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はい、バーニング王へのアウトプット読書術
本日の一冊は幸せな人生を送りたい人への21章
お金があれば幸せになれるのか
こちらの一冊を紹介させていただきます
著者はフレデリック・ルノワール氏
フランスの哲学者で作家の方でございます
幸せって何だろう
普遍的な永遠のテーマですね
多くの人にとって幸せというのはどういうものかと言いますと
自分が手にしていないものにこそ幸せがあるように思えるということなんですよね
そして人によっても違うということです
例えば病気がちの人にとっては健康であることこれが幸せ
またまた失業者の方にとっては仕事がある人みんな幸せになるなぁ
いいなぁと思うわけです
ある独身者さんにとっては結婚めちゃくちゃ幸せだなとも思う
でもまたある既婚者の方にとっては独身生活に戻ることが幸せ
かっこ笑いみたいな感じですよね
人によって違うんですよっていうこと
そして自分が手にしていないものを手に入れたいと思うこと
これが幸せを求めることでありますよね
っていうことなんですよ
じゃあみんながどの程度幸せになれるのかというと
制約条件を課せられているとはいえ決定付けられているわけではないですよね
家が裕福じゃないからとか
例えば身長が低いからは高くなりたいな
高かったらもっとスラッとした服も着れて女の子にもモテるんだろうなっていう制約はありますよ
求めたって手に入れられないものがあるかといってそれが手に入らなくとも
あなたは幸せにはなれないって決められてるわけじゃないですよね
っていうこと
そういったことで幸福について少し哲学的に考えてみた一冊であると言えます
事前にお話ししておきますが
これね内容結構深くて僕は入り込んだんで
2回に分けて放送させていただきます
というわけで今回は第一章ということでね
2つのテーマでお話をさせていただきます
まず一つ目幸福とは自分の人生を愛せるということ
この核心に触れる前にちょっと考えていただきたいことがあるんです
幸福とは何って大きい括りで考える前に小さなことでいいです
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皆さん自身が幸せを感じる時ってどんな時
これちょっと考えてみてもらえませんか
どんな時に幸せって感じます
例えばランチでコンビニでお弁当買いました
そこでちょっとご褒美やと思って買ったシュークリームね
これが甘いんだって甘いなぁ最高やな
よし昼からも頑張ろうって思える瞬間って幸せですよね
とある不動産屋さん
不動産賃貸業でもいいですよ
不動産屋さんが物件売れた時とかでもいいし
皆さんでいうところの大屋さん入居者さん
初めてついて家賃が通常に振り込まれた時
この残高見た時に
うわぁ大屋だったなぁって幸せに感じる人もいるでしょうね
人によっては仕事終わりの1杯目の生ビール
乾杯ってグッと言ったこの喉越しを感じた時
はぁ幸せこういう人もいるでしょう
いずれにしても共通することありません
幸せって瞬間じゃねってことですよね
ってことはそうなんです
幸せってその人生全体の幸福っていうのは
その幸せな瞬間1個1個の相和なんですか
総合的にその1個でも多く幸せな瞬間を感じた人が
じゃあこの人生幸せでしたって言えるんでしょうか
それってまた違う気がしません
そうなんですよね
例えばですよ
じゃあ仕事が大変な人
お昼のシュークリーム食べてめっちゃ幸せだなって思っても
仕事に戻ってブラックでもう夜も残業もたんまりやったけど
残業代も出えへんようなこんな会社辞めてあるって思ってる人
あなたの人生満たされてますかって聞かれて
どうですかね
この辺を考えていくと大切なことわかってくるんですよ
幸せであるためには
まず幸福の自覚が必要ってことです
仲間とか友人家族に
君は十分幸せだよ
恵まれてるよ
僕よりはるかに幸せだよって
いくら人に言われたって
いやいや俺そんなことないから
私そんなことないですからってなっちゃったら
その人は幸福ではないんです
自分で幸せと思うことが大事
そして総合的にかつ持続的に
自分の人生を愛せるかどうか
これで決まってくるっておっしゃってるんですね
深い皆さん
総合的かつ持続的に自分の人生愛せてますか
さあ次のテーマ行きましょう
お金があれば幸せになれるのか
はい早速ねこの本の主題でもあります
このテーマに触れていきましょう
本の題名にもなっている
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このお金あれば幸せなんですか
これについて聞かれた時には
皆さん多分イエノーですって答えるんじゃないでしょうか
例えば大金持ちでも不健康で寝たきりのおじいちゃん
周りにいばり散らして人望もなくて
友達もいない人よりもお金こそ持ってないけれども
健康でアクティブで誰にでも優しくて
人望が厚くて友達も多い人の方が幸福度は高いっていうのは
誰の目にも明らかじゃないですか
そうなんです
実際物質的豊かさが個人の幸福の決定要素でないことは
明らかになっているんですよね
じゃあなぜ私たちはお金があれば
もっと幸せになれる気がするのか
これには3つの理由があると言われてます
分解して考えたことなかったです
興味深いですね
では第一に
人は自分にないものを強く求めてしまう生き物である
ということなんですよ
本来は皆さんすでに満たされてるはずなんですよ
でも今ってものが溢れてる時代じゃないですか
CMとかテレビでも流れてきますよね
YouTube見てたってCM流れてきますよね
これを見てしまうとね
自分が持っていないものを持って
幸せに暮らしている人の姿が目に入ってくるんですよ
例えばNintendo Switchで
楽しくゲームしている子供たちのCMが流れてきます
自分はSwitch持っていないですってなった時に
うわぁいいなSwitchやったら楽しそう
あんなに友達といっぱい一緒に遊びたいなっていう
気持ちが芽生えてきますよね
芸能人の豪邸
こういうところロケ行くやつとかね
有名YouTuberさんが自宅の豪邸を公開しましたみたいな
いいなぁどんな生活なんやろ
自分でもやってみたいなって憧れるじゃないですか
じゃあその生活そのもの
手に入れようと思ったら何が必要ですか
そうお金なんですよね
だから欲しがっちゃうんです
しかもしかもですよ
たちの悪いことにみんな手に入れてしまったら
すぐ慣れちゃうんですよ
その快適な生活に
最初はただの便利品だったものが
必需品になるんです
そして必需品を失うことの不幸を感じても
持っていることの幸せは感じない
これが厄介
毎日涼しい風送ってくれるエアコン感謝してますか
エアコンめっちゃいいもんです
でもこれ壊れてしまった
亡くなってしまったらめっちゃ不幸ですよね
でも今あることには感謝してないんですよ
iPhone 15 Pro Max手に入れた時
あんなに嬉しかったのに
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箱から出す時めちゃめちゃ幸福感に溢れてたのに
あなたが毎日触っている
そのiPhone 15 Pro Max感謝してますか
当たり前になっちゃうでしょ
でもなくしたら落としたら
めちゃくちゃ不幸を感じますよね
そうなんですよ
慣れてしまったら持っていることの幸福
幸せを感じないのに
亡くなってしまったら不幸を感じてしまうっていうこと
これが厄介なんですっていうことです
そして第二に
私たちが生きている世界が
未だかつてないほど不安定だから
今の時代変化が激しいです
失業の不安がない人なんでね
勤め人でいないんですよ
不動産価格が暴落して
在庫がいっぱい余っている不動産屋さん
これほんまに売れんのかなって
思ってる人もたくさんいらっしゃいますよね
今だったら株価の暴落で不安に思っている人も
たくさんいらっしゃいますよね
っていうことで
不確かで当てにならない将来に向けて
お金を貯めておきたいという思いがある
そう不確かな将来ですよ
これを担保するためにお金が必要なんですよね
じゃあ第三に
お金が単に物質的利益を与えるだけのものではなく
それ以上の役割を持っているということですよ
例えば好きな趣味ね
サーフィンとかダイビングとか大好きですよ
この好きなことに情熱を燃やそうと思ったら
お金いりますよね
料費だっていりますよ
交通費とか
材料ものを揃えるためのお金だっていりますよ
旅行に行こうっていうのだって
もちろん交通費もかかりますし
宿題だってかかるわけです
お金がいりますよね
より自立した生き方するためには
会社に依存しててはいけない
だから独立して起業しよう
この時にだってお金はいりますよね
友人の難病を治すために
公害な出財がかかるんだよ
それで友人をなくしてしまった
だったら自分が医者になって
友人と同じ病気の子供たちを治して
金なんていらねえぜ
言ってやりたいなって思った
こんなのは笑い話だぜ
そんな医者になるためには
さらに見たこともねえお
大金が必要なんだよ
世の中金金金なんだよ
ちょっととある漫画のキャラクターを思い浮かべて
熱くなってしまいます
でもこうやって金が必要なんですよ
それは物質を満たすためだけではなくて
それ以上の役割があるんですよ
こういった三つの理由から
人はお金があれば幸せになれる
という幻想を抱いてしまっている
ということなんですよね
じゃあどうやったら
これ幸福になっていけるのか
ということについて
次回深掘りをして
お話をさせていただきたいと思います
というわけで本日は
お金があれば幸せになれるのか
フレデリック・ルノワール氏の一冊
第一弾ということで
紹介させていただきました
続きは次回お楽しみに
というわけで明日もワクワクと
楽しく元気にいきましょう
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それではまた明日