藤野と京本の出会い
はい、バーニング応援のアウトプット読書術、本日の一冊は
ルックバック 藤本タツキ氏
今日は漫画です。 ちょっと趣向を変えてですね
漫画行ってみたいと思います。 ご存知でしょうか、ルックバックですよ
藤本タツキ先生はですね、アニメ、漫画、チェーンソーマンの作者ですね。
長編読み切りということで書かれている140数ページの、たった一冊一巻で終わるものでして、あと2024年にもね、あの映画化されてるんですが
一本たったの58分で完結するアニメ映画ですね。
今確認しましたら、ネットフリックスも公開はしておらずで、アマゾンプライムでは配信されているみたいですけども
いやこれはね、一度見てみてください。この漫画一冊においてもですね、定価440円プラス税なので500円でお釣りきます。
484円ですよ。 この主人公がね
藤野が主人公ですかね。小学校4年生の女の子で 漫画が上手なんですよ
ストーリー展開がものすごく上手で、周りからすごくモテ生やされるんですね。 学級新聞を書いてそこの4コマ漫画を担当してるんですけど
藤野ちゃんすげー、天才じゃね。周りから褒めたたえられて、このぐらい大したことないよみたいな感じで面白いと言われていて
自信満々なんですよ。そんな女の子なんですよ。
ここでもう一人出てくるんですけど 京本という同級生4年生の女の子がいるんですけど
そこが引きこもりなんです。学校に来れてないんですよね。この子もちょっと一緒にその学級新聞、漫画を載せてあげてもいいかな
先生の申し出が、別にいいですけど私より上手い子なんていないですけどね、みたいな感じで思ってるんですけどそれが掲載されて
藤野は驚愕するわけなんです。 京本の作品がめちゃくちゃ上手い
書き込まれているの。ストーリー動向ではないんですよ。そのセリフがあるわけでもないんですけど学校の描写とかねお祭りの背景だったりとかね
すっごい写実的で衝撃を受けるんです。それから見比べれば自分なんて某人間がキャキャキャってやり合ってたりなんですけど
違った魅力もあるんですけど驚愕するんですよ。それをまた心ない男子がフッと言ったりするんですね。
京本すげーな。これと比べれば藤野なんて大したことなくね。 みたいなことを言っちゃうんですよね。ここですごい火付くんですよ。藤野が。
もう狂ったように書き始めるんですよね。今まではすごくその強調性も高いというか、いろいろな女の子、男の子
関わらず遊んで楽しく過ごせるムードメーカーみたいな子だったんですけどもひたすら漫画に打ち込むんですよ。
これが小学4年生の時ですね。小学6年生までひたすらひたすら書き続けて、そろそろ藤野ちゃん漫画書くのやめなよ私たちもう6年生だよなんて言われるんですけど
でも負けたくないのこの思いと。やっぱり自分は漫画が好きだという思いに書き続けるんですが
京本には追いつけないんですよね。めちゃくちゃ上手いんですよ。それで一旦漫画をやめるんですよね。藤野は。
努力の先にある壁
で、卒業する時に卒業証書持って行ってくれよって先生に頼まれて、京本の文をね。なんでですか嫌ですよ。またここ会ったこともないんですよ。
だけど一緒に漫画書いてきた仲じゃないかって言ってしぶしぶ持っていくんですよね。ひたすら藤野は自分の漫画のその実力を上げるために書き倒してきたそのもう2年間をもうひたすら漫画に捧げてきたんですよ。
でも仕方ないかつってね、京本のお家に行ってピンポンして中にあげてもらってその2階の引きこもっているお部屋に向かうんですが階段を上がって廊下を見た瞬間にここでまた一つ衝撃のシーンが広がっているんですよね。
廊下の両サイドにびっしりと積み上げられているスケッチブックの数々積み上げられているんです。すごい量なんですよ。
この量を毎日書き続けていたのか京本はというね。ここでセリフも何もないんですよ。天才とはそういうことなんだなっていうね。天才と言葉で片付けていいのか違うと。めちゃくちゃ努力してた。自分の数十倍努力して書いていたんだ京本は。
で、ここでひとつちょっと皮肉めいた4巻漫画を書いて、何してるんだ私って言うとすってね、その紙切れが落ちて京本の部屋の中に吸い込まれるんですよ。扉の下の隙間から。
で、あっと思って卒業証書ここに置いておきます。失礼しますって言ってバーって駆け出すんですけど、それを部屋の中で拾った京本は見て言うんですね。
あ、藤野先生って外へも裸足で駆け出してきて追いかけてくるんですよ。バーンって。藤野先生どうして漫画辞めちゃったんですか。私藤野先生の漫画が大好きです。藤野先生は天才ですって言うんですよ。
え?みたいな。いやいやあんたの方が上手でしょって言うんですけどサインくださいって言ってね背中にねサインをこうもらうっていう。ありがとうございましたみたいなこんなシーンがあってですね。
まあまあいいよみたいな。じゃあまたね。帰るんですけど雨が降ってくるその田んぼ道の中をですねスキップしながら
ぴょんぴょんとこうね。そのこの気持ちの描写。漫画でまず行きますけどすっごい何ページもねこう使ってね書かれるんですけどね。この
気持ちの欲望って言うんですかね。本当にもう一旦絶望の淵からその自分の方が天才だって本当の天才に褒められた時のこの喜びというか
この表現がねなんか小学6年生の女子らしいというのかいやもっと大人びているかな。この表現なんですよ。アニメもねここほんと見てほしいんですよ。音楽とこの間とね
背景の緻密さとそしてキャラクターの描写っていうのがね合いまってねすごい良い味出してるんですよね。そこからこの2人がタッグを組んで漫画を書き始めるんですよ。
その出版社に投稿して漫画家の道を志していくんですよね。青春時代はこの2人が漫画というものに自分たちが大好きなこの媒体に捧げていくんですよ。
友情と成長の物語
本当に2人がもうストーリーが得意でキャラクターが得意でっていうその藤野と背景描写が緻密で繊細なこの京本がタッグを組んでいくとどんどんどんどん結果を出していくんですよね。認められていくんですよね。私たちだったらやれるんじゃないかってこの好きな絵と漫画とそこにかけてきたこの女子2人のついに人生が工作していくんですよ。2人のストーリーを紡いでいくんですよ。
ただここで京本がとある提案をするんですよね。
私は美術大学に行きたいっていうね。美大に通いたいっていうことを言い出すんですよ。え、どうして?私が外の世界に連れ出してあげたじゃん。2人だったら最強なんだよ。2人だったらやっていけるんだよ。この漫画の世界でもっと成功していこうよって言うんですけど私は絵が描きたいんですっていうね。
ここでまたグッと来るんですけどもそこの飲み込めないこの事実とそれでも京本の気持ちを尊重してあげたいというこの藤本の思いの工作する部分が素晴らしくてですね。
この先にまた大きな一つ展開があるんですけどもそれについちゃってぜひこの漫画を手に取っていただくかもしくはこの漫画アニメ映画ですねの方をちょっと一度見ていただけたらなんて思うんですよ。
この漫画からアニメから何を捉えるかっていうところなんですけども本当に天才追いつけない才能それを突きつけられた時の人の絶望とかでも新たに見出される希望であったりとかここって人生においてやっぱり本気で何かに打ち込んできた人とか
やっぱり才能見せつけられたとか好きであればあるほどにどこかでこのぶつかる壁とかねその葛藤がねやっぱりこの藤本先生が漫画家として歩んでこられたその道筋とかご自身の経験もね大いにね詰め込まれているこの一冊にね本当に凝縮されてるんですよこの絵の感じとかね
今日はこの思いをちょっと伝えたくてですね取り上げさせていただきました普段ね葛藤のね本も大変面白みがあって大好きなんですけどもちょっと今日は僕はこの一冊シリーズものでしたらねちょっとまた別でも語る機会も受けてはいるんですがブックバックについてはこの一冊読み切りということで皆さん是非とも良かったら古本屋さんでも結構です新刊でねアマゾンで購入していただくのも結構なんですけども
自分の才能とはいかなるものなのかそして本気で突き詰めていったところの時にどこかで打ち当たるタブで壁であったりとかこのね唯一無二ですよ青春時代を切り取ったこの読み切りルックバック藤本達喜先生のこの一冊僕の熱量を持って本日はお伝えさせていただきました
いやーほんとね二次元の世界素晴らしいやこれはでもねほんとみんなが多かれ少なかれ経験したことじゃないでしょうかこの共感という部分においてはねうん
懐かしい気持ちにもなるすごい感傷的な気持ちにも浸るんですけれどもまあ短編ですのでね長い時間必要ありませんから1時間で映画も見ることができますのでお勧めでございますはい本日はルックバック藤本達喜先生この漫画そしてアニメ映画を紹介させていただきました
どちらから入るかっていうのはもうご自身の自由でやりたい方から入ってみてくださいこれ行ったり来たりするとまた見え方が違ってくるっていうのもね面白さだと思いますそれでは明日もワクワクと楽しく元気にいきましょうそれではまた明日