1. 生物をざっくり紹介するラジオ 〜ぶつざくネオ〜
  2. 第48話−A:✉️「細胞の形の維持..
2025-10-22 39:49

第48話−A:✉️「細胞の形の維持や運動など細胞で起こる様々な現象を支えている構造」をざっくり紹介

【ストーリー紹介A】

細胞の形の維持や運動など細胞で起こる様々な現象を支えている構造である細胞骨格をざっくり紹介しました。

主にアクチンフィラメント、微小管、中間径フィラメントからなります。

この話では「とよ🦎」と「しろ🐛」がパーソナリティーを務めます。

※参考の詳細はside−Bで

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【参考】

・地球博物学大図鑑(監修:スミソニアン協会 東京書籍)

・三訂版フォトサイエンス生物図録(数研出版)

生物の進化大図鑑(河出書房新社)

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サマリー

今回のエピソードでは、細胞の形を維持し、運動に重要な細胞骨格について解説しています。アクチンフィラメントとその機能に触れながら、細胞の特性や動きに対する理解を深めます。また、細胞の形状を維持し運動を支える主要な細胞骨格構造、特にアクチンや微小管の重要性と、それが細胞内の輸送や細胞分裂にどのように関与しているのかを詳しく説明します。さらに、中間系フィラメントの役割や種類についても詳しく解説し、ミオシンフィラメントやアクチンフィラメントとの関係性を考察しながら、細胞形状の維持について触れます。

細胞骨格の概要
生物をざっくり紹介するラジオ、ぶつざくネオ〜。
今もあの日の生物部、トヨです。
よろしくしろです。
この番組は、生物にまつわることをざっくり紹介する番組です。
本日もよろしくお願いします。
はい、ということでね、早速お便りを読んでいきたいと思います。
はい、お願いします。
はい、これ生物にまつわることで、気になることがあるので紹介してほしいということで、
BZ2308-174番、カジュエンさんから頂きました。
ありがとうございます。
カジュエンさん、はい、ありがとうございます。
はい、こにゃららってどこまでわかってるんですか?
でーす。
でーす?
以上ですか?
以上です。
なるほど。
いいですね、シンプルで。
何にもヒントがないね。
ヒントゼロ。
ヒントゼロでやっていきましょう。
どこまでわかってるんですか?
どこまで、でも今回は。
カジュエン、野菜と果物の境ってどこまでわかってるんですか?
むずいな。
わかってるから。
逆にね。
はい、ということでやっていきたいと思います。
はい、今日は何を紹介するんですか?
はい、今日はカジュエンさんから頂いたほにゃららをざっくり紹介します。
はい、今のところまだのヒントです。
で、じゃあね、今回。
生物にまつわることってことは、生物じゃなさそうってことですね。
いいところに気づいたね。
何かしらの説とかですかね。
そうなんです。なぜならもう50話に近いんですよ、もう。
おー、なるほど。
仏作シリーズ50話超えてからが、いよいよ過境に入るみたいな、そういう感じでね、やってってるんで。
そうですね、50話ぐらいになると思い出したかのように、今回のネオのテーマはとかってやり始めますよね。
そういうことなんですよ。
過境に入るのって割と90話ぐらいからだと思ってたんですけど、そうなんですね。
実験。
織り返しですもんね。
織り返しですから、50話かけて、ここから50話たっぷりかけて、最終的に今回のこのネオというシリーズで話したいことっていうのを話し切るっていう壮大なテーマです。
アクチンフィラメントの機能
はい、なるほど。
はい、じゃあということでね、今回紹介するのは細胞の中にあるものなんですね。
細胞小器官のことですか?
細胞小器官かな?そうなんです。で、この概念と用語なんだけども、
これはね、1931年フランスの発生生物学者ポール・ウィントレベルト?フランス?ウィンターバートかな?わかんない。その一人よって導入されたんだよね。
なるほどね。
細菌とか、子細菌を含む全ての細胞の細胞質に存在するんですよ。
へー、じゃあ割と初期からいるやつってことは、幻覚生物にもいるってことなんね。
そういうことなんだな。
へー。
だからほら、幻覚生物って細胞小器官っていうものは持ってないわけだよね。
そうだね。
ということで何を紹介するの?っていうことなんだけども。
そうですよ。
これは主な働きね、働きとして細胞の形を維持したり、細胞内外の運動に必要な物理的な力を検知、発生させたり、
要するにメカニカルストレスを感知するメカノセンシングとして重要な機能になってるっていうことなんだよね。
はい、なるほど。
その話ですね。
その話です。
これはサイドAから言っちゃっていいやつですか?
サイドAから言っちゃってください。
はい、今回のテーマは細胞骨格ですね。
ピンポンピンポン正解です。
なるほど、確かにそうだね。
幻覚生物からありますよね。
ちゃんと細胞というものが維持されてるからね。
そうなんだよね。
そう、細胞骨格ね。
具体的にね、じゃあ何やってるのっていうと、細胞内での各種の膜系だよね。
細胞膜とか核膜とか、そういった変形、移動、あとは細胞小器官の配置とか、
細胞分裂、筋収縮、専門運動などの際に起こる細胞自身の変形を行う重要な繊維状の細胞小器官なんだよね。
意外と中学理科だと学ばないレベルのものですよね。
高校理科でもやらない?
いや、高校理科はもう生物からやる、専門生物からやる。
なるほど、生物基礎には入ってないんですね。
そうだね、学校の先生がよっぽど細胞好きだったら細胞骨格の話はするかもしれない。
なるほど。
はい、ということでね、細胞骨格、サイトスケルトンについてざっくり紹介していきたいんだよね、今日はね。
スケルトンって言っちゃってるしね、見えないからね。
そうだね、スケルトン、骨格っていうか骸骨的な?スケルトンとかって言うじゃない?
そっちか、あ、そっかそっか、スケルトンって骸骨か。
あ、はい。
まあだから、そう言ってくれたように、小中で高校1年生とかでも触れなきゃ触れないんだよね。
まあそうね、そんなに大事な感じで教わりはしないところかな。
そうなんだよ。
意外とダメではあるけれども、明確にこれをしてますみたいなのそんなに学ばないよね。
そう、その通りで、だから意外かもしれないんだけども、そう、細胞骨格って言ったんだよね。骨格、僕たちには骨があるよね。
そうですね。
だから、そう、で細胞の中にも骨とか筋肉のような役割を持つ構造があるってことなんだよね。
うんうんうん。
で、これもまた意外かもしれない。細胞も動いたり変形したりするからね。
動いたり変形したり、はい、しますね。
これ意外、意外と思うんだよ。聞くと。ほら、だって、まあ小学校じゃ細胞出てこないかな?わかんないけど。出てくんの?
うん。小学校だとそうだね。でも細胞出てこないよね。だってこの間の…
東京書籍さんとね。
ちょうど今配信してます。
聞く新しい理科で細胞の話したじゃないですか、発生の。そこだと泡って言ってましたよね。
あ、だったね。そうだよ。細胞って言葉出す出さないっていう会議をしたよね、ここでね。
そうですね。
そうだ。だから細胞出てこないです、小学校では。
そうですそうです。中学2年生で多分細胞っていう言葉を学ぶかな。
マジか。だいぶ後だね。自分たちの体を作ってるのにね。
そう、中1でも多分細胞っていう言葉はやんないんじゃないかな。
あ、そうですか。
じゃあ、まあでも最近の小学生たちはいろんな情報に増えてるから、その細胞ってわかると思うんだよね。
まあそうだね。多分まあ一般常識として知ってる人が多いだろうね。
だから、その細胞っていうのはいろんな教科書でもあるんだけど、一つ独立した状態で存在してることが多いんだよね。なんかまんまる書いてさ。
だけど、僕たちの体を作っている細胞って独立で一つで存在してることなんてないんだよ、あんまり。
まあそう、多細胞生物ですもんね、我々は。
その通り。実はね、今回のこの細胞骨格っていうのを触れると、細胞と細胞の相互関係だとか、そういったところがなんとなく見えてくる。
まあそりゃそうか、みたいな形にイメージ膨らませられるかなって思うんで。
なるほどね。
いいと思います。
単細胞生物から多細胞生物にどうやって進化したのか、みたいなのもわかる感じかな。
そうなあ、まあまあまあまあ、そこまではちょっとこれフォローしきれてないけど。
なるほど。
はい、ということで、今回もね、公開収録をしていますが、もうすんごい深夜にやってます。
はい、あのイトリョウさんが駆けつけてくれました。ありがとうございます。
ありがとうございます。
ではですね、じゃあここで、進化学生物のね、主な3種類の細胞骨格があるんだけど。
細胞の動きと相互関係
細胞骨格にも種類があるんですね。
種類があるんだな。これをね、紹介していきます。
はい。
まず1つ、アクチンフィラメント、まあもしくはマイクロフィラメントと呼ばれるもの。
はい、よく出てくるやつですね。フィラメントっていうと。
生に生きてみたらね。
生物だとそれですよね、はい。
で、もうこれ本当に超ざっくり言うと、みんなグッて腕に力込めてよ、グッて。
はい、わかりました。
アクチンフィラメントがめちゃくちゃグッてなってますこれ。
ざっくりすぎる。
ざっくりすぎるよね。だから細胞、まあそうね、アクチンフィラメントはだいぶ感じやすいっていうか、
これかってなりやすいかなって思う。
なるほどね。
はい。で、じゃあこのアクチンちょっとどんどん細かいところから見ていこうと思うんだけど。
はい。
アクチンっていうのは粒状のタンパク質なんだよね、まず。
だからこれをまず1つ、1粒、単量体って言います、単量体。
これね、単量体1つだけってことで、この粒、粒粒。
アクチンとか、アクチンモノマー、球状アクチン、Gアクチンとかっていう風に言うんだけども、これ直径5から9ナノメートルです。
はい。
すごいちっちゃい。
ちっちゃいですね。
とんでもなくちっちゃいの。
5から9ナノメートルって本当に小さいからね、もうね。
まあそうだね。細胞のサイズってどれぐらいですか?
細胞のサイズ。
マイクロメートル、マイクロメートル単位だよね、確か。
マイクロメートル単位だね。
まあ物によるけどゾウリムシとかだったら200マイクロメートルとかじゃないかな。
うんうんうんうん。
そうだね。なんか頑張れば肉眼で見えなくもないけど、まあ無理みたいな感じですもんね。
そうだね。人の細胞、まあ場所によってあれだけども、200はでかいね。
まあ単細胞で。
200はでかい。
まあ細胞のでかさで言うとあれかもしれないけど、5ミリメートル、5から9ナノメートルじゃん、アクチンの粒が。
だから1回5ミリメートルを見てみてよ。5ミリメートル。
はい。
1センチの半分です。
ちっちゃいですね。
これの千分の1が5マイクロメートルですよ。
はい、そうですね。
これを千分の1、5ミリメートルの千分の1、5マイクロメートルね。
でもナノになってないねということで、この5マイクロメートルのさらに千分の1してください。
これが5ナノメートルなんだよね。
そうですね。5ミリメートルの100万分の1ですね。
そういうことです。めちゃくちゃちっちゃいんですよ。
筋肉グッてやって、これがアクチンフィラメントねとかって言ったけど、
この極小の粒々がいっぱい繋がってできたやつがグッと収縮するわけだね。
これまたミヨシンってやつと滑り説ということで滑ってるってなってるんだけど。
それは筋収縮の話があったらいつかやります。
でもすごいね。そんなにちっちゃいやつがたくさんあって、それが一方向に同じ方向に動かないと腕って動かないもんね。
そうなんだよね。すごい。
これ実は細胞の中にも入ってるんだよね。
筋細胞っていうのでアクチンフィラメントってあるけど、今日は細胞の中の話に着目していきたいから。
ただの細胞の話に戻るんだけども。
この細胞の中には細胞膜の直下に集中してるね。細胞膜直下。
割と外側にいるってことだね。
内側かな?細胞の中。
細胞の内側、細胞の方だけど細胞膜ってことは細胞の中では割と外縁周辺にいるってこと?
そうそう。端っこ。
だからこの細胞の周りを網目状に張り巡らされてるみたいなイメージを持ってもらえればいいかな。
なるほど。
でも細胞っていうのは実はいろんなストレスを感じてるわけ。力とかね。単純なところでいくと。
だからみんな自分の皮膚を持ってビヨンって伸ばしてみてよ。
これ相当力が加わってんのよ。細胞に。
細胞サイズで考えたらありえないレベルの力が加わってるよね。
確かにそうだよね。
そうなんだよね。これ張力ですよね。引っ張られる力。
これに抵抗したり、あとは細胞の形をちゃんと保ったり。ほら、君たち手離してよ。ビヨンって戻るよね。
戻る。確かに。
戻んない場合はね、あれだけど戻る。だから細胞の形保ったりしてんだよ。
これがすごいですよね。
なるほどね。これがその細胞膜付近にあるアクチンフィラメントのアミメ状の構造によるものなんだ。
そうなんだよ。
なるほどね。
実は細胞っていうのは動くんだよ。アメーバみたいな感じで動くんだよね。
そうする時にどうやって動くのっていうと、手をビヨンと伸ばします。
そうですね。
手をビヨンって伸ばして、遠いところでベチャってくっついてグーってこう、自分の体ごとグーっと持ち上げるっていうか、引っ張る感じで動いていくんだよね。
この時のビヨンっていうのもアクチンフィラメントが関与してます。
なるほどね。
これ加速って言うんだけどね。仮の足って書いてね。
そういう感じでね、すごい頑張ってるわけよ。
なるほどね。
すごいね。自分で腕も伸ばすこともできるし、一定の形に保つこともできるんだ。
そうなんです。すごいのよ。
さっきもやったように、細胞引っ張って、皮膚引っ張ってっていう風にこれ、ちぎれないよね、ブチブチブチってね、細胞が。
そうだね、確かに。
細胞骨格の重要性
これね、また後でやるけど、細胞同士ってのはくっついてるわけ、当然。
細胞接着ってやつですね。
それです。そこにも今回のこのアクチンがだいぶ関与して、その張力を感じて、力に負けないようにグッと引っ張るではないけど、繋ぎ止めるような、そういう役割をしてるんだよね。
アクチンめっちゃ大事じゃん。
アクチンはすごい大切。
じゃあこの世からアクチンがなくなったらやばいってこと?
そうだね。だいぶやばいと思う。
アクチンなくなったら筋肉ない。
自分の体がこの形でいられなくなるってことでしょ?
そうだろうね。
マジでその…
すげーな。
すげーよね。
そうなんですよ。ちょっと凄さ感じてくれたら嬉しいですね。
筋肉そのものであるって言ってもいいしね、アクチンね。
身をしんり。
5ナノメートルのつぶつぶが。
そうそうそうそう。
身をしんっていう繊維状のものと一緒、共同体を作って筋肉作ったりしてるし。
とにかくいろんな役割がありますということで、もうここだけで細胞骨格すごいなって思ったよね。
そうだね。細胞骨格の大切さがわかりました。
だよね。なんとでも、あともう2つあんのよ。主要な細胞骨格が。
主要ってことはそっちも大事なんですね。でもアクチンだけでだいぶ重要そうでしたけど。
だよね。だけどまだ2つもあんだよ、すごいのが。
1個だけでやってるってわけがないからそうなんだろうけど。
紹介させてくれよ、細胞骨格すごいんだから。
微小管の役割
じゃあ次。次は微小管というものですね。
なんか聞いたことあるぞ、微小管。
細胞分裂の時に出てくるやつですね。
素晴らしいですね。そうなんですよ。
これ仏学の無印の第50話、最終回に向かっていくぞの50話、細胞分裂でやったわけですね。
そうですね。
多分そこでもね、ちらっと話はしてると思う。
さっき言ってくれたように細胞分裂するとき、DNAを分配するよね。
コピーしたDNAを。染色体をね。
その時に連れていく、両サイドに連れていくのが微小管がトランスフォームした防水体というものが連れてくるんだよね。
そうですね。
そこで一番登場してくるかなっていうイメージだね、微小管はね。
じゃあそっか、それ以外、それはそうだけどそれ以外の時でも存在はしてるんだね。
もうめちゃくちゃ存在してる、もうすごいよ。
細胞分裂をするとき以外でも働いてるんだ。
もうそれ以外でいっぱい働いてると言っていい。
なるほどね。
実は。
じゃあ何、細胞分裂で出てくるのはほんの一部の能力であってってこと?
そうだよ、マジで一部の能力。
そこだけでしか知らないのがちょっと申し訳なくなってくるね。
いや本当にそう、ルフィで言ったら腕が伸びるってだけだよ、微小管の。
それしか説明できてないと思う、それくらい大切。
なるほどね、そっか。
アクシンフィラメンと同様に構造的には、2つの球状、これもまた小さいつぶつぶイメージしてほしいんだけど、
2つの球状タンパク質、これαチューブリンっていうのとβチューブリンっていう2つのつぶつぶが交互にくっついて直列に並んでるんだよね、まず。
これイメージしてほしい。
だからαβαβαβつって、まずは1本の線を考えてみてよ。
はい。
これをプロトフィラメントって言うんだけど、
このプロトフィラメント同士の横方向のくっつき、このαβαβのこの線位がいくつも平行にくっついて、
管状、パイプ状の長い線位が形成されるんだよね。
なるほどね、パイプ状なんだね。
うん。微小管だからね、管だからね、管だからね。
なので、微小管の最も一般的な形態っていうのはこの13個のプロトフィラメントからなる管状構造っていうのが一般的かなって感じ。
なるほどね。
13本の線が輪っかを作るような感じで形成してパイプを作るって感じだね。
はい。
で、これね、αβαβって並んでるから、最初は、例えば最初はα、こっちの端っこはα、で、もう一方の端っこはβになるじゃん。
あー、なるほどね。αβαβαで終わるわけではないんだ。
そうそうそうそう。
うんうんうん。
なので、方向があるんすよ。
あー、なるほど。
うん。なのでβで終わってる方がプラス端、プラスの端。
で、αで終わってるのがマイナス端っていう風にしてます。
うーん。そんなんあるんだ。
そうなんすよ。で、このαβαβこれね、必要な時にちょっともうちょっと長くなってーっていう時に、はーいっつってガチャンガチャンガチャンって長くなってくんだよね。
なるほど。なるほどね。レゴみたいな感じだ。
そうそうそう。あのね、そうなんすよ。で、この長くなってくのはプラス端とマイナス端の両方で生じるんだけど、ただβで終わっているプラス端の方が大幅に早く伸長していくっていう特徴があるんだけど。
うーん。どっちにも伸びはするってこと?
一応どっちにも伸びはするかな。
うんうんうん。
そうなんです。で、プラス端、βで終わっている方が細胞膜の方に伸びていくって感じ。
っていうのも、核の近くに中心体っていう細胞小器官がある。これ覚えなくていいんだけど、核の近くに微小管の中心があるんだけど、ここから細胞膜に広がってバーっと伸びていくっていう感じなんだよね。放射状に。
あ、なるほど。中心体から伸びていってんだ。
そうそうそう。
うーん。なるほど。
そうなんですよ。っていうのが構造なんだけど。
で、じゃあ何してんの?っていうところなんだけど、これね、これもちょっとトランスフォームして、線毛とか弁毛の内部構造を構成してたりするんだよね。
え?線毛とか弁毛って微小管なんだ?
あ、そうだよ。
極論?
極論、そう。とか、よく身近なのは精子あるじゃん。精子。精子ってある弁毛、尻尾が伸びてるじゃん。ビブ。
ありますね。
あれは中心体、つまり微小管がどんどん長くなってトランスフォームしたものですね。
そうなんですね。
はい。
それは何か、細胞をこうに尖らせてってこと?
あ、これまた精子の形成についての話なんだけど、元素分裂終わって精子になりますっていう過程で、その精細胞から精子になる期間があるんだけども。
精細胞、まあまあまあ、いや精子になる期間があるんだけど、無駄な細胞質を全部取っ払っちゃうんだよ。スリムにして。
それが精細胞の特徴だよね。
そう。で、DNAだけを詰めた頭の方と、真ん中にはミトコンドリアが配置して、一番後ろは中心体から伸びた微小管の尻尾ができるっていうような、そういう感じになるんだよね。
その時中心体っていうのは、頭のところにいる?
尻尾のところにいる。
なるほどね。中心体自体が移動しているんだ。
中心体が移動っていうか、微小管の紐っていうか尻尾になってるっていう感じだね。
なるほど。
そうなんです。実は弁毛なんですよ。
さあ、なるほどね。それは何?何本か微小管が集まってるの?それとも微小管1本ってこと?
これは微小管…えーとね、これ9プラス2構造っていってさ、9本の微小管と真ん中の2本の微小管がある、ちょっとさらに太い微小管がいっぱい連なってできる尻尾なんですね。
なるほどね。じゃあ中心に中心がいて、周りを取り囲むようにってことでいくつかの微小管できてるんだね。
まあ、そうそうそうそう。この9プラス2構造が多分一般的なんじゃないかなって思う。
細胞内輸送と中間系フィラメント
うんうん。その細胞膜を突き抜けて出てったもの?
いや、細胞膜は突き抜けないんですね。
おー。
あ、これ本当にいい質問で、あのね、これ共通テストの問題にも出てくるんだけど。
そうなんですね。
あのね、弁毛の細胞膜に包まれてるんだよ。
ほうほうほうほう。
だからこれ、弁毛は細胞膜に包まれていないみたいな、なんか間違いを誘うようなね、選択肢があったりするんだけどそれは間違いなんだね。
でも直感的に言うとなんかね、線毛とか弁毛って細胞から飛び出てる毛みたいな、そういう感覚だもんね。
うん。だからまあ問題にもなると思うんだけどね。
なるほどね。
ということでね、あとは細胞内輸送とかにも関わってんだよね。
うんうんうん。
で、まあさっきも言ってくれたように細胞分裂にも関与しているし。
うん。
まあということでね、すごい頑張ってんだね。
うん。
なるほどね。
で、これね。
細胞内輸送も微小を考えてるんだね。
おー、いいところに目をつけたね。
なんと、これ、じゃあ何がどうやって輸送してるの?っていう話なんだけど、実はね、微小管はただの繊維っていうだけじゃなくて、実はね、あるものが歩いて通る道としての役割も持ってんだよね。
あるものが歩いて通る道としての役割。
うん。道です。道。
なるほど。なんだろうね。
そう、ここを歩く、つまり微小管を歩くのがモータータンパク質っていう、ATPのエネルギーを使って歩くタンパク質で、キネシンとダイニンっていうのがいるんだよね。
あー、聞いたことある。
これ本当にすごくて、二足歩行です、二足歩行。ピョコンピョコンピョコンって本当に歩いてるんだよ、微小管の上を。
あ、そうなんだ。
これ本当にキネシンとダイニン、もしくはモータータンパク質で調べたら、もうね、すごいよ、これ細胞の中にいんの?みたいな、おもちゃやんみたいなのがね、歩いてんの。
そうなんだね。キネシンとダイニン。
で、このキネシンっていうのがプラス側に移動、つまり細胞膜の方に移動。
で、ダイニンっていうのがマイナス方向、つまり角方向の方に歩くんだよね。
ごめん、さっき言い忘れたけど、ちなみにアクチンフィラメントを歩くミオシンファイブっていうのもあったりします。ピョコンピョコンピョコンって。
なるほど。
だからもう歩いてる人たちばっかりなんだよね。
なるほどね。
で、このキネシンとダイニンね、びっくりすると思うけど、いろんなものを背負って運んでるんすよ、歩いて。
なるほどね。
実はキネシンを感じられるタイミングってあるんすよ。
普段生活していて、今キネシン来た、みたいなそういうこと?
そう、今キネシン来たっていうタイミングがあるんですね。
わかんないです。
あのですね、これ冬でも感じれるよ。夏でも感じれるし。
春も感じれるかな。秋か秋、感じれなかないかなって感じなんだけど。
今はあんまり感じないってこと?
今そうだね、よっぽどじゃないとって感じかな。
珍しいね、みたいになると思う。今、秋ごろに。
何かっていうと、日差しの下にずっと居続けたらわかるよっていうことで、日焼けに大いに関係してるんすよ。
日焼けするとさ、真っ黒になるじゃん。
なります。
これなんで真っ黒になるのっていうと、色素、メラニンを拡散させてるからなんだよね。紫外線からね、守るために。
ということで、このメラニンを運んでるのがキネシンですね。
なるほど。
じゃあキネシンが仕事しなければ日焼けもしないし、シミもできないってことですか?
まあそういうことですね。
そっか、キネシンが居なくなればってことなんだね。
まあまあまあ、そういうことなんですよ。
うん。
日焼け止めっていうのは、このキネシンの働きを何か抑えるか何かじゃなかったかなって思うんですよね。
そういうことなんだ。バリアするとかじゃなくて、そういう科学的な感じなんだ、日焼け止めって。
まあそうなんすよ。
キネシンの働きを抑える、キネシン抑制による美白作用に関してっていうのがあったりするな。
まあ一般的な日焼け止めがキネシンの働きを抑制してるかどうかはちょっとわかんないけど、日焼け止め。
でもそういう日焼け止めもあるよってことなんね。
うん。
面白いな。
面白いよね。
ああでも、ごめん、普通の日焼け止めは酸化チタン、酸化炎などの微粒子が肌の上に膜を作り、鏡のように紫外線を物理的に反射散乱させているよという。
そうなんですね。
やっぱりそのバリアだったんだ。
あれなんか、反射するような鏡のような感じになってんだ。
すごいね。
お前それは感じたことないけど。
まあということでね、そうなんすよ。
はい、ということで、まあすごいことやってるよねっていうことなんだよね。
でもそうだね、そう考えると科学的なものが理解できる気がする。
じゃあね、これまだ2つ目なんだけど、まだあともう1個あんだよね。
そうだね、確かに。アクチンフィラメントと美少感ですか。
これあともう1つは中間系フィラメントっていうのがあるんですね。
ああはいはいはい、聞いたことある。全部学んでんだ、一応。
学んでるよね、絶対ね。
まあそりゃそうだよね、高校で生物やってたんだもんね。
そうそうそう。
もう全然覚えてねえや。
中間系フィラメントの構造と機能
ミオシンフィラメントはそういうなんかその細胞骨格ではないの?
いやーそうなんだよね。ミオシンフィラメントは厳密に言うと細胞骨格じゃない。
そうなんだね。アクチンフィラメントともなんかニコイチみたいな感じでやってる気がするけどそうではないんだ。
あ、そう。ミオシンフィラメントはアクチンフィラメントと共同して細胞の動きを生み出すモータータンパク質。
あ、そういうことね。
うん。そう、ミオシンフィラメントは細胞骨格じゃないんだよね。
うん。
はい。
似たようなフィラメントって言ってるけどね。
そう。じゃあね、中間系フィラメントは全ての脊椎動物、あとは多くの無脊椎動物の細胞に見られるんだよね。
へー。
うん。
中間系フィラメントを構成するタンパク質ファミリー、これね、めちゃくちゃたくさんあるんだよ、これを構成するタンパク質が。
タンパク質ファミリーっていう風に言ってるんだけど、これは共通した構造配列的特徴を持ってて、
コイルドコイルって呼ばれる2本の紐状のタンパク質があるんだけど、
うん。
これが螺旋状に巻きついて1本の構造体になります。
ローブみたいな感じね。
そうそう、だから今回は粒状じゃなくて、この粒がいっぱい連なってできる繊維じゃなくて、もう最初からボールペンの中に入ってるバネがあるじゃん。
うん。
あれをもうちょっと伸ばしてみてよ。
うん。
緩く螺旋を描いてるような1本の金属のバネが出てくるよね。
うんうんうんうん。
これを2つうまく螺旋状に巻きつかせて1本にしてください。
はい。
さらにこれを2セット用意してください。
はい。
これを2セット平行に結合させて、要するに4両体を形成してるってことだよね。
はいはいはい。
4両体の中の2個がめっちゃ強い結びつきになってるってことだね、2個ずつ。
まあ的な。そうそうそうそう。
これが基本的な中間系フィラメントの構造ですね。
はい。
はい。
で、中間系フィラメントには上皮細胞にあるケラチンフィラメント、よく聞くよね。
うん。
あとは神経細胞にあるニューロフィラメント、あとは核膜の構造を支えているラミン、あとは菌細胞のデスミンなんていうのがあるんだよね。
うん。
うん。
で、これね、アクチンフィラメントより強力な結合なんだよね。
うん。
で、張力、外部張力を加えることで細胞形状を維持する機能を果たします。
じゃあさっき腕つまんでみたいなときは、アクチンフィラメントも大事だけど、中間系フィラメントがめっちゃ強いから元に戻るってこと?
うん。そうそうそうそう。
うん。
だからそうなんですよ。
うん。
で、上皮細胞で発現しているケラチンフィラメントは、まあこれ様々な機械的ストレス、メカニカルストレスに対して保護効果を持ってて、皮膚の耐久性に寄与してるんだよね。
うん。
うん。あとは代謝酸化化学的ストレスに対する器官の保護にも寄与してます。
なるほど。
はい、まあということでね、すごいんですよ。
うん。いろいろな繊維があるんだね。
うん。ということで、あー、なんかいっぱい喋ったぞ、なんか。
そうか、細胞、細胞内って、なんかそのカクとかミドコンドリアとか、なんかそういうのがあって、なんかそれ以外のところは細胞質、機質ですよ、みたいな感じで言うけど、その中にいっぱいなんか繊維があるんだね、そういう。
いっぱい繊維がある。うん。すごいいっぱい繊維があるんだから。
そうなんだね。
あー、あと、まあちょっとね、まあこの3つさえ抑えてりゃいいかなって思います、ぶっちゃけ。
うんうんうん。
だけどまあ。
アクチーフィラメントと微小管と中間系フィラメント。
そう、だけど、今回カジュエンさんからどこまでわかってるんですかって言われたから、ちょっと簡単になんだけど。
そういうことね、なんかその3個だけじゃなくてもっとたくさんあるのかどうかってことね。
そうそうそう、あのすごい、今からすごい速度で話をしていくんだけど、その他の細胞骨格ということで、
フィラメント状とかリング状になるセプチンね、これ第4の細胞骨格とも言われている、とても大切な細胞骨格があるのと、あとは細胞膜の細胞内外に並ぶスペクトリンなんていうのがあります。
じゃあ次、幻覚細胞の細胞骨格をね、ちょっと話すと、
細胞骨格の活躍の場
細胞分裂時に分裂部位に移動するタンパク質で、分裂する細胞間の細胞壁の合成とか再構築に必要な他のすべてのタンパク質をリクルートするために必要不可欠なFTSZ、
あとはワクチンみたいなタンパク質で細胞壁整合性に関与するMREBと、あとは細胞分裂時のDNA分配に関与している可能性があるPARM、あとは細胞形状の維持に関与していると思われるクレセンチンっていうのがあります。
はい、多分誰も理解してないと思います。
誰も理解してないよね。
そうか。
呪文でしたね、今のはね。
呪文だったよね。
英語の聞き流しみたいな感じでしたね。
そう。
もうね、細胞骨格は、言ってくれたようにワクチンフィラメント、微小管、中間系フィラメント、この3つさえ抑えてればもういいです。
あとはその他いっぱいってことね。
あとはその他いっぱいって言うと思う。
これを研究してる研究者にごめんなさい。あんまりまだちょっとメジャーじゃないかなっていう。
なるほど、はい。
ということでね、いっぱい喋りました。
はい。
で、もうこれでもう嫌になってきたところでサイドAをね、終わりにしたいと思うんだけど。
まだあるんですね、サイドB。
サイドBはもうあと話は簡単。
じゃあこの細胞骨格っていうのは、もっと具体的にどういうところで活躍してるのかっていうことをね、簡単に紹介できたらなと思う次第です。
さっきも活躍してる場面結構聞いたと思うんですけど、それだけではないんですね。
それだけだとちょっとね足りないところがあるんでね。
なるほどね、いっぱいあるんですね。
いっぱいあるんだね。
ということで、嫌にならずサイドBも聞いてください。
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