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はいバーニング大家のアウトプット読書術 本日の一冊はずるい考え方
固い頭が柔らかくなる発想トレーニング この一冊を紹介いたします
著者は木村尚義さん いつもだったら経歴をお話しするんですけれども
まずはこの内容どんなことをお話しされているのかっていうのを一言だけ言いますと
それずるいなぁ っていう考え方について
屋台取るそのままやなんですけども ずるいにもいろんな種類があるんですよ
例えば男子全然掃除しいい日のになんで先生に怒られへんねみたいなずるさではなくて
うわぁ一本取られたそんなやり方あったのか っていう意味のずるいなんですよ
でこの著者の木村尚義さんは 過去にも会社でパソコンショップの運営を任されたことがあるんですが
木村さんはパソコンのこと全然詳しくないんですよ どうして売上げ伸ばそうかなって考えた時に
パソコンマニアの常連さんがいたのでその方に接客と機種説明を依頼した 任せることにしたんですね
それによって売上げが5倍になって会社から評価されました っていう話を自分でやらへんのかいって言うねこの発想力
そういうことを生かしながら今は送客営業お客さんを作り出す営業というビジネス スタイルを作り上げて全国でセミナー等を実施されていると
そんな肩書きをお持ちの方なんですね そんなやり方ありですかっていう発想を身につけること大事ですよ
そんな一冊なんですね でこの本を紹介するにあたって外せないワード
ラテラルシンキング という考え方です皆さん聞いたことあるでしょうか
よく聞くのはロジカルシンキング こちらはね論理的思考のこと
それなんか聞いたことあるなーっていう方も多いと思うんですよ これはつまりね論理的思考つまり a は b である
b は c であるだからつまり a は c であっていうような論理的ですよね この思考垂直にまっすぐ掘り下げるっていうそういう視点を持つのがロジカルシンキング
なんですよ 対してこの本で述べてますラテラルシンキングとは何なのか
さっきのロジカルシンキングがロジカルシンキングが垂直にまっすぐ掘り下げることだと すれば
ラテラルシンキングは水平に多角的に見る視点のことなんですね だから常識にとらわれないどんな前提条件にも左右されない自由な思考法のこと
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なんですよ ざっくり言えば
結果さえ出ていれば考える家庭なんてどうだっていいっていうこと さらに簡単に言いますと
コロンブスの卵のことです ね
ご存知ですかねコロンブスがあのアメリカ大陸を発見した冒険家がね この卵を立ててくださいテーブルの上に立ててって言った時にみんなね
あのうまいことやろうとするんですけど全然立たない転がっちゃうねこんなの無理だよ って言った時にこうすればいいよ卵のお尻をポンって割って立たせた
おいおい割ったらそれは立つでしょう誰が割っちゃいけないなんて言いましたか っていう一見へ理屈にも思えるんですがこういう思考のことですよ
っていうことなんですよねそしてこの発想が何がいいかというと 3つございます
得られること一つ目常識にとらわれず自由な発想 これを身につけられます
2つ目最短ルートで問題を解決する考え方を身につけられます そして3つ目
お金や時間をかけずに目的を達成してしまう考え方を身につけることができます どれも身につけたい
そりゃあね最短ルートで行けるなら行きたいよねっていうことなんですけども そのことについて事例を交えながらね紹介されてるんですよ
一番代表的な事例としてこの表紙にも書かれているんですが皆さんに質問をします 目の前に13個のオレンジがあります
このオレンジを3人の子供に平等に分けるにはどうすればいいですか さあシンキングタイム
ちっかちっかちっかちっかぽーん どうでしょうか
まず一つ目ね思いつくのは 4つずつを3人に分けて
12個ですよねであと1個余ったのを3等分にして分けたらいいんじゃない これはロジカルシンキングなわけですよ論理的思考ねでもこうすると
綺麗に3つに分けたように見えても大きい小さいのどうしても微妙な差が出てしまう だから平等じゃないよねっていうこと
じゃあ2つ目 測りを使って
切り分けたらどうですかみたいなことね なるほど重さが最終的に揃っていればいいんじゃないか
でもそれをやっちゃうとこっちのオレンジの方が甘い そっちはなんか酸っぱいいう不平等が生まれちゃったとこれもロジカルシンキングな
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考え方なんですけど結局平等にはいかなかったよね じゃあどんなやり方があります
ここで言っているラテラルシンキング的な考え方で言うと 13個全部ジュースにして絞ってそれをコップに3倍に均等に分ける
っていうことなんですよね すると甘さも酸っぱさも全部ひとまとめにしてるし
しかもジュースだったら均等に分けることができますよねっていうことで不平等を解決した つまりこういう考え方のことをラテラルシンキングって言うんですよ
っていうことなんですね 他にもいろいろ事例を紹介されているので
これ解説していきますもう一つ質問です 事故が多発する間のカーブというのがありました
これ どうしてもね標識とかつけてやってるんですけど事故が減らないんですよ
これを解消するためにどうしたのか 道幅を広くしたんですか信号を設置したんですか
もしくは警察官を立たせて交通整理をさせたんですか 全部違いますと
答え ガードレールをなくしてセンターラインもなくした
これによって運転者は慎重に運転せざるを得なくなったんですよ なるほどなとこれ皆さん固定概念ないですか
何かを設置しなければ事故は減らないという思い込みを外す そういうことなんですね
似たような事例で言うと公園っていうと何かね滑り台とか ブランコとかね
遊具を設置しなきゃいけないっていう発想なりがちなんですけど実はただの広場で あった方がボール遊びができたり鬼ごっこができたりで子供が自由な発想で
遊ぶことができるからつけない方が結果いいよねっていうことがあります こういう考え方のこと
もう一つの事例ですジョージルーカスね あのスターウォーズの監督ですよね有名なそのスターウォーズを作ろうと思った時に20世紀
フォックスという会社映画の配給会社にこの作品を作りたいと持ちかけたんですね その時に交渉したこの一つ
映画がヒットした時に監督として受け取る報酬は低くてもいいから 作品の一切の権利を自分に持たせてくれと頼んだんですよ
すると配給会社としてはやそれはね映画の報酬だけしか考えてなかったからそれを 渡すのが少ないんだったらいいですよって
承諾をしたんですね ただ蓋を開けてみると映画自体も大ヒットはしたんですがそれ以上に
スターウォーズってグッズがめちゃくちゃ売れてるんですよしかも売れ続けるんです 映画の公開が終わっても売れ続ける
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だから莫大な利益を結果としてはジョージルーカスを得ることができてその利益をもとに ルーカスは自分の会社
ルーカスフィルムを立ち上げたからそこから映像制作をどんどんどんどん作っていく ことができたんですね
目先の利益じゃなくて長期的な利益を取っていったということなんですよ このようないろんな事例が紹介されているこの一冊最後に一つです
子供たちね算数を教えるとき5たす5は10 っていう考え方これはロジカルシンキングつまり答えは一つしかないんですよ
でもラテラルシンキングの考え方で言うならば10になるための四季は何ですか っていうと5たす5もそうだけど7たす3もそうだしにいたす8もそう
なんなら3たす4たす3みたいなこれだって10になるよねっていうことで答えは一つ じゃないその発想力を身につけさせることが
変化に対応できる思考法につながっていき 引いては今のこの変化に富んだ社会で生き抜く術を身につけさせることにつながるんです
よね こういうことをね述べられているんですよ
僕はもうこの一冊から子供たちに答えはこうなんやで何かやらせようとした時にこっち が思っている答えじゃないことを向こうが言ってきた時に違うやんっていうんじゃなくて
よくその発想できたねーってすごいねー 褒めてあげることが大事なんだなっていう学びを得ることができました
というわけでこのラテラルシンキング今を生き抜く力 答えは一つじゃないよこんな発想方法でいろんな事例がね書かれてますんで皆さんもぜひ
一度お読みいただければいいんじゃないでしょうか というわけで本日の一冊はずるい考え方を紹介させていただきました
さあそれでは皆さん明日もワクワクと楽しんでいきましょう それではまた明日