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はい、バーニング王爺のアウトプット読書術
本日の一冊は、幸せな人生を送りたい人への21章
お金があれば幸せになれるのか
こちら、先日に続いて第2弾、続きのお話をさせていただきます。
著者はフレデリック・ルノワールさん、フランスの哲学者思想家の方でございます。
以前にですね、こちらの最初の章として紹介させていただきました
幸せってなんだろうっていう大きなテーマについてですね
まず幸せ幸福とは自分の人生を愛せるということだよ
そしてお金があれば幸せになれるのか
これには、こう思うには3つの理由があるんですよ
まず一つ目は、人は自分にないものを強く求めてしまう生き物だということ
第二に、私たちが生きている世界が未だかつてないほど不安定だからということ
そして第三に、お金が単に物質的利益や財産を得るだけのものではなくて
それ以上の役割を与えてくれるからだよということです
はい、このまず現実ということをですね、知るというところから入っていき
じゃあどうやったら幸福、それを感じられるんですかという具体的方策について
今回お話をさせていただきます
前回気になる方は、まだ聞いていらっしゃらない方は前回の放送から聞いてみてください
はい、それでは早速内容入っていきましょう
まず幸福への道、これを3つの道として示してくださっています
第一の道、欲望の転換
はい、どういうことでしょうか、深掘りしていきましょう
人間を苦しめているのは現実そのものではなく
それに対して抱く様々な思いや執着心ですよというふうにおっしゃってるんですね
そうなんです、世界の賢者たちはそう言うんです
人間は世界を自分の欲望に適合させようとし続けてきた結果
幸福とかけ離れてしまったのではないか、こういうふうに考えたんですね
だから賢者たちは言ったんです
自分の欲求を世界に適合させた方がいいんじゃないかと
世界を変えることよりもむしろ自分を変えることに力を尽くした方がいいんじゃないか
これをわかりやすく例えたインドのシャンティ・デーヴァさんという賢者がこう言っています
私に悪意を向ける人をどれだけ殺せばいなくなるのだろう
その数は宇宙のように無限だ
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だけど自分自身が憎しみの心を殺すと その途端に悪意ある敵たちがすべて消え去っていく
さらにエピクテトスという賢者もこう言っている
覚えておくがいい、君に不快な思いをさせている原因は
誰かが君を侮辱したり殴ったりしたことではなく
君が迷惑をこむったと思う気持ちである
不快
めちゃくちゃ不快
どう捉えますか皆さん
もう一度言いましょう
自分の欲求を世界に適合させよう
世界を変えることよりもむしろ自分を変えることに重力をしましょう
これが幸福への第一の道です
そして幸福への第二の道
これは自然の流れに逆らわずに生きるということ
とにかく笑え
こういうことなんですね
ウルフルズの歌でもありましたね
結局幸せって笑うってことなんだね
ということです
至福を得た人の笑いには理由はない
至福、至る幸福と書いて至福
これを得た人の笑いには理由はないんです
ものに満たされているのに窮屈そうに生きる都会人よりも
不便の中にも笑顔にあふれるとある国の山奥に暮らす先住民たちの方が
幸せに見えますよね
テレビでそういった番組見たことある方もいらっしゃるんじゃないでしょうか
ものの満たされているそれと幸福っていうのは関係ないんですよ
先ほども言いました
人間は自分の欲求を世界に適合させることを学ぶべきであって
その逆はない
つまりそれぞれ身の丈にあった生き方をしよう
人生の素朴な喜びにより大きな価値を置こう
こういうふうにおっしゃってるんです
じゃあそういった素朴な喜びを大きく感じるコツって何かなという時に
これを伝えましょう
一つ一つの自分の体験に意識を集中させたらええねん
唐突な関西で
いやでもそういうことなんです
ダンスをする時はダンスをし眠る時は眠る
今自分がやっていることにとことん集中をしよう他を見るな
そして自分が楽しいと思えることつまり幸福
これを自覚しそれを味わう時間を作りできるだけ強くその喜びをかみしめよう
こういうふうにおっしゃってるんです
次ご飯食べたら一口目に感じてください
飯うま!最高やな幸せでしょ
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想像するだけでこういうことなのかみしめていきましょう
そして幸福への第三の道
喜びに満ちた自己解放
これねちょっとなかなかに深い内容だったんですよ
だけどこれ一つだけ覚えていってください
僕なりの解釈もありますか
私たちが生きていく上で自分の意思で選択をし
自分の意思で決断することができるというのは錯覚であると知れ
こういうことなんです
ぐるんとひっくり返してきましたよね
自分の意思で決定して自分の意思で決断できる
それが自由なんじゃないの
自由を得ることが喜びであり幸せなんじゃないのって
思う方もいらっしゃるかもしれないですけど
そうじゃないっていうことを知ることが大事なんですよね
すべての決断は知らぬうちに
外的要因に左右されているってことなんですよ
例えば職場で休みを取ろうって思った時に
本当だったら来週の金曜日お休みもらいたいなって思ったけど
いやでも上司も休みか
じゃあ翌週に回そうかなっていうことありませんか
ご飯食べに行きました仲間と一緒に行きました
うわ俺カツ丼食いたいなと思ったけど
みんなが親子丼親子丼俺も親子丼ってなってたら
えっとじゃあ僕も親子丼で
本間はカツ丼食べたいのってことありませんか
こういうことな小さいことでも
こういうことがあらゆる決断においてあるんだよ
あなた自身の意思で選べてることは意外と少ない
これを知るだけでも
なんでなんかこんな自分の思う通りにいかへんのって
思っちゃうこれを防ぐことができるんですよね
絶えず自分の中心に戻ってこようと意識をすること
これがめちゃくちゃ大事
中心に戻るっていうのは
自分が気楽に感じられている時
幸せを感じられている時ですよ
幸せやでも急な連絡が入って
職場に出てこいって思う時ありますよね
これを感じろってことなんです
俺今中心から外れたわ
それ終わらせてから深い深呼吸してください
それで自分の中心に戻ってきたらいいんです
何が自分の喜びを増大させるのか
何が自分の喜びを減少させるのか
悲しみを引き起こす原因
これを正しく見極めよう
そうしたら本当の自分が分かってきますから
これを理解するということ
俺今自分の心からずれてるわ
を感じられるだけで自分が理解できる
幸福を感じやすい自分を作ろうっていうことなんですよね
最後にこのエピソードだけ紹介させてください
昔とある町の入り口に一人の老人が座ってたんです
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そこへ見知らぬ旅人がやってきて
その老人に尋ねました
この都には初めて来たのですが
ここはどんな人たちが暮らしているのですか
すると老人は答える代わりに問い返しました
君がいた町にはどんな人たちが住んでいたのかね
するとその青年はこう答えたんです
利己主義で意地悪な人ばっかりです
私がその町を去ったのも実はそれが原因なんです
その男はこう言ったんです
するとその老人はこう答えました
君はここでも同じような人々に出会うじゃろう
そして落胆してその旅人は去っていったんですね
少し経ってからまた別の旅人がやってきて老人に尋ねたんです
今着いたばかりなんですが
この町にはどんな人たちが暮らしているのでしょうか
すると老人はまた同じように問い返しました
旅人さん君がいた都にはどんな人たちが住んでいたのかね
するとその旅人はこう答えたんです
善良で愛想がいい人ばかりでした
友達もたくさんできました
だから後ろ髪を惹かれる思いでその町を出てきたんです
するとそれを聞いた老人はこう答えました
君はここでも同じような人々に出会うじゃろう
この話を少し離れた場所で落胆の水を飲ませながら聞いていた
その落胆会が言ったんですね
いやいやおじいさんなぜ同じ質問をしてきた旅人2人に
全く別の回答をしたんだい
それは意地悪じゃないのか
するとその老人はこう言葉を返しました
人は皆自分の心の中にある世界を生きているからじゃよ
深い
噛み締めてください
皆さんの心にある世界は何色ですか
そんなことを考えさせてくれるこの一冊
お金があれば幸せになれるのか
2回にわたってお送りさせていただきました
悩みがあったらちょっと戻ってきて
読み返したい一冊でございました
皆さんいかがでしたでしょうか
僕は今日の晩飯からうまーって言おうかな
そっから始めてみようと思います
というわけで明日もワクワクと楽しく元気にいきましょう
それではまた明日