始めることの重要性
ウィークデーの黄昏時、バーカフェいってらっしゃいにようこそ。
マスターの一佐です。
ここは、仕事のこと、人間関係のこと、子育てのこと、恋愛関係のことなどで疲れた方が、一休みしていくラジオ上のカフェバーです。
このお店を出るときには、少しでも元気になってくれたら幸いです。
今日は、何を達成したかが大事ではなく、何を始めたか、今日何を始めることができたかというのが大事だというお話についてしてみたいかと思います。
僕もそうなんですけれども、皆さんも特に仕事において、朝、よし今日はこれを終わらせるぞ。
今日はこれを達成するぞというふうに目標を決めて、一日をスタートして、一日の終わりには、やっと今日これが終わった。
今日この仕事が終わった、これを達成したぞということで、一日を振り返って仕事を終えられる、家に帰られるという方は結構いらっしゃるんじゃないかと思います。
僕もやっぱりどうしてもそういうふうな考えで、一日をまず何を今日は終えるか。
一日の終わりには、今日どの仕事を終えることができたかということで振り返る。
そういったことでずっとやってきているわけです。
どうもそれも大事なんですけれども、もっと大事なのは、まず何を今日始めるかということを決めること。
そして一日の振り返りには、今日は何を始めたぞ、今日はこの仕事に着手することができたぞというのを振り返りにより重視するというのを
ちょっと大事にしたいかなとは思っているわけです。
何でかと言いますと、皆さんも経験あると思うんですけれども、結構大変な仕事とか重要な仕事に限って、なかなか着手できなかったり、
目の前の本当に簡単な請求書の処理とか、日時・月時のルーティンワークを先に手をつけるということに、そっちの方に目が行ってしまったりとか、
早く達成感、お得た感を得たいので、より簡単な、より短い仕事の方に先に着手してしまって、
だんだん本来やらなければいけない仕事、重要な仕事がどんどん直りになってしまって、結局慌ててやることになる、締め切りが守れなくなる、成果が中途半端になる、
そういったことは結構あるんじゃないかと思います。
実践と意識の変化
特に疲れているときに、どうしても疲れているときって判断力とか考える力が落ちるので、その簡単な仕事とか、
より目先のゴールがある仕事にどんどん思考が傾注していって、そっちをまずやろう、とにかく簡単な方をやろうというふうに、
特に脳が疲れているときこそそうなりがちになるんじゃないかなというふうには思っています。
その結果、なかなか最終的にはやらなければいけない仕事で満足する結果が得られない。これは結構あるんじゃないかなと思います。
そうならないためにも、朝起きたとき、これから仕事に向かおうというときには、まず今日はどの仕事を始めるか。
難しい仕事であれば、難しい仕事の本当に一部分、パーツ分け、細かく分けて、
今日はどの部分を始めよう、着手しようというのをまず一日の頭に、特に起きたときとか、
そういった頭がまだ活性化していないときにまず決意するというのは大事なんじゃないかなと思っています。
さらに一日の終わりには、やっぱり今日は難しい仕事のこの仕事に着手することができたぞ、ずっと手をつけていなかった、
この仕事を始めることができたぞというようなことに達成感を得る。
何を得たかではなくて、この仕事に着手することができた、今日はこの仕事を始められたぞということにむしろ達成感を得るということにしていくと、
それを続けていけば、だんだんだんだんと仕事が思うようにいく、スムーズに運ぶというふうになるんじゃないかと思っています。
そういう僕もそれが実践できているか、ちゃんとできているかと言われると、ちょっとまだまだなので、また明日からそういうふうに思いながら一日を始めて、
一日の終わりを迎えてみようかと思っております。
今日は仕事について何を達成したかではなく、何を着手したかというのをまず考えるというふうなお話でした。
今日も皆様お聞きいただきありがとうございます。
今日もいい一日になるようにお祈りしております。
それでは皆さん、いってらっしゃい。
