英語の歴史の魅力
おはようございます。英語の歴史を研究しています、堀田隆一です。 このチャンネル、英語の語源が身につくラジオ、通称heldioでは、英語の先生もネイティブスピーカーも辞書も答えてくれなかった英語に関する素朴な疑問に、英語史の観点からお答えしていきます。
毎朝6時更新です。ぜひフォローして、新しい英語の見方を養っていただければと思います。 新年度の始まりのこの時期、皆さんの英語史の学び始めを促すために、
スタートアップ英語史企画を実施中です。 このチャンネルでも同企画に沿って、普段とはちょっと異なる風味の放送で英語史の魅力を伝えていきます。
本日も昨日に引き続き、ケルフ会長マサニャンに登場いただいて、 現在行われているもう一つのイベント、英語史コンテンツ50の紹介をしていただきたいと思っています。
マサニャン、続きましてありがとうございます。
おはようございます。
よろしくお願いします。
昨日の放送で、マサニャン、いろんな顔があるという話をしまして、公式には、正式には、大学で英語を教えているという、後人ですから、森田正人先生ということになるんですが、
通称YouTubeチャンネルですね。毎日講英語という、かなり真面目な英語史系チャンネルと言いますかね。 英語学習チャンネルとして展開していまして、私もこういう系のYouTuberはいないので、大変素晴らしい試みだと思っているんですね。
そして、昨日はケルフ会長という資格で出てもらったんですが、そもそもケルフって、もう一度改めて教えてもらえますかね。
ケルフの正式名詞ですけども、KEO History of the English Language Forumとなっています。
KEO英語史フォーラムと、日本語で言うと、飛行人の団体ですが、その会長を務めていただいているということで、3つ目の顔として出てもらったんですが、実は4つ目の顔っていうのはあって、私は知っているんですけれども、鳥取県出身ですよね。
鳥取県で、めちゃくちゃ足が速いっていう。
よく覚えてくださっているとは。
これ、記録タイム、まあ短距離走ですよね。
100メートル、まさにベストスパー11秒48となります。
速っ!それは高校時代?
高校時代ですね。ベストスパーとなります。
それ、県の大会で出たっての記録?
全体の高校のリレーですね。
中国大会、広島で行われた中国大会で走ったりとかもしてました。
おそらく、英語史研究者の世界の中では最速ではないかと思う。
知っている限りっていうか。
俺は前にね、うかがって、ちょっと道銀を抜かれたっていう記憶はあるんですけれども。
まあ、今日はこの第4の顔はまた関係なくて、第3の顔でお話しいただければと思うんですけれども。
この新年度ですね、このケルフとして活動を展開するということで、
一つ目がかなり大きめの、昨日の放送で述べた英語史新聞ということで、
もうすでに多少反響をいただいて大変ありがたいことなんですけれども。
もう一つ、実はイベントというか企画があるということで、
これについて聞きたいと思うんですけれども。
これは何という企画でしたでしょうか。
英語史コンテンツ50ということで。
英語史コンテンツっていうことなんですが、コンテンツって何なんですかね。
これを量にすると、A4に2、3枚くらいにまとめて、
英語史面白いネタみたいな感じですね。面白いネタをギュッと面白い要素をギュッとした。
簡単に比較的ずっと読める。
それぞれが、やはりこのケルフのメンバーは関心が幅広いんですね。
英語史というところで文法みたいなイメージがまず浮かぶかもしれないですけれども、
文法はもちろん単語の意味変化であったり、
もしくは詩の韻律であったり、
さらには世界中にさまざまな英語があります。ワールドイングリッシュですとか。
そういうのに関心があったり、方言に関心があったり。
関心は多様なんですね。
そうした中でそれぞれが面白いと思うネタを持ち合わせて、
コンテンツという感じで50個紹介する。
僕も毎回どんな話題が上がるのか、今から楽しみにしていますね。
英語史コンテンツというのは英語史ネタ。
カジュアルに言ってしまえばネタっていうことなんですかね。
ただもちろん、ケルフという大学のバックについた活動ということで、
当然ある程度の、できれば高い学術的な質って言いますかね。
これは楽しみたいということで、
例えば論文なんか書くときも同じですけれども、
しっかり複数というような、
あくまでそこは担保した上で、
ただ面白いネタっていう、
そういうことですかね。
フランス語との関連
そうですね。
これは企画として始めたっていうことなんですが、
これは昨年度もやっていたっていう。
そうですね。昨年も同じように企画をして、
それも楽しんでいきたいなみたいで、
そういうことで今年ももう一回やろうということで。
昨年度なんですが、この企画を行っていたということなんですが、
実際50とかそれくらい集まったということで、
例えばなんですけれども、50全部紹介できないので、
1年前の例から挙げますと、
まさにはもう参加しているというか、
要するにコンテンツを作る、発信する側にいたことがあるわけなんですが、
そのあたりも含めてで結構なんですが、例は。
挙げたのが、振り返ってみますと、
コロナって男女みたいなのがありました。
つまりこの時ちょうど話題になったのはコロナいろいろありましたけど、
フランス語というのは名詞に性別がある。
男性、女性と性別があって、
これ難しいのが、男性であれば漢字がるという漢字を使う。
女性であればらという漢字を使う。
その意味で名詞の性別が分からないと漢字をつけない。
その意味でコロナというのは男なのか女なのか、
るというべきなのか、らというべきなのか。
そういう意味があった。
そういったことをまとめましたね。
コロナウイルスというのは、
コロナウイルスに引き込まれた病気ということで、
病気というフランス語はラ・マラディ、女性名詞。
ラ・マラディになる。
そういう意味で、言語の性別に関して、
アカデミー・フランセスという団体が、
これは病気、ラ・マラディなわけだからコロナもらと呼ぶべきだと、
ルと呼んでいる人がラが正しいんだ、
そういうことを発表したとか、
そういうのがあった。
そういった話題も出ました。
なるほどね。
これは結構面白い話題ですね。
意味上というか類義語って言うんですかね。
ラ・マラディなんだからコロナそのものも、
この病気としては女性なんだみたいな理屈に、
フランスとしてはアカデミーとしては決めたんだみたいな話の、
そういう紹介でしたね。
私もこれじっくり読みましたんで、
とてもよく覚えてますが、
ところでこれ、英語史と何か関係あったんですかね。
フランス語そのものもね、
やっぱり英語と実は密接な関係があって、
この辺りは、
一つキーワードだけ紹介します。
ノルマン政府。
これキーワードになってくるんですけども、
またこの辺りは、
ちょうど今回の英語史新聞でも言った、
関連する話題はあるかもしれませんがね。
ノルマン政府でフランス語関わりはあります。
それだけではなく、
フランス語の時代は、
小英語にも実は文法、名刺、性別があったり、
男性名称、女性名称があったり、
さらには女性名称があったり、
そういうことで関連しています。
なるほど。
それ関係ですね。
性というのが、
英語にはないけれども、
小英語にはあったみたいなところつながりっていうことと、
フランス語と英語の全般的な関係みたいなね。
かなりこれ複合的で、
入りやすい話題ですけど、
深そうですね。
確かにね。
はい、とても面白い時代だと思います。
なるほど。
そういった話題があって、
他にももちろん50があるわけですから、
いろいろあったわけですけどもね。
昨年度のこの企画、
50近く上がったものについては、
実はまとめてありますので、
これもトボイシのリンク先に上げておきますので、
こちらもリスナーの皆さんも見ていただければと思います。
そして今年も、
ちょうこりもなくと言いますかね、
またやるのかということで、
この4月に、
ただでさえ忙しい時期に、
やめましょうよという声も聞こえなくもないんですが、
やりましたね。
やり始めちゃってますね。
こちらについてちょっと紹介お願い。
すでにもう2本上がってまして、
1本目は、
関係はなぜ生まれたのか。
これめちゃくちゃ面白い話題ですね。
そうですね。
次は、
休日が欲しいというタイトルで、
ホリデーというタイトル。
なるほどね。
日曜を除く毎日、
週6日アップしていますので、
ぜひともご覧になっていただければと思います。
ほとんど毎日ですね。
リンク貼っておりますので、
ぜひどうぞ。