00:04
はい、バーニング大家のアウトプット読書術
本日の一冊は、世界がもし100人の村だったら総集編
こちらの一冊を紹介させていただきます。
こちらの一冊は池田香代子さんとマガジンハウスという出版社さんが
再話再収録された総集編になります。
もともとは2001年に発刊されたんですね。
この世界がもし100人の村だったらシリーズ
小さい絵本で4冊のシリーズものになってたんですが
これが累計160万部ものベストセラーになっていると
タイトル聞いたことで皆さん終わりでしょうね。
こちらが2001年発刊されたものが2008年にその4冊すべてをまとめて
さらに7年経ったことで人口も7億人増えたということで
そのデータをもとに再編集されたものなんですね。
とはいえ2008年というだけでも今から言うと26年前ですか?
違うわ。16年前。そうですよ。もう時代の流れって止められないですね。
もうこれ画期的なテーマというか考え方
その当時2008年で言うと世界には67億人の人がいると。
今は70億人超えているんですけど
これがもし100人の村だったらそこにギュッと凝縮をすると
どういう割合でどんな人がいるのかっていうことを
絵本のようにイラストが見やすく描かれていてどんどん読めるんですよね。
これでやっぱり世界を知るっていうきっかけ作りには
非常に良い一冊なんじゃないかなと思います。
この中でいくつか色々と細かいものも書かれてるんですが
僕が気になったテーマを拾い上げて発表をね
紹介させていただきたいと思います。
まず100人のうち50人が女性で50人が男性。
まあまあまあそれはそうかと。
女性の方が多いイメージありますが
100人にギュッとすると半々なんだなということですね。
そのうち28人が子供で72人が大人。
その大人72人のうち7人がお年寄りですよっていうことも書かれていたり。
あくまでもこれはねじゃあどこからがお年寄りなのとか
そういう細かいこと書かれてないんですよ。
感覚値で大体こんなもんだなっていうふうに
捉えながら読んでいく一冊なのかなって思うんです。
他にも90人が異性愛者で10人が同性愛者。
03:00
そんなにも同性、同性言っちゃいました。
同性愛者の方ってそんな多いんですかっていう
こういう驚きのデートとかねあったりするんですよね。
あとはテーマを大きく分けて貧困っていうこと。
まあこれは大きいテーマです。
まあそれが主眼と言ってもね過言ではないんですけど
全世界全ての富のうちたった1人の割合ですよ。
1人が40%を持っていて、そして49人が59%を持っている。
そして残り1%たった1%の富を50人が分け合っている。
こういう経済状況なわけですよ。
1人が40%ですよ。
50人がたった1%を分け合っているんです。
わかりますかね。
こんなにも経済格差ってあるんだなって思うんですよね。
ただね、現実問題どんどん経済格差って開いていってるように思いがちじゃないですか。
でもこれあと書きにも書かれてるんですけど
実はこの2001年から2008年までの7年間だけでも
栄養失調の人は20人から14人減ってるな。
明日食べるものも家もない人は25人から18人減ってもいってるんだ。
要は底上げにもなってるんだなって経済的にはこういうふうなこともね書かれているんだ。
勉強になるなあっていうところはありますよね。
まだまだ続きます貧困のテーマね。
82人は食べ物の蓄えがあり飴つゆをしのぐことができる。
でもあとの18人は綺麗で安全な水すら飲めない。
考えさせられる。考えさせられるねずっとね。
他にも自分の車を持っているのは上位7人だけなんです。
だから皆さん車を持ちの方も多いでしょうね日本だったら。
車持ってるだけでその7人のうちの1人に入っているってことなんですよね。
さらに20人は文字を読めない。
この本を読めているっていうだけで幸せなんだよっていうことにも気づかされるんですよね。
さらに大きなテーマ子供について世界の赤ちゃんが100人だったら
5人は1歳になる前に亡くなる。
いやー厳しい現実ですよね。そのうちの3人が男の子2人は女の子なんですって。
でもインドや中国では女の子の方が亡くなる割合が多いんです。
これは喜ばない。女子、女の子が生まれるのは喜ばしくないっていう国民性っていうのもあるんですよね。
06:02
こういう世界の自分の身の回りの常識っていうのを覆してくれるようなそんな一冊なんですね。
あとはアフガニスタンとかタンザニア。
いやーここの現実も厳しいんですよ。
世界がもし100人赤ちゃんがいたとしたら
生まれた子供が役所に届けられない子供は55人以上。
こんなにもいるのか。
その中で先ほど申し上げましたがアフガニスタンやタンザニアっていうのは6人しか届けではされないんです。
100人中6人だけですよ。
日本はほぼ100%100人なんですよ。
インドでも35人が届けではされない。
こんな現実があるっていうことをね突きつけられるんですね。
皆さん思っているよりも世界の現実っていうのは厳しいなっていうことがね。
100人っていうテーマに絞って凝縮することによって数字が分かりやすく伝わるんですよね。
こういう現実をすごく見つめ直させられるそんな一冊です。
これねあとがきに書かれているんですけども
経済っていうのは人々を幸せにするものではなくてはならない。
そうですよね。
経済をいかに発展させるかっていうのは人々の暮らしを楽にするためですよ。
役立つものをたくさん作って楽にしていく。
経済を回していってお金を回していく。
資本主義っていうのは本来そうあるべきなんですよ。
でもどこかで本来のその人の幸せっていうことを願うことではなくて
経済は成長し続けなければならないっていう何かこうずれてしまった価値観。
間違ってはないのかもしれないんですけどそこにばかり引っ張られることによって
環境破壊とか戦争が引き起こされ続けているんですよね。
これらは結局すべてどこかで石油をはじめとする資源
こういった利権を取り合うこととか
すなわちね経済的な要因が絡んでいる
これによって環境破壊や戦争が引き起こされているんですよね。
この本では私たちのことを消費者っていうふうな表現をされているんですけども
私たち消費者がグローバルな金融資本主義とは別の価値観で動けば
必ず世界の仕組みは変わる。
そういうふうに力強くおっしゃってるんですね。
皆さんどう思われますか?
今この日本に生きている私たちにとって世界はどのように見えていますか?
毎日ね仕事に行って理不尽な上司の言うことを聞いて働いて
それでも大変なことわかります。
でもですよ、家に帰れば温かいご飯があって風をしのげる屋根がある
そんなお家に住めていることの幸せって噛み締めてますか?
そういうことにね本当に気づかされる一冊でございます。
09:01
ぜひともね読みやすい本ですんで
大人のみならずねお子さんと一緒に読んでみるっていうこと
この世界を知るっていうことは非常に大事なんではないでしょうか?
というわけでこの文庫サイズに奏集されております。
世界がもし100人の村だったらこちらぜひとも一読してみてはいかがでしょうか?
今の自分の生き方そして世界のあり方を考えさせられる一冊でございました。
というわけで明日もワクワクと楽しく元気にいきましょう!
それではまた明日!