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#47 トラフィックより読者の質を重視 Semaforの戦略
2026-05-07 22:45

#47 トラフィックより読者の質を重視 Semaforの戦略

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サマリー

今回のエピソードでは、まずポッドキャスト「Off Topic」の最終回に触れ、番組の継続への決意を表明します。次に、食べログ運営会社カカクコムのスウェーデンファンドEQTによる買収検討のニュースを解説し、その背景と今後の動向について考察します。さらに、ニュースメディア「Semafor」がトラフィック重視から読者の質を重視する戦略へと転換し、ニュースレターやイベントを収益源とするビジネスモデルを成功させている事例を紹介します。最後に、日本で同様のメディアが生まれにくい背景についても考察を深めます。

番組の継続と「Off Topic」最終回への思い
おはようございます。2026年5月7日、木曜日、ayohataです。 この番組Catalyst byPublidiaは、国内外のメディア出版に関するニュースについてゆるく解説する番組です。
ということで、不定期の更新にはなってしまったんですけど、ちょっといくつかの理由があって、ちょっと5月から毎週頑張って更新しようかなと。
ずっと毎週更新しようっていうのは考えてはいたんですけど、ちょっといくつかの理由があって、
更新をちゃんとしようかなとは思っています。 その理由がですね、一つは海外のニュースレターのプラットフォーマーだったかな、ザ・プラットフォーマーとかっていう、確かニュースレターだと思うんですけど、
定期的にニュースレターを出してて、番組の…番組じゃない、ニュースレターの内容をポットキャストの方で配信しているという形をとっているみたいなので、
最近ちょっとそうなんですよ。話す内容をどうしようかなって、ニュースレターに書いてないことを話そうとして、なかなか悩んでたので、
ニュースレターに書いていることを中心に話そうと思って、番組もちょっとそこをやりやすいように変えようかなと思ったのがゴールデンウィーク中にあったので、それを踏まえてというところもあるんですけど、
何より、この5月なのか、2026年の5月なのかなんですけど、もともとこの番組きっかけで、このカタリストを始めたと言っても過言ではないオフトピックが最終回を迎えまして、結構衝撃だったんですけど、
もともとこのカタリストbyパブリリアーもやってるんですけど、個人的にやってるポットキャストも、ちょっとネタなんですけど、オフトピックのような番組をやりたいというところから始まって、
で、このメディア関係のニュースレターをずっとパブリリアーとして出してて、それも音声でやっていこうと思ったのがオフトピック、週3でやってたBitesというSpotifyさんとの共同企画ではあったんですけど、それを聞いてちょっと似たテイストでやっていこうと思って、
このカタリストbyパブリリアーって最初週3でやってたんですよね。
そういうのもあったりして、結構自分的にはオフトピックっていうのはかなり影響を受けた番組だったんですよ。
放送配信スタイルもそうなんですけど、MCの草野さん、宮武さんの人柄も好きで、特に宮武さんのいろんな事象を深掘りしたり、あと最終回でも語られてたんですけど、仮説を結構話をしていくと。
仮説っていうのはあれなんですよね。間違える可能性もあるんで、やっぱり振り返ると間違ってた話も多かったっていうのはご自身もおっしゃってたんですけど、そういう形もあったので、いろいろと感じるところもあって、すごいリスペクトしてたんですけど残念ながら終了されるということで。
理由自体は本編を聞いていただいたら結構隠すことなくかなり話されてたんで、聞いていただきたいんですけど、そういう意味ではきっかけをいただいて、やっぱりちゃんと継続しなきゃっていうところもあるので、
カタリストバイパルギアはちゃんと定期的にやっていければなと。たまに休むとは思うんですけど、やっていければと思います。ということで今日のトピックですけど、2つお話を。
カカクコム買収検討のニュース解説
前回のニュースレッドパブリリアの4月27日配信文で紹介した2つ。1つ目がタベログ運営側のカカコムがスウェーデンのEQTが買収検討というところで、
4月の22日頃とか23日頃にブルームバークトロイターがスウェーデンのEQTがカカコムを買収するというのを検討しているというニュースが出ました。
複数のフィナンシャルアドバイザーを起用して買収案を評価中というところで、その報道が出たことで株価もストップ高で24%上がったというところになったようです。
カカコムとしては現時点で決定している事実はないということで否定はしているようです。
このスウェーデンのEQTというところはコメントは拒否しているというところで、それ以降新しい話は出ておりません。
5月8日に本決算がカカコムに出るらしく、そこで一応動向が出るんじゃないかとは噂は出ています。
このスウェーデンのEQTというところなんですけど、アジア特価のファンドらしくて結構大きい金額を156億ドル調達済みということで、日本をアジアの最優先の市場として位置づけて動いているファンドらしいです。
すでにいくつかの会社のTOBとかMBOに関わっているらしく、マメ像というデータ分析とかそこら辺やってる会社のTOBを2026年3月に実績としてあったり、
あとベネッセの創業家と連携してMBOを実施して徐々に配信したんだっけな。ベネッセのMBOに関わっているというファンドになります。
価格コム、飲食店探す時にタベログとか探したりするので、結構皆さんも普段触れているサービスだと思うんですけど、価格コム自体は今、価格コム自体、料金比較のサービスの価格コムとタベログ、
あと旧人BOXという3本柱で安定したキャッシュフローがあるということで、正直結構安定している会社ではあるはずなんですけど、直近の株価がかなり割りやすいなっているという状況もそのファンドから目をつけられている理由らしいというところです。
成長動向下で海外展開の遅れも市場評価が結構伸び悩んでたという話もあるらしく、これで非公開化することで短期的な株価とか株主化の圧力なしで中長期の再成長を打てるということで、こういうファンドとの話が進んでいるのではないのかという予測が出ているようです。
ここら辺、結局非公開化することでタベログの海外展開とか旧人BOXとかも、今テレビCMもかなり売っていて、役所コーデさんがCMで出てるやつですね。
いろいろ投資が済んだりとかするのではないかと予測するブログとかも出ているようです。
ただ、これ結構ややこしいらしいのがですね。
カカコムって元々長くインターネットに関わっている人だとパッとわかると思うんですけど、デジタルガレージが大きい株主にいて、あとKDDIも株を結構持っていて、
デジタルガレージが20.68%、KDDIが17.7%、合計38%を保有しているらしいです。
なのでカカコムとデジタルガレージがもう連結子会社という位置づけでもあるのです。
この2社から株を譲渡されないとTOB自体は実質的に成立しないという状況なので、この2社とどういう話をしているかというのは注目のポイントではあると思います。
ベネッセ自体は創業系と組んでMBOをしたので比較的大株主の主導でやっているというところではあるんですけど、デジタルガレージとKDDIそれぞれが大きい株を持っているので、
なかなかすでに交渉はしているのかもしれないんですけど、そこの次第かなというところではあるというところですね。
なのでこれでファンドがかかって非上場になってという風になる可能性は高いのかなとは思うんですけど、かなりこうなんでしょうね。
それこそベネッセの件もありますし、メチャコミとかもあれはブラックストーンだったと思うんですけど、あれで買収されてというのもあったので結構いろんなファンドが。
あとは顔ナビとか人事系のサービスのSaaSの顔ナビとかもそうですけど、いろいろとそういう話もあったりするので、メディアと言いつつCGMに近い部分ではあるんですけど、
そういう大きな動きがあったり上場している意味自体もあるのかというのはかなり出てきているなという感じはしております。
Semaforの戦略:トラフィックより読者の質を重視
では次のトピックですが、シャープ25でタイトルにも書いているトラフィックより読者の質を重視、セマフォーの戦略ということで、
パブリリアの方ではかなり取り上げている媒体ではあるんですけど、改めてセマフォーの話をちょっとご紹介というところで。
セマフォー自体は2022年に創業して、元バズフィードの編集長のベン・スミスと元ブルーンバーグメディアのジャスティン・スミスが共同設立したメディアで、
創業3年で黒字化を達成して直近の売上で4千万ドル、従業員が85名、記者が52ぐらいの少数生のニュースルームという形にはなっているようです。
タイトルにもあるトラフィックよりも読者の質をというところなんですけど、ベン・スミスは創業時点からウェブトラフィックの消滅を確信していたと語っていると。
TikTokが退屈しのぎのウェブ閲覧を奪い、AIが追い打ちをかけてウェブはすでに終末的な衰退に入ったと言っていると。
かなり厳しめな言葉ではあるんですけど。
加えてウェブのスケールでジャーナリズムを支えるビジネスを作ろうとするのは愚か者の使い橋だと語ると。
ちょっと厳しいんですけど、自分も同じ考えを持っていて、スケールすることで運用型広告とかアフィリエイトもそうですけど、EC事業と呼んだりするんですけど。
アフィリエイトをコマース事業と呼んだりするんですけど、トラフィックをベースに監禁していくっていうところに関してはやっぱりかなり厳しい状況になるというのは、
このベンスミス自体は以前、創業時からかなり問題があると、難しいと考えていて、ビジネスを組み立てていたようです。
特徴的な、セマフォーの特徴的なところは、ウェブサイト元でもっているんですけど、ニュースレターですよね。
モーニングブリューとかアクシオスとかニュースレーターベースの媒体というのは結構この時期いろいろと盛り上がっていたんですけど、
そのニュースレーターによる読者との直接接続で、それを戦略としてやっていて、現状は複数のニュースレーターを運営していて、
読者数自体100万人超と言われています。どういうのがあるかというと、グローバルニュースのフラグシップっていうものと、
アメリカの政治政策のポリティクスでビジネスというニュースレーターと、テクノロジーというニュースレーターでエナジー、エネルギーとか気候。
あとは、ガルフという湾岸地域のもの、あとアフリカをテーマにしたもの、セキュリティ、あとメディアとCEOシグナルという年収5億ドル以上のCEO向けのニュースレーターになります。
自分はフラグシップとメディアを好んで取っていて、とても役立ってはいます。
このCEOシグナルとかは面白くて、アメリカの企業の売上高上位500社のフォーチュン500のCEOが、
セマフォー自体の読者としてはアメリカ企業の売上高ランキング上位500位のフォーチュン500のCEO475人がニュースレーターを読者であると。
要は、よくビジネス系のカンファレンスとかである意思決定層が来ているとかターゲットにあるという話ではあるんですけど、いわゆる米国の500社のうちの9割ぐらいがニュースレーター読者であるというのはかなりレベル感が違う形かなとは思います。
このCEOシグナルは、先ほど言った通り年収5億ドル以上の企業のCEOのみが受信できる限定のニュースレーターで、高読者数は1000人ぐらいなんですけど、対象市場のほぼ上限の読者数がいると言われています。
それぐらいの価値がある媒体になることによって、高読者数にとって極めて価値ある媒体になると語られていると。
このセマフォー自体の収益構造なんですけど、全収益の60%以上がイベント収益らしいと。
2025年は年間で100本超を超すイベントを開催していて、基本的には招待制でスポンサー負担というB2B業界の、いわゆるそういうモデルのイベント運営をしているという。
例えばフラグシップイベントのワールドエコノミーサミットというのはワシントンDCで開催されて、3年でCEO参加者50人から500人規模に成長して、
ダボス会議、聞いたことあると思うんですけど、それを意識して、対抗意識を持ってやっているということらしいです。
B2Bメディアのような形で運営はしているという話なんですけど、日本とかだとこういうB2Bのイベントって、
場合によってはやっぱり参加者が費用を出すパターンもすごく多いという形なので、
当然リード獲得のためのイベントだと参加無料でやったりはしているんですけど、
基本的にはセモフォーのイベントは招待制のスポンサー負担というのが基本のようです。
このセモフォー自体は、それだけの方々が100万人超いるんであれば課金をしていけばもっと儲かるのではと言われるんですけど、
そこのとこには踏み込んではないと。
広告事業自体も結構重要な売り上げも占めているので、広告事業とブランドの成長に手応えを感じており、
拙速な有料化を避けているということを明言しているので、もしかしたら目処がついたらやるかもしれないんですけど、
やっぱり一定のクオリティの読者を抱えて広告にしても満足できる形で抱えていることで、
ニュースレーターを見てもらったらわかるんですけど、冒頭と途中に広告が挟まれる形になっていて、
それで収益を得ているというのもあるようです。
イベントの協賛とセットでやっているみたいなので、そこも戦略的にイベントとニュースレターの協賛というのを中長期的に契約する形で、
イベント単発じゃない形でおそらく契約をしているのかなと言われているので、
かなりビジネスとジャーナリズムの両立というのを考えられているというところではあると思います。
ベンスミスが誰に届けているかを徹底的に考え、直接つながる。
広告でもサブスクでもオーディエンスの質こそが鍵だということをメッセージとして出しているんですけど、
ここはとても重要な話だなと思うんですよね。
日本における独立系メディアの課題と展望
どうしても日本でこのようなメディアができないのかという話は常に考えるんですけど、
先日ちょっとある編集者の方と会話する機会があって、
セマフォーとかパックとかそういうアクシオスとかうまくいっているニュースレターなり、
そういう小規模のメディア、ジャーナリストが独立してやっているメディアで、
日本で生まれない理由は何なんですかねって話をしたんですよね。
言ってたのが、例えば新聞社とか出版社とかの例だと退職があんまりないという話もしてて、
なので良いジャーナリストが外に出にくいっていうのはあるのではって話はしていました。
なるほどと。
ただやっぱり過去何人かそういう飛び出して独立しているパターンもあったりしてて、
メディア運営をしている場合にあんまりうまくいっているイメージがない、
もしくはすごい小規模だったりっていうのはあったりしていて、
やっぱり個人で奮闘しているパターンが多いなって自分は感じるんですよね。
例えば元日経の後藤さんみたいに個人で、おそらく少数制でやってると思うんですけど、
個人に紐づいた形でのメディア運営をしていると思うんですけど、
そうじゃないパターンとかで大きくしようとして、
正直手弁当でやってる感じでうまくいってないとこもあるなっていう印象はあって、
ビジネス開発ってジャーナリストもやるっていう話と、
ビジネスをやるっていうのは両立っていうのはなかなか難しいなっていうことと、
両立するためにチームを作るっていうところに関しては、
やっぱり知見がない人が多いっていうのは少し印象としては感じるところではありますね。
だからやっぱり日本ではなかなかこういうのは難しかったり、
それこそ新聞社、新しい新聞だとバーティカルメディアとか新しいこともやろうとしてたりもしたので、
日経もニュースレター戦略もいろいろやったりしているので、
そこら辺がもしかしたら日本的な形の成功モデルなのかなという気はしましたので、
ちょっとアメリカのような形ではなかなか難しいのかなって思うんですけど、
日本なりのモデルでやっていくことがいいのかなとは思ってます。
エンディング
今日のカタリストはいかがだったでしょうか。
本日のトピックで触れたニュースなどは概要欄にリンクをしています。
この番組では皆様のコメントやご感想をお待ちしています。
Xでコメントいただけるとうれしいです。
それでは、カタリストバイパブリでや次回の配信でお会いしましょう。
綾畑でした。
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