ビッグプロジェクトの意義
ウィークデーの黄昏時、CAFEBAR いってらっしゃいにようこそ。
マスターの一佐です。
ここは、仕事のこと、人間関係のこと、子育てのこと、礼庵関係のことなどで、
疲れた方が一休みしていく、ラジオ上のCAFEBARです。
今日も、ここのお店を出るときには、少しでも元気になってくだされば幸いです。
今日は、仕事でいろいろビッグプロジェクトを任せられるようなことが、
皆さま、あるんじゃないかと思います。
やっぱり、いろんな仕事がある中で、その会社の社運を握るわけではないですけれども、
その会社の中でビッグプロジェクトを任せられるというのは、そこそこ選ばれた証ですし、
気合も入るわけなんですけれども、ただそこで勘違いしちゃいけないのは、
自分が優秀だから、ものすごく仕事ができるから選ばれたというふうに思っていくと、
結果的にいろいろ壁にぶつ当たったりとか、いろいろうまくいかないことがあったときに、
やっぱりちょっと心が折れてしまったりとか、脱落してしまうということがあるんじゃないかと。
そこでは、やっぱり完全ではない、選ばれたのかもしれないけれども、
不完全である自分自身がいるということを知るということが大事なんじゃないかなと。
つまり何が言いたいかというと、やっぱり自分自身は不完全で、
確かにビッグなプロジェクトを任されてやってはいるけれども、
自分自身では所詮何もできない。一人では何も達成しない。
さらにそんなに仕事ができるかどうかは分からない。
だからこそ、さまざまな人の助けをもらわなければ、このプロジェクトは実現しない。
自分はむしろ引っ張っていく側かもしれないけれども、
むしろ助けてもらう側でもあるんじゃないかというようなことを意識しないと、
なかなかうまくいかないんじゃないかなというふうに考えているわけです。
人によっては、もう本当にいわゆる率先推判という形で、
ぐいぐいぐいぐい引っ張っていく人もいるのかもしれません。
また一方では、自ら引っ張っていくというよりは、
マラソンでいう並走型というか、みんなと一緒に走りながら、
助け合いながら一つのプロジェクトを進めていこうというような方、
いろいろいらっしゃるわけですけれども、
ただやっぱりチームの人たちの個性だったりとか能力、
様々なポテンシャル、パソナリティを生かしながらプロジェクトを進めていくには、
やっぱり並走型の方が周りの同僚とかチームのメンバーも、
のびのびとかつ能力を発揮できるんじゃないかなというふうに思っています。
ということで、今日はビッグプロジェクトを任せられたら、
それは選ばれたわけじゃなくて、
不完全な自分がどうやってそれを進めていけばいいかを考えてやっていきましょうね、
ということについてお話をしました。
今日もお忙しい中お聞きいただきありがとうございました。
今日も皆さんにとっていいことがありますように願っております。
それでは皆さん、いってらっしゃい。