【再】#824. 『近代英語における文法的・構文的変化』 --- 川端朋広先生と
2026-10-22 44:43

【再】#824. 『近代英語における文法的・構文的変化』 --- 川端朋広先生と

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堀田隆一です。 英語の語源が身につくラジオheldio。 英語史をお茶の間に、おもっとに、英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。 本日は9月2日土曜日です。いかがお過ご
しでしょうか。
本日は対談会です。 愛知大学の川端朋広先生。
近代英語、現代英語の公文を研究されている英語史の先生ですけれども、川端先生は、「キンチョ!近代英語における文法的・公文的変化」という本ですね。開拓者より6月に出たものなんですけれども、こちらの第6章
、「20世紀の文法的・公文的変化」の執筆をご担当いただいております。
これまでも、この本につきましては、偏者である秋元実先生をはじめ、各章の執筆者でいらっしゃいます。片見先生、福本先生、田辺先生、中山先生にも、このヘルディオで対談させていただきました。
そしてその取りを飾ると言いますか、締めの世紀でもありますので、20世紀ですね。実際にはもう近代英語ではなく現代英語という時代区分に入っているわけなんですが、20世紀中にも着実に言語変化というものは起
こっておりまして、
コーパス等の豊富な資料をもとに、川端先生がこの100年間で起こった文法的・公文的変化について詳しく解説されています。この担当者から話題を提供していただく形で今回は対談いたしました。
対談の収録、大変熱が入りまして長めになっております。2回に分けてお届けしようということでですね、今回は川端先生との対談第1回となります。第6章の内容をざっと外観するというような回となります。
また後日配信する予定の第2回では、むしろですね研究調査の裏側、そちらの方が皆さんも実はですね関心があるのではないかと思うんですが、第2回はそちらでお届けしたいと思うんですね。まずは第6章の外観
ということで、お時間のある時にゆっくりお聞きいただければと思います。それではどうぞ。
今日はゲストをお迎えしまして、最近出ました近代英語における文法的・公文的変化という本の1章についてご紹介、ご解説いただきたいと思います。今日のゲストは川端智寛先生です。愛知大学の川端先生に加わって
03:20
いただいています。川端先生、今日はよろしくお願いいたします。
どうもよろしくお願いいたします。愛知大学の川端です。
第6章の20世紀の文法的・公文的変化というところをご執筆されておりまして、これまでにも見ましたように、ある程度の定点観測といったものがありました。
各章で同じような文法事項ですね。完全に同じとは言わないでも、重なるような話題を定点観測して、19世紀まできて、ついに20世紀、事実上我々がよく知っている英語ということですね、現代英語ということなんです
けれども。
この現代英語というのは通常的な歴史的な本の中で、現代英語というのはゴールといいますか、その難しさというんですかね、逆にあるような気がするんですが、まず全体としていかがでしたか、調査と。
おっしゃる通りで、20世紀に入って、ざっくりこの100年くらいの間、いろんなものが世の中で記録されるようになっていますので、その意味では資料としては非常に豊富なものがあるんですけれども、
今回テーマがやはり変化、歴史的変化ということになるので、実はその現代英語を仮に1900年以降から今の現代までというぐらいざっくり捉えたとして、
ここをある種のテーマでもって、編集方針でもって、きれいにコーパスとして歴史的資料としてまとめたというのは意外とそれほど多くはありませんで、その意味で変化を検出するというところでどういう資料を使うか
06:09
というのが、まず最初にすごい悩みましたね。
それが最初の中にちょっと書いてはありますけれども。
量が多すぎるということと、あと例えばコーパスを使うにしても種類が豊富すぎて、今回のお題に答えるのにどれを用いるのが一番適切かという悩みということですかね。
前の時代から考えると、ある意味贅沢な悩みとも言えるのかもしれませんが、ただ実際に現代のコーパスで研究すると本当に数で圧倒されちゃいますよね。出てきた人間一人で捌ききれる量ではないというところがあります
よね。
その中で数字もまとめられて、個別の事象にも目を配られてという今回のショーになったかと思うんですが、ざっと各項目についてどのような状況だったかということをまずパート1としてお聞きしてですね。
そしてパート2では研究の裏側であるとかコーパスの使い方とか、この辺りについて伺えればと思うんですけれども、まず、駆動詞ですね。
これは本書を通じてずっと扱われてきたということなんですけれども、個別に振る舞い方は様々ではありますかね。
ブリングとかゲット、これ全体としてはどのようなことが見えてきましたでしょうか。
他の方にとってもこれは同じことなんですが、駆動詞あるいはフレーザーバーブというふうに言ったときに、厳密にどれを定義として採用するのかという問題がまずあって、
1たす1で2になっていないような、そういうイディオム的な意味の強いものというのが本当は想起されるところなんですが、グレイデントといいますか、
単に動詞と前置詞あるいは副詞という解釈でもいいですけれども、変化詞でもいいんですが、動詞ともう1つの要素を足して割と意味が予測できるようなものも今回はある程度まとめて、
とにかく英語ではそういうフレーズが非常に近代英語から現代にかけてもかなりたくさん使われているというのは皆さん共通認識だと思いますので、
そんな中で今回調べたいくつかの、動詞でいうと、bring、get、put、take、turnあたりですね。
09:12
個別に言うと、put、takeあたりが意外なことに全体的な頻度をちょっと下げて、それからbring、get、turnあたりは上げていると。
今回調べた今言った5つに関して、全体でフリクエンシー、頻度の増減というのを合計して調べてみると、プラス133と本文中では書いてあるんですが、
全体としては今回調べた5つのアイテムに関してはかなり頻度が上がっていると、100万語あたりで計算したのかな。
全体としては動詞と普遍歌詞の組み合わせという形のフレーズがかなり使われるようになっているというふうに、今回調べたものに関してはそういう印象です。
それから今のトークンフリクエンシーという事例がどのくらい発生するかということで、
もう一つ、どれだけバリエーションが増えているかというタイプフリクエンシーに関しても、今回調べた動詞はみんな20世紀後半になっても新しい組み合わせを生じさせています。
大きく言うと、使用頻度もバリエーションも増加傾向にあると言えるだろうなというのが全体的な印象です。
このバリエーションというのは、例えばBringであればその後ろにくる前置詞部分、普遍歌詞部分のバリエーションが増えたということですよね。
20世紀にBring toとかBring byとかそういうのが流行っていて、それは以前のデータに見つからないとか、具体的に言うとそういう話ですね。
ありがとうございます。
15世紀からの流れとしてはやはり全体としてどんどん増えてくる傾向という一般的な見方を裏付けたということになるかと思いますね。
次に家庭法、特に4.1のところで家庭法過去、if I were という問題なんですけれども、
これ、if I was もそこそこ出てきているというようなことはよく言われるんですが、これ実際のところはどうなんだろうかというようなお研究だったかと思いますね。
12:02
こちら、どういう結果が出たんでしょうか。
そうですね。調べてみて、
198ページ。
まずそのワーズワーの話あたりからいきましょうかね。
そうですね。
家庭法の過去形なんですけれども、
これがざっくりアメリカあたりではかなりこっちをよく使われるようになってきているというのが一般的なところとしてはあったと思うんですけれども、
じゃあここでチャプターを継ぎますね。
アメリカあたりでは if I was みたいなものも出るというふうに言われているわけですかね。
それで実際に調べてみますと、
今の現代英語のコーパスで単純にこの if I was という形で調べてみると、
イギリス英語で頻度で比べてみますと、100万語あたりでイギリス英語の方は if I were が6.42 で if I was が 13.5 ということで、
実はイギリス英語の方、これ難しいのが、これ本当に家庭法の例なのかというのが、
if I was の場合ですね。
それをちょっと置いといてこの形で調べてみると、イギリス英語でもこの if I was という形は 2倍以上あって、
アメリカの方が意外なことに if I were の頻度の方が 11.8 で if I was という形が 7.87 で、
これだけで家庭法の if I was というのがどれだけ使われているかというのは、もちろん断言できないのですが、
意外と if I was という形式に関してはイギリスの方が結構頻度が高かったりすると。
ですからアメリカで実は if I were という形が熱力生き残っていると。
実際にそのコーパスの例なんかを見て、
必ずしもですから、
僕のイメージとしては if I was の方が交互で砕けたようなところでは、
アメリカなんかでは特にたくさん用いられているのではないかという気はしたのですが、
例文コーパスで採取したものを見てみると、
15:01
アメリカの例文なんかでもこの if I were というのが結構日常的な場面で使われていたりというのがありまして、
ですから、
これは本当に実はやってみて難しい。
本当に直接法で使われているのか、それとも仮定法の文脈で使われているのかというのを、
文脈ですとかそういうのを判断してはっきりわかればいいのですが、
そうでないものもありますので。
ただ、その if I were という形式に関しては、
それはわりとはっきり仮定法でわかるものでありますので、
if I was の用例はともかく、
if I were というのが生き残っているというのはわりとはっきり言えるのかなと、
そういうところでした。
現在も学校文法ではやはり if I were you みたいな表現で学ぶということになっているかなとは思うんですけれども、
実際としては I was もかなりきているというのが英語学研究ではよく言われて知られていて、
それを本当のところはどうなんだろうかという研究だったかと思いますね。
同じ説なんですけれども、仮定法でも、いわゆる仮定法現在と呼ばれる、
インシストの後のザット説などに現れる原型の形ですよね。
仮定法現在の形ということがよく話題になりますが、
これも a ベーサ、シュッドを使ったり、あるいは直接を使ったりというようなことで、
a ベーサがあるということは知られているのですが、
今回実証的な研究で出たものというのはどんな結果だったんでしょうか。
そうですね。ですのでまとめとして、いくつかこれは以前からの先行研究なんかでも言われていたりする内容でもあるんですが、
シュッドを使った現法というのは比較的イギリスで頻度が高くて、
アメリカでは容認はされるけれどもあまり使われない。
仮定法現在というのがアメリカではむしろ標準的というふうに考えられるんですが、
実際にはイギリスでも、最近特に受動体の形ではよく使われています。
まとめて言うと、大きな言い方としてはそういうところに落ち着くのかなというところですね。
オンコンディションだと言うと、ちょっとマイナーなフレーズなので数がそんなに出なかったというのがあるんですけれども、
18:13
これはかなりフォーマルな響きのする表現でして、そういうのをやってはみたんですけれども、
全体的なものとしては、ザッとオンコンディションだとザッと付加するものがほとんどなんですけれども、
今回アメリカの例は、コーパスのHistoric American Englishでしたっけね。
あれはこの100年くらいを比較的きちんとデザインを持ったコーパスとしてデータを取ることが可能なんですね。
アメリカ英語という限定ではあるんですけれども、それで一応時代を追ってある程度調べるということができたんですけれども、
シュッドというのが20世紀半ばくらいまでは使われていたんですが、アメリカでは1960年代以降は使われなくなってしまって、
家庭語源Bですね。受動体で使われるオンコンディションの後で呪文があって、Bが来るというのが一応20世紀まで観察されると。
それと合わせて直接法や中間的なものがずっとあるんですが、個別のアイテムで調べてみると一つそういう結果も得られたかなというところです。
ちょっと細かい話になってきました。
家庭法の様々な論点がありましたけれども、それでは次の項目で、これも大きな項目ですけれども、動詞補文という話題ですね。
個々の単語、動詞によっていろいろ異なるというのはこれまでの世紀でも出てきたことなんですけれども、20世紀に関してはどんな状況だったんでしょうか。
動詞の後に、例えばスタートでも何でも、スタート・トゥ・ドゥになるのか、スタート・イン・ジーになるのかというようなことなんですけれども、今回そうですね、動詞としては、
21:13
アボイド、ベア、ディクライン、ダウト、フィア、フォーベア、インテンドゥ、プリファー、プロポーズ、リコレクトゥとこの辺りを調べたんですが、
まとめとして、そうですね、一貫してもトゥ・ドゥがほとんどである動詞っていうのは、例えばインテンドゥなんかがそうなんですね。
インテンドゥ・トゥ・ドゥから一貫してイン・ジーがほとんどになるのがアボイド・イン・ジーですね。
変化っていう点で言うと、トゥ・ドゥの例が真下っていうのはディクライン、ディクライン・トゥ・ドゥっていうのが頻度で言うと100万語あたりで26ぐらい頻度を上げている。
プリファーもそうですね、プリファーもこれが一番頻度を上げたのがプラス41ぐらいになってますので、プリファー・トゥ・ドゥの形がぐっと20世紀に増えた。
イン・ジーを増やしたやつ、イン・ジーを増やしたっていうのは実は全体的に頻度としては多くないんですが、それでもベア・イン・ジーの形がプラス10とか、プロポーズ・イン・ジーっていうのがプラス7ぐらい頻度を
上げていると。
必ずしもですから、20世紀中にイン・ジーの形に動詞プラス…
すみません、チャプター過ぎますね。
個別の動詞を見ると本当にいろんなパターンがあるっていうことかと思うんですが、まとめることってなかなか難しそうですね。いかがでしょうか。
先行研究なんかでもそれで、一応ある程度トゥ・ドゥから動詞イン・ジーへのシフトっていうのが言われてたりするわけですが、今回本当にいくつか個別のアイテムを調べた結果に過ぎないので、どこまで決定的に言えるか
どうかわからないんですが、
今回調べたものの範囲内では、必ずしもトゥ・ドゥよりも動詞プラスイン・ジーが全体的に増えているという傾向が必ずしも観察されなかったと。
ですからこれは本当に本気でやるならば、かなり動詞の種類をもっと広げて、すごく高頻度な動詞なんかでどのくらい変わってきているかということを調べなきゃいけないんですが、これかなり巨大プロジェクトになって
24:16
しまうので、そんな気がします。
それは大変なことになりそうですよね。いわゆる大古文推移なんて言われている、不定から同名詞への流れが数世紀単位で見られるんだというのが一つ言われることはあるんですが。
20世紀だけですからね、今回僕が見たのは。そういうところも大いにあると思います。
ありがとうございます。
それからですね、次も進行形という大きな話題でして、まさに近代英語期に始まって発達してきた。そして今20世紀もまだ進化を続けていると言いますかね、いうふうに注目される文法項目なんですけれども。
20世紀の進行形をめぐる状況についてお聞きしたいんですけれども、どんな状況なんでしょうか。
はい、これもですね、やはり全体的に進行形がかなり拡大傾向にあるというのも、複数の研究者によって指摘されているところなんですけれども。
一応大きなまとめとしては、19世紀あたりからすでに確立されていた用法、これが一層ヒントを増しているだろうということが一つ。
それからそれまで使用されていなかったような形での用法も、複合的な文法構造ですね。
こういう中で、例えば、ビード詞プラスビーング、プラス過去分詞とか、そういう形も使われるようになってきているということと、
数で示すのも難しいことなんですが、一部、状態同士への提起を見られるようになってきているのではないかと。
進行形というのは、アクションの進行している様を表すものなので、
例えば、understandのような、理解しているという状態を表す動詞には、明確には使わないというのは、プリスクリティブな、
基本的な意見としてはそうなのかもしれないですが、実際に使われる絵も出てきていると。
27:02
まとめて言うと、そんなところになるかなと思います。
状態同士への拡大ということで、オバマ副大統領からの引用とかね、引用自体がいろいろと面白いものをたくさん挙げていただいてますが。
ですから、これもオバマさんの例は、
これ結構自分でも、何をもって最近とするのかという話ですが、
現代のメディアでいろいろ報道されているような、そういう範囲内でこういう例が引っかかってきて、
自分で検証可能だったということで興味深かったのですが、
アンダースタンディングという形から調べていくと、これが信仰系なのか、それともある種形容詞として、
私は理解ある態度で望みたいと思うみたいな、そういう形容詞と言っていいかもしれないということで、
もちろんそれは連続的につながっているものなのかもしれないですけれども、
コーパスなんかのタグに関しても、これどっちになっているのかというのを一つやろうと思うと大変なことになるんですね。
ここは実際の例を見て判断するということの興味深さとそれから難しさを同時に感じる例でした。
なるほど、それでは次も文法事項としては受動態ですね。
これもとりわけゲット受動態ということに注目されていますが、
これは増えてきているのかなという印象で捉えていたんですけれども、実態としてはいかがでしょうか。
受動態ということでやると本当にかなり大きな問題になりますので、
ゲット受動態に今回絞っていきますが、リーチなんかが言っていたのは書き言葉では減少意味、
アメリカではこれはあまりよろしくないということですかね、文法体的な指導の対象になってしまう。
ゲット受動態に関しては若干増えていると、
全体的な捉え方としては何か全体的な現象に影響を及ぼすようなものではないということも言われていたりするんですが、
30:04
今回ゲット受動態を調べてみて、
意味的な特徴としては、
ギボン&ギャンという戦後研究で言われていたのは、
いわゆる迷惑受け身みたいな望ましくない現象が描かれることが多い。
さらに守護がその発生に責任を負っていることも多い。
あとは、比較的社会階層が高くないところで使われている。
ですから、ちょっとそやなというところがあるんですけどね。
それでこんなされちゃったよみたいなところで使われているのではないかという話だったんですが、
調べてみて、面白いと言いますか、
普通に例えば、結婚するっていうような例がすごい多いですね。
これは多分皆さん英語をある程度やった人だと、
get marriedという表現が普通に迷惑受け身でもなんでもなく使われるのは、
結婚だった例とか言い出すと個人的に問題になるかもしれません。
それは冗談ですけども。
なので、例えばそういった感じで必ずしも、
adversive、望ましくない事象ということに限るわけでもなかったなと。
他にも例を調べてみると、
これもあまり文脈としては描かれている事象があまりいいことではないんですが、
親から虐待を受けてて殴られたというので、
例えばI got hitとかそういった例文で、
これは確かに被害を被っているわけですけども、
主語が責任を負っているわけではなかろうな、
叩かれているわけですからね一方的に。
そういう細かいところで見てみますと、
意味的な検討としては非常に難しいんですけども、
必ずしも好ましくない、望ましくない現象だけに限るわけではない。
それから主語の責任というものに関しても、
物によっては必ずしもそうではない。
社会改造に関しては今回使用したものの資料ではちょっと難しいところがあったので、
今後その辺が様々なコーパスがあります。
33:11
はい、受動体get passiveの話でしたけれども、
次は最後になりますけれども、第8節で扱われています。
動詞派生全知詞という話題ですね。
こちらは20世紀の状況、どんな感じでしょうか。
はい、動詞の形してそれがINGで文法的にはほぼ全知詞のような振る舞いになってしまっていると。
具体的には、例えば何々に関してという意味でregardingとか、
そういうのが使われたりするわけですけれども、
今回大きくまとめて言えることとしては、
20世紀中に頻度を大きく上げたものとしては今言ったregardingあたりがあるんですが、
他は実は数ポイント微増したという程度のものはあるんですけれども、
全体としてそんなにこのカテゴリーですね、動詞から派生したこのingの全知詞というのが、
20世紀にそんなにたくさん増えたというわけではないのかなと。
これはやはり近代英語の、もっと言うと中英語の終わりのあたりからこういうのが多く使われるようになって、
近代英語記でかなりこれが増えて定着するというのがあるというのが前提として言えると思うんですが、
20世紀になって表現としては落ち着いたと言いますか、
個別にですからたくさん頻度を増しているというほどではなかったというのがまとめかなと思います。
数としてはそういうことで結論されていますが、
読んでいまして面白いなと思ったのが、例えばコンシダリングみたいなものが談話標識化してきているという、
この件で川畑先生の論文もお書きになったんですが、
その執筆と言いますか用法のちょっとした変化というようなこういうものがあって、
数に現れないかもしれないんですけれども、とても面白いなと思ったんですよね。
36:02
コンシダリングというのは、もちろんこのコンシダリングってよく考えるという表現なわけですけれども、
いろいろあるんですね。
前置詞だったら、
Considering his age と言えば、
彼の年齢を考えればということになりますし、
これ説が来て、
Considering he is still young と言うと、
彼がまだ若いということを考えればというふうになりますし、
さらにそれが、
前に僕が論文を書いたときは、
It's not bad, considering みたいな感じで、
最後にConsideringだけ、
考えてみればそんなに悪くないよ、みたいな、
そういう例文もあったりして、
文副詞に当たりますので、
これを談話標識ということもできるケースもあったり、
ですからこの一つの要素が、
今回は前置詞という括りでやってみたんですけど、
フルの動詞としての使い方もありつつ、
それが前置詞のようになっていくルートと、
後ろに接を従えるものとしては接続詞になるんでしょうし、
従属接続詞かな。
それとさらに後ろ部分が削られて、
Consideringの一語だけで副詞のように振る舞うケースもあって、
動詞というカテゴリーから、
もう少し文法的なカテゴリー、
複数のルートで発達しているケースもあって、
今回それは一部触れただけなんですが、
そういったところも研究テーマとしては面白いかなと思いました。
そうですね。
複数のレイヤーに分かれて、
全てが共存しているというようなことですよね。
大変面白い現象で、
数に出るかどうかは別として、
質的な変化が20世紀、
主に20世紀と考えてよいんですか。
なるほど。
本当に最近の最新の変化が起こっているということですかね。
この6、7点だったかと思うんですけれども、
各文法項目について、
20世紀中の変化をご紹介、
ご解説いただいたということになりますかね。
今回は、
記述的にご解説いただいたんですが、
実はもっと聞きたいお話としては、
裏事情といいますか、
この研究に使ったコーパスであるとか、
どのように使って、
選んだり使ったりしたのかということも、
これまた別にお話伺いたいと思います。
39:00
本日のところは、
こちらでおしまいにしたいと思います。
川端先生、今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
エンディングです。
今日も最後まで放送を聞いていただきまして、
ありがとうございました。
川端先生との、
現代英語における文法変化について、
じっくりとご説明いただきました。
後日ですね、第2弾、
川端先生との対談第2弾をお届けする予定です。
そちらでは、コーパスの選び方であるとか、
今回の研究に際して、
何が大変だったかというような、
研究の裏側に迫って、
お話ししておりますので、
そちらも楽しみにお待ちいただければと思います。
今日ご紹介した本は、
近代英語における文法的・公文的変化ということで、
冒頭にもお伝えした通りですね、
すでに他の著者の先生方とも、
このヘルディオで対談しております。
そのURLをですね、
各チャプターに一つずつ貼り付けるという形でですね、
ご案内していますので、
そちらからジャンプしていただければと思います。
さて、最後に2点ほどお知らせです。
まず1点目はですね、
明日に迫りました、生放送のお知らせです。
明晩19時、夜の7時ですね。
日曜日の夜7時から、
生放送をお届けすることになっています。
お題は、ニックネームを語ろうという回です。
名前プロジェクトという研究プロジェクトを立ち上げておりまして、
そこで名前に関するいろいろなことを考えていこうと思っているんですね。
小有名のことなんですけれども、
そして今回は、とりわけニックネームという現象に迫りたいと思います。
事前にリスナーの皆さんからですね、
ニックネームについて何でもいいです。
ネタを提供してくださいということで、
ニックネームに関わるあれこれというのをコメント欄に投稿していただいています。
水曜日の回ですね、8月30日の回だったんですけれども、
そちらでコメントくださいというふうに募っております。
第821回の配信なんですけれども、
そちらにどんどんとコメントが寄せられてきています。
明晩の生放送ではそちらを読み上げながら進行していく予定ですので、
生放送本番の直前までコメントを受け付けます。
821回の配信会にお戻りいただいて、
そこにどしどしとコメントを寄せていただければと思います。
42:01
明日の生放送ではこの名前プロジェクトの主要メンバーである、
そしてヘルディオでもお馴染みの小川俊先生、
それから宿見博史先生、そして五所麻美先生、
プラス私、ほったりゅういちという4人がパーソナリティとなりまして、
配信する予定ですのでこちらお楽しみにしていただければと思います。
2点目のお知らせなんですけれども、
9月のプレミアムリスナー限定配信チャンネル、
英語詞の話、ヘル話の第1回が昨晩公開されました。
プレミアム限定配信は毎週火曜日と金曜日の午後6時に配信しております。
こちら月ごとの有料配信ということで、
今月9月の回がスタートしたということでお知らせしている次第です。
英語詞の話を中心にいろいろな話題をそちらでは提供しておりまして、
通常配信とは少し異なるテイストでお届けしています。
昨晩の回は英語詞の話第27回だったんですけれども、
長く発信を続けるコツは?というお話をしました。
このヘルディオも2年3ヶ月ぐらい経つんですかね。
おかげさまで毎日続けておりまして、
リスナーの皆さんにも多く聞いていただけるというチャンネルに成長してきたんですけれども、
そのあたりの毎日継続のコツみたいなことをお話しております。
このように英語詞の話題だけではなくてですね、
周辺的な話題もお届けしていますし、
プレミアムリスナー限定配信チャンネルの中でのイベントというのもあったりします。
オフ会なども開いておりますので、月始めということでですね、
新たに多くのリスナーの方にプレミアムにも参加していただければと思います。
こちら800円の有料配信、月ごとなんですけれどもなっております。
ウェブブラウザ経由で参加いただきますとこちらのお値段、
そしてVoicyアプリを経由しますと手数料が高くついてしまうということで、
ぜひですね、ウェブブラウザ経由でのご参加をご検討いただければと思います。
それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますように、
ホッタリウイチがお届けしました。また明日。
44:43

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