1. カタラジオ
  2. 「弱肉強食」と「自然淘汰」の..

ひょんなきっかけで、突如ラジオをやってみたくなってしまった中高時代の同級生の二人。前回の番組でコーナーの方針も決定し、いよいよ名著「種の起源」の本編に踏み込んでいく。そしてフリートークの内容は「タナトる」とは!?みなさんタナトったことありますか? 「ラジオ進化論」を標榜する異色で異職の二人が、交わり、語らい、化学反応を起こす、似非インテリジェントな実験型ラジオ番組「カタラジオ」の4本目にして、新章「ラジオ進化論」シリーズの序言編。  


【目次】  

オープニング 

フリートーク「"タナトる"って何?」 

コーナー「ラジオ進化論」 

エンディング  


【カタラジオとは?】

  医師と企画者という異色で異職の二人が、ゆる〜く語らう、似非インテリジェントな実験型ラジオ番組です。   


【出演】  

ヤマガミ:医師、不遜な方、ベシャリ担当。  

ミント:企画者、横柄な方、ゆる進行担当。 

00:00
語らずよ
はいということで意思と客者の2人が緩く語らうエセインテリジェントな実験型ラジオ番組 語らずよの時間が今週もやってまいりました
やってまいりました どうですか
あべしゃり担当 自己紹介を忘れてますよ
べしゃり担当山上です
はいという振興担当のウィントでございます
今週からしますいかがお過ごしでしたでしょうかミント君 あれなんか
声がお互い良くなってないですか なにこの透き通った声
なんか 白々しい
なんか目の前に何かあるんだけどこれなんでしょうねー これこれちなみにとそれ前回からあったからね
本当だ これ前もあったんだっけ
前もあった前はね山上君だけが新しい機材になってて僕は普通だったっていうのが 前からね
そうミント君の機材が変わったのプラススタジオが変わったんですよね そうなんですよねまず僕は何をしたかっていうとちゃんとポッドキャスター向けの
マイクを買った買ったということなんですよね なんていうマイクだっけ
えっとねSHUREっていうオーディオメーカーのMV7っていうやつでなんかねあの
音楽ミュージシャンがレコーディングするすごい有名なマイクがあるんだけどそれをあの ポッドキャスター用にちゃんとオーディオインターフェースとかなくても usb 直させていけるように
はいはいはいはいチューニングし直したっていうのがこのマイクの特徴らしくってだからすごいねお手軽なんだよね
はいはいはいそうそうしかもモバイリティもいいんだよねなんか持ち運びもすごいいいみたいな話してたよね
そうそうそうなんですよあのいわゆるねあの前回聞いてくれてた方がいたら話したかなと思うんですけどそのコンデンサーマイクとダイナミックマイクみたいなね
大きな分類があってコンデンサーが繊細な方なんだよね そうだねダイナミックが比較的骨太な方なんだけど
今回買ったのはダイナミックマイクっていう方で持ち歩いても大丈夫だし
であと前回ね山上くんが自慢してたオーディオインターフェースみたいなものがなくてもパソコンに繋げられちゃうっていう
なんかミンティもねやたらこうコンデンサーマイクはいいみたいなこと言ってるのに自分ダイナミックマーク買うって言うのなんか騙された感
いやいやいや より良いもの買ってくるっていう
いやいやだってまだ悩んでんだよねって言ったら山上くんもう買ったわとか言っちゃうしさ
即断即決の山上なのね
いやいやでも結構お互い音声環境がすごいクリアなっていうのが一つともう一個がね
多分レコーディング音声すごい良くなってるんじゃないかなと思うんですよね そうね
03:00
スタジオZスタジオズームじゃなくなったよね我々今スタジオレバサイルにいるわけねレバサイルに
そうもう何言ってんだって話ですけどこれまでねあのそもそもこのラジオだからあれですよね僕が東京にいて山上くんが石川県の金沢市にいると
いうことだからそもそも収録がねスタジオとかじゃできないんだよね
そうそうそうだからこれまでの会話基本的にズームを使って喋りながら収録してたというところなんだけど
前回かだから要はボリューム1ですよね終わった後にちょっとお互い良い機材を買ったからそれを活かせる環境にしないともったいないよねみたいなね
話があってちょうどポッドキャスト側の配信を始めたところだったからその配信サービスをちょっとひも解いていくとねとあるサービスで出会っちゃったんですよね
そうそうそうそうそうそうそれがそのリバーサイドっていうサービスでこれなんかねすごいんだよねめちゃくちゃすごいんだよね
めちゃくちゃすごいね音質がめちゃくちゃいいのプラス音だけで確か編集できるんだよねなんかね
そうそうそれもあるそれもあるしかも音質がいい理由もまたすごくてね
そうそうクラウドに音を良くするために画像はもう犠牲にしてるみたいな感じだよね
そうそうそう画像は犠牲にしてるのとそれぞれあれなんだよね対話をさなるべく遅延なくするためにすごいこう解像度を落とした音声でやり取りをしていって
それと並行でお互いのローカル環境つまりそのインターネット越しではない環境でちゃんと生音をそれぞれ取ってくれてるんだよね
そう我々がこう聞いてる今の音声と実際に保存される収録量が違うっていうこの別途にの美学をさ
そうなんですよね
結構それをね作り上げるのに苦労してたじゃんマイク2本使うかとかさ
そうそうそうそう
別のアプリ使うかとかさ
そうなのよ
それをすべてこのリバーサイドスタジオがこうね一つで可能にしてくれたという素晴らしい設備だよね
いや本当その通りなんですよ
でねそれを勝手に収録後クラウドにお互いのねローカル環境で録った音声を上げてくれて
あそうそう
でミックスした状態でダウンロードできるようにしてくれるんだよね
そうそうそう素晴らしいよね
っていうめちゃくちゃ素晴らしい
そうね
これはもう本当発明だなって
ラジオ革命だねこれね
アンカーさんが出してるんだっけこれアンカーさんが
アンカーさんが出してるわけじゃないんじゃない
アンカーさんからね送客されてきたけど
そうそうそうっていうので
なんかね昔はそれぞれねなんだっけボイスメモとかさ
クイックタイムでお互いレコーディングしてそれをね後で合わせようとかめんどくさいことやってたけど
それがもうね1本のデータに乗っかってくるわけですから
でも明らかにこうなんか我々も気持ちよく収録できるようになったよね
いつまででも収録できるというか
もう収録インフィニティというかねそういう状態になったよね
06:02
なんて言いました今収録インフィニティ
あの全然話それだけど水風呂にサウナにまたサウナの話だけど
サウナに長く入ってさすごくもうむされて10分20分入って水風呂に入るとさ
歯衣っていうのをまとうわけこの体の周りの水が熱されて
水風呂に永遠にいける感覚があるんだけど
それを我々が僕は水風呂インフィニティと呼んでるんだけど
そういう俺が呼んでるだけなんだけど
完全に同じ収録インフィニティ整いながら収録できるという状態になってるわけでございますよ
なるほどね要はあれですよねランナーズハイみたいなことですよね
まさにそんな感じアドレナリン出まくるみたいな
永遠にいけるぜみたいな
そうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそう
前回買ってリバーサイドも始めた勢いでね
前回番外編というのを撮っちゃって
これが実はyoutubeには上げてなくて
新しい環境で新しい機材で
ちょっと準備の作業を公開するっていうので
podcastのみの配信で番外編をやってみましたというところなのでね
もしねまだyoutubeしか聞いたことないよって人がいたら
ぜひぜひ
チェックアウト
spotifyとpodcastの2つで配信してます
本当はねあの上げるつもりなかったんだけど
意外とね撮ってみたらこれ全然上げれるじゃんって話になったんだよね
そうそうそうなんでね大幅なシューズというか編集を経てアップロードすることになりました
またねちょっと本編とは編集の仕方もね変えてみたり
実験的なことやってみたりしてるので
また聞いてくださいね
というとこですね
そうね
(音楽)
語らずよ
じゃあちょっとねフリートークじゃないですけど
あの話していけたらなと思います
そうでございます
そうなんか僕ら実はそのね毎回毎回準備する上で
意外と合間合間にLINEでのやり取りみたいな
そうそうそうそう
あるじゃないですか
あるね
ちょっとね直近の話題で面白かったのが
タナトルっていう話なんですけど
皆さんタナトルっていう動詞ご存知です?
まあ知ってるわけないんですけど
ご存知なわけないです
まずそのタナトっていうのがまず何かというと
09:00
タナトなんちゃらっていう
まあタナトフォビアとかタナトフィリアとか
タナトなんとかっていうそういう言葉が英単語よくあるんですけど
タナトってのは死を人間とか動物の死を表してるのが
タナトっていう説当語なんですけど
それを動詞化してタナトル
まあまあそれだけ言うと
お前死ぬのかって印象だけどそうじゃないんだよね
タナトルは
どういうことなんですかタナトルって
タナトルっていうのはざっくり言うと
自分がいつか死ぬということを想像して
体が溶けそうになるっていう
その実証というかその体験のことを
我々はタナトルというふうに呼んでる
多分みんなやったことあるんじゃないかな
1回2回
やったことあるって言うのかっていう
まずね疑問が多分今聞いてる人の頭の中でポカンって浮かんでると思うんですけど
そうそう
タナトルって僕らが呼んでるのは
要はね例えばこう寝る前に布団の中に入って
あー俺死ぬのかみたいなことを
ふっと我に返った時に
マジか死ぬのかみたいなね
この認識がなくなるのかみたいなことを思って
遠い目になるみたいな
そうそうそうそう
そんな感じだよね
いつか自分が死ぬってことに
すごい恐怖を覚えて
どうしようってこう
一種のパニックでも錯乱でもないけど
そういうような状態に
一人布団の中に落ちていることを
タナトルという
呼んでるわけですね
なんでこれで盛り上がったのかっていう話ですよね
そうそう
実はね
お互いまず前提として
お互い死を恐れたことがあるっていうね
共通の認識があるんだよね
はいはいはい
そうそうそうそう
漠然とねだから
死ぬの怖えなみたいなことだよね
そうそうそうそう
自分いつか死ぬんだっていうふうに
実は
自分今医者やってるんですけど
なんで医者になろうかと思ったかっていう
そのバックグラウンドを話してもいい?
はいはいどうぞどうぞ
実はね俺が6歳ぐらいの時だったかな
その部屋で一人で寝てたら
急にね
何があったわけでもなく急に
あっ俺いつか死ぬんだ怖いっていう
思考が舞い降りてきて
自分の中に
それきっかけがあったわけじゃないの?
いや全然
俺うち結構長寿の家系で
じいちゃんばあちゃんも全員その時全然生きてて
多分葬式とかも行ったことなくて
全然多分
人間どころか生き物の死に触れたことすらないぐらいの
純粋無垢な6歳ぐらいの
幼稚園年長ぐらいの少年山上少年だったわけだけど
急になぜか
一人で寝てたら
あっ俺いつか死ぬんだ
いつか俺の意識が消えてなくなる
その後も時間は永遠に続くっていう思考が
いきなり頭に舞い込んできて
あのまあ要は多分俺のファースト
まあタナトリ童貞卒業したわけだよ
その時に5歳で
いかがわしい言葉のまま使わないでほしいけどね
タナトルをね
リビングにお母さんがいたその時
12:03
泣きながら
お母さん俺はいつか死ぬんだ
俺いつか死ぬの怖い助けてって
母に泣きついたわけよ
そしたら母は
いや大丈夫とか言って
私の方があんたより先に死ぬから大丈夫っていう風に
言ってくれたんだけど
えらい多感してるね
そうそうそう
その時俺は
そんなこと何の怪奇すぎもなってないと思って
いや別にお母さんが死ぬとかどうでもいいけど
俺が死ぬのが嫌なんだよって
はっきり言ったわけ5歳の俺はね
そしたら当時の母が
あんたそんなに死ぬのが嫌だったら
自分で医者になって
死を研究したらみたいなこと言ってくれて
それが実は俺の医者になる
タナトリから始まってるんだよね
俺の医者になろうっていう
モチベーション
そうそうそう
じゃあそのなんていうか
医者になる動機というか
モチベーションは
死を克服するじゃないけど
そういうモチベーションだったってこと?
まさにそう
まさにそうで
だから医者になってしばらくは
本当にその
セネッセスって言うんだけど
老化の研究とかをしようって
考えてたしばらく2、3年間は
でもなんかちょっと
あんま現実的じゃないなと思って
今普通に循環器やって
全然老化とはちょっと離れるところは出るんだけど
医者になってしばらくは
実は日本老化学会とか老年学会とかに参加して
ちょっとそういうテロメアって言うんだけど
そういうなんか遺伝子をちょっと伸ばすみたいな
そういう研究とかを興味の手見に行ったりとかしてて
明らかに俺のモチベーションなんだよ
死が
面白いね
その老化学会って
みんな何をテーマに話してるわけ?
それもすごい自分の興味を
満たしてくれる学会かと思ったら
意外とその局所の老化
目が老化するとか耳が老化するとか
そういうとこの
臓器の老化を扱ってて
自分の興味の死を克服しようなんてことを
代々的に発表する人がいなくて
あっこれは違うなと思って
違うなというか
この老化学会ってものがあっても結局
死を克服するっていうのはできないのかなって
むしろ思っちゃって
なるほどね
そうそうそう
で発想の転換で
いつか死ぬなら名前を残したり
論文残したりしようって発想で
今はこうなんか精力的に
執筆活動だったりこういう
何かを残す方に
モチベーションを消化させて
今やってるっていう感じだ
そうなんだね
そうそうそう
そっかそっか
実はね僕と山上くんの出会いじゃないけど
仲良くなった
きっかけとまでは言わないけど
結構ね
仲良くなった初期の頃に
この話題があったんだよね実は
あったね
そうなんか地元の図書館の
地下だったかどうか忘れたけど
すごいさなんか
陰気な場所でさ
あったね
階段下ってくとこね
そうそうそうそう
両側から階段下ってくとこ
変な逆の場所だった
昔の建物ってよくあるよね
こういうさひし形みたいな感じで
15:00
階段がどんどん上に行ってるっていう
権立図書館っていうのが
もっとあったんですけど
今新しくなったんだけどあそこね
新しくなったね
あそうだなよ思い出したな
そこで
そうそうそう
死ぬということについて
めちゃめちゃ真面目に考えてるやつがいる
すごい面白いなっていうのを
僕もなんか全然違う文脈で
その
あ俺死ぬんだって思ったことがあって
なんかその感覚って意外とさ
伝わる人には伝わるけど
伝わんない人には伝わんない
そうで全然そう
俺もね
まあ要は物心ついた子とか
この棚との
棚取った経験をいろんな奴に言ってるんだけど
こうやって深く共感されたのって
本当に民と含む数人ぐらい
分かるって言ってくれたのは
本当に数人で
だから意外とみんな棚取ってないんだってことを
気づいた
そうそうだからそのね
棚取るという言葉であえて言う意味みたいな話が
結構大事かなと思ってた
はいはいはい
情報として死ぬってことを
知ってるってことと
なんかこの恐るべく実感として
なんていうか
死ぬのであるというこの事実を
突きつけられてしまった経験みたいなさ
ちょっとよくさ
言いづらいんだけど
分かる分かる
そういうセンセーショナルな出来事を
経験することが棚取るっていうことで
言いたいことがあって
そうそうそうそう
いつか死ぬことによって
絶望するって言えばいいんだけど
俺の場合絶望だったその棚取りは
絶望して
どうしようっていう風に
ちょっと一回考えて
しばらくもう年単位で答えが出なくて
ようやく今その答えが出たみたいな
棚取るは
答え出た逆に
答え出た逆に
だからその
諦めでもないけど
死ぬことに関しては一回諦めて
要は何かを残していくっていう方向に
消化してるけど
結局俺も大人になって
棚取るっていう行為は
結局自分の寿命をすり減らすというか
結局あれに至っても
何も答え出ないっていうことを
体が認識しちゃって
もうなんか貿易制で
棚取れなくなっちゃってる気がする
なるほどね
そうそうそうそう
ちょっと擦れちゃったんだじゃあ
擦れちゃったそうそう
あの時の
すぐに棚取っちゃう
思考回路はなくなっちゃって
いろんなところで
勝手に頭が楽しいこと考えちゃったりして
棚取れなくなっちゃって
なるほどね
そうそう
それほど危険な
思考ゲームなのかもしんないね
棚取りは
そうだよね
でもなんかね
感覚で言うと何に近いんだろうね
サウナで言うところの
整うみたいな感覚があるじゃないですか
あれも体験したことない人に
撮ってみたら
何それみたいな感じだけどさ
一回体験しちゃうと
これねってなるみたいな
なんかああいう体験なんだよね
あれと似てる
あれと似てるすごい
あのその何
全然ベクトルは違うけど
感覚としてはすごい似てる
やったことないと分からない感覚
そうなんだよね
しかもそれでしか味わえない感覚
18:01
棚取る以外で
あの感覚を味わう方法は俺は知らないわ
(笑)
そういうことなんだよね
そうそうそう
唯一無理のというか
自分の体身体を通じてじゃないと経験できない
そういう特殊な感覚だよね
このラジオ聴いてる人
棚取りこれ聞いたら
棚取るに興味湧いたと思うから
自分のお便りとかで
棚取り方すりたかったら
全然細かく文にして
文章にして教えますんで
いつでも
(笑)
これもういつか多動みたいなさ
漫画描かないといけない
(笑)
いつか自分が知るということを
認識します
(笑)
なんかちょっと深い気もしますけど
そうだね
棚取り部屋とか建設
棚取り部屋とかってやばいぞ
それ出てくる人がさ
どういうオーラをまとって出てくるのかみたいな
あと考えるだけでも恐ろしいけど
ブームになってほしくないよねこれ
下手したら本当にこう
棚取りで本当にこうね
そういうネガティブな方向に
行っちゃうかもしれないから
あんまり流行ってほしくないかもね
棚取りは
でもねとはいえ
なんというか生きているものにとって
死を意識するみたいなことはね
そのなんというか
全然悪いことじゃないというかさ
変な方向にこじらせなければ
なんかこう
いい意味でね
生きるということと死ぬということはやっぱり
表裏一体の関係にあるだろうなという気もするから
まさに今回の進化の話にも
多分繋がっていくと思いますけど
死ぬやつがいるからこそ生きるやつがいるみたいなさ
そういう話に多分なっていくと思うから
そうそうそう
死について考えるっていう回も
今度はねもっと時間とって
やってみたいですね
やろうやろうやろう
やりましょうよ
そうそんなところで
ちょっとね棚取り流行らせていこうよと
そう棚取りに関して話し始めたら
俺ほんともうね
止まらないから
もうこの辺で棚取り
すでに止める気ないもんね
あと30分ぐらい話そうとしてる
全然いける
まだ話したいもん棚取り全然
自分がほんとに凹んでる時は
棚取れないとかさ
自分に心余裕ある時のほうが棚取れるみたいな
そういう違いだったりとかさ
色々ある
色々あるほんとに
歳をとって棚取りと
どう向き合っていく
向き合い方も変わったとかさ
色々話せるんだけど
まぁ棚取博士
(笑)
ドクタータナトス
ドクタータナトスはマジで強そうだな
マジで強そうだね
だってタナトスってあれだよね
ギリシャ神話かなんかでさ
死を
死の神様みたいな
死を擬人化した神のこと
そうそうそう
ウィキペディアを見てみるとさ
死を擬人化した神だし
また夜の子ともされる
夜と死ってのがちょっと重なる部分があるんだね
なるほどね
なんかね昔高校の時の
実名出さないけど同級生が
朝の会議出たけど
タナトスについて発表したやつがいて
タナトスってのは
人間の誰しもが持ってる死への欲求で
21:02
例えばすごい
俺が勘違いするのは
アメリカのホースシューベントっていう
キャニオンバレーだっけ忘れたけど
すごい下300m段階絶壁で
そこに腰掛けることができるっていう
グランドキャニオン辺りのすごい
とんでも観光地があるんだけど
そこに腰掛けた時に
吸い込まれそうになるの
別に絶対吸い込まれたら死ぬんだけど
でもおーって崖に吸い込まれそうになる感覚があって
それは人間の中のタナトスが作用してるっていう話
なるほどね
そうそうだからタナトスは
そういう気持ちのことをタナトスと呼ぶこともあるらしい
そのなんていうか
純粋な自殺願望とかともまたちょっとね
経路が違う感じがするよね
違う違うそう
それももしかしたら
何なのかね
その場所のスケールが操作するのかね
圧倒的なわけじゃん
グランドキャニオンとかさ
人間のスケール感からすると
デカすぎるしさ
そうそうそう
それこそさ
消防士が訓練する時にさ
何メートルが一番怖いみたいな話あるよね
10メートルとか9メートルくらいなんだよね実は
そう実は
俺バンチジャンプ何回か飛んだことあって
世界で一番高いバンチにマカオも飛んだことあるんだけど
あれ230何メートルで
めちゃくちゃタナ取ってんじゃん
でもあれはあんま怖くないんだけど
実は群馬県の40メートルの湊バンチめちゃくちゃ怖いっていう
おーよーよーマジかよっていう
そうなんだ
下は崖で群馬の県牛流れてて
おーよーこれマジ腰抜けたほんとに
やばい飛べないってなったんだけど
200メーターとかは高すぎて意味わかんないから
普通に飛べたっていうだから
面白いんじゃん
消防士のそれは多分そういうことだと思う
中途半端な高さが一番怖いっていう
何メートル以上はもう同じみたいな
そうそうそう
それ以上だと
それ以上だと
そうそうそう
確かに月から地球に向かって落ちるって全然怖くないもんね
だから全然違う別の時代に感じたもんね
確かにそうそうそう
面白いなぁ
そうなんだよね
まぁちょっとねだからタナトスを
タナトスと広げていきたいわけじゃないから
タナ取るという言葉をね
そうだね
もっとみんなのね認知を
身近にタナトス
身近にタナ取る感じで欲しい
うん
まぁというところで盛り上がりましたけど
盛り上がりすぎちゃったね
(笑)
まぁちょっとこの話はまた別の回で
ゆっくり時間を取ることにして
せっかくね僕らもシンカロン
初めてですよねこんな準備して望むの
初めてだって本買ったもんねちゃんとこの
ねえ
朱の紀元用意してきましたよ
朱の紀元読みましたよ
ということでじゃあちょっと一旦ね
コーナー入り口
オッケー
コールいきましょうかお願いします
(BGM)
カタラジオ
ラジオシンカロンのコーナー
決まりましたね
決まりましたね
はいということでついにコーナー化されてしまいましたが
24:02
ラジオシンカロンもともとはね
このラジオ自体を少しずつ進化させていこうぜみたいな
そういうところからネーミングをつけていたのですけれども
いつの間にかね
本当に本物のシンカロンをラジオで読むという
ラジオシンカロンになっちゃったっていう
言葉遊びみたいな
そうなんだよね
まぁでもなんかちょっとね
初回からそういう経路はあったけれども
シンカロンについてやっぱちゃんと知った方が
ラジオシンカロンを深められるよねみたいなところから
確かに初回からそういう会話あったよね
そうそうそう
初回からシンカロン叩くっていうね
話題にするんだったら
それこそ原点である
ダーウィンさんの朱の起源を読むのマストじゃないっていう
確かに確かに
そういうことですよね
名乗るからにはね
シンカロン名乗るからにはね
うん
さすが
うん
そういう中でねあれなんだよね
なんか朱の起源を少し読み始めてみたり
他の本も読み始めてみたりするとね
あれ山上くんあれですよね
知識力に火がついちゃったみたいなさ
やばいんだよそうそうそう
実は俺がさ
結構勉強真面目にするタイプで中高の時
すごいミーティーしてると思うけど
結構勉強はすごい真面目にやってて
割と知識力も幅広く
あと高校生クイズ出たりとかしてたから
もう全ての
そっかそんなこともあったんだ
全てのことがクイズに繋がったりとか
あと全てのことが受験勉強に繋がるかもしれない
っていうモチベーションがあって
だからもうくまなくどんなことも
すごい細かく調べて
伝説記者もスーパージャンプしてまくったりとか
あらゆるもの調べて興味持ってしてたけど
実はもうなんか大学生になってから
もうそういうのなくなっちゃって
その
医学の勉強はもちろんね
仕事出すしてたけど
あんまりその瞬間楽しいみたいなことに
なんか執着しちゃって
あんまりこう
知識を深めるとか
勉強するとか
いうのを何のためにするんだろうって
そもそもなっちゃったから
あんまり勉強するっていう
その習慣がなくなっちゃったんだけど
ラジオ始めてから
あっこの
もちろん深河南もそうだけど
あっここで知ったことを
ラジオで還元できるじゃんみたいな
そういう発想ができて
もうこのラジオのおかげで
人生が豊かになったというか
その知識力が
もうあの時かつての高校生時代みたいに
このラジオのために勉強しようって
思える何かができたから
このラジオのおかげですごい
なんていうの
ライフサイクルというか
あの一つ人生のこの規範みたいなのが
このラジオによってできたみたいな
すごいこれやってよかったなって
思った瞬間だよね
めちゃくちゃいい話じゃないですか
そうそうそうそう
でもあれなのじゃあ
もともとの知識力はやっぱり
どっかその受験勉強のためじゃないけど
そういうゴール設定だったんだ
高校生の時とか
元々でもすごい
積極的な人間ではあったんだけど
やっぱりでもすごい
何事に興味を持つ人間ではあったんだけど
やっぱり何かに繋がるっていうことが
やっぱ自分の中で継続的に
その知識力というか
27:00
いろいろ見た後に
そこを深めるっていうアクションは
やっぱり受験だったりとか
クイズだったりとか
なんかがあるとやっぱり
モチベーションになってたかなって
やっぱりモチベないと
なかなか思い越し上げれないじゃん
深く調べていくみたいな
間違いないよ
そうそうそう
でこのラジオのおかげで
いろんなことに対して
ちょっと思い越しを上げることが
またできるようになってる
自分がいたから
よかったって感じ
またただいまって感じ
なんかねそのアウトプットの機会があるからこそ
なんかその
そこに向けてこれを入れられるぜみたいな
そういう喜びがあるよね
そう
これ行ったら楽しいかもみたいなさ
そうそうそうそう
なんかそういう感覚になるんだよね
人前に出てる人とかさ
社長とか経営者ってなかなか老けないとか
年取っても全然ボケないって言うけどさ
それはそういう感覚なんだろうなと思って
これやってる限り
俺は多分ずっと知識について
常に動力であり続けるから
若々しくでもないけど
脳がずっとアクティベートされた状態で
過ごせるなと思った
なるほど
じゃあボケ防止にはポッドキャスト始めると
そうそうそうそう
ボケ防止には
あとこうね
語らずにやっぱこう
名前の通り職場ですから
皆さんのボケ防止に語らずに
(笑)
うまいこと言ってるんだかどうなんだか
ちょっとわかんないですけど
まあまあそういうことですよね
そうですね
ボケ防止の職場になっていくこと
そうそうそうそう
はい
いうところ
だからねその知識力に火がついたという
それだけが理由ではないけど
死の期限も当然読んでいきたいし
終わったらね
また進化論以外の領域にも
手を広げていけたらいいなみたいな話はね
チラッとしてたりして
なんか名前は知ってるけど
難しくて思い越してわからなかった
みたいな本があるじゃんいっぱい
そういうのを読んでいこうみたいな
なんだっけあのマルクスの死本論だっけ
はいはいはい
前回間違えたやつですよね
そうそうそうアダム・スミスじゃないんだよね
アダム・スミスが見えざるでなんだよね
うん死本論とかね
そうそうそうそう
その読んでいこうって話になったよね
いやいいですね
そうそれの初回が
もう死の期限編だってこと
そういうことやね
そういうことですね
はい
OK OK OK
ということで
早速早速って言っても
もうだいぶ話しちゃいましたけど
もう30分収録してきましたね
30分
タナトス恐ろしいやん
タナトスね
タナトスのせいで
そうそうそう
まあというのは置いておきまして
まずはね
あのせっかくなので
死の期限とは何ぞやというところから
一旦ね
入っていきたいなということで
今回ね
読んできた本が
2冊あるんだよね
うんそうそう
1つが
まあその
なんていうの
総本さんじゃなくて
こういうのなんていうんだ
原著?
原著というか
これを読むべきという
ダーウィンの死の期限と
金字塔って言うんだからね
金字塔か
わからん何か
ちょっと語彙が乏しくて申し訳ないですが
勉強無所謂です
死の期限ですね
で死の期限って
30:01
意外と何読書というと
ちょっとあれかもしれないけど
読むの難しいよって言われてるから
ここに対するガイドとして
NHKの100分で明著シリーズ
これも有名ですよね
未来へ続く進化論っていう
死の期限を扱った本という
この2冊が
そうそうそう課題本じゃないけど
宿題として読んできました
そうそうそう
ミンティーは100分は全部読んだ?
100分の方読んだ読んだ
これすごいわかりやすくない?
というかね
分量の適切さが半端ない
そうそうそうそう
なんかね適度にコンパクトで
本当に100分
100分もかからなかったかもしれないけど
本当にコンパクトにね
その進化論とは何だみたいなところを
インプットできて
すごい良い本だったね
頭に進化論流れ込んでくるよね
そうそうそう
こういうことがあって
そうなねそうなね
そうそうそう
っていうところで
ちょっとね死の期限とはっていう話を
一旦さちょっと予約してみたいじゃん
そうだね
っていうとこなんだけど
これね
いきなり僕らの力で予約するの
しんどいかなと思いましてですね
最近話題のChatGPTとGTPだ
ChatGP
っていうのをですね
話題のAIアプリですか
そうですねAIアプリなのか
AIあれですねマイクロソフトが出した
AIで自然言語を処理して
回答をまとめてくれる
チャットAIでございますね
そいつすごいよね
本当今まで
俺もミッキーに言われて
ちょっと使ってみたんだけど
もう今までのそのAIみたいなのと
格が違くない
なんかすげえちゃんとしてるよね
そうちゃんとしてるし
しかもなんかその返答が正しいのプラス
なんか会話相手になるぐらいの
いろいろこう面白い
ウィットも聞いたことも言ってくれるじゃん
そうそうそうそうなんだよね
しかもなんかさ
結構すごいなと思ったのがさ
その分量が結構必要十分だったりとかさ
そうそうそうそう
それからその知識の有効な範囲を
なんかちゃんと限定した上で
言ってくれたりとか
そうなんだよね
こういうこれは例外としてあるかもね
みたいなことを
ちゃんと言ってくれたりするのがすげえ
そうそうそう
例えばその自分の範囲に関して
ちょっとこれチャットぜひミッキーに聞いて
ちょっとどんなもんかと思って
新近交渉の治療法についてみたいなこと
ちょっと聞いてみたわけよ
普段僕らがこの日々病院でやってるようなことだから
どんな答え返ってくるのかなと思って
新近交渉の治療法について聞いてきたら
いや本当にだいたい正解が求めてくれて
この旧世紀に仮定てるシマスとか
満世紀には心臓守る薬飲みますとか
あってるんだけど
最後にちゃんとただし新近交渉の治療法は
個々の個人の病状によって異なるために
一斉による個別のアセスメントが必要です
ちゃんと我々の
僕の仕事を取らないでいてくれる優しさ
はいはいはい
なんもあるし
あと実際そうなんだよね
33:00
医療ってのもちろん教科書通りではあるんだけど
アートの部分もあって
エビデンスは集ってるけど
エビデンスはあくまでこのNのデータで
一番多いやつやってるだけで
そうじゃない選択を相手しなきゃいけない
場面とかもあってさ
そのアートの側面に関してはもちろん
残してくれてる
でも教科書的なことは全部言ってくれてるっていう
すごいいい
だから逆にここでアートの部分まで言われたら
ちょっと意味わかんないけど
逆にすごい適切な
回答をしてくれてるなって思った
すごいいい
というのがJATGTPですよと
あそうそうそう
でそこに対してせっかくだからね
ダーウィンの種の起源を要約してって
ちょっと突っ込んでみましたと
いうのをちょっと簡単に読み上げてみましょうかね
お願いします
いきますよ
ダーウィンは種の起源と題した著書で
種は自然選択によって形成されるということを提唱しました
彼は生物が自己の適応能力を向上させるために
遺伝子の異変が起こり
優れた適応能力を持つ個体が生き残って
それらが繁殖していくことで
新しい種が形成されると考えました
これを進化論として知られてますよと
いうふうに予約してくれたわけですけど
どうですか
100分で明智
ないしは進化論
種の起源の一部を読んでみたところとして
なんかちょっと
まあさすがにこの分量でまとめるには無理があるなという感じだね正直
まあそうですね
そうだね
まあ言わんとしていることはわかるけど
まあ言わんとしていることはわかるけど
ちょっとさすがに足りないなという感じだね
どうそれミンティそれ聞いてみて
いやなんかさ
1回読んだからわかるけど
これ1回目で出てきたら困るかもって思って
困るよね
だって種は自然選択によって形成されるって何?
っていうところがさ
やっぱ引っかかるじゃん
最初は
なんかそこらへんなのかなって思った
でもgptさんはもう自然選択とかですらさ
もう一生使って説明するような概念だから
もうそう答えるしかないんだよ多分ね
まあそうだね
っていうところも踏まえていくとですよ
今回僕らがこの種の起源を読みました
読んでいきますっていう
これをなんかどのスタンスで話すのかっていうのを
なんかちょっと決めておけるといいのかもね
つまりさ
その生物について知ってる人のスタンスでいくのか
そうじゃなくてっていう話なのかでいくと
なんかどこらへん狙っていきます?
これはだってでもあれじゃない
さすがにもうこれはもう論訳何よ
もうすべて文庫を開いたラジオだから
まあ本当に生物に関する知識も全然ない方でも
楽しんでいただけるような解説をしたいなと
俺は思ってるけどね
そうだね
だしもっと言うと僕ら自身も別に
生物学を専攻したわけでもなければ
36:00
そこのプロフェッショナルでもないという前提だから
一旦ね確からしそうな
原著ないしは解説本にあたりながら
素人なりに種の起源という本を読み下してみたら
こんなことなんじゃないかっていう
なんかそういう発見というかね
気づきを得られるといいのかなっていうのが
僕らのスタンスなのかな
我々の解釈
我々なりの解釈を皆様に還元すると
我々も初心者ですよという
別に種の起源の専門家
生物学の専門家が読んでるわけじゃないですよ
ということは確かに
前提として共有しておきたいよね
そうなんだよね
というところでさ
いくとなんかさ
進化論ないしは種の起源ってさ
実はすごい誤解されてきたみたいな
噂があるじゃない
あるあるある
弱肉強食をすごいね
弱肉強食とか
差別主義みたいのを助長してるんじゃないか
っていうふうに言う人が言ってるみたいね
そうだよねそうだよね
それ話もあるし
あとは進化っていうのは何を言ってるかっていうと
要は種というものが
あらかじめ決まった形で存在してたわけじゃなくて
それが変化するよみたいなことを
ダーウィンは言っちゃったわけじゃない
でもそれってさ
ある種キリスト教的な世界観というと
もしかしたら誤弊があるのかもしれないけど
元々こういう種類を神様が用意しました
っていう世界観からすると
やっぱりちょっとずれてきたと
デザインのデザイン
そうそうそうそう
デザインのデザインも後で補足していきたいなと思うけど
なんかそういう考え方に対して
やっぱりちょっとカウンターになるような
アイディアだったっていうところもね
なかなか受け入れられなかったりとか
誤解されてきたヨウインの人だよね
みたいな話があったりするんだよね
あったねあったね
っていう話をね
なんかこうちゃんと伝えようと思うと
いつ誰が書いた本でどんなこと言ってるのって話が
やっぱり頭にあった方がいいなっていうのが
確かに確かに
そうそうそう思うところなんですけど
じゃあ早速ね100分で名調を開きながら
ちょっと全体感をつかんでいこうよっていうのは
まずは
今開きますよ
このコーナーを前半でやっていきますか
まずねいつの本なのって話からいきますか
はい
えーと
進化論は
年でいくと
1859年
だよね
というとこなんだね
これは時代でいくと
日本で言うと江戸時代かな
江戸時代になったんだよね
時代で言うとねそうだね
150年前か
1853年がペリー大興だからさ
ペリー大興の6年後だから
ボス戦争とかぐらいじゃん多分
そっかそっか
多分新戦組が活躍してるぐらいじゃん
なるほどね
多分突爆シミとか
この辺の辺りの気がする
その頃にダーウィンさんはこの本書いてましたと
すげーな
いやすごいことだよね
すごいことだよね
39:00
すげーよな
それで誰が書いたかでいくと
まあもう散々言ってるけど
チャールズダーウィンと
チャールズダーウィンさん
言う人なんですよね
ダーウィンがどんな人なのか
ちょっと前回の最後の方でちらっと触れてるから
そこを振り返っていただきつつ
簡単にダーウィン博士の山上君に予約してもらうと
どんな人でしょうか
もともと医学部だったんだけど
医学部中退して
神様の学部に行って
神学部も辞めて
資質学を研究してる時に
ガラッパコストに行って
この朱の起源
いわゆるこのスイカロンの着想を得て
朱の起源を書いたという
なるほどね
お方
はいはいはい
彼の経歴というかね
学んできたことっていうのも
実はこのスイカロンは
説かれる上で非常に大事だったと思う
自分の咲く場所を探すというか
彼の経歴と似てる
そういうことだよね
でざっくりどんなこと言ってるの
っていう話なんだけど
これはねこの100分で明著の
ちょうどもしお持ちの方がいたら
開いてみてもらえたらなと思うんですけど
14ページかなっていうところに
14ページに書いてあるのが
進化論とは一言で言えば
生物とは不変のものではなくて
世代を経て次第に変化していくものである
という考え方のことですよ
という非常に控えめかつ簡潔に
書いてるんだけども
これに尽きるんじゃないかなと思うんですよね
あれ14ページかな
これもしかしてミンティ本で見てる
そうかそうか
Kindleで読んでる人はまた
ページ数の概念が違うのかな
小立に行くとね
目的なんだよ
そうかそうか
Kindleの人のためにも案内しておくと
未来へ続く進化論の第一章
人とは何かっていうのがあって
そこの本当に冒頭に
人間が生き延びるための学問
博物学っていうセクションがある
その2パラグラフ目に書いてあるのが
ここのこと
Bookの17ページだ
Bookの17ページです
進化論という言葉は
っていうところなんだよね
これ結構面白くて
実は進化って概念自体は
古くから
古くからというほどでもないかもしれないけど
あったんだよね
似たようなことを思いついてる人はいたんだけど
ってことだよね
そうそうそう
なんだけどその中で結構
コアだったのは
もともとさっきもちらっと触れたけど
もともと種というものが
用意されてたわけじゃなくて
徐々に変化を繰り返しながら
いろんな種に広がってた
っていうことなんだよね
そうそうそうそう
どうですかヤマミ君
この話を踏まえて
なんかおもろいなと思ったポイントとかあった?
この100分で名著の中で
まずさ
俺自身が進化論に関して
42:00
全然知らなかったんだって
俺普通に本当に
全然生物の知識も何もなかったから
本当にゴリラとかが人間に進化したと
割とマジで思ってた
いやてか思ってる人いるかもしれないけど
ゴリラとか猿が人間に進化したわけじゃないし
今いるゴリラは
何百年何億年経っても人間にはならないんだよ
そこを俺は知らなくて
はいはいはい
そうそう実は
今の環境にいる生物って全員
進化の末端最終形態樹形図でいうと
一番下のレイヤーにいるような生物たちが
我々人間もゾウリムシもゴリラも鳥も
みんな進化の最終形態にいたわけで
それ上までたどっていくと
全部別の種なんだよね
ゴリラにはゴリラの起源がいるし
猿には猿の起源がいるし
人には人の起源がいるから
別にゴリラが人間になったわけじゃないっていう
そこの誤解をしてたから
まずそれを知って
あっそうだったんだって
人とゴリラって全然違う生き物なんだって
進化しないんだってことを知って
へーってなった
今の話はね
実は種の起源に唯一ね
一つだけ図版が載ってて
それがね
生命の木っていう図版なんだよね
これ本持ってる人は
ぜひ開いてもらえたらいいと思うし
多分生命の木でググってもらったら
出てくるのかな
出てくると思うんだけど
今日はね
種とか俗とかって言われてる生命
生物のくくりをね
表した枝分かれしていく図みたいなのがあるんだよね
これですごい面白いなと思ったのは
これ本の中でどこで書いてあったか
忘れちゃったけどさ
全ての生物は
詰まるところを一つの生命体から分岐しただけですよ
みたいなことを書いてるんだよね
あー書いてあった
一番本当の大元の大元さ
遡ってくと
一つの生物から分岐したと
言わざるを得ないみたいなことをさ
言ってて
なるほどなと思ったんだよね
書いてあったね
10ペーズの最初ね
そうそうそう
でさ
その話をさ聞くと
今山上くんが言ってくれた
ゴリラと人間は違う種類で
ゴリラはいつまでたっても人間にはならないんだよ
って話と
えなんか言ってること違くない?
って思うと思うんだよね
なんかさ
今言ってる二つの話がさ
共存するっていうことを
なんか正しく理解することが
なんか一番最初のステップなんじゃないかなって
なるほど
そうそうそう
つまり
ダーウィンは何を言いたかったかっていうとさ
なんか生物ってものは
生物バージョンゼロみたいな
すごいさ原始的な生物から始まって
それが徐々にさ
いろんな環境にさ
こう晒されながら
どんどんさ
いろんな性質を帯びていって
その性質を帯びていった結果
複数の種類に分かれていくよってこと言ってるんだよね
あ、そうそうそう
でそれを
ある時間断面
例えば
2023年でもいいし
45:01
もう1億年前でもいいけど
そのタイミングで切った時に
存在している生物っていうのは
この元々のさ
生物から分岐してた
一番末端だから
その時その時点で
最先端の生物しかいないんだよね
あ、そうそうそういうこと
そうそう
っていう話と
大元がいるっていう話は
全然共存する話だよねってことが
結構大事だなと思った
確かに俺らはこれ読んでるから
当たり前のように理解してるけど
そこの前提って結構難しいというか
なかなか理解されにくい
話なのかもしれないね
そうそうだから結構さ
よくある進化論の勘違いとして言われてるのがさ
弱肉強食って話も
そうだよって話が
違うよって話があるったりするけど
もう1個がさ
生物種の中で
優劣があるみたいなことをさ
結構思ったりするよね
っていうのがよくある誤解の1つとしてあって
それは違いますよっていうのも実は
進化論が言ってる大事なポイントだったり
生物はみんな平等なんだよね
この今末端にいる生物は全員最先端
全生物が最先端だから
別にそこに優も劣もないって話だよね
そうそうそう
だからさ
さっき山上が言ってくれたのはさ
なんかこうある時
原始的な生物が猿になって
猿がゴリラになって
ゴリラがジンパンジーみたいなのがあって
それが人になるみたいなさ
そのステップを経てくるっていうのは
確かにあってるんだが
ステップのさ
この刻み方っていうのがさ
時間軸上では刻むんだけど
なんていうの
今横並びにいる種の中で
刻むわけじゃないよってこと
今いるゴリラから
学名ゴリラゴリラの今いるゴリラから
あの人が
今いるゴリラは人に進化しませんよってことね
そうなんだよね
だから今いるゴリラは
1億年後
ゴリラダッシュみたいな新しい種類になってるかもしれないけど
その時人はまた人ダッシュになってるはずだって
そうそうそう
そういうこと
だしその時もしかしたら
人は一種類のままだけど
ゴリラは
ゴリラダッシュと
ゴリラツーダッシュみたいなのに分かれて
むしろゴリラの勢力が強くなってるみたいなこともあるかもしれないと
まさにそういうことだね
いやー
これはね
結構
なんて言うか
言葉だけで直感的に理解するのは難しいんじゃないかなって思いました
なんか生命の木を
みんなこう生命の木を見ながら
ネット的にサークスタイル本持ってる人は見てもらって
見ながらこの我々の話を聞いてもらえると
一瞬で多分理解できると思うんだけど
これの意味は
なかなか難しい
うん
そうだね
っていうのがまずね
その世界観というか
これを提示したということが
何より
全てに勝って
多分この種の起源ということの
一番大事な問題提起だったんじゃないかな
っていうところなんだよね
あともう一個俺が思ったのは
これもまた勘違いしてたとこで
結局キリンの例えとかあるじゃん
キリンの話とか書いてあったけど
キリンの話は何ですか?
48:00
キリンって
その1世代2世代で
要は木の上にあるものを食べるために
首を意図的に伸ばしていったわけじゃないんだよね
結構
キリンが首長いですか?
キリンが昔首短かった
今首長いって言うとさ
キリンが頑張ってその上のものを食べるために
要は間違った使い方するけど
進化して首を伸ばしていったって思うじゃない?
はいはいはい
そうじゃないんだよ
昔のキリンが首が短くて
今のキリンが首長いのは偶然なんだよ
偶然
どういうことかというと
偶然たくさん首の短いキリンがいる中で
ちょっと首の長いキリンがいて
ちょっと首の長いキリンが
高いところにある実を食べれたから
そいつらが生き残ってってことを繰り返して
偶然その環境に適したやつが生き残っていった結果
首の長いキリンが生まれた
そうっていうことだから別に
生物が意図して首を伸ばそうとしたわけじゃなくて
偶然伸びた
別に生物の進化に意図も方向性もないってことを
書いてあったけどそれがすごい斬新だったな
伸ばそうと思って伸びたわけじゃないんだ
これ環境に合わせてたまたま伸びただけなんだ
っていうのはすごい面白かった
そういうことだね
ちょっとなんか変な例えかもしれないけど
これ今のキリンの話を聞いてて
ちょっと思ったのは
それこそ小学校とか中学校の時に
身長順で並んだりするじゃん
あの時に例えばだけど
ご飯が身長150センチ以上の人じゃないと
食べれないところにあるっていう
なんかすごい特殊な環境があったとしたら
その身長順に並んだ時にね
100センチから149センチの人までは
このご飯を食べられない
みたいな環境だったとしたら
必然的に150センチ以上の人しか
残れないみたいなことを言いたいんだよね
そうそうそういうこと
だから140センチの人が背伸びして
150センチになろうとしたっていうことを
繰り返したから進化したっていう
この1個体の意図とか目的の話が
ベースにあるんじゃなくて
このたまたま生じてしまった
身長のばらつきみたいなものに対して
残れるっていう環境と
残れないっていう環境があって
でたまたま首が長かった奴らにとって
有利な環境だったから
そういう奴らだけが残った
だから身長150センチ以上の
軍団しか残らなくなってった
みたいなことの繰り返しだよっていう話だよね
そういうこと
そうそう
これ結構面白い指摘だなって思う
これに関しては
そのなんていうかさ
意図を持ってとかさ
こっちの方向に行きたいと思って
みたいなことをなんとなく考えちゃうけど
実はそうじゃないっていう話
そうそうそうそう
これに関してちょっと疑問に思った
っていうかどうなんだろうなって
思ったことがあって
これ環境に生物が適応していくっていう
ような考え方じゃない
要は環境に合ってる
51:01
その個体だけが生き残っていって
進化していくっていう話じゃん
今僕ら人間で環境作ってるじゃん
受験とかに偏差数で区切ったり
そのある一定の学力のある人
大学行けませんとか
環境を人間が作っちゃってて
そういう場合ってどういう風になってくのかなっていう
今ある環境
要は自然環境というより
我々が作った環境で
要はなんていうのね
選別でもないけど
そういうステータスを
つけたりしてるわけじゃないですか
それはどうなってくのかな
だからそういうことすると
どんどんどんどん
人間って頭良くなっていくのか
それともどうなのかなってことを
ちょっと思ったりした
あーなるほどね
なんか深い
深いといいですね
そうちょっとなんかあんまり
上手く言えないけど
自分たちで選挙したラインがあるわけじゃん
それをずっと選挙し続けたら
どういう風に人間が進化してくのかってのは
長い目で見ないと分かんないのかなって
思っていながら見てた
うんうんうん
それ確かに面白いよね
うん
その環境自体を
要はこの進化論で言ってるんですが
環境が
ある特定の条件を持ってたりとか
厳しかったり厳しくなかったりとか
あると思うけど
っていう状況にあるからこそ
その環境を次の世代に乗り越えて
いけるやつといけないやつがいるっていう
あ、そうそうそう
多分進化論の含意だと思うんだけど
その環境のハードル自体を
自分たちで作っていくってことだよね
そうそうそう
ヤマホンが言ってるのはね
今までの生物は
多分その環境のハードルなんて
人間作れなかったわけだけど
生物は作れなかったわけだけど
我々人間は環境のハードルを作れてるじゃん
それを環境のハードルと言うのか分かんないけど
試験とか
色んなとこで作れるわけじゃん
それはある意味環境じゃん
多分
それを繰り返していったら
人間はどういう風になっていくのかな
っていう疑問はあった
でもそういうことに関しても
少しサブテーマ的に指摘してくれていたよね
この100分の名長でいうと
テーマとして共進化みたいな話があって
ウイルスと人間が
お互いの関係を構築しながら進化していくよ
あったね
要は環境自体を
もっと言うと他の生物だって環境じゃんみたいな
あーはいはい
話を言ってるのが
この共進化っていう話なのかなと思って
ちょっと僕は読んでて
なるほどね
そうそう
例えばウイルスがいるということを前提に
自分の体の一部を変異させていくみたいな話も
もしかしたらあるのかもしれないし
それこそ規制するみたいなね
話とかもさ
その宿主である生物の特徴ありきで
こいつは変化していくみたいな話があるから
野狼狩り
環境自体が完全に性的なの
54:03
性的なっていうのは静かなというか
性的なものであるっていう前提は別に
このダーウィンの本を読む限り
彼はそういう前提を置いてないのかな
っていうのはちょっと思ったから
なるほど
だったらそれが仮に人間が作った環境であっても
そうそう
環境の一つとして多分受け止められるだろうし
逆に言うとその環境が
人間のルールの変化によって
大きく変わることもあり得るよねっていう
そういうことも全然あり得るだろうし
まさに革命的なことが起こるとかさ
そうそう
どうなるのかなってちょっと思ってみてた
環境を作れるようになってるなというふうに
環境を作るっていう話でいくと
ビーバーってダム作るじゃん
作る
なんかあの話も
ビーバーという種類自体が
ダムを作るという文化を持っていて
それを前提に
ビーバーという生物側の進化も
進んでいくよねみたいな話を
どっかで読んだ気がする
でもダムを作れるやつが
生き残れる環境ってどんな環境なの?
激流の中に
ダムを作れるやつが生き残れるかどうかっていう話よりは
ダムを作ることによって
身を守ったりとか
僕ビーバーの生態はそんな知らないんで
あんまり言えないんだけど
ダムを作るよっていうことによって
多分何かしらある環境の中には
優位に立ったわけじゃないですか
種がいい環境に
要は共同作業できるとか
そうそうそう
そうするとダムが作られて
ダムの中で生活できるという
要は共通のナレッジ
共通の知識みたいなものを
彼らは文化としてまずも持てるようになりました
その中でダムがあることを前提に
生物種としての
要はダムは環境側だとすると
生物の身体側の特徴の進化とかも
ダムがあるから例えば
わかんない超例えばだけど
ダムがあるから
急流の中で泳げるような
泳ぐ力持ってなくても生き残れるとか
そういう環境の圧に対する
答え方のちょっとした変化みたいなのが
起きたりするよねって話は
想像に難くないなと思って
それがたまたま人間にとっては
試験でしたとか会社でしたとか
なるほどね
だからDivaで言うダム
人間で言うダム
作ったものが環境になるわけか
そうそうそう
みたいなことなのかなって
すごい今の話を聞いて思ったけど
そう考えたら何千万年後の出てくる種が
もしこういうふうに
ディスカッションできる種だった場合
人間という種のことを
すごい面白い種として捉えるかもね
自分たちで試験っていう環境を作って
それでこうなんか
選別でもないけど
そういう条件を設定してて
設定してこうなんか
いろいろ環境を作って
いく種だったっていうことが
57:00
一つ人間の特徴になるんだかもですね
自分たちで環境とかハードルを
設定していったみたいな
確かにね確かにね
それは面白いかもね
ダム作りみたいにね
なるほどね
そうそうで今なんかたまたまね
人間の話が出てきたけど
実はねダーウィンの発想の
一個のルーツになっている話として
マルサスの人口論っていうのが出てくるね
出てきた
あの
これすごい面白くてさ
調べたの俺もそれ気になって
なんかこれ何を言ってるかっていうと
人口が増えすぎると
なんか貧困が生まれたりとか
要はリソースにね
食料に限りがあるから
競争が生まれたりとかするよと
だから無人像に人口が増えるってことはなくて
リソースの限界っていうのが
人口を抑える要因になりますよ
みたいなことが書かれてたらしいんだよね
マルサスの人口論ってやつが
人々を制限する
人口を制限するためには
悪徳や貧困はやむを得ないっていう考え方だよね
そうねそうね
それをなんかどう見るかって話だけど
ここの捉え方が結構
なんていうの弱肉強食と
神一重だなと思いながら思っていたけど
これはダーウィンの言ってる話の中でいくと
競争というのが生物の各個体間において
起こるということは大事だよねってことを
ダーウィンに気づかせるきっかけになったと
いう話だよねっていう風に
この本では書かれていて
だからこそあれなんだよね
競争した中で
さっきのハードルの話でも多分あったじゃん
死刑みたいなハードルもあったけど
そういうものを超えられた側が残ることができて
そうじゃない方が残ることはできないみたいな
そういう自然選択
淘汰されていくっていうプロセスが
進化の中に発生する一個の要因が
まさに人口に対してリソースが足りないっていう状況だよね
っていうのをこの進化論では指摘してるなということが
2個目の
2個目?何個言ったかもう分かんなくなっちゃったよ
面白いポイントだったなと
競争に関する考え方の訂正もあったよね
競争はライオンとシママのおかげっこじゃなくて
同じ種同士で生き残りをかけて争うことを競争と呼ぶっていう
そうそうそう
それ面白かったよね
あそこのくだり何て書いてあったっけな
ライオンが例えばトムソンガゼルを食べるということは
ライオンとガゼルという種の間の競争なんじゃなくて
よりガゼルを食べやすいやつと
よりガゼルを食べにくいやつとの間の競争っていう話と
それからよりライオンから逃げられやすいガゼルと
逃げられにくいガゼルっていうとこの競争が起きてるよ
同じ種の中での競争が起きてるだけで
他種は別に関係ない
それは環境なんだよね
そうそうそうそれは面白いよね
って話もあったよね
しかもそこで面白いのがさ
1:00:01
その競争に例えば仮にそのライオンAみたいなやつがさ
そのある個体が勝ったからといってさ
その個体にとって何がハッピーなのかって話と
この今言ってる新カラーの話って
実はちょっと違うレイヤーの話だなっていうところも結構面白くてさ
はいはいはいはい
例えば仮に足が速いっていう超シンプルな特徴が
ライオンを狩りで成功率を上げるために重要なファクターだとしたら
その要素を持ってるライオンが生き延びることができた
ということによって
次の世代のライオンはその足が速いという特徴を引き継ぐことになった
ただそれだけに過ぎないんだよね
そうだねそうだね
っていうところがなんか結構僕は面白いなと思ってて
実はそのライオンA君っていう個人にとっての足の速さの重要性っていうのは
その個人の生き延びられる期間がちょっと長くなったとか
成熟の機会に恵まれたみたいな話はもしかしたらあるかもしれないけど
意外とそれ自体の価値がどうとかじゃなくて
たまたまこの環境においてその特徴が良かったみたいな
ああそうだね
なんか結構そういう素朴な
なんていうの
あんまりバイアスのかかってない
なんかそのフラットな比較の中にあるんだなっていうところが結構面白いなと思う
結局全部偶然なんだよね
偶然なんだよね
特にそれに意図も何もなくて
偶然そこに適応したやつが
生き残って次に子孫残してるってことなんだよね
なんかでもそこのニュアンスってすごい
今回改めて今喋りながら思ったけどさ
あの誤解されやすいですよとかって言われててさ
それをなんかこう誤解されないように書いてくれている本を読んでもさ
いざ説明しようとするとなんか
誤解を招く自分の言い方しちゃう
すげー難しいこれは
うまく伝えられないよね
これ聞いてもなんか
いやーそれ弱肉強食のこと言ってるんじゃねーのって思ってる人がいそう
難しい伝えるの難しい
弱肉強食となんか今言ってるさ
その自然淘汰自然選択みたいな話と
改めて何が違うんですか教えてよって言われたらなんて答える?
今この本読んだ山上だったら
なるほど
えーとね
弱肉強食ってのは
強者がすかるべくして弱者を貶めていく
意思を持って強者が弱者をすいたげる
誤解はあえてすいたげるって言うけど
すいたげる概念考え方現象である
自然淘汰ってのは偶然
特にそこに強者が弱者を食ってやろうとか
強者が勝者とかそういうのなくて
そこに有も劣もなくて
偶然変わった個体がいて
その個体が環境に偶然適していたから
1:03:00
その環境の中で生き残っていく
そこに一種も有も劣もない
だからそういう弱肉強食は有劣が上下の有劣っていうのは明らかにあるけど
自然淘汰に有も劣もない
偶然生き残ったただの自然現象
だから自然淘汰はただの現象の説明なので
たまたま生き残りました
弱肉強食は勝負の結果というか
要は強と弱がついてるから
そういう定義付けになっちゃったよね
あーなるほどね
俺あんま上手く言えてないけど
なんか冒頭
意図のありなしみたいな話を
チラッとしていたような気もするけど
なんかそこも一ファクターとしてありつつ
なんかもう一個思ったのは
弱とか強とかっていう評価の概念
物差しみたいなものが
環境にしか
環境の側にしか存在しないですよってことなのかなって思った
あーなるほど
そうそうそう
つまり弱いやつと強いやつっていうと
その強弱を決めるための基準が
その強弱って言葉の内側にも入っちゃってるじゃん
だから要は弱肉強食はライオンとスママになっちゃうってことか
そうそうそう
しかしなんだろう
ティラノサウルスと哺乳類みたいな感じも
弱肉強食って感じする
あーそうだね
ティラノサウルスは明らかに凶暴で強くて
哺乳類は地べたをペタペタ張り回ってるみたいなのは
逆に弱肉強食だけど
例えば
恐竜とティラノと
哺乳類
ちっちゃな哺乳類がいる世界の中で
なんかもう1年間ずっと太陽が
日照がありませんでしたっていう状況が起きた途端に
体の大きな強いと言われてたはずの
恐竜は食糧不足に悩み絶滅してしまって
細々と寒さの中でも耐えながら
少ない食糧で生き延びることができた哺乳類は
耐えることなく生き延びることができたみたいなのは
そのいわゆる見かけ上の強弱とは違う何かで
環境における適応能力というか
その環境を生き延びることができるかどうかみたいなところに
すごく軸足があるんだなっていう
こんな気づきがちょっとあるかも
すごい上手いこと言える気がするけど
間違ってるのはあれだけど
ライオンとシマウマの話で言うと
弱肉強食において
シマウマ目線で見ると
弱肉強食において
ライオンはシマウマにとって敵だけど
捕食者、敵だけど
自然動態におけるシマウマ目線のライオンは
環境ですから環境になる
自然動態の考え方ではライオンは環境
弱肉強食の考え方ではライオンは敵になる
そういうことじゃない
確かに確かに
自然動態はシマウマに
シマウマがどう進化していくかっていう話だから
1:06:03
ライオンは環境
要は太陽だったりとか
草や海とかと同じ平面にライオンもいる
別に敵じゃない一対一の関係じゃなくて
環境の一つとしてライオンがいるだけで
でも弱肉強食って言うと
一対一の勝負の話になるから
ライオンは敵、捕食者になるって
そういうことかな
確かに確かに
じゃあさ
その時に仮にね
ライオンが環境だとした時に
シマウマは
とはいえ競争の概念が働いてますよって
ダーミンは言うわけじゃん
その競争っていうのは
もしかしたら
僕の代わりに食べられてくれるかもしれない
シマウマAがいて
僕らしが遅いかもしれない
シマウマBがいてみたいな
そういうやつと比べた時に
自分がどれだけ生き残れるかっていう
そういう競争してるっていう理解なのかな
あ、そうだね
そういう
要は環境に
だからライオンが環境になってるから
環境に適応するっていうのは
ライオンから
ライオンから逃げ延びれるっていうのは
環境に適応するっていうことだから
そういうことでいいんじゃないかな
そうかそうかだから
より他のシマウマよりも
ライオンから逃げられやすい
シマウマが
死亡を残す可能性が高いよっていうことなんだよね
でも結局現象だけ見れば
ライオンがシマウマ食ってるから
弱肉強食と勘違いされやすいっていうことなのかね
現象だけに焦点当てれば
今日が弱食ってるように見えるから
でもシマウマ遺伝で見ると
自然淘汰が起きてるっていうことなんだね
なるほどね
我々の中ではすごい今整った気がしたけど
どうなんだろうね
リスナーの方々分かってくれてるから
どうだろうね
これはちょっとフィードバックを待ちたいところですが
そうだね
これ読んでほしいね8分で名調
ほんとだね
確かに確かにそうだよね
でも今の話を理解する上で
まさに今シマウマにとっての
ライオンは環境だよみたいな話が出たと思うんだけど
このね要は他の種類との共存関係
共生関係の中にあるよっていうことを説明する上で
この本の中で言われてたのは
生態系っていう言葉が出てきたよね
出てきた出てきた
生態系というのは
相互の種同士の間のバランスみたいなニュアンスで
出てきたのかなと読んでるんだけど
面白い例があって
イギリスかどっかの庭
あれ地かあれ地の中に
何かしらの木を植えると
木の周辺にいるやってくる
虫も飼われば
虫を食べに来る鳥も飼わればみたいな
そういう例があったと思うんだけど
これを見た時になるほどなと思ったけど
要は何かしらの
糸を持つわけではないけど
ある食性が変わることによって
それを取り巻く生物の相互作用が
1:09:00
まるっと変わっていくみたいな
なんかその感覚にどっちかって言うと近いよね
なるほど
そうだね
その中においても当然さ
食べられるやつ食べるやつがいるんだけどさ
それはなんか個別の話としてあると思うけど
そうじゃなくてもっと広く見た時に
そこにそれをある現象を取り巻く環境が
こっからとそうなんですよみたいな
なんかそんな感じに近いんだよね
そうだね
だから全てのその畑の中にいる生物が
その環境新しく来た生物っていう
環境に適応していった結果
生態系が変わるってことか
はいはいはい
どっかで落ち着くポイントがあるんだよ多分ね
そうなんだよね
あとなんかその話のちょっと後にさ
めちゃいいこと書いてあるなと思ったのはさ
なんか今みたいな話をすると
結局じゃあでも同じ種の中では
競争し合ってんのかとかさ
どっちの方がより適応的なね
特徴を持ってるのかみたいなさ
結局競争じゃねえかみたいな
なんかそういう気にもなってくるじゃない
なるなるなる
よりシマウマより足が速くて逃げやすい
ガゼルみたいなやつはいますよとか
オグロヌーはいますよとか
そういう話になってくるじゃん
いかにライオンにより食べられやすい種を
こうやって押しつけ合うかみたいな
あーなるほどね
なんかそういう世界にもともすると見えちゃうし
なんとなく進化論といった時に
思い描く世界観ってそっちなんじゃないか
なるほどね
あーそうだね
一方でさ面白い問いが書いてあって
同じ場所で共存し続けるために
生き物はどうすればいいんだろうか
みたいな問いがさ
一個ポーンとこう投げ込まれてて
あったね
あったねそれだから
結局全然別の種になるしかないみたいな話
そうそうそう
要は結局
そうそうそこで面白かったのは
できるだけ他と競合しない
異なった習性や特徴を持てばいい
つまりニッチを探せって言ってるんだよね
ニッチを探す
これめちゃめちゃいいなと思ってさ
それを我々のラジオにも応用できる
おいてかもうそれを当てはめられる考え方だね
そうそうそう
だから要はさ
自分の好みを変えちゃえばいい
みたいなことさ言ってるんだよね
他のさ他の動物が食べたいものを
他の動物と一緒に奪い合ってたら
そこに競争が生まれるから
その食べ物の好みとか好きな環境とかを
他の奴らとなるべく違うものにすれば
競争に巻き込まれなくなるんだ
みたいなことがさ書かれていた
それはその通りだ
これは結構なんというか
頑畜に富むというか
資産深いなと
似たような種は同じ環境で生き残れないんだよね
確かにこの草Aと草Bを同じ畑に入れたら
AとBになるんじゃなくて
全部Aが全部Bになっちゃうって話だよね
そうそうそうそう
その結果はたまたまに過ぎないんだが
逆に生き残りをかけられた側として
取れるべき戦略は何っていうと
特徴をなるべく変えていくっていうか
1:12:02
凶暴しない特徴を持っていくっていう
そういうことなんだよね
それ確かに人間でも言えることだよね
結局その別に勉強で勝負する奴は
定術に行ったりとか
その個性を生かすみたいな
いろんな勝負の仕方があるわけじゃん
我々人間も
だからそれは意外と
進化論から学ぶべきことというか
我々の生き方のヒントになってるのかもしれないね
そうだよね
好みを変えるって面白いね
今の話どれくらい伝わってるのか
なかなか悩ましい
どうなんだろうね
読んでるから伝わってるかも
読んでるから我々はできてるけど
そうそうそう
っていうところでさ
今日もともとさ
この種の起源の本文を読もうって言ってたけど
もう実はね時間が来ちゃってるんですよ
やばい読めなかった
収録が1時間過ぎちゃった
種の起源
そう実は計画ではね
どういう風に進めていこうかというところでいくと
種の起源は全部で何章だっけ
十何章かあるんだよね
14章か
14章あって
これをね章ごとに何ページずつか読んでいこうぜ
っていう話を実はしていたんです
今回助言を全部一緒にやる
やるっていうか一緒にこう読む
読み合わせるつもりだったんだよね
私が軍艦ビーグル号に乗った話とかね
実はこの助言っていうのは
全体の中を位置づけでいくと
この本で何を言わんとしてて
どんな順序で論が展開していくのか
みたいなことをまとめたのが
この助言なんですよね
ってことはもうだいたい助言は
今の100分で明智で
だいたい助言で言うようなことは
なんとなくむしろ伝えられたのかな
まあという言い方も確かにできるかもしれない
っていうところで
ちょっと助言に気になったとこ
かいつまんでおこうか
そうだね
助言全体はめちゃめちゃ慎重な人だな
っていう印象を読んで思ったんですよ
思った
思ったんだよ
本書では私のいろいろ論術について
転挙や著書名を挙げることができない
私が正確であることを
読者が信頼してくれるように期待する
他はないとかいうくだりとかもすごい
なんか謙虚というかさ
しっかり予防線張るなと思って
あとなんかね
この本を刊行するのは
やむを得ず刊行してるんだとかさ
他の研究者に
同じようなこと考えてるやつが現れたんだよね
先越されそうになったんだ確かに
だから早く出したんだよね
なんだけどダーウィン本人的には
全然まだ完璧ではないって思ってたから
出したくなかったんだよね
できることは
だけど他の人のせいからになるのは嫌だから
不完全であるということを
予防線張りまくりながら
なんとか出したと
ダーウィンかわいいよね
なんか人間らしさだよね
めちゃめちゃかわいいんだよね
1:15:02
その可愛さの裏返しとして
この本の6章だっけ
以降はあれなんだよね
ありうる反論をひたすらちくいち上げて
そこに対してこのデータはないんだけど
こういう反論をしうるだろうみたいなことを
ひたすら反駁しまくるっていう
なんと防衛力の高い本なんだっていうか
想定門頭首を載せてるっていう
自分の本に想定門頭首載せるっていう面白さで
そうなんだよね
これは結構面白いなと思った
ね、おそいよね
すごい慎重な人なんだなっていうのがね
この序言は読んでの感想
そうだね
確かに間違いないわ
このチャールズ・ダーウィンという人間の性格が
伝わってくるのが序言かもしれないね
ね、そうなんだよね
そうそうそう
そうだ、この序言の中で引用すべき文章が
一つあるとすると
ちょうど今読んでるのが
いわなみ文庫版の首都圏の城なんだけど
このP13だね
真ん中に首の起源という問題について
ちょっと書いたパラグラフが
さてのとこ
そうそう
俺も同じとこ以前引いてる
ほんと
ここね、やや長いんだけど
せっかくなので引用すると
首の起源という問題であるが
生物の相互の類似や
発生学的関係や
地理的分布
か知識学的変遷
その他いろいろな事実を検討した博物学者が
ここが大事
首はどれも皆
個々に想像されたものではなくて
変首と同様に
他の首に由来するものだという結論に
到達するであろうと
ここがねやっぱすごい大事だなと思いました
これはあれなんだよね
多分庵にさっきちらっと話にあがった
系統樹じゃなくてさ
進化の木だっけ
生命の木か
もともと一つの種から分化して
いろんな種類に広がっていったんですよ
っていうここの話をさ
言ってんだろうなって思いながら
読んだんだよね
俺はむしろここ
それ思ったけど
なんでこんなに強気でこれ言えるのかなと思って
この十分に予想できるんだと思って
この時点で
十分に予想できてるんだ
すげえなって思ってむしろ線引いた
そういうことか
他はすげえ保守的で
ビビってんのになんでここだけ言い切ってるの
俺ここにこの
すっこみに強気ですねって書いてあるもんな
強気ですね
面白いね
はいはいはいはい
そうなんでこんな
だからよっぽど
ここに関しては
ダーウィンさんが言いたいことというか
助言のコアなんだよなと思った
はいはいはいそうだよね
ここに対する自信半端ないもん
そうそうそうそう
なんかこのダーウィンが
案に言わんとしてるのは
冒頭でも少し話したかもしれないけど
1:18:00
全ての衆がその姿のまま
生じてきたのだという事実に対して
それをなんとかして反駁してやろう
っていうところが多分一番力強い
できてるんでね
そうだね
キリスト教的な世界観に対して
ステーゼを唱えるという
だから変異とか自然選択みたいな話は
それを説明するための材料というか
方法論でさえ方法論ではあるものの
やっぱ主張のコアとしては
衆が変化してくるものですよと
その変化していくことによって生まれる
その主と主の境界線とかって
実は結構曖昧で
その間は結構グラデーショナルに
繋がってるんですよみたいな
そういうメッセージをね
やっぱり全体を通じて感じるかな
確かにね
どうですか?
他気になるとこありました?
他でも細かいとこだね
あとは何か
どこだろうね
この
何だっけこの私
14ページの最後
俺結構ダーウィン
チャールズダーウィンマニアだから
ダーウィンの性格に関して
すごい色々書いちゃってるんだけど
この14ページの最後の方の
たとえそれは不完全なものであっても
最も良い最も安全な鍵を提供することを知った
みたいなこと書いてあるけどさ
ダーウィンって意外とこう
堂楽者でさ
楽して研究したりとか
親のお金でずっと研究してて
仕事はあんましてなかったみたいで
晩年は株の廃棄等で生活してたみたいで
結構こういう
ダーウィンは意外とこういう
人間っぽい
ダーウィン好きになっちゃうんだよ
すごい人間らしいんだよね
他の人が論文出して
自分持っておくれのように出したり
意外と堂楽だったりとか
あとこの最初にね
これ医者目線だけどさ
この11ページの最後の
今の私の仕事はみたいなパラグラフ
しかも私の健康はとても
競争とは言えない状態って書いてあるけど
そちらここに線引いたんだけど
調べたらダーウィンって
実は今で言うパニック障害もついて
その根拠が
ダーウィンってパーティーに出席した時に
疲労、動機、めまいがするみたいな
その後田舎に引っ越したんだけど
田舎に引っ越すと調子よくなるんだけど
田舎の引っ越した家に客人を招くと
調子が悪くなるっていうエピソードがあって
今で言うパニック障害
なるほどね
パニック障害って
治療されないと
ずっと慢性的に治療されないと
最終的には
パニック発作というより慢性の
全身倦怠感みたいになっちゃって
それも現れてるから
ダーウィンは実はそういう状態
だからこの私の健康は
とても競争とは言えない状態ってのは
パニックというよりは
パニック障害の慢性期の
全身ダイレクトみたいな
症状だったのかなみたいなことを見ながら
ちなみにこれは笑い話だけど
ダーウィンのパニックは
シン・カロンの執筆中に悪化してたらしい
1:21:02
(笑)
それはどういうこと?
ダーウィン:多分ストレスだったりが
パニックの契機なのか
これ多分ね
要は他の学者に負けた人は
多分急いで出したんだと思うけど
シン・カロンの執筆は彼にとって
結構ストレスだったらしい
っていうメタ的な視点だけど
でももしかしたらね
分かんないけど
ちょっとした完璧主義的な思考も
なんか感じ取れる気もするからさ
ダーウィン:そうだね
不完全な状態で出さなければいけない
ということに対する葛藤はすごくあった
ダーウィン:なるほどなるほど
そうだね確かに
っていう医学的な見解は
なるほどね
面白いですね
その見方はなかった
ダーウィン:そうそうそう
そういうことを
その見方はなかった
ダーウィン:どういう状態
競争とは言えないけど
どういう状態だったのかなと思って
なるほどね
これ結構面白いのは
じゃあどう話し進めていくかみたいな話も
15ページ以降に書かれてるんだよね
ダーウィン:書いてあるね
ここの話でやっぱり
入り口として面白いのは
第一章は
飼育栽培家の変異にあてるよって書いてあって
ここがやっぱね
ダーウィンのその
正真ものというかさ
なところが現れてるなって思って
すごい人間らしくていいなと思うんですけど
これ何かっていうと
要はめちゃくちゃ大げさなロージックを
ぶち上げようとしてるわけじゃん
その中で
飼育栽培家って
つまり例えば
ジャガイモの品種改良ですとか
トマトの品種改良ですとか
そういう話題をまずピックアップするよって言ってるんだよね
これは観察できる変異について語りますっていう
そういう宣言なわけじゃないですか
ダーウィン:あーなるほどね
そのあたりがやっぱり
ちゃんとファクト積み上げて
隙もないように
このローンを作りたいなっていう
そのダーウィンのさ
なんていうか
人となりというか
人間らしいところが
出てるんじゃないだろうかと
言うのすごい感じるよね
ダーウィン:営業で言う
フットインザドアテクニックってやつだよね
足を最初に入れてから
こう前進に入れるみたいな
そういうちょっと
小さい要求飲ませてから
でかい要求飲ますみたいな
そういうテクニックだよこれ多分
なるほど
要求を飲まされてるわけではないだろうな
ダーウィン:確かに
そうだよ
それは慎重な性格だったから
そうそう
でもなんかね
このロジックというかさ
この順序をさ
ミールにつけて思うのは
知らんって前どっかで話したかもしれないですけど
あれね
相対性理論
エインシュタインの相対性理論って
最初特殊相対性理論っていう
ある特定の条件下で起きる現象について
まず証明をした上で
その汎用化として
一般相対性理論っていう風に
広げたっていう
そのステップがあるよって話を
すごいにわかながらに
聞きかじったことがありまして
そういう論の進め方というかさ
そのあたりのテクニックというかは
1:24:01
やっぱり一流のサイエンティストならではなのかなという
そういうすごい素人っぽい感想を
ダーウィン:これは機能法なのかでも
要は機能法なんじゃない
結局最初のk=1と2は実数でやって
その後nに拡大していくっていうのは
これは機能法的なことをやってるってことなのか
はいはいはい
そうだねそうだね
観察できるものから始めて
そこから構築された
式だったりを一般化するっていう
そういうプロセスなんだね
ダーウィンは結局最終的には
演劇的なことをやったんだよね
それだっけなんか
だからあれじゃないの
ダーウィンは結局観察できない事実がいっぱいあるから
本当は論を出したくなかっただけじゃん
だけどそれをするために
機能的に集めた知見を
演劇的に再編集しないと
獲得できてないファクトまで説明できないよ
っていうそこの悩みがあったんじゃない
しかも結構機能法的世界観だったから
まずこの機能をやって
後に最後自分がでかいあれで演劇的にやって
皆さんに納得してもらったってことなのかね
この後助言の締めくくりとかだってもう
どんだけ守るんだって感じだけどさ
自然選択をさぶち上げてるけどさ
自然選択さえも
変化の主要な方法ではあるものの
別に唯一のものではないよってもう言ってんだよね
確信しちゃってるよそれを
そうそうそう
だからもうHowの一つでしかないよって言ってんだよね
あー本当だね
この辺りとかもすごく守ってるっていうか
助言で何本予防線貼ったか数えてみるのも面白かったかもね
(笑)
めっちゃ貼ってんじゃんみたいな
いや本当ですよ
どんだけビビるんだよダーウィンみたいな
っていうのはねこの死の起源の入り口なわけですけど
どうですかね
面白いよね
チャールズダーウィンの性格見え隠れの助言だったね
なんかね
そうだね
自己紹介みたいな感じだった
実はあれだよね
何を言わんとしてるかもしかしたら
さまった本でもある程度わかるけど
その行間じゃないけどさ
このダーウィンがちょいちょい入れてくるこの
表現とかニュアンスを味わうというのも
なんか一つ面白いところなのかもしれない
あの本じゃだってこのダーウィンの
だってあの100分で命中を読んで
ダーウィンが慎重な性格だったんだってことは
全く伝わってこないわけじゃん
いやそうですよ
これ助言読んだだけで
ダーウィンさんどんな人かわかったから
やっぱこれ進めてくの結構面白いかもね
そうだね
逆に言うとね100分にすることによって
削られた部分はこういうとこなんだね
そうだね
なるほど
これ面白い
いや面白いですね
(エンディング)
語らずよ
はいということで
そろそろエンディングのお時間ですかね
やっていきましょうか
もう90分になっちゃったんですね
もうね大幅に予定の時刻オーバーしておりますが
どうでしたか?読んでみて
いや面白かったしやっぱりこうやってね
1:27:03
これもうミンティーとすり合わせる時の
価格反応を楽しみすぎたんだけど
やっぱりこうやってねすり合わせると
同じとこに線入れたりとかさ
全然気づかなかったとことかきたりとかさ
やっぱ面白いね
あのむしろこの難読書をさ
読むモチベーションがこのラジオで
すり合わせるこの瞬間になってる
だから全然すり合わせを楽しみにね
この難読書全然読んでいけるなっていう
そういうことを予想通り思いました
なんかねさっき同じとこに線引いてるけど
捉え方全然違うみたいなのもあった
俺のね強気ですね
(笑)
そうそういうところとか結構面白いですね
ミンティーも結構
ごめんごめん
いや逆に思ったのはさ
さっきもさ100分で名著みたいなさ
すでに要約されてるものを
ここで改めて要約するのはしんどかったね
あそうだね
結構点でバラバラな順序で
話しちゃったなっていうのは
反省としてありますが
100分で名著は
あの人がもうこれ以上まとめられないくらいに
まとめてくれたから
逆にあれを取りこぼすと伝わらなくなっちゃう
っていう状態だから
だから読んでくださいって話ですよね
そうだね
もしこの話を聞いて
幻聴をやっていくっていうのが
スタンスだからね
そうだね
この幻聴から溢れ出る
このダーウィンの正真もの感と
ダーウィニズム?
ダーウィニズム
違う
(笑)
違うね
意味が違うよね
まぁでも確かにね
ちょっと出してみて違ったら
取り下げるみたいな
そのスタンスは非常に
進化論的なのかもしれない
そうだね
インティもあれなんだ
この本に線引きながらやってるの
線引きながらやってる
ちょっと今ね
音だけで聞いてる人はわかんないかもしれないけど
線引いたりとか
いいね
一緒一緒一緒一緒
やってますよ
これどっから単純で
なんかの媒体に出せたら面白いかもね
前行ってなかったけど
確かにね
僕やっぱその予防線の貼り方エグいっていうところが
非常に指摘としては多いっすな
あーはいはいはい
うん
確かにね
確かにね
うんうんうん
これ面白い
はい
いやー面白い
面白い
やっぱり面白かった
やっぱり面白かった
やってみて面白かった
これが我々だけの自己満足なのかどうかっていうところは
神のみぞ知ると言いますか
出してみてのお楽しみというまさに
まあだから
自然淘汰
環境が
リスナーという環境の中で生き残れるかどうか
はい
逆に言うとリスナーが少なすぎて
淘汰すらされないという
寒い結果にならないように
頑張っていきたいところで
そうしましょう
淘汰すらされない
なるほど
圧がまだないからね圧が
主が生まれ落とされないわけ
まあその意味では僕らはある種
他の人がやろうとしない
ニッチなことをやってるってことなんで
そうだよね
1:30:00
それはね生き残れの戦略の一つとしては
そうだね
違うものを好きになったってやつねまず
あーその通り
みんなと
みんなと違うものを好きになってるから
生き残れるかもしれない
その上で仲間を増やしていけると
そうしましょう
いいとこですね畑の中で
次回はどこまで読むそれ決めないと
そうだね
次回はじゃあ
早速一章入っていきますか
一章長いからさ
なんとなくのさ全体を見るとさ
本当はさ一章二章ぐらいまで
通読していけるのがいいんだろうな
っていうのはなんとなく思うんですよ
あーなるほど
なぜなら変異についての章なんだよね
一章が飼育栽培のもとでの変異で
二章が自然環境におけるっていう
そういう対比の中で語られるから
まさにさっきの特殊度一般みたいな
そういう関係性だと思うんだよね
結構長いよね一章二章
なんなら
この本の山場は4章にやってきちゃうっていうね
あーはいはいはい
4章が
その後さどうなるかっていうと
3章がタイトル生存競争
生存闘争って書かれ方になってるけど
要はさっきの競争だよね
個体同士の種の中での競争の話をしていて
その次にそれを環境との
関係性の中で説明する
自然選択っていうのが4章なんだよ
4章が一番厚いからね
この本のハイライトは4章だよね
そうそうそうそう
4章の中にさっき冒頭でも言った
唯一の図表が
生命の木が
はい
入ったりとか
っていう流れなんで
どうしましょうか
まず1章か
1章でいこう
一気に2章しんどいだろうな
1章にしよ1章
1章にしましょう
だから全14回っすね
4章あるんで
そうね
いいじゃない
いい分量だよ
3ヶ月ちょいぐらいで
終わるんで
別にコンパクトにまとめようという
そういうコンセプトなわけでもないですし
そうもしかしたらこのね
我々のこのビーグルゴーでの公開を楽しむ感じでしょ
そういうことですかね
ランドスケープの変化を
ランドスケープ楽しみながら
公開していきましょうと
そうしましょう
はい
お後がよろしいようで
はい
では今週は以上ということで
また来週お楽しみに
ありがとうございました
ありがとうございました
おやすみなさい
それではまた
(♪ BGM)
01:32:33

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