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2025-06-26 20:28

五月の京都で、西アフリカの旅を指南する【超旅ラジオ #215】

Satoruの記事を読んで西アフリカの旅への助言を求めてきた学生二人。その熱意に応え、Satoruは指南のため自ら京都へ向かいます。

発端となったSatoruの記事:バカをつかまえろ(コートジボワールの歩き方) https://dailyportalz.jp/kiji/Gbaka-wo-tsukamaero

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【超旅ラジオ】

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語り手: Satoru、岡田悠録音&ジングル制作: 石川大樹

題字&イラスト: べつやくれい


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2人への質問、最近読んだ本、今日食べたもの。あなたの思いつきを、何でも送ってみてください。


投稿コーナー②「ジングル/効果音」

番組で使えそうなジングルや効果音を募集します。生演奏でも、電子音でも、ボイパでも、大歓迎です。


投稿コーナー③「世界のさよなら、あなたのさよなら」

『さよなら』を意味すれば、どんな言語でもOK。テキスト形式でも、音声形式でも、なんでもOK。


投稿コーナー④「生きて帰ろう」

旅行とは、ときにトラブルを伴うもの。あなたの危険回避の知恵を教えてください。(例:予備の現金をお菓子の小箱に隠す)


投稿コーナー⑤「あなたの旅の秘かな愉しみ」

旅行とは、自分で好きに愉しむもの。あなたの愉しみかたを教えてください。(例:旅行先のゴミを集めてノートに貼る)


投稿コーナー⑥「世界の罵倒語」

世界には、文化の数だけ罵倒語がある。あなたが知っている罵りの言葉をください。(例:南スーダン「ヤギ半頭の価値もない」)


投稿コーナー⑦「世界の音」

あなたが録った音をください。なんでもOK。岡田さんと私が、ただそれを鑑賞します。(例:イランの便器の音、バヌアツの料理の音)


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虚無を感じさせる動物の鳴き声をください。作為はNG。哀しみは自然に発生するものです。(例:たそがれの民家に沁みるヤギの声)


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サマリー

岡田さんは京都での学生とのオフ会を通じて、西アフリカへの旅行について深く交流しています。このエピソードでは、京都の観光名所や食事、そして学生たちの熱い友情が印象的に描かれています。また、若者たちに西アフリカへの旅をアドバイスし、安全を確保する重要性や旅の経験を共有しています。さらに、自身の人生の変化や選択について振り返り、旅の持つ意味について語っています。

京都への旅のきっかけ
岡田さん。
なんですか、Satoruさん。
こないだ京都に行ってきました。
はい。
京都。
京都。
行ったことありますか?
あります。
そりゃそうだな。
京都のそばの町で生まれました。
そうだそうだそうだ。
メインの目的は、実は全く私が知らない学生さん、会ったことない学生さんからお誘いがあってですね、
京都にある片隅のバーで一緒に飲むためにですね。
怪しい。
一泊二日で週末に行ってまいりまして。
オフ会ですね。
今日はちょっとそういう話をしようかなと。
Satoruと岡田ゆうの超旅ラジオ。
その学生さん、別にこのオフ会って今おっしゃいましたけど、別になんか超旅ラジオのリスナーでもなくですね、
何かというと、私の個人ブログを5年前くらいまでやってたんですね。
ウィーンに住んでた頃に。
そこにGメールというか連絡先帳書いてたんで、そこから連絡が来たんですよ。
その人は自分の大学名とかも明かしていいよって言ってたんですけれども、ちょっと名を伏せますけれども、
結構京都の有名な、誰でも知ってるような有名な大学の4年生なんだと。
その人が友達と2人で今度西アフリカに旅行すると。
何でかっていうと、私がデイリーポータルZに昔書いたバカを捕まえろっていう記事があって、
これはコートジボワールからナイジェリアまで4カ国ぐらい挟んでヒッチハイクして、
リクロで行こうという、あんまりみんなにお勧めできない、そういう旅行記書いたんですね。
学生さんがそれをどうも読んでですね、ご覧になって、何か強い衝動をですね、
強い内的衝動を覚えたようでございまして。
じゃあ記事を読んで行こうって。
読んでいてもたってもいらんなくなって、このサトルっていう人と全く同じルートで、
完全に同じルートでリクロの旅を。
めちゃめちゃ影響されてるんですね。
フランス語も勉強し始めてるんだと。
ついでは数ヶ月後も旅立つ日も決めてるらしくて、チケットも買っちゃったらしくて。
実際の旅行の留意点とか、どういう駐車場ではいいとか、
ちょっと初歩的なものも含めてアドバイスをくれないかと。
サトルさんが東京にお住まいであればそちらまで行きますと。
突然のご連絡失礼いたしますという、
慣れない感じの敬語交じりで書かれていてですね。
私はなかなか胸に来るものがありまして。
これは沢木幸太郎の深夜特急とか、旅行ルートをなぞるみたいな。
そういうのって結構やってる人いるじゃないですか。
あれがまさかこの私の書いた文章でこれ起こるなんて。
幸太郎側になった。
そうそうそうそう。幸太郎のファーストネームである。
京都の観光と食事
沢木先生のことが幸太郎とかって言うようなことなんですけど。
まさかですよ。私の書いてもらうその鮮烈なこういうことがなるんだな。
学生さんも別に本当に真摯な、ひたむきな情熱を感じさせるようなメールの文章で。
もう初手からもう実名でビシッと大革命、ビシッと何年生、何学部とか。
いきなり興味、個人情報をワッと出してきてるわけですよ。
私もじゃあもう返信をするしかないなと思ってですね。
分かりましたと。
じゃあ学生さんのご身分で持てるお足もお金も限られてるだろうから。
分かりましたと。
じゃあ私が足を運びますと。そちら行きますと。
京都行きますと。
頼まれてもないのに幸太郎であるところに私は。
頼まれてはないんですか。
向こうは東京来ますって言うけど。
だから多分あんまお金ない感じなんですよ。
あんまお金ない感じで。
西アフリカは行くけど。
西アフリカにやっぱり西アフリカに。
そのためのお金を残さなきゃいけないから。
明らかにあんまお金ない感じなんですよ。
で、もう行きますと。
行きますと。
で、行きますし。
もう僕だけじゃなくて。
私、その西アフリカ一緒に行ったのはTさんっていう。
その百戦錬磨のあちこち色んなとこ行ったバディと一緒に行ったんですね。
そうですね、そういう現地に詳しい方とか。
で、そいつも連れて行きますと。
そいつって言っても50代の人なんで。
全然先輩なんですけど。
行きますと。
晩章を繰り合わせてですね。
行きますと。
で、もうワッて勢い込んで送ってですね。
つい間違ったら本名の方のメールで送っちゃってですね。
私もだからちょっと開示姿勢を新たに言ったんですけども。
開示姿勢。
まあそういう感じで。
えー京都に。
5月30日、31日かな。
先月。
今これを収録してる先月に行ってですね。
で、京都だからさっきの最初の会話でもうつまびらかになって。
私全く詳しくないんですよね。
多分最後に行ったのは小学校か中学校かの京都の修学旅行とか。
あとはトランジットだけじゃないけども。
京都の新幹線でちょっとだけ降りる時間があって。
ほんの2時間くらいいたとか。
あんまり行かなかったんですよね。
やっぱりなんかあまりにも、なんだろうな。
有名すぎるというかストレートフォワードすぎるというか。
あと観光客がめちゃめちゃ多いっていうイメージがあったから。
ちょっとまあそういうのもあれでちょっと外してたんですよね。
だけれども、われわれのロストバゲージクラブという
調食べラジオのリスナーの界隈があるじゃないですか。
なんかおすすめいいとこありますかって聞いていたらですね。
すごい集まってきてですね。
やっぱ思ったのは京都ってすごい思い入れがある人が多いから。
推薦メッセージもみんな京都好きな人。
その人の人生の一部が乗っかってくるような独特の熱量があって。
どんどんおすすめが来るんですよ。
おすすめを集めていくと一泊二日で全然見切れないんだけれども
そういうものも来たので。
今回京都で自分でここ行こうかなって思ったところも
なけにしもあらずだったんですけども
もう今回はほぼ全てですね。
推薦いただいた場所に。
流されるままというか
いただいたご指示のところに行くっていうスタイルで。
今までの私のスタイルとは結構真逆で。
私はあんまり今までプラン立てずに
行ってみて適当に考えて
自分でアドリブでセッションを紡いでいこうみたいなスタイルなんだけど
それは変わってですね。
もう完全に従っていこうと。
具体的に申し上げれば
銀郭寺。
横道から大門寺山。
京都の大寺。
有名な山に登って
降りて琵琶湖から流れる疎水という水の流れる
水のトレッキングコースみたいな。
それも歩いて
ちょうどその時期に二条城。
京都の有名な二条城で
普段は立ち入れないエリアに
アンゼルムキーファーっていう
アーティストの方の展示があったから
そこ行ったらいいですよって言われたので行って。
あちこちそういうおすすめ
食べ物のレストランとかも。
学生さんもさっき申し上げた
学生さんも京都にお住まいだから
思い出があるのでちょっと聞いてみたらですね
牛道っていうお店の
肉まぶし。
ひつまぶしの牛肉屋みたいな
やつが1000円ちょいでめちゃめちゃ美味しいですよって
言ってみてそのまま行ったらめちゃめちゃ美味しくて。
リスナーさんの
これどのくらい有名なのか
わかんないまま申し上げてますけど
レーメンが最高のレーメンだって言われるから
わかんないけど行ってみたら
確かに最高のレーメンが
そこにあってですね。
それ全部Tさんも一緒に行った?
Tさんも一緒に行きましたね大体ね。
大体一緒に行って。
Tさんは本当に知らない人の
アドバイスで。
私、学生さんとも縁もなく
いろんな縁もなく
とりあえず行こうみたいな感じでね。
Tさんにとっても割とそういう
受動的な旅ってのは結構初めてで。
そういうことを一緒に
おっさん二人で
結構楽しかったですよでもね。
楽しくてね。
Googleマップでルートまで作ってくれたリスナーの方に
出町柳。
出町柳駅の近くにある
出町岡田商会
岡田さんと同じ名前で
岡田商会のコロッケメンチカツを食べて
その隣にある近くの
ファミリーマートでクラフトビールを買いましょうみたいな
そういうレベルの
攻略法の
ゲームで一回右クリックをして
ボタンを押してこれを購入してくださいみたいな感じを
全部したがって
行ったらどんどん最高になってくるんですよ。
河川敷を伝って
上鎌神社まで行って
それが5月に最適だとそういうルートがあって
地元の雰囲気がありますよみたいなね。
川があるからいいですよね。
それがよく分かりましたよ。
学生さんはね、学生さんのまた
お好きな銭湯
湊湯だったかなってのがあって
そこも待合室が小民家にお邪魔してるような感じで
漫画小説とかいろいろやってあって
Wi-Fiもあってリラックスチェアがあって
ひたすらのんびりできて
これ私が確かに学生だったら
毎日通ってるなって
京都の学生だったらよかったなって気持ちもなって
だんだん私もその詳しさはそんなに深ぼらない
ながらも京都の
学生たちの友情と旅行の意味
みんなの思い入れが詰まったところを
上澄を救うようにしてですね
牧場のトロのエッセンスのところを
救うようにして
楽しい一泊二日だったんですよね。
で漢字のその学生さんとは
夜に会いましょうということで
これもこういう名刺
ちょっと前回にしていますけども
ゴールデンモジャホールっていう
ロフトみたいな状の建物
小屋を改造したような
北の天満宮の近くにある
こじんまりとしたバーなんですけども
そこで
開店と同時に
その学生と
滑り込んで
入り込んでですね
その学生さん二人でいらっしゃって
二人で旅をすると
全然結構違う大学
一人がその有名な京都の大学
もう一人はまた
有名な芸術系の大学に通って
いるんだけれども
高校の同級生なんですね
一人はもうこれも有名な大手企業にも就職決まって
大学4年生でございますから
もう一人はあえて
芸術の茨の道を進んでいこうと
いうことで結構
大変そうなあれなんだけれども
進むべき道は違うんだけれども
その二人の間には
10代を通じたその友情が
育っていて
それが社会人になる前の最後の
旅行がこの西アフリカの
冒険旅行で
そのきっかけは
私の記事が
なんかこの原因となってるところ
込み上げるものがあってですね
なんで読んだんですかね
結構前の記事じゃないですか
そうですねなんか調べたんじゃないですかね
どちらかの方が読んで
これは面白いぞとか言ってすごい
これはすごいぞとか興奮したみたいなんですね
でも私も確かに
なんかずっと昔
インターネットとか徘徊して
あとは本とかを偶然図書館とかで
借りた本とかめちゃめちゃ面白かった
これ面白いよとか言って熱気あふれる感じで
同級生とか
気のおけない友達に言うってのがあるから
そう言われたのかもしれないけど
そういうことでとにかく
向こうもすごい感激してるわけですよ
いきなり著者現れるので
良いインターネット
興味稀に見える良いインターネットで
先方もだから急にだって
向こうから来るとか言うから
大敬礼されて
手見分けまで
いただいて
ありがとうございますけど
確かに私が沢木幸太郎さんにメール出して
沢木さんが僕んちまで来るよって言ったら
もうなんか
再敬礼ですよね
そういう感じなのか分かんないけども
そういう主客の転倒があって
私も嬉しくなって
二人の青春のきらめきが
キラキラキラキラ光ってるわけなんですよ
京都の夕日が
暮れなずむところに反射して
彼らの年齢聞いてみると
21歳
なんですよ
私サトル42歳ですよ
半分ですよ
年傘半分で
若い方がですね
私のことを慕ってるって嬉しくなって
ウイスキーがどんどん進んでいくわけですよ
確かに子供でもおかしくないね
西アフリカへの旅のアドバイス
だからよく勇気を出してくれたな
みたいな思いつつで
会話の細胞がウイスキーいっぱい飲んじゃったから
全然覚えてないんですよ
一瞬録音しようかなと思ったけどやっぱり
ここはやめようと思った
記憶のセピア色に任せるままに
録音してないんですけども
私と同行者のTさんがいるわけだから
最初当然旅のアドバイス
教えようと
何のワクチン打ったらいいよとかですね
意味悪には書いてないけど
B型の肝炎のやつをいきなり聞かれるよと
ベナンの国境でいきなり聞かれて
やばかったぞとか
パスポートとか
亡くなった時のために一応コピー取っておくと
大使館とかの紛失手続きが早めに進むかもだぞとか
お互いの知見
私とTさんの
本当の地球の歩き方というか
スマホを無くしても現地で買っちゃっても
いいかもしれないなとか
現金は隠し箸は分散させるべきだとか
とりあえず笑顔で
その国のこんにちはぐらい覚えておくと
それは安全保障につながるんだぞとか
あとTシャツとかは
なるべく日本からじゃなくて
現地の安っぽいやつを着とけば
これも安全保障で
地元にどうかしてあんまり金持ちっぽく見られないから
いいぞとか
あと歩いててなんとなく窓に鉄格子があったら
ちょっとそれ治安が悪い証拠だから
あんまりそこにいないほうがいいとか
そういういろんなアドバイスをもりもりもりって
提供して生きて帰れと
生きて帰ろうと
人生の選択と変化
笑えと生きて帰ることが大切だぞ
死なないでねと
本当の願いを込めて
おだしょー 普通にちょっと心配ではない
結構慣れてる方なんですか海外
そうでもない感じ
香港には一緒に行ったと
西アフリカ
でも彼らは青春という有言の
限られた砂時計が
大人としてはやっぱり
安全保障はしておけと
当然言うし
だけどもう一人の若き
家がまだ残ってる私としては行けと
私自身
いろんなとこ行ってきたわけだから
頑張れということを言って
だんだんでも夜も深まってどんどん
若い人たちは本当元気なんですよね
私も元気なんですけど元気元気で
飲んでいくとですね
だんだんやっぱり2人とも
いろんなパッションを抱えながらも
ちょうど苦しい
時期でもあるわけじゃないですか
すごい人生の中の変転というか
最初の就職を
そうじゃなくて芸術で頑張っていく人
そうすると特に今の
インターネットとかね
良いインターネット悪いインターネットいろいろありますけど
自分の才能とかがすぐに他人と
比べられちゃったりとか
それを見舞いと思っても
見なくちゃいけなくなっちゃうとか
つい見てしまうとか
愛情と憎しみと志のバランスを
どうやって取っていくのかとか
未来の不確実性はどうやって
こなしていくかとか何歳まで
自分は生きるべきなのかとか
来るわけですよそういうのが
さすがに私も飲み会で
そんな話を同僚とか
若い部下とかにはしないな
みたいな話をするわけですよ
そういうことは私がかつて通り過ぎた
ものでもあるし
いくつかはでも私にとっても
通り過ぎてない青草のような
あんまりそういうことは
考えてこなかったなってこともね
そういう人たちはすごく正直に
良い青年なわけですよトロしてきてですね
そういうのはちょっと彼らの
結構深く個人情報に関わる話とか
あったりするのであんまりこのラジオでは
なんか語らないんですけど
私も久しぶりに結構
内政的な語り口になって
自分自身の
越し方とか人生の重要な選択を
必ずしも強い意思を持って
私自身も別に
選んで成功してきたわけでもないなと思いつつも
自分の能力の限界とか
どうにもならない出来事とか
いろいろ経験してきて
未来への希望
そういう私の歩んできた
道のりのカーブが
カーブの曲がり具合が
丸みを帯びて
その丸みが自分のオリジナリティになるんじゃないかな
とかそういうことに気づいて
遅かりし中年になってから文章を書いたり
ポッドキャストを発信して結構
折り合いがつけられるようになったよみたいなことを
話したりとかしてですね
初対面の大学生に出るよ
42歳が年方半分の
やっぱりウイスキー3杯ぐらいね
おだしょー 熱い時間です
グレンリベット12年とか
偉い安いんですよその学生が通ってる
バーだから
アボカドの唐揚げとかまた良さそうなのが
2ドルとかで
3ドルとかで来るわけですよ
なんかいいウイスキーとかも
それがなんか
6ドルとかねでも学生さんとかも
すごい正直に
ドル換算より幸福になるから
こういうチップも教えまして
常に外国に行ったら
日本円には換算するんだと
海外行ったら日本円で
そういう安いとこ行ってね
青年たちも
ウイスキーそんな詳しくない感じを正直に言いながら
これはどんなウイスキーですか初めて飲むな
とか言ってねまあ可愛いわけですよ
でも私もそうやってやっぱり初めて会った
青年には密かしくないぐらい
自分も内情をトロしつつですね
私の好きな
例えばアマデウスっていう映画に確か
出てきたセリフで
主人公モーツァルトが主人公なんですけど
僕という人間は愚かだけど
僕の作り出す音楽はそうじゃない
みたいなことをモーツァルトは言うんですよね
もちろん私とモーツァルトの
才能の差は圧倒的に違うんだけども
私という人間はもう愚かで
醜いものをたくさん抱えているんだけども
でも私の作り出すそうやって
書くもの文章とか善なるものが
宿すようにですね
そうやって力を尽くしていれば
いつか誰かに届くんじゃないかなと思って私は
今まで少ない数であっても
アウトプットをしてきて
それが今回生身の人間として
あなたたち2人に届いた
ということはかなり私にとってはすごく
嬉しかったし
いつか私が突然死ぬとか
どうかあると私は死んでいくわけですけども
死ぬ瞬間の1秒前ぐらいに
これまで生きてきた意義が
どっかにあったのかなって
胸を張って生きられるとしたら
そういうところにあるんじゃないかなと思って
私はそうやって文章を書くっていうことが
一つの楽しみ救いとして
見つけられたんだよみたいなことを
また気恥ずかしく語るわけですよ
そしたら若い2人は
言ったら失礼かもしれませんがとか言って
サトルさんのような大人になりたいです
とか言ってサトルさんを見ていたら
僕たちは年を取ることに
絶望してたけど
年を取ることに
希望が湧いてきましたとか
またおっしゃるわけですよ
これはもう社交事例
だと思うんですよ万に受けて
勘違いしちゃうような若さも甘さも
今の私にはないわけですけども
まあ嬉しいわけじゃないですか
だから私もできるだけ
お機嫌に保って
少なくともお機嫌な振りをして
プリテンドトゥービーハッピーで
肉体も頑丈なまま保って
世界中を旅したいなって思って
最近国際情勢が
いろいろやばくなって
世界が分断されていくので
個人ができることは少ないなって
絶望しつつもできることの小さな一つは
世界中を旅する
そういうことがあるんじゃないかなって
思ってですね
そういう素敵な夜が
あったわけですよ
でも行かれるんですね
そうですよ
頑張れよと
そうですね
沢木さん若い方に
なんかで書いてた
メッセージ
恐れずにしかし気をつけて
あーありますね
ありましたけど
本当ですね
ありがとうございました
ありがとうございました
今日のお別れは
新しいジングルで
お別れを
新しいジングルができました
これはですね
先ほどお会いした学生さんのうちの一人が
芸術大学に通われて
作曲家として
活動してるみたいなんですね
私もつい試みにお金を払って
彼にちょっと作ってくれと
ジングル作ってもらいました
彼が作ったジングル
ということでございます
さとると
岡田祐美
超旅ラジオ
いいですね
なぜか岡田さんの声
僕の声
さとるさんじゃない
大人になりたいな
これがいいなと思ってね
これいいなと思ってね
素材はねジングル作るときの
迷ってる吹き込み全部を
確か石川さんから
昔のので撮ってもらって
あとはもう好きに作ると
そしたら選んだのは岡田さん
ということでございました
20:28

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