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スピーカー 1
そうなんだ、でもいいね、そういうのが近くにあるのがね。
スピーカー 2
そうそう、それがめちゃくちゃ良くて。
はいはいはい。
もうサウナに関してはどっかで語ってるけども、やっぱ温度も良くて湿度も良くて。
もうすげえ汗出てもう。
なんだろう。
スピーカー 1
ほんと。
スピーカー 2
そう、日々といえば寒ブリじゃないですか。
冷たいブリの寒ブリじゃないですか。
スピーカー 1
そうだよね、寒ブリね。
スピーカー 2
もう本当にもう、しょうもないけど汗出すぎてもう着物の寒ブリになっちゃって、本当にねもう。
干からびブリになっちゃってさ。
スピーカー 1
あ、本当に。
スピーカー 2
寒ブリになってもう水を求めて飛び込みましたよ、本当に。
スピーカー 1
それでね、こうちょっと息を生き返すっていう。
スピーカー 2
あ、そうそう水を得て魚になって整ってという。
スピーカー 1
そういうゴールデンウィーク。
わかめみたいなね。
スピーカー 2
わかめですね。
スピーカー 1
干物ですね。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
戻すみたいなことでしょ。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
あのね、ちょうどファームをかけて髪の毛もわかめみたいになってるということで。
スピーカー 1
かけ直したんですね、またね。
スピーカー 2
で、切ってちょっと伸びすぎたかなっていう。
そんな感じです。
スピーカー 1
そっかそっか。
スピーカー 2
ウィントさんはどうでしたゴールデンウィークは。
スピーカー 1
いや私もですね、例にもいえずキャンピングを。
スピーカー 2
あ、お互い去年と同じですね。
スピーカー 1
去年と一緒ですね、だからもうまずいですね。
これは変化が起きてないというのがまずいですね。
スピーカー 2
ジャネーの補足に。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
なので、なんでキャンプに行くのかって話なんですけど。
ゴールデンウィークって結局ですね、いわゆる観光地とか各種交通手段も含めたんですけども。
混雑がひどいじゃないですか。
スピーカー 2
そうだね、そうだね。
スピーカー 1
なのでやっぱりそこを避けるというキャンプは非常にね、ナイスチョイスになってくるわけだよね、やっぱりね。
スピーカー 2
今年もやっぱ山梨の辺りに行かれたわけですか?
スピーカー 1
今年は、実はその予約を取り始めた時期が悪くて、ちょっとですね、出遅れたんですよ。
で、いつも行ってる山梨のエリアだとちょっとかなわなくて、今回はね、長野県まで行きました。
スピーカー 2
長野。あれ、もしかしたら飯舘高原とかその辺?
スピーカー 1
飯舘川じゃないのよ。で、今回行ったのがちょうど松本市ありますよね。
松本とそれから上高知っていういわゆる観光地があるじゃないですか。
あのちょうど中間ぐらいかな。やや南寄りなんですけど、中間ぐらいに旭村っていう村があって。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
その旭村の京流沿いのキャンプサイトが空いてたんで、そこに行くことになりました。
スピーカー 2
なるほど、なるほど。
だってもう上高知なんて言っちゃうともうグラマラスじゃないな。上高知ってグラマラスのイメージしかないから。
スピーカー 1
まあ確かにね。上高知はそっち側で行ってるけど、上高知からも、上高知まで50分ぐらいなのかな。
で、松本市の方が近いんだよね。松本と、あと岡屋市のちょっと松本と間ぐらいのところから西側に逸れていくみたいなイメージなんですけど。
そのキャンプ場の近くはね、レタスがめちゃくちゃ採れるらしくて。
スピーカー 2
あ、高原野菜。
スピーカー 1
そうそう。サラダロードとかさ、道にサラダとか名前つけちゃってるの。
スピーカー 2
あ、すごいね。もうそれで売ってるんだ。
スピーカー 1
めちゃくちゃそう。
可愛いね。
で、それこそ旭村の村役場が、木造の建物があるんだけど、村役場になんですか、ファミマが入ってて。
村役場にファミマ。
村役場にファミマが入ってて、そのファミマの中に三直の、いわゆるロードサイドにある道の駅みたいな感じの三直野菜売り場が、村役場のファミマの中にビルドインされてるっていう、非常に複雑な場所があったりとか。
ファミマで高原野菜が売ってるんじゃなくて、ファミマの中にも高原野菜コーナーとして別に、別土台であるってことです。
すごいね。
こういう、資本主義と小さな村の生存戦略が、こういう意味のある場所だった。
非常にサイト自体は良くてね。
径流沿い、いわゆる川サイトですよね。
スピーカー 2
基本的にね、川の流れに沿ってキャンプサイトが割られてるんで、自分が確保してるエリアの前の川は自分たちのものみたいな感じになる。
了解みたいな感じで、川も自分のエリアになったってことね。
スピーカー 1
まあそうだね。正確には川までは線は引かれてないんですけど。
スピーカー 2
だからみんな各キャンプサイトにつき、自分たちがアクセスできる川が当てがわれてると言う。
スピーカー 1
卑怯エリアって言われてるんですけど。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
そういうサイトだったらすごい面白かったですね。
スピーカー 2
川サイトは川で何するの?釣りとかするの?
スピーカー 1
多分これ川の性質にもよりけりだけど、今回行ったところは釣りするほどの魚がいるタイプの川ではなくて、比較的浅くてですね。
上流に近いって言うのかな。ほんとちょろちょろって感じなんで、水遊びしたりとか、あとはお酒とか飲み物とか冷やしたりとか。
スピーカー 2
めっちゃいいね。
スピーカー 1
まあ膝下ぐらいで入るぐらい軽い感じ。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
川サイトいいのはあれですよ。音がBGMがずっと鳴ってるわけですよ。川の音。
スピーカー 2
小川のせせらぎが常に聞こえてる状態ってこと?
スピーカー 1
そうそう。それ自体もいいし、一方で隣のキャンパーさんの声がちょうどよくかき消される。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
かえってプライベート感が高まると言いますか。
スピーカー 2
音姫みたいになってるってことだ。
スピーカー 1
そうそう。もう万年音姫状態。
なるほど。めちゃくちゃいいね。
そうそう。だからそんなに音出しても気にならないしみたいな。
スピーカー 2
なるほど。生活音が全部かき消されるってことか。めちゃくちゃいいな。
スピーカー 1
で、サウナですね。
スピーカー 2
サウナもある。
スピーカー 1
サウナは実はこのキャンプサイトにはないんだけど、さっき言ってた松本市側に15分20分で出れるっていう距離感なんだよね。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
だからその経流サイトの割には結構街に近いっていうのがすごく良くて。
スピーカー 2
めちゃくちゃいいね。
スピーカー 1
そこであるのが、オブゥって知ってます?
スピーカー 2
オブゥ?いや、知らないわ。
スピーカー 1
リンゴの湯屋オブゥって言うんですね。
スピーカー 2
全然知らない。
スピーカー 1
これは音浴施設があるんですけども、
温泉ランキング、そして全国サウナランキングでですね、のおきなみトップにクラスしているですね。
非常に名声を共にするオブゥ屋さん。
スピーカー 2
そんな施設が。何が違うの?他のサウナと。
スピーカー 1
ここはですね、まず水がですね、アルプスの複流水だと。
気持ちいいんですよ、水。
スピーカー 2
水大事だよね。水大事。
スピーカー 1
水がすごくいいと。
で、サウナ側はよもぎ系の虫サウナもあるし、オートローリのサウナもあるし、セルフローリのサウナもあるし、
これをですね、全部取り揃えている、いわゆるそのラインナップの幅が広いっていうのが、この長野県では他になかったと。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
やっぱりね、水気持ちいいっていうのがやっぱり全般あるから。
スピーカー 2
それ大事だよ。
スピーカー 1
そう、すげえいいのよ。で、あとなんかね、いわゆるサメシと言いますか、食事ですよね。
食事もすごいよくて、その肉味噌系のさ、いわゆる整った後で食べるとおいしいと言われてる系の食事を、
整った味噌みたいな、なんか謎のネーミングでしたっていうんですけど。
はいはい。
その辺りもすごくメニューが揃ってて、非常に食事もおいしいっていうところ。
スピーカー 2
もうあれなんだ、がっつりサウナで売ってる感じじゃん。もう整った味噌とかつけちゃう感じじゃん。
スピーカー 1
そうそう、そうなんですよ。結構現代的なカルチャーにしっかり寄り添っている施設と。
スピーカー 2
確かに長野なんてもう場所的にさ、もうサウナ作ったら絶対成功するような要素が揃ってるじゃん。大自然に、水に。
そうなんだ。
そこにこうね、人工知恵を加えればさ、すごいものが出来上がるのはもうなんとなくわかるけど、それが誕生してしまったことね。
スピーカー 1
だからなんていうか、歴史とか文脈とかそういうのを一切無視して、ちゃんと正しい場所に正しいものを作ったっていう感じの。
スピーカー 2
正当派だね。
スピーカー 1
はいはい。まさにもう道本流っていう感じ。
スピーカー 2
ああいいな、ちょっと今度行ってみよう。めちゃくちゃいいな。
スピーカー 1
すごい良かったこと。ここまで松本市なんて、何ならここ単体で行っても全然行けるような。
スピーカー 2
ああそうだね、松本城とかも綺麗だすね。
スピーカー 1
そうそうそう。松本城もすごい人だったよ。直接中まで行かなかったですけど。
スピーカー 2
サウナも結構混んでた?
スピーカー 1
ここ自体はね、でも午前中?本当に10時台から11時台ぐらいに行ったんですけど、駐車場が7割稼働ぐらい?って中の人はそこそこっていう感じだった。
スピーカー 2
でもゴールデンウィークでそんぐらいなら別に行けるはいけるってことですかね。
スピーカー 1
入浴料が週末価格よりも高くてゴールデンウィーク価格だった。
スピーカー 2
そこはやっぱりゴールデンウィーク営業してるんだ。
スピーカー 1
しっかりマーケットを見てるというか、ニーズをちゃんと捉えてる。
スピーカー 2
いろいろ現代的だね。
スピーカー 1
そうそう。というとこもあり、非常に満足度の高いキャンピングでしたね。
スピーカー 2
キャンピングよりもサウナの話について心が光るじゃないですか。
スピーカー 1
乗っかりどころはそうだよね。あと面白かったのは、僕初めて行ったんですけど、アウトドアショップのバンバンっていうのがあって、これがめちゃくちゃよかった。
全然知らなかったんだけど、バンバンっていう。VAN、VAN。
バンバンっつったらもうなんかバンバンV4みたいな音楽スタジオを思い浮かべちゃうのが。
金沢の首都だとね、バンバンっていう音楽スタジオ。それこそ中田康隆を輩出した音楽スタジオ。
スピーカー 2
金沢住みのね。
スピーカー 1
ライブハウスとして有名なバンバンがありますけれど、それじゃなくて、アウトドアレジャーショップバンバンっていうのが。
スピーカー 2
これ多分長野ローカルだと思うんだけど。
スピーカー 1
あ、そうなんだ。
その店もそのキャンプ場と松本の間ぐらいであって、ここがね、バチクソ品揃えがよくて。
あ、そうなんだ。
ビビりましたね。
スピーカー 2
何が?
スピーカー 1
いわゆるキャンプ用品と、あとフィッシングとか、アウトドア全般扱ってるんだけど。
なんか思い返すと、何というか最近やっぱりさ、このアウトドアショップみたいなのがさ、やれアルペンダー、スポーツデポだっていう。
結構その大手のさ、そういう店舗にどんどん吸収されてって、骨太なお店なんかだんだん見かけなくなってた。
スピーカー 2
まあまあ確かに確かに。
スピーカー 1
そういう何というかね、お店の経営者側の気買いが買い物に見えるお店でね、すごいなんか品揃えも何というか、えりすぐりのというか。
なんか久々にインターネットじゃなくて店で買い物するっていいなっていう。
スピーカー 2
あ、そうなんだ。確かに今どきAmazonですね、もうみんなね。
スピーカー 1
そうそうそう、そういう感じの。
それはない。
ここに来るということがすごく意味があるみたいなね。
スピーカー 2
セレクトショップ。
バンバンのオリジナルブランドもある?
スピーカー 1
いやオリジナルは基本的にセレクトショップという言い方が正しくわからないけど、まあ卸売だよね。
スピーカー 2
なるほどなるほど。ちょっと、なるほど松本市。ちょっと今度は都市の観光にちょっと選んでみようか。
スピーカー 1
あ、そうね。でもなんかね、バンバン限定カラーみたいなのを出してたよね。
スピーカー 2
へえ。
スピーカー 1
観光クールでね。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
すごい下揃えが良かったです。そんな僕もコアなキャンプギアファンじゃないんですけど、ライトファンなんですけれど、なんかこう、なんていうか物欲をそそるようなアイテムギアがすごい揃ってましたね。
スピーカー 2
ちょっと私もじゃあその話を聞いて、夏に向けてちょっとグランプを捨てて、またキャンパーの方に回帰していきましょうかね、私も。
スピーカー 1
いやほんとだよ。ほんとだよ。何のためにね、ピーカーになったんですかね。
スピーカー 2
ほんとだよね。高い金かけてスノーピーカーになったんだからさって感じだよな。
スピーカー 1
もしいらなくなったらちょっとね、卸してください。
スピーカー 2
いやいるいるいる。
スピーカー 1
家で買い取りますんで。
スピーカー 2
セッポーエンだけよく使ってる。セッポーエンって焼肉できるテーブルみたいな。あれだけ単品で使ったりは結構してるんだけど。
スピーカー 1
それはね、レイちゃんでも使える。
スピーカー 2
そうそうそう。
スピーカー 1
はい。ということで。
スピーカー 2
いいね。
スピーカー 1
オノンの楽しんだリアルタイムですね。
はい。
今こそネガティブケイパビリティ!
はいここから特集でございます。いいですね。今日なんかビリティが短かったね。
スピーカー 2
そうだね。ちょっと気合い入れていきましょうかって感じでね今日はね。久々の特集ですからね。
スピーカー 1
うまく仕立てるような感じでしたけどね。
はい。
ということはですね、今回のテーマは今こそネガティブケイパビリティということで、
今日がシリーズ5回目の収録でございますね。長くなってきましたね。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
ということで、今回のシリーズではネガティブケイパビリティという言葉について扱っていくわけですけど、
ネガティブケイパビリティとはですね、答えが出ないこと、あるいはどうしようもない事態に耐える能力。
これを指しますよということで、日本語に訳すと負の能力と呼べるようなこの概念を獲得すべく、
この本を読んでいきますよということでございます。
この本とか言っちゃいましたけど、何を読んでいるのかという話ですけれども、
今僕が読んでいるのは作家であり、精神科のドクターでもある濱木邦生さんですね。
この方の書いたネガティブケイパビリティ、答えのない事態に耐える力。
さっき言ったことそのまんまですね。
これが2017年に書かれております。
この本を読みながらね、僕が考えたことをちょっとシェアしていこうじゃないかと。
そんな特集になっているということでございます。
スピーカー 2
はい、ということですがこれまでどうでしたネガティブケイパビリティ。
ネガティブケイパビリティという、カタラジオの方針と合致しているところが結構多かったから、
割とこの概念って俺らにすっと馴染んできた概念だったなというのは思ったことかな。
スピーカー 1
そうだよね、確かに確かに。
僕らどちらかというとゴールを決めずに始めようとか、とりあえずやってみたとかね、
そういう形でえっちらおっちらやってきたという経緯があります。
スピーカー 2
常々答えが出ない状態に耐えながらやっているのが我々のこのポッドキャストだから、
確かに確かにと思いながら読み進めてまいってる感じがね。
スピーカー 1
読み進めてまいってると。
まいってますね。
なるほどね。
一方であれだよね、山上くんは前回前々回とかでも言ってたと思うけどさ、
これまでのプロセスが教育されてきた過程がポジティブケイパビリティ的だったと。
スピーカー 2
そうなのね、山上、そうそう、循環機内科山上はミスターポジティブケイパビリティで、
今もだって俺職場ではポジティブケイパをもうばらまきまくってるような存在だからさ、
そうそうそう、ここでバランス取っていかないと本当にもうこのまま自分が性の方に触れていきそうで怖いんだよね。
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 2
性に発散しちゃうというか。
そうそうそうそう。
スピーカー 1
性に発散しちゃう、確かにそうだね。
負の方に発散するとまたまずいことになる。
スピーカー 2
それでまずいから、ここでうまいこと振り子運動していきましょうということで。
スピーカー 1
いうことですね。
これちょっと前回までサクッと振り返ってみますと、最初の2回がですね、ネガティブケイパビリティという概念。
この概念を最初につかんだ人物、キーツという方がいらっしゃるんですけど、この人の人生について追ってきましたと。
この人とあとあれだね、この概念を再発掘したビヨンスさんという方もいらっしゃいましたけれども、
彼らの話を見ていくというのが最初の2章でしたと。
その後もう少しですね、医療の現場に向き合って、分かりたがる脳というまずはこのね、生理学的な構造的な話から始まり、
4章5章では医療の現場におけるネガティブケイパビリティについて見ていきました。
さっきの山上くんが医療の現場ではポジティブケイパだという話もありましたけど、
AAPという診断記録方法だったりとかね、あるいは週末期医療、それから彼ハーキーさんが運営しているクリニックにおける、
なんて言いますか、現場の地みたいなところをですね、ケーススタディ的に紹介するというような回が続きました。
続く前回が6章7章でしたね。
6章は脳の特性の中に希望する脳というふうにですね、ハーキーさんが呼んでいる能力があるということで、
こういった特徴を踏まえて、いわゆる伝統治療師と呼ばれている人たちがいらっしゃるんですけど、
彼らのアプローチがいかにネガティブケイパビリティ的なのかという話についてですね、紹介をしてもらうというのが6章でしたね。
続く7章では、想像行為とネガティブケイパビリティということで、これらの関係について被社の持論が展開されるということで、
いわゆるね芸術クリエイティブな行為においては、中ずりに耐えるような能力が必要だという話もある一方で、
彼らのですね、生活習慣だったりとか見てみると依存ともすごく近い関係にあるよねみたいな、
そういう話が語られたのかなというところで、7章をザッと見てきました。
こうやって振り返ってみると、この本の幅の広さというか、すごいスコープで捉えてるよね。
スピーカー 2
母利き先生という先生がすごいよね。
作家であり記者であるということで、何足もわらず履いてるから、この人は結構広く深い人なんだなっていう。
スピーカー 1
そうだよね。書く本で一冊ずつ書いてください。書く章で一冊ずつ書いたらっていうぐらいテーマ。
スピーカー 2
そうそうそう。前のさ、運の本があったじゃない。
作家の人、あの人もさ、結構記者だったから幅広かったじゃない。いろんなところに知見があってっていうのが記憶してるけど、
この先生もすごい幅広いなっていうのを終盤になって思ってくるよね。
スピーカー 1
そうなんですよね。という中で今回読むのが8章、それから第9章ということで、
スピーカー 1
8章はですね、シェイクスピアと紫色ということですね。
シェイクスピアは実はキーツがネガティブケイパビリティというものを発掘した、まさにその出典ともなるべき人物なわけですけれども、
このシェイクスピアと紫色という2人の文学上の人物について語っていくのが8章というところですね。
続く9章では、教育とネガティブケイパビリティということで、さっき山上くんの話もあったけれども、
近代、現代の教育っていうのは非常にポジティブケイパによってんじゃないかというところから、
その中におけるネガティブケイパビリティの役割みたいなところを見ていくという2章について今回は扱いますというところでございます。
ちょっとどんなふうに入っていこうかなと思ったんですが、まずどうですか?この2章を読んでみての深井さんというか。
スピーカー 2
ちょっと8章があまりにも作品紹介すぎてあんまり突っ込みどころがないなって俺個人的には思っちゃって。
スピーカー 1
そうなのよ。
スピーカー 2
そう、前半がもうシェイクスピア作品の紹介で、後半なんてもうなんかあれじゃん、原罪物語のあらすじ紹介じゃん。
スピーカー 1
そうなんですよ。これね、ここに来てこの本すげえつまんなくなったって思ったっていうのがまず最初のファーストインペーションなんだよね。
スピーカー 2
だからあんまり8章はそんなに研ぎ上げなくてもなくて、9が結構やっぱ教育っていうのはやっぱこうね我々もこう教育されてきた人間だから、9メインでいいんじゃないかなって今日ちょっと思ったりしてますが。
スピーカー 1
おっしゃる通りですね。そうなんですよね。ちなみに8章をサクッと触れると、そもそも今回の話の出典でもあるキイチさん、詩人のキイチさんがね、ネガティブケーパビリティという言葉を最初にこう使ったんだと言われてますけど、
このキイチさえシェイクスピアの何がすごかったのかを触れてないんだっていうところから始まるんだよね。だからもうそれ言われたらもう元々の根本もないやんけって話になる。
スピーカー 2
そうなんだよね。言わんや俺たちにわかるわけがないって話になる。
スピーカー 1
そうそうそう。かつそこから始まるのは、実はハワキギさんのシェイクスピア解釈みたいな話なんで、さらにね、文学者でもないハワキギさんがシェイクスピアをどう読むかということについては、
スピーカー 2
ありがたい説明ではあるんですが、今の我々にとっては少し距離感があるなというのは正直なところで。
我々もシェイクスピアそのうち読んでみましょうって気持ちにはなれたかもしれない。
スピーカー 1
まあそうだね。ここであえて一言言えるとすれば、この筆者の理解では、世界の相対あるいは人間のあり方をそのまま捉えようとしてるのがシェイクスピアだよっていう話だよね。
であるからこそ、最後までシェイクスピアの作品を読むと、自分自身のものの見方とか考え方が狭かったんだって気づかされるよ、その体験がシェイクスピアの読書体験なんですよっていう紹介をして、その上で紫式部もそれに劣らずすげーっすよっていう説明をひたすらひたすら演読しながらやってると。
スピーカー 2
そうそうそう。すごいよこれ。原始物語って何章かあるわけじゃん。紫の上とか夢の浮き端とか色々あるわけ。
一章一章全部解説してってんだよねこれ。
スピーカー 1
これね、単純に葉履喜さんが紫式部ファンだって話なんだよ。
スピーカー 2
そういうことだよね。たぶんそういうことなんだよね。
スピーカー 1
これね、よくよく読んでみると、葉履喜っていうのも実は原始物語が出典なんだよね。
スピーカー 2
そう、葉履喜って章があるんだよな。
スピーカー 1
そうそうそう。だからちょっとこうなんていうかね、原始物語ないしは紫式部に対する思いもひとしようと言いますか。
ちょっとそのあたりは割り引いて読まないとわかんなっていう感じがするよね。
スピーカー 2
そうだね。自分のペンネームの由来になった作品だから厚く語ればなっていう感じの気持ちで、ちょっと優しい目で読んであげるというか。
スピーカー 1
一方でそこにあんまり関心のない読者はちょっと置いていかれると言いますか。
そういうことです。
そういう感じではあるんですが、ちょっと一個だけで言及したら面白いかなと思ったのは、なんで原始物語ってすごかったのかみたいな話をさ、具体をピックアップしながらいっぱい語ってくれるんだけど、
単的に要約されている部分があったなというところでいくと、僕もそんな文学詳しくない。特に日本の近代じゃなくて、近代以前の文学なんて全然知らないんだけど、
歴史的には原始物語が出た時代って、いわゆる男性目線でかつ血の通ってない歴史書ばっかりだったと。この時代に生身の人間を描くっていう志を持って、人の生活あるいは人の心の動かし方とかを描ききってもらった景色部すげえよって話が一つと。
その上にその歴史、愛対するものは歴史書なわけじゃん。ファクトが書かれた歴史書だったということなんだけど、ここに名前を残すことがなかったんだよね、当時の女性たちは。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
そういった人たちに対しての数形の念があったと。だからこそ名を残すこともなかった一人一人の女性の細かな書作を天然に描き入れることができた。そこに執念があったんじゃないかみたいなことを考察してて、
スピーカー 1
この捉え方はおもろいなと。その一個先に結構おもろいことが書いてあって、これなんかちょっと一般的な源氏物語解釈がどうなってるのかってことを知らないので僕勝手に驚いてるだけかもしれないですけど、この筆者の解釈はね、光源氏の物語だから源氏物語なんだけど、そうじゃなくて、光源氏は魅力的で多様な女性たちを引き立てるための黒子だったんじゃないか。
スピーカー 2
これ面白かったよね。
スピーカー 1
人工じゃない説を書いてて、これはなんか面白いなって思ったね。普通に素直に。
スピーカー 2
結局全部読んでも光源氏がどんな人物かっていうのは分からないっていうふうに書いてあるよね。
スピーカー 1
その上でじゃあなんで光源氏っていう黒子が登場したのかっていうと、むしろ逆説的に周囲にいた女性たちを引き立てるための役割を持ってたっていう、そういう言い方をしてて。これは歴史的な意義も含めて面白いなって思いましたね。
スピーカー 2
なんかこのネガティブ・ケイパビリティって言葉を使うと、光源氏っていう存在自体がネガティブ・ケイパビリティだっていうふうに書いてあって、結局光源氏がこの宙吊りに耐える力がない主人公だったら、このただの女あさりの本になってますかっていうふうに記載してある。
スピーカー 1
そうなんだよね。
スピーカー 2
この葉劇先生の解釈では。
スピーカー 1
そうなんだよね。そのあたりは少し面白いかなっていうところだよね。だからなんだって言われると何でもないんだよね。っていうところが面白いところだし、こういう葉劇先生があること自体がネガティブ・ケイパビリティなんだと言われればそれまでだと。
スピーカー 2
ちょっと光源氏とか、ちょっと源氏紫読んでみたくなったし、なんだか今タイガドラマでやってる光君をちょっと見てみようかなって気持ちになれましたっていう感じ。
確かに。
もう割と進んじゃってるけど、多分もう4月5月だし。
スピーカー 1
はいはいはい。そのところですかね。というところでございました。そういう意味ではタイムリーなのか。
確かにね。
そうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそう
ちょっと内容を簡単に引っ張りながら思ったことを入れるといいかなというところですが
何と言いますか、より後半に行くに従ってエッセイっぽくなっているなという感覚はあるんですよ個人的には
スピーカー 2
確かに三分的だよねちょっとね
スピーカー 1
そうだからなんか一つのテーマについて多面的にという感じというよりは
何て言うんですかねいくつかのテーマが散りばめられているという感覚を持ったよというのが正直なところなんだけど
一貫して彼がこの教育に対して思っているスタンスというのは現代の教育というのは
ポジティブケーパービュリティに偏っているということです
そうそう
いわゆる現代の教育というのは分かっている
要は今ある知識を伝授するようになっているけどそうじゃないと
今やっていることというのは問題の設定かそれに対する回答を用意すると
それをいかに迅速にできるかとこれに尽きるということなんだよね
そこに対して面白い言い方で早く早くというキーワードが出てくるんですけど
例えば家庭で子供に対して早く早く早くしなよと
これを言わない人はないでしょということを言うんだけど
同じことを高齢者に言ったとしたらそれはすなわち早くしねということになるのだと
比較的極論をおっしゃるわけです
スピーカー 2
確かに90歳のおじいちゃんおばあちゃんに早くって言って転んじゃうと死んじゃうからねってそういうことだよね
スピーカー 1
そういうことですね
というか要は早くした先に何があるのかって話だよね
もうちょっと引っ張るとね
その時に彼は問題解決を軸足に置くということがどうなのかという問題提起を彼の中にするよというのがこのショーの前半の話題なわけですよね
このあたりはどうですか山上くんにどう移ったのかというところが気になる
スピーカー 2
これ問題解決があまりに強調されると問題そのものを変異化してしまうという記載があったけど
これミンティーと昔こう議論したことがちょっと頭に残ってて
同じ高校我々勉強してるわけで数学っていう科目に対する解釈に関して
ミンティーは数学の問題一つに関していろんな解法を考えてたって話をしてたじゃない
この解法1解法2解法3考えてこう考えればこう考えろっていう風に考えてたって言ってたけど
俺はどうしてたかというといかにして自分の知ってる方に落とし込むかっていう
自分の方に手繰り寄せるような数学をしてたからさ
そこが全然やっぱりもうすでにポジティブケイパビリティで突き進んでたんだなってことをちょっと思い出してた
スピーカー 1
それ面白いねその時の話を思い返すと解法いろいろっていう話どこまで突き詰めてたかわかんないけど
いかに公式を知らずに解くかみたいなことに快感を覚えてたっていうのはすごいあったかもしれないね
スピーカー 2
自分でゼロから解けたみたいな
それってでも多分結構問題を難しくしてるといえば難しくしてるじゃない
なんか公式してればポッといける
俺はだからこの問題そのものを平儀化してしまってたってまさにそういうことをしてた
スピーカー 1
ああなるほどね
スピーカー 2
だから自分だなと思った
あと最近俺の友達の看護師さんで前いた循環器の病院から総合病院に職場が変わった友達がいて
総合病院だからいろんな科見なきゃいけないんだけど
俺が前いた循環器は単科病院でいて循環器ないから心臓だけ見てればよかったんだけど
心臓だけ見てりゃいいって言ってたら語弊があるけど心臓をメインで見てればよかったんだけど
総合病院の集中治療室に行くと例えば整形外科の骨折だったりとか
感染症の排血症ってばい菌が血液に入りましたとか
あとお腹から出血しましたとかもう重症患者が全部ICUに入ってくると
どうしたらいいって相談を受けて
そんなの俺見たことないんだけどどうしたらいいって相談を受けて
俺は結局その時にしたアドバイスがすごくポジティブ・ケイパブリティーなアドバイスで
結局整形外科の骨折でも感染症でもお腹から出血した病気でも超重症化して
心肺停止にもう心臓止まるかどうかぐらいの状態になったらやることは一緒だから
もう自分の知ってる方に落とし込めっていうアドバイスをしたのよ
スピーカー 1
なるほど
スピーカー 2
そう循環器ないかの看護師だったり医者ができることって結局血圧上げたり
その命を救うことだからもうそこに落とし込めみたいなことを言って
やっぱ俺医療現場ではすごいポジティブ・ケイパブリティーな考え方してんだなっていうのを
友人にアドバイスするっていうシーンで思い出してた
スピーカー 1
それは極めて合理的なアドバイスだよね
要は最悪の場合を回避するためにはこれをやらなきゃいけない
あるいはこれをやらなきゃいけないとかそういうことが明確にあるわけだし
スピーカー 2
それこそ震災の時にも少し話題になりましたけど取り味あるよね
スピーカー 1
要は重症患者だったりとかその要は程度をさロジカルにあるでしょアルゴリズミックに決めていくっていう
そうそうそう
スピーカー 2
じゃないですかあれって
そうそう水を抹雪を無視して本当にもうやべえ時に
ちゃんと適切な対応ができるようになるのが重要じゃないかなっていう
スピーカー 1
そうだよねだからいわゆる緊急性が高く求められる現場では
物事をなるべくシンプルに考えて問題を分かりやすいブロックに分けて
まずはどういう順序で対応するかってことを決めていくみたいな話だと思う
それはその状況においては極めて合理的な判断だし
あり方だよなあっていうのはすごく思うよね
それがなんかだから全ての問題がそうかって言うとそうじゃないだろうっていうことなんだと思うんだよね
スピーカー 2
そうなんだよね
俺がゆうずにしたアドバイスも多分本当は多分その重症化する前に
この病気がこのお腹がこうだからって考えてアセスメント
いわゆるS.O.A.P.のAのところアセスメントですっかり書いてプランを立てて
それでもダメなら崩れていった時に初めて循環器の蘇生とかの出番なんだけど
もう俺も割ともうなんていうかどっちかというとこう
あのやべえ時にこう動くっていうような頭になっちゃってるから
スピーカー 1
なるほどなるほど
スピーカー 2
そうそうそこは自分もアドバイスしながら
ああこれは確かに間違ってはないけど完全に正解でもないなって
自分の中でもちょっとモヤっとした部分があってさ
スピーカー 1
ああなるほどねこれなんかその僕企画者という立場に今参加してるので
今日の企画の世界でも言えそうだなと思いながらここは読んでて
どちらかというと解きやすい問題に目を向けるようになってしまうっていうところが問題であるっていう言い方については
僕はすごく共感するというか確かにそうだなと思うと
でさっきのアセスメントの話もそうだと思うんだけど
問題設定をした土俵が間違ってる可能性はありゃしないかってことをさ
深井さんここで言ってたの覚えてる? 言ってる言ってる
ここが結構肝だなと思っていて
例えばさ患者で言うと主祖が何々みたいな話があると思うんだけど
それはなんか極めて自然言語的にというかさ
人間が語る言葉で語られるじゃん
これを何とかしたいんだよねみたいなこと多分言うと思うんだけど
これを何とかするためにはこうするのがいいですよねみたいなさ
一対一対応の回答を出していくと
実はこの最初にこれを何とかしたいって言ったこと自体が間違ってる
スピーカー 2
もしくは認識そごってるみたいな あり得るあり得る全然あり得る
スピーカー 1
ということがあるじゃないですか
だからこれをより本質的な問題解決するために
これが違うこれが何とかしたいなって言ってるけど
いや本当の問題はこれじゃないですよっていうことを
なんか言う必要があるっていう場面は結構企画をやってるとあるなと思って
スピーカー 2
なるほどねなるほどね
スピーカー 1
そうそうそうだから例えばさ具体的に言うとさ
こういう用途こういう機能の施設を作りたいんですみたいなことをさ
そのクライアントさんが例えば言ったとするじゃない
その時にさ僕らが本当に考えなければいけない
誠実な態度として考えなければいけないことって
本当にそれ必要ですか何で必要なんですかみたいなことを
やっぱ問わないといけないみたいなさ場面やっぱあると思う
スピーカー 2
はいはいはい
スピーカー 1
でそれをなんかこう
なるほどね
よくよく聞いていった結果なんか人が集まってほしいんだとかさ
なんかさ他のエリアからこのエリアにこうなんか人をどんどん呼びたいんだとかさ
いろんなことがあるわけですよその背後にはね
それを突き詰めて聞いていくとその目的の実現のためには
スピーカー 2
この施設を作ることは最適ではないみたいな可能性がよくよくある
なるほど冬ぐらいに具体でミントにそういう相談を一回させてもらったことがあるじゃない
スピーカー 1
はいはいはいあるね
スピーカー 2
だからすごいなんか腑に落ちるというかなるほどって感じ
スピーカー 1
そうだけど結構よくあるのはその問題の分解とか
課題設定みたいなところはもうすでに処理済みですと
決められたことなんですってなってからやってくるケースって結構多いんですよ
世の中って
スピーカー 2
それはどうするのそれはもう諦める
スピーカー 1
これがもう永遠の課題だなと僕は思ってた
それってすごくポジティブケーブリティ的な問題設定だと思うんだよね
こういうふうに考えたらこういうふうに問題って整理できるでしょってなるんだけど
そもそもいい解決するときって問題設定めちゃくちゃ上手だったりするんだよね
そもそも解けない問題を解こうとしてないかみたいな話も
それはちょっとポジティブケーブリティ的な側面もあるかもしれないけど
そもそも解けない問題じゃなくて解けるように問題設定していくみたいな話も当然あるし
結構そこのあたりがハーキリさんは問題解決のために
いろいろ本質がそれらのおかしいみたいなことを言ってるけど
どちらかというと企画の分面でいくと本質的な問題解決をするために解きやすい問題に目を向けない方がいいんだっていう
なんかそういうなんかしさはあるなぁと思い込んでましたね
ハーキリさんとちょっとずれるのは問題解決を軸足に置くか置かないかに関わらず
そのアプローチするよって僕は思ってるっていうのが結構ハーキリさんとの立ち位置の違いだなと思いました
彼らがそもそも問題解決しようとしてること自体が課題だって言うんだけど別に僕そんなことないかなって思っちゃった
スピーカー 2
まあ確かに問題解決はすれば確かにいいよな確かに
スピーカー 1
だから解きやすい問題よっていうのはまあちょっとかなっていうのは私のおっしゃる通りだな
スピーカー 2
そっか解きやすい問題というかだからもうミンティーの前には解きやすい問題しか現れてこなくて
もう解きにくい問題やもうすでに不可逆になっちゃってるって状態のことがあるってことだよね
すごいわかりやすくまとめてくれたけどそうだねその通り
スピーカー 1
そういう時はどうするかっていうと待つんだよねネガティブケイパビリティじゃないですけど
スピーカー 2
だからそのクライアント側が気づくのを待つってこと目薬
スピーカー 1
それも気づくのを待つこともあるし担当の人が変わることもあるしあるいは気が熟すのを待つそれが課題だっていうのを待つみたいなところもあるだろうし
スピーカー 2
目薬だね
スピーカー 1
そうそう僕らだけでは用のないことってたくさんあるねみたいなそういうことはあるかもしれないですね
スピーカー 2
それはちなみに待つときってさクライアントの方に言うのはこれはもうちょっと気が熟すの待ちましょうみたいなこう提案することもある
スピーカー 1
結局さっきの患者のメタファーがわかりやすいと思うけどさその患者をほっといたら死ぬじゃんね
だからとりあえず血圧を下げるっていうような処置はするよね
スピーカー 2
まあなんかとりあえず目の前の問題を解決
スピーカー 1
そうやってって言われてることはやりますけどこれは本質的な解決ではないですよ
スピーカー 2
なるほどね
スピーカー 1
なるほどね
やっぱりやっていくんだろうなとは思うね
一緒の目が
そういうふうに僕は捉えて仕事をしているけどもちょっとねみんながどう思ってるかわかんないけどさそんな感じじゃないかな
スピーカー 2
なんか聞いてると俺とミンティは同じようなものをさ
このアンジャッシュのコントみたいに同じようなものを対象にしているようで
ポジティブ系とネガティブ系の全然逆のサイドからアップロードしているっていうのが面白いよね
スピーカー 1
だからそれは結局問題の緊急度によってさポジティブよりになるのかネガティブよりになるのか
なるほど
でもあると思うんだよね
スピーカー 2
そっかそっかそっかたしかに
スピーカー 1
そうだからどちらかというと例えば僕今その行政だったりとか大きないわゆる縦割りの組織の中で起きている事業を取り扱うこともすごく多いんですけど
その時に課題になるのはポジティブケーパビリティーでさえないみたいなケースもあって
スピーカー 2
どういうこと
スピーカー 1
その問題に対するそのなんか向き合い方が必ずしも合理的ではないケースっても当然あるんですよ
スピーカー 2
ああそうなんね
スピーカー 1
そうそう例えばAというものを作ろうと思った時に既存のセクションではこのAというものは例えばセクション1で扱っている話題だと
このAというものの中に複数の機能を持たせようとした時に
セクション2についての話題とセクション3についての話題はそれぞれ個別にしか話し合われないみたいなケースって結構よくあったりする
スピーカー 2
ああそうなんだ
スピーカー 1
これは組織の機能上の問題としてあったりするからそういう状態になっているときに本当の問題をさ
スピーカー 2
一個別のレイヤーで解こうと思ってもやっぱり解けないみたいなケースってよくあると思う
スピーカー 1
そうだそういうのを解決するっていうのは多分今僕が扱ってる話題の中では一番難易度が高いなと思うし
そういう話題がすごく増えてきてるなっていう感じはある
スピーカー 2
ポジ系をできないわけでもそもそも横にスライドしないといけないからポジ系のメスが入っていかないってこと
スピーカー 1
そうそうそう
スピーカー 2
広い視点で見ないと
スピーカー 1
そうなんだよそうなんだよだからそうなってくるとこれはもう結構直近の仕事の悩みみたいになりますけど
スピーカー 2
でもね
スピーカー 1
だからこれいかにそれをさなんというかかといってさ状況に過適応しすぎるとさ
これもダービーの話じゃないけど過適応しすぎるとさなんというか振る舞いが政治的になっていくじゃない
スピーカー 2
ああなるほどね
スピーカー 1
バイネームでここにいる人がここだからこうみたいな話になっていくとこれはこれでまた問題の解き方としてはつまらんと思うんだよね
つまり悪いポジティブケーパービリティーに陥るパターンだと思うんですよ
ポストをバイネームで考え始めるとかねそうなるとこれは問題解決の方法としてはやっぱり美しくないと思ってしまうよね
だからそうじゃなくて本質的な問題解決なのにはどうしたらいいかみたいななんかそういうなんといいますか
スピーカー 2
それを考えるのはでもネガティブケーパービリティーだよね
スピーカー 1
そうそうそうだからそのなんかそれを考えている様はもしかするとその紫色部がその光源氏の周りにたぶらかしている男たちの様子を描ききっている様と似てるかもしれない
こういう動きがあるけれどもねみたいな
スピーカー 2
会社における光源氏になってるわけね
スピーカー 1
そうね僕が光源氏になったわけでは断じてないと思うんですけど
スピーカー 2
意味が変わってくるからそれはね
スピーカー 1
はい
なるほど
みたいなことはあるかな
ちょっとこのセクションはだからねそういう顔蓄に富んだ部分があるというかそれぞれの文脈あるいは土俵の中で持ち帰れるお土産があるようなところがあったよね
そうだねそうだね
この後に書かれているところについてはおやおやっていう気がしたんですけどちょっと続けていいですか?
スピーカー 2
もちろん
スピーカー 1
この後にハワキギさんが紹介してる武士が間石を吸読みするっていう話についてはよくわからなかったんですけど
スピーカー 2
教育の話
これはでもどうだろうこのエピソード自体は俺は結構共感することがあって
この話ってあれだよねこの武士が意味もわからず雷天とか打ってある漢文を
雷天とかね
打ってる漢文を意味もわからず吸読みしてその音読しまくることが教育にいいみたいな
何かわからずとりあえず読んでることがその漢詩のリズムとか掴むのに重要だみたいな将来的に何か役に立つみたいな話だよね
これって俺結構これはなんかポジケよりの考えな気もするけど俺実は娘が今家の近くに苦悶敷があってさ
家の向かいに苦悶があってさ苦悶の教材をもらってるんだけど苦悶の教材って2歳の子にする苦悶の教材ってどんなのかというと
俳句を読み聞かせたりで真似させたりとか四字熟語を読ませて真似させたりとか
あと滑稽を見せてカタールとかアヌギカとか滑稽を見せて読ませたりとかそういうのやるんだけど
確かに意味も彼女がさ2歳の子供が俳句の意味をわかってるわけもないけど
なんちゃらかんちゃら何に蹴りとか何に蹴りとかリズムを掴んでくるなんとなく
575のリズム感を掴んできたりするから
これはこのなんか日本人特有の感覚みたいなのを養うっていうのは何かいずれどこかで役に立つんじゃないかなとか
そういう意味なんじゃないか
これネガティブ経過なんだかただの早期教育といえば早期教育なんだけど
ネガティブ経過かどうかわかんないけどここで書いてあるのは確かになるほどとは思う
スピーカー 1
なるほどねこれはちょっとなんか語りがいがありそうなテーマかもしれないですね
ここに書かれてる面白いと思ったテーゼというか
樋口さんの主張は教育はもっと未知のものへの威風を伴うものであればいいという命題があって
これはなんとなくわかる気もする
そうわかるわかる
言いたいことはわかんなくなくてその後に書かれてることって
要は教える側は手取り足取り教えるなとゆっくり構えるみたいな話だった
学ぶ側っていうのは教える側が想像してないことを受け取る可能性があるから
そのあたりを委ねるのがいいんだとか問題設定のない中で学ぶことが重要だとかそういうことを言っていて
なんかその全体として相対として言わんとしていることはわかるっていう気にはなったんだが
一方でその例がこの間跡を読むみたいな教育的な例の中で説明していいのかっていうのがやっぱり僕の中での引っかかりポイントで
スピーカー 2
確かにね
スピーカー 1
例えば森の中に子供を連れてって放っておきましょうみたいなさ
そういう話だったらなんかわかる気がするのよ
でもさ何もさ教えようと意図している存在が全くない中で
その中から何かを読み取るみたいな例だったらなんとなく僕はスッて受け止められた気がするけど
間跡を素読みするってマジかみたいな
スピーカー 2
急と半端にポーズ系に寄っちゃってるよね
でも逆にこれは逆にねこれはもう言葉の森の中に迷い込むっていう風に考えたらどうだろうみたいな
森の中に子供を放つんだけども
言葉の森の中に子供を投げ込むっていう意味ではネガティブケイパブリティなんじゃないかっていう
まあでもそこの言葉の森の中に親の教育したいっていう意図が見え隠れしちゃった場合
それはもうネガ系じゃなくなっちゃうよなっていうのも同時に思うところではあるね
スピーカー 1
いわゆる早期教育みたいな話でもさ
なんて言うんですかいわゆる暗記者をさやらせるよとかさ
フラッシュ暗算みたいな世界とかさ
なんかあるじゃないその宇野沖さんとか
これがなんかどれくらい意味があるのかって結構僕個人的には怪異的で
僕もそれを受けた経験があるんですよ
幼い頃にね受けた経験があるけど
スピーカー 2
それがなんかどう生きてるのか全くわかんないなって思ってて
スピーカー 1
自分がネガティブキャパビリティ寄りだから生きてるかもしれないけど
ここの相関本当にあるかみたいなことは僕はすごい怪異的で思っていますね
スピーカー 2
実は俺はそこはね実は逆とは言わんけど
意外とやっぱこう早めにこういう学問みたいのに触れといた方が将来的になんていうか
結局これ後で出てくるから後で言おうかと思ってたんだけど
0から5歳まで幼児教育をすっかりやって後は放置するのが将来的に成功する子供を育て方だっていう風に
スピーカー 1
言ってた言ってた
俺これは正しい気がするこれ正しいと思ってる個人的には
スピーカー 2
俺もこれは共感するのよ
俺もこれは共感するのよ
スピーカー 1
これ共感する分かる分かるそれ分かる
これ分かるけどそのなんかその何なんていうの社教みたいなやつが意味あるとは全く思わない
スピーカー 2
0から5歳までの教育の方法に関してちょっとそこがあるってことね
スピーカー 1
そこで何するかはいや0から5歳だから早期教育的なのがめちゃくちゃ重要だってのは俺はその通りだと思ってて
めっちゃ大事なんだけどそれはなんかその意味分からんもんを無駄に浴びるみたいな話ではないんじゃないかって
思うよっていう
スピーカー 2
なるほどね
スピーカー 1
私の立ち位置ですがごめんなさいこれはこの本を読むっていうね回なので
スピーカー 2
これはでも面白いよね
スピーカー 1
面白い面白いでちなみにこのそのなんていうかあの謎の
何すんの間石の応報を受けるみたいなそういう学び方を教養というのだみたいなすげー雑な整理で結局この話は終わるんだけど
スピーカー 2
これはさでもあのまさにこのハーキューニ先生にすごい失礼な言い方かもしれないけど教養の教養だよね教養を教養してない
スピーカー 1
シールの方のね
スピーカー 2
強く要求する教養教養の教養じゃんっていう風にこれ思ったりもしちゃうけど
スピーカー 1
だからわからんけどさこれまでさ僕らがさ読んできた本のさ話から考えるとさもっと性能を鍛えるやみたいな話とかあるよね
スピーカー 2
そうだねそうだね
スピーカー 1
これすごくさ作能的な作能的な教育の話をしてる気がしてこれは僕個人的にはこのハーキューニの抗体だと思うんですけど
スピーカー 2
ハーキューニの抗体
スピーカー 1
これとか発祥にきて彼の考え方はだいぶ抗体したなっていう
スピーカー 2
抗体というかこの人もやっぱさ一応医者なわけじゃん医学部出てたら多分そういう教育を受けたわけだから
多分この人の中のどこかにあるポジティがちょっとこの発祥で発露しちゃったんじゃないかなって
スピーカー 1
発露してるめちゃくちゃ発露してるよだってポジ系だよこれはマジで
スピーカー 2
ポジ系だねポジ系だね
スピーカー 1
だからそのこの何て言うんですか間隙を強みすることによって得られるその人生の豊かさみたいな話には一切触れてないわけじゃないですかこの人
そうだね
スピーカー 2
どうミッキーさんは日本の教育に関してやっぱこううがった目で見てる側ですか
スピーカー 1
いやなんかね僕最近一周回ってすげえよく考えられてるなって思いました
本当に?
例えばだけど自分の家の子供がひらがなに興味を持ちますよとか算数に興味を持ちますよみたいなタイミングって
結構やっぱり今の教育プログラムの中で置かれている順序にある程度のっとってるなって思うんです
スピーカー 2
はいはいはい
スピーカー 1
むしろここまでよく教育のカリキュラムを鍛え上げたなって僕はむしろ感心してしまったっていう
スピーカー 2
そうなんだ
スピーカー 1
ただスピードを人それぞれだよねっていうのは多分その通りだなって思うし
それだけ受け取っていればいいかというと全然そんなことはないなっていうのは一方で思うところだから
なんかそこは選択の余地があってもいいよねっていう結構そういう感覚があって
スピーカー 2
はいはいはい
スピーカー 1
そういうことを思いましたねまずはね
スピーカー 2
なるほどね
スピーカー 1
その時に例えばだけどなんていうか算数でもいいし物書くでもいいしなんでもいいんだけど
そういうのインストールしていくわけじゃん
例えば養殖期を終えた子供たちがそれをちゃんとロジカルにインプットしていくことになると思うんだけどさ
その手前でなんかどういうOSみたいなのが入っている必要があるのかみたいな話は確かにすげえ重要だなと思う
スピーカー 2
その0から5歳の教育って書かれているところ
スピーカー 1
結局教育プログラム自体が悪い悪いって言うけどなんか実はそうじゃない可能性もあるんじゃないかと思って
これはさ小学校の時のこととか思い出してみるとさ
例えばさ小数なんだっけ演習率が3.14じゃなくて3になった時期なんだよね僕らって
スピーカー 2
ああなるほどね
スピーカー 1
でも例えばそういうことってさなんで3なの?
3だとしたらそれってさ円じゃなくねみたいな話に置き換えることができるわけじゃん
そうそうそう
みたいなさ今与えられているものをさ別にね全部生徒として受け取らなくてもいいみたいなさことが多分あると思ってて
そういう思考の前提となるOSみたいなものをむしろ持って臨めば別にどんな教育を受けようがいいというかさ
そういう感覚にすごいなったんだよね
スピーカー 2
それが仮に関心の社長であったとしたらそれはそれで正解っちゃ正解なんじゃないかっていう話なんじゃない
スピーカー 1
いやそうそうそれはわかるよでもそれは俺決して社長ではないと思う
スピーカー 2
まあまあ確かにねそれはまあまあ確かにね
言う通りいろんなとこ連れて行ったりとかさそういう経験の方が俺もそこから引き出せるものは大きいかなとはもちろん思うけど
関心の社長はまあ確かにねなんでかなって
スピーカー 1
社長じゃないですけどね
スピーカー 2
社長じゃない
スピーカー 1
音読だけどね
スピーカー 2
でもなんかある程度この幼い時に学問ってものに触れておくってことも結構大事かなと思ってて
結局ハーキリ先生はこのネガティブケイパブリティを大事にしようとで勉強できなくても目の前のことが解決できなくても
それは大丈夫だよってことを教えてあげることがその学生とか教育において重要だっていう風に言ってるじゃん
でもそれ大丈夫だよって思うためにはある程度自分がその学問に関して関心がないとさ
注視すらできないじゃん完全に学問ってところで目を背けてしまったらさ
もう二度と戻ってこないからネガティブケイパブリティどころじゃなくちゃうじゃない
スピーカー 1
そうなんだよねそりゃ分かる分かる
例えばすごいめちゃくちゃ具体的な事例だけどさ
スピーカー 1
それってじゃあさ無理して学問を浴びるみたいなことから起きるのかって言ったら別にそういうことでもないんじゃないかなっていうのが
僕の個人的な見解としてあって
例えばさ直近で言うとさうちの子供今5歳で今ベイブレードめちゃくちゃ流行ってんすよ
なんかねベイブレードあるじゃないですか
スピーカー 2
すごいねだって俺が小学生の時は流行ってたよベイブレードって
スピーカー 1
そうそうそう
スピーカー 2
ドラグーンとか
スピーカー 1
それが今ドラグーンとかドランソードってのがあるんですけど
そんなんはどうでもよくてあちなみにフェニックスウィングっていうのはめちゃくちゃやばい強いやつがあって
それがちなみに売り切れてるっていう事実が発生してるんですけどそんなことはどうでもよくて
遊んでるわけですよベイブレードで遊ぶって別にただのねガングで遊んでるだけじゃんっていう風に見ることもできると思うんだけど
例えばさ一緒にバトルしようよとかって言って誘われるわけですよ
この時に例えばさどうしても勝てないと子供がいる時代だよね
その時になんでさ同じように回してて似たようなスピードで回してるのに勝つやつと負けるやつがいるんだろうねとかって聞いたわけよ
早めに早く回り始めたやつはスタミナがどんどん先に減ってって遅く回り始めたやつはスタミナがあるから最後まで勝てるんだとか
なんかそんなこと言ってでも同じタイミングほとんど一緒でもさどっちか負けたり勝ったりするじゃんみたいな話をしたら
そうだねとかそういう風に聞かれたら研究してみたくなっちゃうよとかって言ってたんだよ
スピーカー 2
すごいすごいすごいまさにそれはネガティブ系パブリティ
スピーカー 1
そうそうそうでそういうことをなんか言うようになったらなんかもう結構個人的に安心だなと思ったわけ
スピーカー 2
そうだねすごいねすごいね
0から5歳に必要なそのOSをインストールされたってことだよね多分ね
スピーカー 1
そうでこれがじゃあ例えば社協によって獲得したものなのかと多分そうじゃないし
もちろんなんかそのさ数とか数という概念についての興味とか
そういう大きな括りあるいは言葉という概念についてどう思うかとか
あとなんかその物理現象科学現象についてのなんかこう感じ取れる感覚とかはさなんとなくさテーマとしてあるじゃん
なんか必要なもの何かがテーマとしてあるなって僕らもわかるじゃんなんとなく括りで
そういうものに対してなんかこう得られる感性というかなんかそこはなんかこうタッチする余地があるし
そこに対する態度とかもなんかこう関与できる余地がある気がしたけど
なんかそのさっき言ってたみたいな方法論がそれをなんかこう培うためのレボアリになるのかっていうと
必ずしもそうではないのではないかみたいな
スピーカー 2
そうだよそうだ
スピーカー 1
そういう気が僕は薄々したんだよなっていう
スピーカー 2
いやわかるわかる
スピーカー 1
完全にもうこれ自論だけどね
スピーカー 2
でも俺そのフェニックスウィングの話で思い出したけど
俺が自分が子供の時どんな子供だったかってことを今思い出して
昔から言葉に日本語に対する興味が尽きない人間で
例えば今のフェニックスウィングだったらあれフェニックスウィングってなんだって
あこれ不死鳥の羽って意味なんだへえみたいな
別にそれは勉強しようじゃなくてなんとなく調べたりとか
例えばポケモンとかよくやってたけど4,5歳で
ハイドロポンプってなんだハイドロ
水素なんだ水素ってなんだ水素ってこんなちっちゃいものが世界を構成してるのかって
これ水になるのかみたいなそういうことを
なんとなく別に勉強しようじゃなくて
普通に自分の遊んでるゲームを構成してる言葉が何か知りたくて
そういう興味でどんどんどんどん調べていって
で今ラップをしたりしてるわけだけど結局その日本語に対する興味が
スピーカー 1
一時は電子辞書のハイパーループゲーム
スピーカー 2
結局だから変わってないんだよね
日本語遊びをし続けるっていうスタンスは
ラジオも言ってしまえば究極の日本語遊びだし
日本語遊びをし続けるってスタンスは
三つ子の魂100までなわけで
だからなんかやっぱり俺も0から5歳の時に
言葉っていう一つソフトをインストールしたのかなっていう風に思いました
スピーカー 1
それってちなみになんでだったの?
なんでその言葉に興味を持ってたの?
なんかきっかけがあったの?
スピーカー 2
わかんねえんだよ
でも別に確かに俺も関心の社協をしたわけではない
別になんでだろう
いやわからないわからないけど気づいたら
なんか言葉をすごく
なんでなんだろうなあ
親とかが物の指を指して
これがなんとかこれがなんとかとか言ってた記憶がなんとなくあって
そういう言葉と物を意味付ける
ヘレンケラーじゃないけどこれがウォーターみたいな
あれって結構すごい体験じゃんヘレンケラーにとって
別に俺は目も見えるし言葉も喋れるんだけど
やっぱりこの一つ一つの物に
言葉があって意味があってってことに感動したのかなと勝手に
考えてるけどどうなんだろうね
スピーカー 1
なるほどね
でもその話にもつながるかもしれないけど
すごく子供と接してって思うのはさ
実は結構そもそも人間の子供に
ポテンシャルというのがめちゃくちゃあって
多くの場合それを
低く見積もってしまっているだけなのではないか
っていう風に考えた方がいいんじゃないかって最近すごく思ってて
スピーカー 2
低く見積もった方がいいってこと?
スピーカー 1
低く見積もってしまっているケースがあまりにも多いんじゃないか
スピーカー 2
そういうことかそういうことか
スピーカー 1
基本的にいろんなことに関心があるよっていう前提で
いた方が良くて
それをいかに殺さないようにするかの方に
不信する方が我々にとっての役割としては非常に大きいんじゃないかみたいな
スピーカー 2
みって言ってたよね
大人と接するように接することがあるって言ってたじゃん子供に対して
スピーカー 1
それでもほぼだって主力実習相手と接することがあるというか
基本そうしてるよね
スピーカー 2
それはそういうことなんだねだから
スピーカー 1
そうだねみたいなことはすごい思うけどね
スピーカー 2
なるほどね
スピーカー 1
今日の話からすると若干脱線してる気はするけど
要は学習速度に差があるみたいな話とか
それ以外の話もそうだと思うんだけどさ
格論で語っていくとどんどん袋小路に入っていく気がしたんだけど
個人的にネガティブ系一派的に接した方がいいじゃんって話については
僕は個人的には賛成でアグリしてて
ポジティブ系一派的に1問1答だったりとか
問題はこれだったら答えはこれみたいな
そういうふうにネームの中から捉えない方がいいと多分その通りで
その時の基本スタンスというか
向き合い方みたいなことが仮にあるとしたらね
それってどちらかというと
本人自身の意欲みたいなものに
いかにチューニングしたりフィットさせられるかみたいな
そこに尽きるんじゃないかと
いうことを思ったわけですよね
例えば成長速度みたいな話もそうじゃん
そいつが今学びてえんだって思ってたら多分学べるしさ
学ぶ気がないんだと思ったらさ
どれだけさ教養をエンフォースしてもさ
スピーカー 2
教養を教養してもね
スピーカー 1
なんかみたいなシンプルにそういうことじゃねえの
スピーカー 2
それはまさにでも親がネガティブ系と思ってないとダメじゃない
例えば2歳3歳で
スピーカー 1
そりゃその通りだもん
スピーカー 2
そう全然勉強してくれない子に
なんでこいつ勉強してんだ勉強しろってやっちゃうと
もう崩れちゃうわけじゃん
そこを目薬で
スピーカー 1
結局その親は落ちこぼれるんじゃないかみたいなことを思うわけじゃんね
だけどそれってさ結構ポジティブケイパビリティ的なジャッジメントだったりすると思ってて
スピーカー 2
そうだね
スピーカー 1
そういう目線で見ていないということの方が
実はこうすごく重要だよねっていうことを
スピーカー 2
この不登校事例から僕はちょっと思ったりはしましたけどね
親に対するネガティブケイパの教育が寛容だよねっていう
そうそうそう
スピーカー 1
そっちの方が大事よねみたいな話に読める
スピーカー 2
子供はもうすでにネガティブケイパモードになってますよっていう
スピーカー 1
そうそうそう
さっきの持論を引用すると
子供はどちらの能力も多分あって
むしろ社会化する過程でどちらかの能力を抑えていったりするんじゃないかと思うと
むしろ親がポジティブケイパを引き続き持っていれば
子供に向き合うときに子供のネガティブケイパを
抑えつけずに済むみたいなことになるんじゃないかっていう
そういう仮説が成立するんじゃないかと思った
スピーカー 2
だからこれなんか研究してみたいね
不登校結構デリゲートな問題だけど不登校になる子供の
親がポジティブケイパ的なのかネガティブケイパ的なのか
ポジティブケイパ的な人が多いのかどうかっていうのを統計取ったりしてみたいなっていう
スピーカー 1
まあ確かにこれ不登校になること自体のネガティブケイパポジティブケイパじゃないよね
不登校になったときに親がどういうスタンスを取るかっていう話が問題だから
スピーカー 2
もう一歩踏み込んで取らないといけないかもしれない
でもそういうことだね
スピーカー 1
みたいな話もありつつ最後の話題が
スピーカー 2
タイムに掲載された朗誦と
スピーカー 1
これ山上くんがさっき言ってた話だね
スピーカー 2
これはゼロから5歳の月の早期教育が
重要な話ですね
スピーカー 1
子供が兄弟に関わらず成功している
9つの家族をトレースして調査しましたよっていう
調査の結果あれですね6つの
共通項があったという話がここに紹介されてますよと
一応紹介しておくと1つ目が移民の子だったと
言いましたね親が移住してましたと
2つ目が修学以前に
教育的な学習姿勢をつけるみたいなことをやってましたと
3つ目が親が社会的な課題感を持って
活動してましたと 4つ目が必ずしも家庭が平穏ではない
これ面白いよね
5つ目が幼少期に人の死に触れましたと
最後6つ目がさっきの2番目と打って変わって
修学後は徹底して法人主義だったと
いうことでこれらの共通項から濱木さんはすぐに解決できない
問題に向き合うみたいな重要さがにじみ出てるんじゃないのっていう
そういうことを引き出しているということですね
スピーカー 2
これはでもゼロから5歳の月の教育に関して
親とミーティーは共通の立場なわけで
これ結構残酷な話だよね
早期教育できるかどうかなんて親のスタンスで結構変わってくるじゃない
まあそうだね
最近よく話題になる体験格差とかそういう話につながってくるのかなって
スピーカー 1
はいはい
これはでも何と言いますか
結局親のスタンスが求められるみたいな話になる
スピーカー 2
そういうことになっちゃうよねこれはね
あと医学の話につなげると無理やり
シンフゼン治療に似てるなって思って結局循環器ないかって
大きく分けると心筋拘束っていうめちゃくちゃポジティブケーパーな治療
詰まった血管を治すっていう治療と
シンフゼンっていうその人を長く死ぬまでずっと付き合って
機械で見ていくっていう治療があるんだよ
でそのシンフゼン治療ってシンフゼンで急にボンって悪くなるんだけど
急に悪くボンって悪くなった時の対応が大事で
ずっと心臓を補助する薬を強い薬を入れ続けると
心臓がへばっちゃうのよ
一番最初にポンと体から水を出してあげる薬を
ピョンと入れて血管ポッと開く薬入れてあげてあとは
目薬あとは長く見ていれば自然にだいたい良くなってくる
自然に何もしなくても最初の後押しだけしてあげれば
人間の体って結構そういうふうにできてるからこれってその
0から5歳の時にバーっと教育して後はほっとくっていうのに似てるなっていう
スピーカー 1
なるほどなるほど そうそうそうそう
という医者目線の話だけど
スピーカー 2
きっかけを作るみたいな そのきっかけ作って後は放置っていうのはなんか
スピーカー 1
なんかあるのかな
確かにね風邪の治癒とかもそうだもんね自分の力で治すしかないみたいな