込まれる可能性があったりするから、
小さな、すごい寒いところの島がてんてんとあって、
その島のところに砲台とかがあったりとかして。
ちょっとそういうバトルフィールドというか、
地政学的な要地でもありながら、
でも文化的には、つまり青い州、民主党的な。
割と歴史的には共和と民主がどっちもトスアップっていう英語の表現かな。
同じくらい接戦の都市と言われながら、
今の知事は明らかに民主だし、
確かトランプ大統領が足様に目の前でその知事を批判したりするんだけれども、
でもメイン州は自分たちの誇りを持っているからやるんだと。
だから移民とかそういういろんな問題も、
メイン州はやっぱりできるだけどんどんエンブレイスというか、
集めていきたいと。
非常にカルフォルニアとはまた違ったそういうところなんですよね。
シーフード文化
私が言ったのはさっき申し上げたように2月だったんで、
まあ容易に想像がつくように寒いわけなんですよ。
マイナス20度ぐらいで。
もう吹雪で外にすら出れないときがあって。
その吹雪の中で第200回のシアトルの労働。
外出れないって書いてました。
そのときメイン州だったんですね。
メイン州の人に会うたびに、
いやいやって家庭保管完了で、
7月、8月、9月に来るべきだよと。
4、5人から同じこと言われたんで。
来るべきじゃない。
でも確かに来るべきじゃないと言いながらも、
ものすごく僕は好きで、
つまりワンガンで有名なのはロブスターなんですよね。
ロブスターが有名で。
ロブスターのぬいぐるみとか。
ロブスターぬいぐるみがたくさん置いてあって。
お土産と言えばロブスターだね。
ロブスターのネックレス、ロブスターの。
いろんな入れ物ロブスターの中で。
ロブスターロブスターで。
そういうところとか、さらには、
日本語そのままでウニとかトロとか書いてあるように、
すごくシーフードのとれる日本人が好きな、
でも一般的にアメリカ人の、
食べなそうなやつ。
トラディショナルな人はそんなに食べないやつとか大人気で、
そういう魚の卸フィッシュマーケットみたいなところに行っても、
当たり前のようなわさびとか生姜とかが、
日本名があるのがそのまま置いてあるんですよ。
何の説明もなく。
それはもう現地の人向けに。
アジア人向けショップではなくてですね。
なくてと。
何でしょう今おっしゃったようにアジア人ほとんどいないわけですよ。
ですよね。
にもかかわらず、
ウニ工場とか日本人系とか聞いたけど、
誰が持ち込んだんだ。
私がそこの来たんだよとか言ったら、
日本から来たね、
トラベラーでメイン集初めて来たけど、
すごくいいところだねって言ったら、
その人がじゃあわかったとか言って、
ほんもりウニをすくってくれて、
その上にイクラキャビアを乗せてくれて、
それでトロを入れてくれて、
メイン州ポートランドの魅力
この試食品だけで15ドルぐらいするだろうっていうのをくれたりするんですよ。
で、
ホタテのまたプリプリの大きな寒いところだとあれ美味しくなるんですね。
イメージ具も青森とそのトラデーショナルな友好関係結ぶのが、
推して知るべきというような極上のものがあるわけですよ。
で、メイン集ポートランドは確かクラフトビールが、
全米で一番醸造所が多いところなんで、
ワインはあんまり取れないんだけど、
そのビールがまたうまいんですよね。
そのビールを飲んで、
醤油とか売ってて、
わさびがあって、
またオイスターの生のやつも食って、
極上のこの幸せな感じで、
2月に来て確かに寒かったけれども、
これは良いとこだなというね。
美食の街として人に知られているみたいなんですね。
ポートランドっていう名前は、
アメリカに詳しい人はもしかしたらオレゴン州の同名のポートランドが多くて。
そっちのポートランドはたまに行ってました。シアトルから。
エクスカージョンで行ったガイドの人もサウジアラビア人の方で、
とにかくポートランドはメイン集が好きで、
サウジアラビアからわざわざこんな寒いところに来るんだから、
彼も変わってるんですけども、
そこに来てるけど、
直前までオレゴン州だと思って来る人が時々いるんだよとか言って、
来てみたら、
ロンリープレミアムのポートランド、
オレゴンって書いてあって、
ここはどこにあるんだとか聞いてみたら、
それは残念ながらオレゴンだよ。
そういう人が、
1年に5,6人いるんだと冗談言ってましたけど、
冗談じゃなくて本当の話っぽいですけど。
そっちのポートランドもビールめっちゃ有名ですからね。
どちらも美食の町として、
港町っていうあれだし、
そしてインディペンデントの、
何しろ私の尊敬する村上春樹さんが、
2つのポートランドを美食の町として捉えて、
両方に訪れたエッセイとかもあったりするんですが、
そういうのもあったりするぐらい結構、
つまりそれは村上さんが確かボストンにお住まいだった頃に、
車で2,3時間で行けるんですよね。
だからアメリカで車で2,3時間っていうのは近いようなもんなんで、
アメリカレベルで今ですね。
だからそういう意味では確かにすごく豊かな、
良いところだなっていうのがあってですね。
私は本当にメイン州ポートランドを普通にプライベートで、
また訪れたいなという気持ちにね。
ネガワーク場7月、8月、9月ですけれども、
こんなに良いところがあるなんて本当に知らなかったよね。
久しぶりにその、何ですかね、
ディスカバーというか、今までなかった、
こんなに良いとこだったんだなっていうね。
確かに普通にニューヨークとか観光に行った人も、
クリフ島の秘密
ボストンとか行った時に行ける距離がありますよね。
サウスウエスト空港かな、
LCCとかでも1、2時間ぐらいですぐ行けるから、
ずいぶんでも変わったところですね。
どっちかというと北欧、ニューイングランドなんて呼ばれるから、
あれですけれども、景色がアメリカとはあんまり思えないんですよね。
カナダとかのロブスターとかシーフードとか、
あるいは天然ガスとかそういうのも、
輸出にはやっぱりカナダが一番多いから、
ちょっとすぐ政治的な話になっちゃうんだけど、
南北のカナダへの関税が一番打撃を受けるから、
やばいみたいになってるんですけれども、今この瞬間は。
だけどとにかく素敵な宝石のような州で、
独立してもう200年ぐらいかな、
みたいなそういう気骨のあるところでですね、
私が一番その中で行って良かったなと思ったのはですね、
メールボートって日本で何て言うかな、
定期郵便連絡船クルーズみたいなのがあってですね、
日本だと松島って言ったことあります?
松島とかもいろんな継承地で、
いろんな小さな島が真珠のようなあれがあって、
あれをクルーズで巡るっていうのがあったりするじゃないですか、
ああいう感じで3,4時間ぐらいかけて、
ガルフオブメインだったかな、
まさにポートランドの近くの湾に、
小さな島がいっぱいあるわけですよ。
それを先ほど述べたように、
敵軍が攻めてきたときの、
まさに守るべきフォートがあったりするんですけども、
そういうところにもポツポツと人が住んでおられて、
人口100人のところとか、人口80人のところとか、
そういうところを定期郵便船で巡るツアーで、
何しろシーズンオフだから乗ってる人がほとんどいないし、
そんな寒い中でもやってるんですね。
そんな寒い中やっててですね、
やっていて、しかも観光案内みたいなのも一切ないんですよ。
だから観光時間がゼロなんですよ。
クルーズって言っても、結局松島のあれとは違って、
実際にその島に泊まって、
で、1人か2人降りたり。
普通にコースの便として使われてる。
で、終始無言のまま、音楽も何もない、
サザンオールスターズもチューブも流れないまま、
この無音のまま、そういう小さな島々に渡っていくんですよね。
それがもう、天国的な美しさというかですね、
雪のあって何の物音もなく、
そしてある種の内海とまでは言えないかもしれないけど、
とても穏やかな海で、
そして雲ひとつない海星で、
ピリリと冷えたような、
なんというか、張り詰めた心地の良い空気がある中で、
ほぼ人はいないというですね、
そういう中を本当に音もなく進んでいくような船がいて、
人っこもほとんど見えない、
そして北欧スタイルの小さな家が、
もうちょっとアメリカなんだから大きな家にしたらいいんじゃないと思うくらい、
小さな小さな家がテントあるんですよね。
そういうのがアメリカなんだねここはというね、
アメリカの多様性の一番の一角を、
ここで見せてもらったような気持ちにもなってですね。
その中で私が来て、なんとなくグーグルマップを覗いて、
チラチラと新しく来るところの地形を覗くのって、
旅の楽しみの一つじゃないですか。
そういう中で一つ気になっていたのが、
クリフアイランドってクリフ島、
映画の再発見
クリフってのは崖かな?
崖島みたいなのがあって、
それがカタカナのトみたいな感じの形してる、
ちょっと変わった形なんですよね。
変わった形で明らかに人気なさそうな、
あんまり説明書きもないから、
面白そうだなと思って、
人口が確か60人くらいしかいないんですよね。
住んでるんですね。
島田的なことが好きな僕にとっては、
これ来てわと思って、
逆に言うとそれをちょっと見たかったためにクルーズ、
先ほど申し上げたユービンセンクルーズに参加したんですよね。
オフシーズンのそういうところに。
そういうところで行って見たら、
なんと私の20代の時に見た最も好きな映画で、
8月のクジラっていう映画があるんですけれども、
これは映画好きの人にとっては、
岩波ホールの20周年記念かな?
もう有名な映画なんですよ。
1980年代ぐらいに確か撮られた映画なんですけれども、
老人しか出てこない映画で、
それの舞台だったんですよね。
知らなくてですね。
あれ僕はてっきりヨーロッパの映画だと思ってたら、
確か監督もイギリス人なんで、
びっくりしたんですけども、そこなんですよ。
撮られた場所が。
だからなんとなく気になった場所が、
20年ぐらい前に見て今でも覚えている。
戸の形の島だった。
ここなんだと思ってですね。
リリアン・ギッシュなんて1910年代に活躍した、
元すらない時代のサイレント映画、
グリフィスっていう有名な監督がいるんですけども、
そのサイレント映画の1910年の頃から、
20代前半ぐらいでデビューした、
もう奇跡のような美貌の持ち主の女優さんが、
1980年ぐらいになって、
93歳なんですよ。
そのおばあちゃんが、
また主役を演じるっていう、
映画好きにとってもたまらない映画なんですよ。
ここなんだっていうですね。
この驚きがあってですね。
そういうのを見ながら、
でもそこに降りちゃうと、
そこで降りたかったんですけど、
降りちゃうと戻ってこらなくなっちゃうから、
行けないんですけども、
住めばよかった。
これはってね、
映画ファンにとってもこれはって思ったんですけども、
ひっそりと一人だけ、
60人のうちの一人なのか、それとも旅行者なのか、
青年が一人だけ、
白人の痩せキスの青年がですね、
ドッサイウルスキーの白夜っていう小説の主人公のようなですね、
幸薄そうなですね、青年が一人乗ってきてですね。
でも誰もそれに、
船員さんも挨拶も別にしないし、
静かにギッギッと乗ってくるんですね。
乗ってきて、
で、それっきりなんですけども、
一言も発殺にですね。
で、そのまま船がクリフトを離れていくんですよ。
8月のクジラだなって思いながら、
わーって思いながら、
それが私のこの3週間の中のピークポイントでしたね。
で、日本に戻って、
8月のクジラをもう一度見るんですけれども、
本当にいい映画なんですよ、これは。
見たことないから分かんない。
そうですよね。
死に向かっていく映画なんですよね。
で、もう一人のベティ・デイビスっていうのは、
メイン州ポートランドの魅力
伝説的な女優、イヴの全てとかね、
その方が78歳ぐらいの人がお姉さんの役で、
93歳が妹役なんですよ。
逆転してるんですよ、15歳も下がるのに。
なぜかというとそのベティ・デイビスは、
かなり死期が近いですよ、実際に。
その映画が発表されて、
2年後ぐらいに亡くなってしまうんですよね。
イリアン・ギッシュは99歳までいきます、確か。
で、本当にそのまま命を懸けて、
女優さんとかいうのはもう、
全てをある意味懸けてスクリーンの、
公衆の好奇の目に晒されることを覚悟して
選んでる職業なんですけども、
そのベティ・デイビスさんが本当に年少ながら
年上役できて、本当に地で出てるような感じで、
健康不安とか本当に死に向かっていくようなですね、
そういうのが出てて、しかしその中にも一筋の
救いのようなものがですね、
その老姉妹の話なんですけども、
お互いそれぞれの家族にいろんな不幸があって、
死に別れがあったり、
娘からうとんじられて、
一人きりになってしまったりとかするのが、
その孤島に近いようなそのクリフルアイランドと
僕は後から分かったんですけど、
そのところで静かにこう暮らしていると、
少しだけ感情の対立があり、
しかしそこだけ少しだけ和解があり、
で、それを8月には訪れたと思われる、
今も来るのか分からない、
そのメイン集のところにですね、
来るいい映画なんですよ。
映画を語る。
見てみます。
やめなくていいんですけども、
20歳の時も僕は割と死についてよく考えちゃったんで、
40代になって少しいろんな英語の機微とかも分かると、
なるほどなーみたいなことがね、
とても分かるいい映画だったんですけども、
その舞台に行けたこともすごく幸せだし、
まあともあれそういうアメリカでしたね、
アメリカという国は今とても難しい状況に今、
なっているというのはよく僕もね、
思うんですけれども、
そういう島に細々住んでいる人、
細々なんて言ったら失礼ですけれども、
自分のオリジナリティ、
自分たちの今までの系譜を持って、
しっかり生き継いでる人は当然そこにはいるわけだから、
そういういろんなものの集まりで、
今アメリカ合衆国があって、
日本もいろんな後援があって、
そのアメリカ合衆国とひとまずは一緒にやっていくんだ、
みたいなことで頑張られてんだなと思ったですね。
映画「八月の鯨」のテーマ
そのクリフ島から乗り込んできたヤセギスの青年が今、
どこに向かっていくのかなっていうですね、
アメリカ合衆国の今後と、
そのヤセギスの青年の今後の幸せを願わずに入られないというですね、
話でございまして、
お後がよろしいようで。
そういうことですね。
岡田さんどうですか。
ありがとうございました。
編集でもいいとこなんですね。
夏来たら全然違う。
アメリカでこんなとこあんだってね。
行ったことない。
行こうと思ったことなかった。
ポートランドが一番大きな、
首都はまた別のとこね、オーガスタってとこなんですけども、
一番栄えてるはずなんだけど、
あっという間に半個街が終わっちゃうんですよね。
そういうとこも含めていいんですよ。
本当にコージーな、インティメートなバー、レストランがいっぱいあって、
よかったな。
なんか一個思い出したのは、
絵描きバーみたいなのがあってですね、
酒飲みながらみんなで絵を描くんですよ。
だから酒、それぞれのテーブルの前に画板があって、
みんな絵描きながら描くんですよ。
いいなと思って。
何描いたんですか。
私はだから、ようやく生だから入れなかったんだけども、
みんな全男全女が、
酒飲まない人もいるけど、とりあえずバーとお絵描き。
みんな結構いい絵を描いて。
それ幸せじゃないですか、なんか。
幸せ、描ける幸せ。
そういうバーとかをアメリカで経営したら結構儲かるかなと思って。
習字バーとかね。
習字はコスカがないじゃないですか。
習字バーとかありそうでも。
描いて、で、お酒飲ませて。
うん、全男つって。
そうやってなんかね、そういうカルチャーのおかしみ、
カルチャーの豊かさとお酒を提供する店をミックスすると、
アメリカで永住権を獲得できれば、
生きていけるんじゃないかなとかですね。
横島のことを思ったりしたんですけれども。
トランプが売るらしいじゃないですか、VIP。
僕はその年収の0.1%にも届かないんじゃないかな。
高すぎでしょ、あれ。
というようなんですけど、
僕らも僕らの人生を歩んでまいりましょう。
ありがとうございました。
きょうたべラジオ。
きょうのお別れの言葉は、
映画八月のクジラから脇役のセリフ一つ読み上げます。
人生の半分はトラブルよ。
残りの半分でそれを乗り越えるなよ。
30:37

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