【再】#692. ケルト語派を紹介します
2026-06-12 24:05

【再】#692. ケルト語派を紹介します

#heldio #英語史 #英語教育 #英語学習 #hel活 #英語史をお茶の間に
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/650f4aef0bc9d6e1d67d6767

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

00:00
英語史をお茶の間に思っとうに、英語の歴史の面白さを伝え、裾間を広げるべく、毎朝6時に配信しています。
本日は4月23日、日曜日です。いかがお過ごしでしょうか。
本日お届けする話題は、【ケルト語派を紹介します】です。
インド・ヨーロッパ語族の一つの派閥を形成します。
まず、【ケルト語派】を紹介したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
本題に入る前に、朝日カルチャーセンターの講座、【新シリーズ】を紹介させていただきます。
今度の土曜日ですね、4月29日土曜日の午後3時半から6時45分という枠でですね、
1年かけて続く予定の新シリーズがオープンします。
【文字と綴り字の英語史】と題するシリーズとなります。
3ヶ月に1編ほどですね、1年かけて計4回の講座シリーズとなるんですが、
その第1回、初回が今度の土曜日、4月29日に開かれます。
シリーズタイトルは【文字と綴り字の英語史】ということでですね、
いわば英語における文字と綴り字の歴史をざっとですね、4回かけてたどっていくということなんですけれども、
第1回はですね、【文字の起源と発達】【アルファベットの広がり】ということで、
いわば英語が英語になる以前にすでにユーラシア大陸で発達していたアルファベットと呼ばれる文字体系、
この起源と発達を置いたいと思うんですね。
つまり英語の話題にはですね、この第1回の最後の方でようやくたどり着くということで、
まずは文字の起源と発達というところに第1回は注目していきたいと思います。
ただもちろんですね、シリーズ全体としては英語の文字と綴り字ということですから、
もちろんですね、この辺りを意識しながら文字の起源と歴史、発達ですね、
こちらを第1回でたどるというそういう趣旨となります。
人類最強の発明といっていい文字ですね。
これについてたっぷりお話ししたいと思います。
朝日カルチャーセンター新宿教室で対面でも開かれますけれども、
オンラインでも受講可能となっています。
03:02
そして申し込みされた方には向こう1週間ですかね、
その当日から1週間ほどオンデマンドという形で収録したビデオを見ることができるということですので、
ご都合の良い方法で参加することができます。
こちらのチャプターに関連するリンクを貼っておきます。
また少し前になりますが、668回でですね、
この朝日カルチャーセンター講座の新シリーズについてこのヘルディオで話しています。
668回を改めて聞いていただければと思います。
ということで、今度の土曜日4月29日の午後3時半から6時45分、
新たなシリーズ講座がオープンするということでご注目いただければと思います。
今日の本題なんですけれども、ケルト語派を紹介しますというタイトルです。
英語はご存知の通りインドヨーロッパ語族の一員ということになっています。
インオー語族とも言いますけれどもね、
これは非常に多くの言語を用する語族ということで、
世界の中でも有数の語族となっていますが、
インドヨーロッパ語族の中は10ぐらいのもう一つ下の区分ですね、語派と呼んでいます。
言語の派閥の語派ですね。
語派に分かれるんですけれども、その一つが英語も属するゲルマン語派だったりしますね。
他にはスラブ語派とかイタリック語派とか名だたる語派があるんですが、
その一つとしてケルト語派というものがあるんですね。
ケルトというのはいろいろなところで聞いたことがある方が多いと思うんですけれども、
ケルト音楽とかケルト美術ということでファンもいますよね。
日本でも割と定期的にケルトブームが訪れるというような現象がありますけれども、
神秘的なイメージを持って捉えられているケルト、ケルト民族、ケルト文化というものがあると思うんですね。
言語的に言うとケルト語派と関連づけられます。
このケルト語派はですね、英語詞でもたびたび現れてきます。
そもそもが英語詞の始まりである449年はですね、
大陸にいた西ゲルマンの民族、諸部族たちがですね、海峡を越えてブリテン島に渡ったというところに始まるんですが、
06:05
そもそもブリテン島にはケルト系の人々が住んでいました。
彼らの母語がケルト語派に属する言語、諸言語だったわけなんですけれども、
この人たちをある意味ですね、征服して、そして場合によってはねだやしにして、あるいは追い払うという形でイングランドの地にゲルマン民族が定住したというのが英語詞の始まりということなんで、
英語詞のスタートからしてまず接触していたっていう意味合いでですね、英語詞では必ず出てくるということなんです。
そして英語詞が歴史が始まって以降もですね、1600年ぐらい時間が流れているんですが、全体的にケルトの人々をやはりですね、追い詰めている、コーナーに追いやっているというのが、いわばキラーラングイッチとしての英語、そのような見方も可能なんですね。
他には数は少ないんですけれども、やはり地理的に接しています。英語圏とケルト語圏ですね。英語詞の最初から少なくとも地理的な観点からするとですね、密接に触れ合っているっていうのは事実ですね。
その割には数は多くないんですが、ケルト語からの釈用語というのが英語に入ってきていたりしますし、さらに最近はですね、文法、英語の独特の文法がですね、どこから来たか、どのように発達したかという点をめぐって、実はケルト語が起源ではないかというような説も唱えられるようになってきました。
ケルト語仮説なんて呼んだりするんですけれども、いろいろな意味で英語詞にも関わりがあるということで、一度ですね、ざっと今日は概観するということではありますが、このケルト語派を紹介してみたいと思います。
まず、ケルト語派の歴史あるいはケルト民族の歴史なんですけれども、紀元前1000年期にはある意味では最強の語派、最強の民族だった可能性が高いんですね。これはヨーロッパにおいてということです。
紀元前数世紀というレベルの話なんですけれども、当時はヨーロッパの非常に広い範囲に分布していて、いわば栄えていた民族だったんですね。そして言語的に言えば語派だったわけです。ケルト語派ですね。
遠く、小アジアからギリシア辺りにまで東は分布していましたし、それからイタリア、スペイン、フランスですね。当時ガリアと呼ばれましたが、ガリア辺りにも分布していました。
09:04
この非常に健性を誇っていたケルト人たちは、紀元前後になりまして、イタリック語派の人々あるいはゲルマン語派の人々ですね。典型的にはローマ人であるとかフランク人というような後に有力となっていく民族ですね。
彼らに押される形でケルト語派あるいはケルト民族の分布っていうのがだんだん西へ西へと追いやられていきます。どんどんヨーロッパ大陸の西側に追い詰められていき、ついにはですね、現在ですよ。
ブリテン諸島の一角、それも東諸部とか西の端っこですね。それからフランスのブルターニュ半島、やはりフランスの西の果てです。ここに追い詰められて、ひっそりと目立たずに暮らしているという民族にまでなったんです。これが21世紀のケルト語派、ケルト民族の分布ということになります。
今後もですね、存在が危ぶまれていると言いますか、少なくとも言語に関する限り相当に分が悪い形になってますね。イギリスでは当然ながら大言語である英語が東に控えていて常にプレッシャーをかけています。
そしてフランスのブルターニュの方でもフランス語というやはり大言語が東から西へプレッシャーをかけ続けた結果、今があるわけですし、現在もですね、そのようにプレッシャーをかけ続けられているという状態で、今後どこまで存続していくのかというのが一つ大きな懸念材料、問題点となっています。
さて、大雑把にケルト人、ケルト民族の歴史を描いてきましたけれども、言語に注目してみたいと思うんですね。ケルト語派という派閥はどのような中身となっているのかということです。
このあたりはケルト学者によってもいろいろとですね、説が食い違っていたりするので、細かいことを言えばですね、なかなか紛糾している問題なんですけれども、ここでは教科書的な外観的なことをですね、述べたいと思います。
まず、ケルト語派の祖であるケルト祖母というものがあったというふうに仮定しておきます。比較言語学ではそのように仮定されているんですね。その中で、大きく中で2つのグループに分かれます。
1つはゴイデリックというふうに言われていますが、これはゲール語系ということですね。ゲールっていうのはアイルランドのことです。ゲール系という意味でゴイデリックという1つグループがありますね。
12:11
これは文字通りアイルランド系ということで、実際ですね、アイルランド語、英語ではアイリッシュと言いますね。アイルランド共和国の国語の1つとなっています。
もう1つはもちろん英語ということで、実際には英語を喋る人が圧倒的に多いわけですが、国のアイデンティティ、歴史と結びついているケルト語派のアイリッシュ、アイルランド語というのがもう1つの国語として制定されているっていうことなんですね。
そしてアイルランドとブリテン島の間に浮かぶマントーという島があります。このマントーで話されていた言語、今は死語なんですけれども、これがマンクス、マントー語と呼ばれる言語です。これもですね、ゴイデリック、ゲール系ということになります。
それから、歴史的にもともとアイルランドにいたんですけれども、海を渡ってスコットランドに渡った人々ですね、ブリテン島の北部です。ここで話されているゲール語をスカティッシュゲイリックというふうに呼んでいます。スコットランドのゲール語ということです。
まず、この3つの言語がケルト語派の中でもゴイデリックというゲール系のグループに属するものなんですね。この3つです。アイルランド語、マントー語、スコットランドゲール語ということです。マントー語は実際にはすでに死語となっています。
第二次世界大戦後に死語となったということで、かなり最近死語になったんですけれどもね。まずここまでゴイデリックというグループについて説明しました。次にケルト語派のもう一つの派閥を紹介します。
こちらはブリファニックというふうに呼んでいますが、言ってみればブリテン系ということですね。つまり大雑把にアイルランド系とブリテン系の2つに対別されるというふうに地理的には考えて結構です。
ただ先ほども述べたようにゲール系つまりアイルランド系だけれども、後に移住してブリテン島側に移ったスコッティッシュゲーリックなどもありますので、現在の分布とは少しずれていますが、ここでは歴史的な用語でケルト語派の内部の名称というのもですね、ラベル張られていますので、ちょっと注意が必要ですね。
さてブリテン系、ブリファニックということなんですけれども、こちらはですね代表的な言語として4つぐらいあがりますね。
15:06
まず1つは地理的にはブリテン島にやってくる前の段階と考えてですね、大陸側のフランスです。フランスガリアと呼ばれましたが、このガリアという名前から来ているゴールゴと呼ばれている言語です。
大陸側で話されていたケルト系の言語ということですね。これは今はなくなってしまっています。後にいわばフランス語によって置き換えられることになりまして、フランス語の中に一握りのゴール語に由来すると、おぼしき単語が釈用されていたりするというほかはですね、
あと地名なんかに残るほかはほとんど痕跡を残していない、完全に死滅してしまった言語です。ゴーリッシュ、ゴール語というものがあったと考えられています。
さて、純粋にブリテン島内部に入りますと、一つはですね、ウェルシュ、ウェールズ語。これは現在のブリテン島の西部、ウェールズ地方ですね。こちらで今でも話されています。
大体の住民がですね、というかほとんどですかね、英語をしゃべるわけですが、その4分の1ぐらいなんでしょうかね、ウェールズ人口の4分の1ぐらいがウェールズ語を使っている。つまり実際は英語とのバイリンガルということですが、ウェールズ語もわかるといったほうがいいのかもしれませんね。
そこそこ活発に使われている言語ということで、現在残っているケルト諸語の中では一番生き生きとしているって言いますかね。地理的にはコーナーに追い詰められているとはいえ、一番反映していると言えますね。話した人口を考えてもそうだと思います。
もう一つはですね、イギリスの南西の果て、コーンウォール地方という地方があります。半島になってますね。左下にずっと伸びていく半島があります。コーンウォールの半島ですけれども、この地方で西に追い詰められたケルト系の人々が18世紀まで住んでいて、コーンウォール語をしゃべっていました。
コーンニッシュというふうにこの言語のことを呼びますけれども、これもブリテン系のケルト語の一種ということになります。ですが、これは死後になってしまいました。18世紀後半に死後になって、今では残っていないと、事実には残っていないと言っていいですね。
最後にこのコーンウォール地方付近ですね。イギリスの南西地方を足掛かりにして、海峡を南側に渡ってフランスに到着したグループです。つまり元々はブリテン島にいたということで、ブリテン系を継承していると言えるんですが、現在の地理的分布としてはフランスの北西部です。
18:19
ブルターニュ半島に分布しているブルトン語です。これもちろんブリテン島からやってきたというその由来を表す名前になってるわけですね。ブルトン語であるとか、あるいはこの半島の名前ブルターニュ、英語ではブリタニーと言うんですけれども、まさにこれブリテンということです。
ですのでブリテン島から来たということが名前にしっかり残っていますけれども、現在の領土としてはフランス領土内ということで、東から大言語であるフランス語に東から圧迫される形でブルターニュ半島の一角で分布しているということになりますね。
ということで、このケルト語派の中の一つブリテングループですね、ブリトニックの中身はと言いますと4つの言語を挙げました。ゴール語、ウェールズ語、コーンウォール語、これはもう死語なんですけれどもね、そして最後に4つ目ブルトン語。
ということで、ケルト語派はまず大きくゴイデリック系、ゲール系あるいはアイルランド系と言っていいものとブリテン系と言っていいものに分かれる。そしてそれぞれの内部には3つ、4つの言語名、具体的な言語名を挙げたということになります。
その中でもマンクス、マントー語とコーニッシュ、コーンウォール語はすでに死語となっているということもあわせて、他のですね、生き残っている言語もウェールズ語をちょっと別にするとですね、話者人口が少ないということで、完全に歴史的にどんどんどんどんコーナーに追い詰められてきたということが、この言語の話者数にも表れているということなんですね。
では、これらのケルト諸語を西の果て、コーナーに追い詰めていったのは誰か、何語なのかと言いますと、基本的にはイタリック語派とゲルマン語派の諸言語たちということになります。
古代ではローマのラテン語、ガリアのフランク語などだったりしたわけですが、現代ではフランス語、そして英語という国際的にも名前のある超大言語が、こうしたケルト諸語を追い詰めているということなんですね。
その観点からしますと、英語史、英語の拡大の歴史ですよね。ある意味英語史というのは世界拡大までしたわけですから、この英語の拡大の歴史とケルト語の縮小の歴史というのは、完全に相関関係があると言いますか、因果関係があると言ってもいいことになりますね。
21:19
英語史においてケルト語派というのが、その意味で重要、少なくとも注目すべき点なんだということです。ケルト文化、ケルト教会、ケルト音楽、いろいろなところでですね、ケルトって聞くと思うんですけれども、英語史の観点から改めてケルト人、ケルト民族、そしてケルト語派について考えてみてはいかがでしょうか。
エンディングです。今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。英語史との関連で見るケルト語派というような話題でした。これからですね、ケルト語に関するトピックもですね、少しずつ取り上げていきたいなと思っておりまして、そのいわば導入と言いますかね、ケルト語派の内部について簡単にお話ししました。
このチャンネル、英語の語源が身につくラジオヘルディオでは、あなたからのご質問、ご意見、ご感想をお待ちしています。Voicyのコメント機能を通じてお寄せいただけますと幸いです。TwitterとSNSでのシェアもお願いいたします。そして何よりもコメント欄が盛り上がっています。
このチャンネルにですね、最近お越しいただいた、聞き始めたという方も少なくないんですけれども、このチャンネルの一つの特徴はですね、今年に入ってからぐらいなんですけれども、コメント欄での交流がとても盛んな方だと思います。
私自身もですね、参入してコメントをしたり、コメントバックしたりということも時間がある限りですね、しようと思っていますので、最初は有機がいるかもしれませんが、ぜひですね、初コメントをください。今回とか最新回だけではなくて、過去の回についても気になったことがあったら一言コメントください。
私の方には必ず通知が入るということになっていますので、これまでもですね、ほとんど見逃したことはないと思います。なるべく反応していきたいと思いますので、ぜひコメントに参入していただければと思います。ただ聞いているだけではなくて、やはり積極的に参加してみると日々のこのチャンネルの聞き方も変わると思うんですね。交流自体もぜひ楽しんでいただければと思います。
それでは今日日曜日ですね。皆さんにとって良い休日となりますように。ほったりうちがお届けしました。また明日。
24:05

コメント

スクロール