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スピーカー 2
みっくんでーす。あっきーでーす。 コンテンツフリークスはアニメやドラマを中心に、巻きになる注目のエンタメコンテンツを厚く語るポッドキャスト番組です。
スピーカー 1
今回は、朝ドラアンパン26週目最終週の感想を話していきたいと思います。
あっきー。はい。 アンパン終わってしまいましたね。終わっちゃった。
スピーカー 2
ついに僕らの初朝ドラ感想の最終週を迎えてしまいました。 いやー本当に朝ドラってさ、素晴らしいね。
素晴らしいねー。この毎日15分っていうのは結構僕たち社会人の生活リズムが合ってるんだなーっていうのをね、改めて思い知らされたね。
スピーカー 1
いやー本当にそうねー。いい気分で朝を迎えられるよね。毎日楽しみだし。
スピーカー 2
いやーそれにしてもアンパン、まあ最終週の話もしたいけど、まあ全体通して話もしていきたいね。
最終週はどうでしたか?
まあもう本当に演劇が終わって、その後も一気に歳がね、重ねられていき、もう最後は何だろうな、いろんな生産の場というか、
トミコさんとの和解ではないかもしれないですけど、はたこさん、トミコさん、のぶの旅行とたかしが一緒に住んだりとか、暮らしたりとか、みたいな日々があったりね、したね。
スピーカー 1
そうだね、やっとなんかこうたかしをさ、こう認めてるトミコさんのこの気持ちが出てきたというかさ、やっとこんだけさ、もうずっとツンケンツンケンしてたけど、
スピーカー 2
ちらちら出るようになってね。
スピーカー 1
そこは良かったね、なんかツンツンしてて、まあ本当に最後の最後の辺まで出さなかったけど、はたこさんとかはさ、でもたかしのこと思ってるっていう気持ちにさ、すごい気づいてて、
このたかしの作品を見てるときのこのトミコさんの写真ね、もうめちゃくちゃいい笑顔で笑ってるって。こんな笑顔見たことないよってたかし言ってたもんね。
スピーカー 2
いやアンパンマン売れてからのトミコさんね。
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
めちゃくちゃブチギレたりね、アンパンマンを思って。
スピーカー 1
そう、アンパンマンけなされたらね、この今までのこのツンケンツンをさ、もう全開で出してね、ブチギレるっていう。あれはね、スカッとしたね、見てるこっちも。
スピーカー 2
いやー、本当に厳禁なお母さんっていうのがね。
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
あんだけ闇小事を言ってたのに。
スピーカー 1
売れたら仲間になるっていうね。
スピーカー 2
最後のね、何か床につくというか、一緒に横になって寝るっていうさ、あの何歳と何歳なんだろうな、60と80ぐらいの感じかな。
スピーカー 1
そうだね、そのぐらいかもうちょっと上ぐらいかもしれないぐらいだね。
スピーカー 2
そうだよねー、まああそこのシーンとかもなかなか最後何言ってんのよみたいな。
スピーカー 1
たかしがね、ちょっとお母さんのことを話して、あんたに何がわかんのよみたいなね。
若そうかみたいな。
そうそうそうそう。
スピーカー 2
最後までその感じを崩さない、とみこさん。
いやー、よかったわ。
スピーカー 1
いやー、よかったね。しかもさ、やっぱ何だろう、幼い頃のたかしが報われたというかさ、ずっとお母さんのことを思って追いかけてたりしたたかしだったじゃん。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
なんかこの最終的にさ、こう認めてもらってるっていうところもあるし、普通にこの同じ屋根の下でさ、一緒に寝てるっていうかもうそれがさ、幼いたかしがすごい報われたなーって思うんだよね。たかしの中にいる幼いたかしが。こういうなんか、よかったわ。
スピーカー 2
そうだねー、あの子がね、たかしの幼い頃演じた。
出たねー。
あの子もね。
スピーカー 2
バイキンっていうのはね、人の中にも必ずいるものだし、バイキンが亡くなっても体を壊してしまう。だからアンパンマンみたいな正義とバイキンマンっていうのが均衡にぶつかり合ってるのが一番良い姿なんだっていうね。
ちゃんとアンパンマンもやられる時あるしね、もう弱くなっちゃって。
スピーカー 1
あるね、フニョフニョになっちゃう時あるからね。
スピーカー 2
しかもこう、コテンパンにしないって話もちょっと出てたじゃん、バイキンマンのことを。
そこがね、確かに子供ながらにしてバイキンマンに悲壮感を感じないというかさ、バイキンマンがめっちゃかわいそうみたいにならないとかそういう表現というかされてたんだなっていうのをね、今になって知るというか。
そういう思いがあるからこそ、バイキンマンが悪者としてすごい演出されてるっていうわけじゃないというか、極悪者として演出されてないというか。
そうなんだよね。
バイキンマンの中でも正義がありつつも、みたいなね。
スピーカー 1
お互いこうね、バイキンマンはこうだ、アンパンマンはこうだっていうその記憶があるからこそいいっていう、あそこはなんかより深まったよね。
スピーカー 2
知れて良かったなって思った。
でね、初回放送がさ、このアンパンの中でもされてたじゃん。
YouTubeでさ、初回の放送の動画も公式から上がってて、アンパンマンの。
スピーカー 1
見たよちゃんと。
スピーカー 2
見た?
スピーカー 1
見た見た。
スピーカー 2
ちびアンパンマン可愛いじゃんめっちゃ赤ちゃんの。
ちびアンパンマン。
てか俺あのストーリーあんま覚えてなかったんだけど。
スピーカー 1
知らなかった俺も。
スピーカー 2
星から生まれたのみたいな。
そうそうそう。
メルヘンやなーっていうさ。
スピーカー 1
でなぜかバイキンマンもね、そこでついてきて、一緒に地球に降り立つっていうね。
スピーカー 2
逆だったかもしんねぇってさ。
そうそうそう。
バイキンマンがもしかしたらアンパン工場の中に入ったら、アンパンマンみたいな子に育てたかもしれないし。
スピーカー 1
みたいなやつの中に入ってたらね、ジャムおじさんたちに育てられて逆だった可能性は大いにあるね。
スピーカー 2
そうだからなんかダブル主人公だったんだなーって。
すげえ今見てすげえ思うよね。
初回見ると。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
全然どっちかが悪者とかじゃなくてダブル主人公なんだみたいな。
ちょっとなんかエモさを感じたな。
スピーカー 1
いやそう、始まり全然知らなかったわ。
しかもこのアンパンでさ、このバイキンマンの存在意義みたいなところも出つつさ、見てたからさ、
ああなんかやっぱすごいんだなアンパンっていうのをね改めて思った。
スピーカー 2
アンパンじゃないアンパンマンか。改めて思ったね。
子供にアンパンマン見させてーってすげえ思うよね。
マジで思うわ。
大人になってから思い出して理解してくれればいいからみたいな。
スピーカー 1
そう大人になったら今度アンパンを勧めるっていうね。
スピーカー 2
どの話を見てもなんか勝手に深く読み取っちゃいそうこれから。
アンパンマン。
スピーカー 1
確かにこれはこういうことをね柳井隆が思って、柳井隆さんが思ってこういう場にしたんかなーみたいなさ、そういう視点で今後なんか見そうだよね。
スピーカー 2
そうそうそう。
スピーカー 1
この場のメッセージは何だろうみたいなそういう風になんか見れそうだなーとは思ったね。
スピーカー 2
アンパンマンはもう多分今後永久不滅でしょこれ。
スピーカー 2
でも確かに柳高志のこれまでの人生とかさ、書いてる詩とか、あとライオンの話とか見てそういうダークな部分がない世界観ではないというかさ。
悲しいことを内包しつつも明るくメルヘンにしていくみたいな。作家性だから。
そこは確かにたとえ命が終わるとしてもの方が柳高志っぽいというか。
スピーカー 1
うんそうだね。
スピーカー 2
見た上で聞くと柳高志だなーって思うよね。
スピーカー 1
そうだね。まさにあのさ、あの広志のさ、絶望の先は希望やっていう思いというかさ、そういうのが入ってる歌詞だなと思ったねその元々のものが。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
で実際にこれ本当に書き直してて、あの京都で柳高志展みたいなのがもう終わっちゃったのかな。
この夏にやってて、そこで実際に書き直した原稿みたいなのとかも置いてあったらしいよ。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
いや行きたかったなと思って。知らなかった柳高志展京都でやってたのが。
スピーカー 2
いやーわかるわー。しかもアンパンマンミュージアムとかね、今行ったらめちゃくちゃ楽しいよね絶対。
スピーカー 1
いやそうね。最高だね。
スピーカー 2
今すぐ行きたいな。
スピーカー 1
しかもアンパンマンマーチをさ、北村匠も歌ってくれるっていうシーンがあったじゃんね。野部に対して歌ってるシーン。あそこも良かったねー。
スピーカー 2
もう残りのね、野部がガンにかかっちゃって、まあ結構治るんだけどね。
ありがとう。
もう嫁がっていうところで歌ってあげるっていう話も良かったね。
スピーカー 1
なんかあの嫁がみたいなさ、病院から二人で帰るときのね、なんか服装がね、なんかドキンちゃんとバイキンマンコーデっぽくなってて。
スピーカー 2
うん、だったね。
スピーカー 1
そう、たかしがバイキンマンのあの黒っぽい紺色っぽい感じになってて、野部がドキンちゃんの赤っぽくなってて、そこもね、なんか見ててほっこりするというか良かったね。
スピーカー 2
まあずっとね、あの色味?着てる服の色味に関してはみんなずっとアンパンマンのキャラクターモチーフの服着てたからね。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
アンコとかずっとロールパンダちゃんだったことね。
だいたい紺色というかさ、青系の服着てたもんね。
うん。
みんなイメージカラーがあったというか、メイコもね、メロンパンナっぽい感じで。
スピーカー 1
そうそう、メイコが緑入っててメロンパンナっぽい感じになってたね。
スピーカー 2
まあでも本当にドキンちゃんって野部っぽいよね。
うん、だから柳橋たかしもイメージして、野部奥さんのことをドキンちゃんに投影して作ってたんじゃないかなーって感じはするよね。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
アンパンマンとバイキンマン両方持ってんのが柳橋たかしなのかな。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
2つに分割してるのかなーって感じもしたし。
ロールパンナは確かにランコっぽいなーとか。
うん。
メロンパンナはメイコっぽいなーとか。
じゃあもうおじさんはヤモンチャンだなーとかね。
スピーカー 1
ヤモンチャンやな。
スピーカー 2
ハトコさんはバタコさんだし。
まあいろんなキャラを投影してたんだろうね。
スピーカー 1
うん、そうだね。
スピーカー 2
まあ詩を書く時もね、結構人を思い浮かべて書いてたっていうのもあったから。
キャラクターにも自分の人生の人々をこう投影してて、書いてる部分もいっぱいあったんだろうね。
ヤギさんみたいなキャラクターいるかな。
スピーカー 1
ヤギさんは誰だ?
いたっけ?
スピーカー 2
しょくぱん。
しょくぱんまんとかは、
性格は千尋っぽいけどね。
スピーカー 1
あー確かになー。
スピーカー 2
でもたかしはアンパンマンの顔は、
ちっちゃい頃の千尋を思い描いて書いたって言ってたよね。
スピーカー 1
うーん、そうだね。
スピーカー 2
そう思うとカレーパンマンはめっちゃけんちゃんやなーとかね。
スピーカー 1
カレーパンマンはけんちゃんやなー。
スピーカー 2
そう。
スピーカー 1
確かにめっちゃけんちゃんだわ。
スピーカー 2
んだよね。
顔の感じもけんちゃんに見えてくるもんね。
スピーカー 1
うんうん。
スピーカー 2
たかしはフミヤなんだけどさ。
スピーカー 1
確かに。
千人みたいな人いなかったっけ?
ヤギさんとか千人とかじゃないの?
あれ違うか、あれバイキンマンの千人かあれ。
バイキン千人。
バイキンマンが変装してるだけかこれ。
スピーカー 2
アンパンマンってマジで、もう今やね。
キャラクター無限大だからね。
スピーカー 1
めっちゃいるからね。
スピーカー 2
大変食材いるんじゃないかってくらいいるからね。
スピーカー 1
そうだよ、そうそうそう。
ヤムウオンちゃんが、ヤムウオンちゃんとたかしの子役が出たシーンの、
ヤムウオンちゃんの去り際の足のステップは、
天丼マンみたいな感じだった気がするんだよね。
スピーカー 2
懐かしい。
スピーカー 1
片足上げてさ、天丼みたいな。
あんな感じだった気がするんだよね。
なんか見たことある足の形だって思った。
スピーカー 2
天丼マンは、やなしたかしが天丼マン作った時に、
天丼にハマってたから描いたらしいよ。
スピーカー 1
ハマっとったんや。
スピーカー 2
そういう感じでどんどんキャラクターを作れるというか、
天才だよね。
全部に本当に命が吹き込まれてる感じするからな。
スピーカー 1
いやそうだよね。
スピーカー 2
多才だね本当に。
アンパン通してね、やなしたかしがいかに多才なのか。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
多才がゆえに代表作を作れなくてコンプレックスだったけど、
振り返ってね、アンパンマン当てちゃった後から振り返ると、
あまりにも才能溢れてるというか。
舞台演出から、なんかアイドルみたいな、
歌手みたいな人の演出とかもやってたもんね。
ライブの演出とかもやってたし。
スピーカー 1
やってたね。
スピーカー 2
詩も書いて、雑誌の編集者もやって。
スピーカー 1
そう、そうだよ本当に。
スピーカー 2
あらゆる人が目指してたことを片手間でもできちゃうっていうさ。
スピーカー 1
いやそうだよね。
百科展のデザインとかもやってたもんね。
スピーカー 2
そうね、今でも残ってるもんね。
スピーカー 1
そうそう。
まじですごい。
見透かしのね。
多才すぎやろっていう。
スピーカー 2
すごい、本当戦後のコンテンツクリエーターとしては、
日本でもトップクラスだよね。
残しすぎでしょ。
スピーカー 1
なんでもやってるもんな。
スピーカー 2
でもこの人生は振り返るべきだね、日本人が。
スピーカー 1
全員知るべき。
スピーカー 2
知るべき作品だったと思うな。
なんかさ、すげえさ、激しい面白さじゃないというかさ、
なんかめちゃくちゃな考察があったりとかさ、
像を沸き立てるというか、
感情を沸き立てる話がすごいたくさんあるわけではないとは思うけど、
ストーリーとして、歴史として、
日本人が知っておくべきことはたくさんあったなと思って。
作品として、ストーリーとしての面白さは、