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2024-08-19 07:57

認知症高齢者を守る「爪Qシール」とは

#高齢者 #認知症 #介護
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おはようございます。TAKUです。皆さんいかがお過ごしでしょうか。 今日、音声配信を撮っていきたいと思います。
今日は、青森県の広崎市で行われている
爪Qシールについて、ケアマネージャーの視点も含めてお伝えしたいと思います。
これも、X見てたらこんなものがあるよということで、ちょっと発見したので、皆さんと意見をシェアしていきたいと思います。
この爪Qシールってやつですね。これ、認知症高齢者の行方不明防止を防ぐために
開発されたものです。爪に貼るだけで、2次元バーコードから連絡先情報が確認できるというアイデアですね。
画像を見てみると、QRコードが爪に貼ってありまして、
親指に貼ってありますね。
もし、配管をして家に戻れなくなった方がいたら、このQRコードを読めば
情報がそこに入っているというふうなアイデアらしいです。 確かに日常生活には支障をきたさない程度の小さなもののデザインで、
特に認知症の方々が外出時に安心できるツールとなる可能性がありますよね。
私として思うところなんですけどね。 注意点とか課題とかですね。ちょっと考えてみました。
認知症の振興ですね。これ大変社会問題になってますね。 この徘徊とかもですね、それに伴って結構あるわけですけども
これに伴うシールの管理についてですね。 認知症が振興している方々にとってですね
自分自身でこのシールをですね、 適切に管理することは難しいですよね。例えばシールが剥がれてしまった場合とか
また貼り忘れてしまうこともあると思うんですよね。そういった時は効果が発揮されないですよね。
そのためにですね、家族とかですね 介護者が定期的に確認していく必要がありますね。
お一人暮らしの方とかも想定されると思うんですけど、剥がれちゃってた時とか 亡くなってしまっている時に家族を安心していたわけですけども
そこでご本人が外出してしまった場合は
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どこに行ってしまったかわからなくなるというふうな形で、 管理がすごく難しいかなと思います。
あとはプライバシーへの懸念ですね。 このバーコードを貼ることによって
これ自体個人情報が含まれていますので、携帯で読めば多分出てくるんですかね。 情報がですね。なのでプライバシーの保護が
ちょっと 難しいかなと思いますね。
万が一この情報をですね、
ちょっと悪用しようかなと思って、 そのQRコードを読んで保存したりとか、それをリスト化して誰かに配ったりとかで
お一人暮らしであるとか、いろんな情報が漏れてしまいますので、 悪用されてしまうという可能性も非常にありますよね。
この辺の 情報の暗号化とかアクセス制限などのセキュリティ対策があればいいんですけどね。
その辺が大事かなと思います。 ちょっとその辺あるかどうかというのはちょっと私も確認してないのでわからないですけどね。
専用のアプリとかで読み込んでということになるんでしょうか。 ちょっとわからないですけどねということです。
あとはですね、シールの普及と認知度ですね。 この取り組みが広く知られて普及していくことが大事です。
しかしまだ多くのですね、地域とか関係者には認知されてないですよね。 私も今日初めて見ましたけどね。
市内外の関係者とか、地域社会全体でこのシールの効果とか使い方についてですね、
教育していくこととか広報活動が大事かなと思っています。 実際使っていくとなると使い方とかプライバシーのこととかいろんなことを
多くですね認知していく必要があるかなと思っています。 また高齢者自身ご本人へのご本人の受け入れですね。
中にはですね、このシールを貼ることが嫌だと抵抗を感じる方も多いと思いますね。 特にプライドの高い方とか認知症を自覚していない方にとってはこういった取り組みが
逆に受け入れられない、にくい場合がありますよね。 なのでこれ受け入れ、貼りたいという方はいいかもしれないですけど
実際ちょっと嫌だという方が多くいらっしゃると思うので、こういったことでご本人に対してとかご家族に対して丁寧な説明と理解が
求められるかなと思っていますね。
結構ですね、私のかかっているケースでも外に出て行ってしまって帰ってこれないことがある、どうしたらいいかということで
相談いただくことが多くあります。なかなかですね、その gps を持ってもらったりとかっていうことしかないんですけど
例えばその gps を靴の中に入れておくとか、カバンに入れておくとかっていうことが考えられるんですけど
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そういった靴と靴は違うものを履いて行ったりとか、たまたまカバンはですね持っていかないということも結構あるんですよね。
ただフラット、スリッパ履いたまま外出してしまって戻れなくなったとか
フラット、いつもと違う靴履いて外出してしまって戻れなくなるってケースも結構あるので、なかなかですねそういった
エアタグであったり、みたいなものであったりとか gps であったりというものは確実に効果が得られにくいという風な現状がありますね。
それでこの爪急シールですね、これであれば常に体に貼り付いてますので
使い方によっては安全で有効な手段であるかもしれませんね。 なので命に関わるような
徘徊とか外出してしまうという方には効果があるかもしれませんね。 しかしながら先ほど言ったようにプライバシーのこととかも非常に
懸念されますので、こういったことも考慮した上で、しっかりと理解した上で使っていくことが必要かなと思っております。
また運用に関してですね 社会全体で
支えていく仕組みも作っていかなければいけませんので、この辺ですね 認知症高齢者の見守りとか声かけ地域でどう支えていくかということを考えていく
必要がありますね。そういった点で爪急シールですね こういった地域でどうやって支えていくかっていうことを考える
ヒントにもなってくるかなと思っていますので、皆さんも一緒に考えていただければ幸いです。 ということで今日の放送はここまでにしたいと思います。最後まで聴いていただいてありがとうございました
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