-AIと詠む現代詩- 眺拾詠綴 000|一人百首
眺拾詠綴
一狄翁
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このエピソードでは、「眺拾詠綴」というタイトルの現代詩について語り、AIとの共同制作プロセスが紹介されています。詩の中で春の芽吹きや言葉の重要性、季節の移り変わりに対する考察が展開され、詠む者の想いが表現されています。また、眺拾詠綴の概念とそれが人生や季節の移ろいとどのように関連しているかを探求しています。さらに、AIとの対話を通じてこの言葉が生まれた経緯について詳しく解説されています。(AI summary)
目次
AIとの詠みの共演 00:01
詩のプロセスと意味の探求 02:11
人生の言葉とエネルギー 08:55
眺拾詠綴の概念 11:49
AIとの対話と制作プロセス 14:08
眺拾詠綴【解題】
この作品の創作プロセス|AIとの全対話|note記事にて公開中!
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サマリー
このエピソードでは、「眺拾詠綴」というタイトルの現代詩について語り、AIとの共同制作プロセスが紹介されています。詩の中で春の芽吹きや言葉の重要性、季節の移り変わりに対する考察が展開され、詠む者の想いが表現されています。また、眺拾詠綴の概念とそれが人生や季節の移ろいとどのように関連しているかを探求しています。さらに、AIとの対話を通じてこの言葉が生まれた経緯について詳しく解説されています。
AIとの詠みの共演
眺拾詠綴という歌を詠みました。
一応これは一人百首の中にも入れますが、AIとも一緒に作りましたので、AIと詠む現代詩、眺拾詠綴。
ただし私がほぼ9割くらい、今回作りましたので。
しかもこの眺拾詠綴ということについて、歌にしたという、連詩にしたということですので、
AIというのはAIと詠むということで、詠んだのはホモ・サピエンスということにして、
001の前に、昨日か一昨日に配信したものは、詠の字を、詠むの字をAIというふうにわざと当てたんですが、
これは正真正銘の漢字四文字ということでタイトル付けさせていただきました。
眺拾詠綴。
歌を詠むことでこの眺拾詠綴という言葉の意味も伝わればなということで、
理屈っぽいことで語るよりも、歌で詠んでみようと思ったんですね。この言葉の意味を。
それで今朝がた、できました。
どんな感じでどんなふうに作ったか、プロセスですね。
チャットGPT、AIとのやりとりも含めて、その制作プロセスについては副音声というか、コメント欄に貼り付ける別の音声で語りたいと思います。
ここではこの眺拾詠綴のこの出来上がった作品をちょっと簡単に説明させていただくことで、
このよくわからない、ぱっと見ね、眺拾詠綴という言葉の意味も伝わればなと思っています。
詩のプロセスと意味の探求
眺拾詠綴| めぐむ言の葉 萌える若葉よ めで眺みて こころで拾ふ
浮かぶ言の葉 手ずから摘み拾ひ ひとり詠むこゑ
ことのは青葉 かれぬ言の葉
ことのはを詠みて こゑで綴る
ことのはの翳 和らかき影のぬくもり 儚き想い
うつろいゆく言の葉 眺むるほどに いざひそやかに紅く燃ゆる
いろづくことのは 朽ちて散るとも
清閑に佇み 刻を惜しみ 粛然と舞ひ躍らん
舞いあそぶことのは拾ひよせ
堆く焚き灯す
灯すことだま のど閑かに宿ることだま
詠むる言の葉 悠久(とわ)に綴る
一狄翁
これは12月9日の朝。
まあ1時間かからなかったですかね。できちゃいました。
結構、原型もこれに近かった。最初に私がちょっとまず作ったのもこれにほぼ近かったんですが、
ちょっと少し言葉をAI、チャットGPTくんの力も借りながら完成形に持っていったということなんですが。
作ってて非常にこれは思い入れもありますし、いい感じで言葉がつながったなと思っています。
言いたいこともかなり込められたなと思っているので、少し簡単に解説をしたいと思います。
眺拾詠綴。
この眺拾詠綴については、最後にしゃべりましょう。
めぐむ言の葉。このめぐむは春になって芽吹くという意味と、もう一つはやっぱり恵みですね。季節の恵み、天の恵み。
言葉自体がホモ・サピエンスにとっては一つの恵みでもある。
めぐむ言の葉。
萌える若葉よ。春ですね。春ですね。春になって萌える若葉よ。
めで眺みて こころで拾ふ。ここで眺拾が出てくるんですね。眺める、拾う。
めで眺みての、このめでは、この目ですね、本当に視覚の目ですね。
見るの目。目だけでなくてもう一つは愛でるですね。愛でる。
愛という漢字にでるって平仮名を打つと愛でるになりますけど、めで眺みて。
だから若葉が出てきて、それをこう、愛情を持って眺めるってことですね。
春が来たなぁ。
こころで拾う。ここでやっぱりいろんなイメージや言葉や気持ちが浮かぶわけですよね。
そのこころでいろんな言葉を拾う。
浮かぶ言の葉。言の葉が浮かぶんですね。
手ずから摘み拾ひ。この手ずからっていうのは自らの手でっていう。
まあ昔よく使われた古語ですね。
手ずから摘み拾ひ ひとり詠むこゑ
めぐむ言の葉 萌える若葉よ めで眺みて こころで拾ふ
つい言葉が浮かんで、自らの手でそれを摘み拾い、集め、
一人つぶやくように詠むと。
ここで詠むこゑっていうのは、ここでは声で詠んでるんですね。
その後いきますが、ことのは青葉。ね。初夏になりました。
ことのは青葉 かれぬ言の葉
このかれぬ言の葉は、まだ初夏ですので青々してて枯れないんですけども、
ここではもう一つの意味がその、井戸が枯れるとか泉が枯れるとかね、
言の葉はもう本当にコンコンと湧きいずるわけですね。
言の葉が湧きいずるわけですが、それはもう枯れることもなくどんどん湧き出てくるっていうイメージですね。
かれぬ言の葉、どんどん次から次へとわっさわっさと出てくると。
ことのはを詠みて こゑで綴る
ここはその、ことのはを詠みてっていうのは、ひらがなにしたんですけど、
まだ文字になりきってない。
声で語ることのはでもあり、文字にならんとする言の葉でもあるということで、ひらがなにしたんですけど、
こゑで綴る。
ここは普通は文字で綴るんですが、こゑで綴る。
もう声が出てくるまんまに、それを綴っていくっていうことですよね。
ことのはの翳。だんだん夏になりました。真夏に近づきましたね。
ことのはの翳。
和らかき影のぬくもり 儚き想い
ここで、これは木陰、木の影ですね。木の葉っぱが青々と茂って、夏になって日差しも強い中、
でもその、ことのはの翳で、和らかき影のぬくもり。
決して暑くはないんですね。涼しいんですが、それがぬくもりを感じさせる和らかい影だ。
儚き想いを抱くということなんですが、
ここで実は、ことのはの翳 和らかき影のぬくもりっていうのは、文字を指してるんですね。
声の影っていう言い方を、これちょっと別の前に歌ったもので、そういう使い方したんですけど、
声の影が文字というね、要するにうつしとるわけですね。
声をうつすと文字になるということで、そこでそれもちょっとイメージしてるんですね。
ことのはの翳。その前の連で詠んだ、ことのはを詠みての言の葉ですね。その影、文字ですね。
和らかき影のぬくもり。文字のぬくもりもここでイメージして。
儚き想い。書き綴るわけですね。
人生の言葉とエネルギー
真ん中行きます。
うつろいゆく言の葉。だんだん季節は、秋に向かっていきます。
眺むるほどに いざひそやかに紅く燃ゆる
このいざっていう言葉は私ちょっとこだわったんですけども。
いざ紅く燃ゆるとかいう風になってたんですが、ひそやかにっていうのとか、
何か入れた方がいいってチャットGPTくんがしきりに言うので、いざはやめろって言われたんで、
いや、いざにこだわりたいんだと言って、じゃあ何か入れるからって言って、ひそやかにっていう
のを入れたんですね。
うつろいゆく言の葉 眺むるほどに いざひそやかに紅く燃ゆる
秋になって紅葉が始まった。
そこには紅く燃ゆるっていう、また命のエネルギーっていうかな、いうのを込めたんですね。
いざっていう言葉もそうですね。
いろづくことのは 朽ちて散るとも
ここでもう落ち葉の季節になるわけですね。秋が深まって、葉が散り始める。
清閑に佇み 刻を惜しみ 粛然と舞ひ躍らん
この粛然、舞ひ踊らんも私がちょっとこだわって、チャットGPTくんが、
もうちょっと優しい言葉がいいんじゃないとか言ったんですが、私はちょっとこだわって、
ちょっとここには決然としたというか、静かながらもこうある決意というか、
生きるエネルギーっていうか、まだまだ若いものには負けないぞみたいなね。
そんな落ち葉の気持ちで詠んでみましたね。
いろづくことのは 朽ちて散るとも
自分も重ねてるんですね、ここね。
還暦迎えるとこんな気持ちになるんですね。
いろづくことのは 朽ちて散るとも
清閑に佇み 刻を惜しみ 粛然と舞ひ躍らん
ここは一番いま、私の人生の中で、まさにここですね、私の人生ね。
次。舞いあそぶことのは拾ひよせ
今、舞い遊んでるわけです、私はね。
それはでも拾いよせられ。
堆く焚き灯す
焚き火になっちゃうんですね。燃やされちゃうんですね。
堆く焚き灯す
これは私の子供の小学生の頃とかは、もう焚き火が普通にできたんですね。
今、焚き火やると怒られちゃうんですけど。
できないんですけども。禁止されてるんですが、だいたい条例でね。
すぐ消防署が飛んできちゃうんですが。
昔はできたんですね、焚き火がね。
堆く焚き灯して、そこで焼き芋焼いたりね、してたんですが。
よく覚えてるのは、小学校行く前にみんな焚き火に当たっていきなーっ言ってね。
そこで暖をとってね。
眺拾詠綴の概念
だから落ち葉は次の世代への、なんだろう。
明かりもそうだし、それだけじゃなくて、こう、ぬくもりというか。
次の世代に熱エネルギーを送るっていうと変ですけどね。
もうちょっといい言い方ないかな。
要するに、炎となって子供たちを温めて、次の世代にエネルギーを渡していく。
何かを渡していくんですね。
そこで、言霊になっちゃうんですね。
灯すことだま
のど閑かに宿ることだま
これ、のど閑かに、のど閑かにですね。
のどっていうのは昔の言葉で、静かにって意味なんですが、
のど閑かにってあえてこの言葉を使いました。
のど閑かに宿ることだま
言霊になっちゃうんですが、そこにはやっぱり、まだ命があるというね、言霊になってもね。
詠むる言の葉。
ここで言の葉がようやく漢字になるんですね。
最初、漢字だったんですが、途中、言の葉はひらがなになって、
声から文字へ。
最後は完全に文字になるわけですね。
文字しか残らない。
声はもう残らないわけです。
言霊になっちゃうと、声を出せなくなるんですね、魂は。
詠むる言の葉 悠久(とわ)に綴る
っていうことで、書かれた文字だけが残る。
そんな意味ですね。
そんな歌ですね。
これがまさに、眺拾詠綴というね、言葉の意味だということなんですね。
ここには季節の移ろいとともに、
言の葉、言葉が、声が。世界があって、
それを眺めて、言葉を拾って、声に出して、
その詠んだ声が文字になって、
次の世代にも伝わっていくっていうね。
まさにこれが眺拾詠綴という、
四字熟語が意味することだということで、
それを結構うまく詠み込めたんじゃないかなと。
季節の移ろいと人生も重ねることができたんじゃないかなと思って、
結構、満足度が高い作品になりました。
AIとの対話と制作プロセス
これを4つに分解して、春、夏、秋、冬というふうに、
それぞれ単独でも詠めるようにしてあります。
というか結果としてなったんですけどね、期せずしてなりました。
これ面白いですね。
こうやって作っていくと。これエディットなんですけど、
まさにね、文字のエディット、声のエディット、意味のエディット、
いろんなものを凝縮してエディットするわけですが、
編集するわけですが、やっぱりこれちょっと、
なんかやっぱ好きですね、こういうのはね。
それでこの眺拾詠綴って言葉ができた経緯ですね。
これ、読む、書く、聞く、見る、
もうちょっと正確に言うと、
語る、聞く、読む、書くっていうのを、
なんかいい言い方できないかなと。
気の利いた言い方ね。
その営みを、語って聞いて読んで書いてみたいな
営みを、なんかいい言葉作れないかなと思って、
ちょっとGPTに相談してやり取りしているうちに、
この眺拾詠綴に行き着いたんですね。
できてみたらこれは深いぞと。
哲学的にも。
まさに人生だっていうね。
いう話で実践する哲学としての眺拾詠綴ということで、
note記事。チャットGPTとのやり取りをちょっと整理して、
記事にしちゃいましたので、
興味ある方はリンク貼ってありますので、
そちらも見てみてください。
あと、それとは別に、
今、言ったのはこの四文字熟語が四字熟語ができる経緯ですね。
それのプロセスをnote記事にしたっていうことです。
この言葉は結構、味わいあると思うんで、
これからいろいろ深めていきたいなと勝手に思ってるんですけども。
これをテーマに歌も詠んでいこうと、これからも思ってるんですが。
今回できた眺拾詠綴の解説ですね。
解説のようなこの連詩ですが、
これがどうやってできたかね。
今朝、本当に1時間ぐらいでできちゃったんですけど。
チャットGPT君とやり取りしながらね。
具体的にどこの言葉がどんな感じでAIが絡んでいて、
私がどういう形で最初作って、
どういうエディットをしていくとこういう形になるのかっていうのは別音声で、
コメント欄にリンクを限定公開URLで貼り付けますので、
そちらの方で興味ある方は、この作成プロセスですね。
AIとのやり取り、対話のプロセス、
言葉の選ぶプロセスっていうのは、そちらでお話したいなと思ってます。
ということで、眺拾詠綴、連詩、
AIと詠む現代史、眺拾詠綴の0番、
一人百首の一つとして加えさせていただきたいと思います。
最後までお聞きお読みいただきありがとうございました。
ではまた。
17:32
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