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はい、バーニング公演のアウトプット読書術
本日の一冊は、メシが食える大人になる 世の中ルールブック
こちらの一冊を紹介させていただきます。
著者は高濱正伸さん。
メシが食える大人に育てるという理念のもと、
作文・読書・思考力・野外体験を主軸に据えた学習塾
花丸学習会を設立。
保護者などを対象にした講演会は、参加者が年間3万人を超えるという方で、教育者の方ですね。
情熱大陸とかカンブリア宮殿などテレビにもたくさん紹介されている方だということでして、
こちらの一冊ね。
面白い。大人が読んでも面白いっていう一冊なんですけど、
この表紙を見てもらってもわかるかと思うんですが、
子供向けですね。内容としては、文字が読めること前提なんで、小学生以上かなと思うんですけども、
絵は林由美さんという方が書かれているんですが、とっつきやすい絵本です。
絵本というかね、これ50のルールがまさに書かれてるんですよ。
それはまさに子供たちがメシが食える大人になるための世の中のルールをまとめた、そんな50の法則ですね。
これが見開きに2ページで各テーマが書かれているんですよ。
そこに大きいイラスト差し絵が1つポンとあって、それに対しての文章が10行ぐらいとか、本当にね、読みやすいです。
漢字すべてにフリガナが振ってあるような形ですんでね。
いいこと書いてあるんですよ。これ子供向けとはいえね、大人だってさっと多分30分もかからないぐらいで読めるような一冊なんですが、
これね、これ実は言うと僕が選んだわけではなくて、
うちのね当時、だから去年やったと思うんですけど、7歳の小学校1年生になりたての長男と古本屋さんに行った時にこれを自分で選んできて読んでるんですよ。
たまにね、これ本当に出かける時とかも自分の前リュックに本を何冊か入れて持っていくんですけど、この1冊よく入ってますね。だから読んでるんですよ。
どんな書いてあるのかなーってパーって見たら、僕もねもうささっと読めちゃったんでね。
分かりやすいように選びながら書いてあるなって思ったんです。
そんな概要はさておきです。早速内容の方ですね。
僕があって心に刺さったものを7つ紹介させていただこうかなと思います。
まず1つ目。これ最初に書いてあるんですけどね。いいんですよ。
いいことを言うよりも良い行動をとる。はい、このルールね。
全部が全部おっしゃる通りなんですけど。
これがね、分かりやすいイラストが差し込まれてるからね、男の子がえへんって言ってるんですよ。
僕はゴミを出さない努力をすることが大切だとうんぬんかんぬんってこうね、ごたくを並べてるんです。
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メガネをクイッとしながら喋ってるんですけど、その足元にはもうゴミを踏んでる。
その横でその言ってる子を差し置いて、あ、ゴミだ、小さいお兄さんとか。
あ、ゴミが落ちてるよ、小さいアリさんとかが拾ってるんです。黙って拾ってるんです。
世の中は言葉じゃなくて行動できることが評価されるんだよ。
どんな人間かどうかっていうのは言葉を発することじゃなくて、その行動によって示される。
だから偉そうなことを良さげなことを言うよりも、さっとゴミが落ちてたら拾おうぜ、そういうふうに書かれてるんですね。
わかりやすいな、いやその通りやな、こういうふうになってほしいなって思います。
こうやってわかりやすくね、いろんなことが書かれてるんです。
はい、さあ2つ目。迷った時はきつい方を選ぶ。
これもね、大きい石と小さい石とあるんですけど、大きい石をその男の子がね、僕が押すよ、押してあげてるんですよ。
みんながありがとうって言ってるような差し入れですね。
楽をしたいのはみんな同じなんだ。
そんな時に自分も楽しようじゃなくて、あえて自分からきつい方を選ぼう。
そしたら、そんなきついこと自分から率先してやってくれるの?
みんなから信頼される人間になるんだよっていうのをね、これも表現されてますね。
こういうのが心に響いてくれたらいいなっていう願いよね。
親は持ちますね。
さあ3つ目。話を聞くときは言葉ではなく、相手の心にこそ耳をすます。
ふん、あっち行ってや。
お兄さんがかわいい関西弁で言ってるんです。
でもその心の声をね、聞くとね、糸電話でね、しゃべってるんです。声が漏れてくるんですよ。
寂しいよ。君に力になってもらいたいよ。
それを聞いた男の子が、はっ!ってしてるイラストですね。
これはね、響いてほしいな。
こういうことを理解してもらえるようになってほしいなって思います。
人は全てを言葉にできるわけじゃない。
だから相手の本心、心を汲み取れるような人間になろうねっていうことね、問われてますよ。
なんか言葉じゃなくて伝えてくれるのが、もう痒いところに手が届くっていう感じ。
なんか説明臭くなっちゃいますもんね。
これを本みたいにして読みやすくしてね、書かれてるのがいいなと思います。
さあ4つ目。一生懸命をバカにする人には振り回されない。
これもグッときますね。
走ってる男の子はいるんですよ。
タイムを伸ばすぞ!その後ろからお化けみたいなのがモクモクモクって出てきてケケケケケ。
こんなに必死に頑張ってどうするんだよ。笑える。
気にすんな。一生懸命を笑う人は夢中になれるものがない人なんですよ。
夢中になれるものを持ってる君の方が人生を大きくリードしているよ。
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だから気にしないで。励ましてくれてるんです。
こういう場面に出くわした時に読んだら響くんでしょうね。
何もない満たされている時に読んでも刺さらないのかもしれないですけど、
これを横に置いていつでも見返せるような形で置いてあげたい説だと思いますよ。
まだまだあります。全部読んでもいいぐらいなんですけどね。
ちょっとピックアップしてますよ。
5つ目。一番大切なことは誰も教えてくれないということを知っておく。
一番大切って人によって違うじゃないですか。
何を大事にするのか価値観っていう言い方もしますけど、
君にとって何が一番大切なの?それは誰にもわからないじゃないですか。
友達だって親だって君が何を大事にしたいのかわからない。
だから君自身で見つけるしかないんだよ。
大切なものを見つけてほしいな。そのためにもう親は応援してあげたいですね。
6つ目。他人を批判したくなったら自分はどうなんだと考えてみる。
これも大人になったら響くんでしょうね。
まったく休日のパパってゴロゴロしてばっかりでって言ってるその男の子が
ゴローンってしながらポテチをポリポリって食ってる様子が絵に描かれている。
君はどうなの?一回考えよっていうことですよね。
人に厳しくなりがちなんです。でも自分に甘くなりやすいんです。
人間っていうのはそういうものなの。
だから他人に何か言いたくなったらあいつはいつもって言いたくなったら
ふとね立ち止まってあれ?俺ってどうなんやっけ?
私ってどうなんだっけって自分の行動をチェックする癖をつけようねっていう風におっしゃってます。
そして7つ目。後悔はしない。でも反省はしっかりする。
これね後悔と反省ってなんか似てるんですよ。
やっちゃったことに対してあー違ったなーって思うことじゃないですか。
でも似てるんです。これだけ言われたら子供って違いわからないかもしれない。
それをちゃんと文章で説明してくれてるんですよね。
後悔っていうのは過去の失敗にとらわれること。
対して反省っていうのは失敗を未来に生かすことなんですよ。
分かってるようで改めて言語化するとすっと腑に落ちるものがありますよね。
こうやって似てるようで違うよ。後悔はしない。そんな言い方をしよう。
でも反省はやるんだ。それはなぜか未来を生かすためですよね。
こういった内容がいろいろと分かりやすい一文で端的に書かれてます。
最後におっしゃられている一言。
まずは自分が幸せになってそれから自分を幸せにしよう。
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自分の人生の主役は自分自身だよ。
こういう言葉で締めくくられている高浜正信さん。
学習塾をご自身で25年も運営されているという実績から紡ぎ出された言葉の数々。
重みがあるんだけど重すぎないんですよね。
ぜひともお子さんに一度読んであげてくださいって思えるようなそんな一冊でございました。
というわけで本日は飯が食える大人になる世の中ルールブック。
こちらの一冊を紹介させていただきました。
さあ明日もワクワクと楽しく元気にいきましょう。
それではまた明日。