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今日は、令和5年8月1日、怖い日、怖い話の日ということで、今日はダイナミック怖い話を久しぶりに撮ってみたいと思います。
このダイナミック怖い話というのは、あらかじめタイトルとオチが決まっている話の間のストーリーを、僕がダイナミックポエム的にその場で思いついたストーリーを紡いでいって、最後のオチに持っていくという怖い話になります。
決して、決してタイトルから、あ、あのオチの話だなと思ってスキップしてしまわないように注意ください。
それでは、今日はいきたいと思います。今日は2つの話を1つに合わせ込むという、今までやったことのない怖い話チャレンジをしてみたいと思います。何のことかわからない方は、このまま素直に聞いてみてください。
いきます。タイトル、呪いの亀とアカズの小屋。それではどうぞ。いきます。
この話は、皆さんもよく知っているウサギと亀の話の誤実談、誤実談だそうです。
ウサギと亀の話というのは、ウサギと亀が競争をして、途中でウサギが横になって寝ている間に、ゆっくりゆっくり進んでいった亀が追いついて、後部に先にたどり着くという、あの有名なウサギと亀のお話です。
皆さん、その誤実談があったことを知っているでしょうか。
そうです。ウサギが亀にレースで負けた後、もう一度亀に対して競争しよう、亀くん競争しようよ、そう持ちかけた時のお話だそうです。
亀くん、この間は君に競争で負けちゃったけど、もう一回競争を僕としてくれないかい。今回は目指すゴールはこの間の場所とは違って、あそこに見える誰も入ったことのない小屋、あそこを目指そうよ、ウサギさんが言いました。
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亀くんはいいよ、いつでも競争してあげるよ、いつもの通りゆっくりした口調で、そう答えたそうです。
何やら、ウサギさんには亀くんが微笑んだように、そう見えたそうでした。
さあ、ウサギくん、本当にあの小屋を目指すってことでいいのかい、そう亀がゆっくり、しかしどっしりとした声で、低い声でそう尋ねたそうです。
ウサギは亀くんが何でそんなに念を押して聞いてくるのかはよくわかりませんでしたが、うん、あの小屋でいいよ、そう答えたんでした。
わかったよ、ウサギくん、亀くんがそう答えたそうです。
あそこは昔から誰も入ったことのない小屋って言われてる、知ってるかい、ウサギくん。亀くんがそう言いました。
え、何のことだい、そんなことは俺は知らなかったよ、とウサギくん。
でも関係ないだろう、とにかく行ってみよう、競争だ。
そう言うとウサギくんは、よーい、スタート、そう掛け声をかけて、一足飛びにあの小屋へ向かって走り出したのでした。
そう、ウサギくんは今回は負けるわけにはいかない。前回は僕が横になって寝てしまったのがいけなかったんだ。
その反省点を生かして、今回は絶対にあの小屋に眠らずに一気に駆け抜けていくんだ、そう心に決めてウサギくんはあの小屋へ向かって走り出していきました。
エッサホイサー、エッサホイサー、ぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんぴょん。
険しい山道でしたが、あの小屋へ向かってひたすらにひたすらにウサギくんは走り続けるんです。
後ろを振り向くと亀くんはいつも通りゆっくり、ゆっ、一歩ずつ、一歩ずつゆっくりとした足取りでこの坂道を登ってきています。
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そのゆっくりした足取りは何かやはり気味の悪い気分にウサギくんをさせていきましたが、いやいや、後ろを向いてる暇はない。
あの小屋、あの小屋を目指して走り続けるんだ。
誰も入ったことのない小屋なんかあるわけがないだろう。
そうウサギくんは思いつつ必死になって走り続けました。
そしてとうとう小屋の目の前まで来たんです。
やったぞ、今回は途中で寝ることのなくやっとゴールにたどり着いた。
この小屋が誰も入ったことのない小屋だろうと関係ない。
そう思い、ウサギくんはその小屋のドアに手をかけたのでした。
後ろを振り向くと亀くんはまだまだまだまだ後ろの方でゆっくりゆっくり歩いているだけでした。
カチャッ、その小屋の扉をウサギくんが、鍵は開いてるじゃないか。
ウサギくんがそのドアを開けて小屋の中に足を踏み入れようとしたその瞬間です。
何かそこに黄色く光り輝く何かが目に入りました。
あ、カズの子やん。
後ろを振り向くと亀は遅い足取りでゆっくりとまだまだゆっくり歩いているところでした。
ウサギさんはボソッと一言、こう言ってしまわずにはいられなかった。
呪いの亀は、あ、カズの子やん。
呪いの亀は、アカズの小屋と呪いの、
怖いですね、怖いですね。
単にカズの子が散らばってきた小屋と、単に足が遅い亀のお話、
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ウサギは何故か、ちょっと関西弁入ってるっぽかったっていう話になりました。
怖いですね、怖いですね。
何でかな、何でかな。
あ、カズの子やん。
呪いの亀は、アカズの小屋と呪いの亀。
今日は二つの別の話をくっつけてみました。
いかがでしたか?
怖いですね、怖いですね。
何でかな、何でかな。