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はい、バーニング公演のアウトプット読書術
本日の一冊は、決断の技術 不安と後悔がなくなるデカルトルール
この一冊を紹介します。 著者は齋藤孝さん
明治大学文学部教授 1960年静岡生まれ
東京大学法学部卒業ということで、現在は専門は教育学・身体論・コミュニケーション論ですね。
コメンテーターとしても活躍もされてますし、書籍もたくさん出版されてるんですけれども
デカルトルールって何すか? っていうとこなんですよ、僕としてはね。
ただこれがまあほぼこの本の肝となる部分なんですけども
はい、デカルト知ってますよという方、正直に手を挙げてください。
知らない方の方が多い? いやなんか聞いたことある、でも誰なんやって言われるとちょっとね
だと思うんですよ。 まずねこのデカルトさん
フランス生まれのルネ・デカルト、1600年代に活躍した哲学者です。
デカルトはわかんなくてもこの言葉聞いたら知ってるっていう方多いんじゃないでしょうか。
我思う、ゆえに我あり。
あーなんかその言葉は知ってるわ、僕もそうでした。
この言葉を残した哲学者さんなんですねと。
でですよ、今の現代に通じる決断の技術、これを決めるのはデカルトさんの哲学の法則にのっとるんですよねっていうことをこの斎藤隆さんはおっしゃっているんですよ。
決断、思考が身につく二重の方法っていうことでね、わかりやすく20項目を書かれてるんですが
その中で僕がこれどういうことを書かれているのかなと気になった4つについてお話をさせていただきます。
まず一つ目、一か八かのチャレンジをしない。
なんかそれって孫子の兵法とかでも書かれてるんじゃないんですっけーっていうね。
負け戦をしないっていうことですよね。多分そういうことなのかなと。
これはどういうことって言うと、マイナス面に目をつぶるなと。
何か新しいチャレンジをしていくときに人ってね、いいことばっかり考えがちなんですよ。
投資でいいリターンがある、年利10%、すげーなそれいいじゃんって、お金預けとくだけで年利100万入れたら110万になるのかっていう。
しかも福利で運用、めっちゃいいや7年で2倍ですよみたいなねところが。
でもそれってデメリット理解本当にできてますかってことなんですよ。
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その決断をすることのメリットとデメリット双方をよく理解して整理をして、デメリットが乗り切れると自分で判断したときに、えいやと飛び込もう。
決断することもちろん大事ですよ。でもちゃんとデメリット考え抜こうね。
我考え抜くゆえに後悔せず。こんな言葉も残されてるんですよ。深いなぁと思いますね。
考え抜くこと、後悔しないかなこれをやったときに最悪の事態を常に想定せよっていうね消防の格言もありますけども、常に最悪は想定するんですよ。
でもってそれが起きたときに許容できないと考えるんであればその決断はすべきではないと。
これを判断基準として明確に持ち越しましょうじゃない持ちましょうっていうお話ですよ。
2つ目、答えを急がない。慎重に検討もしないで安易に飛びつくな。
これもね、相反する考え方もあるじゃないですか。
即決即断即行動。不動産投資家界隈でもよく言われている言葉ですけれども、もちろんそれも大事です。
ただこれもね、いちかばちかとチャレンジしないっていうこととつながるんですけども、慎重に検討もしないで安易に飛びつくなっていうことなんですよね。
いや即決即断即行動もちろん大事ですよ。ただその即行動に移す直前ね、まだ引き返せるっていうタイミングで自分の判断が正しいかどうか必ず見直しなさい。
吟味には時間をかけましょう。これが大事なんですよね。素早く動き続けるんですけども、請求な答えに安住しない。
それが大事って言われてますよね。安住しない。なんかめっちゃ即動けてる。俺すげー、なんか気持ちいいってなってたらどこかで慢心が入っていずれ大きな落とし穴に落ちますよってことなんですよ。
はい、自分に置き換えた時にすごく反省する部分ですね。過去にも話しましたよ。軽倍で最低保証金捨てたっていうね経験も僕は大きいことやってますけども、その時に本当に理解しました。このことは決断大事ですよ。でも本当にこれ大丈夫なのかなっていうね大きな決断の時にはしっかりと吟味しましょう。
それをデカルトさん400年前にも既に残されてるんですね。なんで俺はこれを知らんかったんだと思いましたよ。
3つ目、踊り場を持つ。これもどういうことだろう?思ったんですけれども、読んでなるほどそういうことかと思ったんですね。
気持ちをスッと切り替える場所、これを持ちましょうってことなんですよね。常にね新しいチャレンジをし続けるとか行動をし続ける判断の繰り返しっていうのをやっているとどうしても精神も心身も疲労していきますんで、それをね1日どこかリセットできる場を持ちましょうよ。
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それはリラックスできるお風呂の時間でもいいし、夜寝る前ね本当にちょっと温かいサイドを飲んでとか落ち着けるときでもいいです。でも僕にとってはジムとかランニングしている最中っていうのはもう外からの情報一切入ってこず自分に向き合える時間っていうことでリラックスできる場所なんですけども、
あとは何よりね夕食、家族で食事を取る時間っていうのは僕必ず第一にしたいので、その時はもう携帯も離して仕事のことは考えずっていうことで、これがリセットできる時間だったりするんですけども、やっぱりそういう時間とか場所を設けるっていうことは結局思考回路を新しくしていくとかその決断っていうことについて、やっぱりね脳が活性していくので大事ですよ。そういう場所、時間を持ちましょうっていうことで。
そして4つ目、自分の幸せの条件を知る。人の幸せを自分に置き換えた時にそれ本当に幸せですか?お金持ちになった時に良い車に乗って良いお店で何か良いものをいっぱい食べて世界飛び回って理想ですよね。でもそれ憧れてるのって本当に自分がやりたいことなんですか?
なんかそういう肩にはまった幸せ、人がいいなって思っていることがやりたいだけじゃないの?ってやってみた時に、え、なんかこれって思ってたより満足感得られないな。それは自分を知ることなんですよね。そこを見極めましょうよ。周りに流されるな。
タワーレコードの有名な言葉ありますよ。タワーレコードね。音楽のレーベル。ノーミュージック、ノーライフ。あなたにとってこのノーミュージックに入る言葉は何ですか?僕にとってはノーファミリー、ノーライフみたいなところですね。
自分が何を幸せなのかを見極めましょう。将棋の騎士なんて最たる例ですよ。欲望が絞り込まれてますよね。将棋を打つこと、自分の境地を開拓していくこと、そして相手に勝つことということを人生に置き換えてるんですよね。
これ人には真似できない境地ですよね。でもそれが好きって言う人がほんの一握り日本を背負っていくような藤井騎士のようになっていくんだよね。そんなツキツキめなくてもいい。ちょっと勘だね。ツキツメなくてもいいですけど、これがあれば自分は幸せを感じていられるんだっていうものを自分の中心に置いておく。
欲望を絞り込んでいく。人は関係ない。これがあれば僕は幸せっていうことを見つめていきましょう。それを中心に物事を選別していけばきっと満足した生活、理想の人生が手に入れられますよということをおっしゃっています。
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いやーこのねデカルトルール、斉藤隆さんも非常に明快にわかりやすく解説をしてくださっているので読みやすい一冊となっております。
我思う我。間違えた大事なとこ。我思うゆえに我あり。考えている自分がいる。だからそこに自分はいるんだよっていうことをおっしゃっているこの哲学者ルネ・デカルトさん。
400年前のこの金元集ですよ。ぜひ一読されてみてはいかがでしょうか。というわけで本日は決断の技術を紹介させていただきました。
さあ明日もワクワクと楽しく元気に過ごしていきましょう。それではまた明日。