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はい、バーニング公務員のアウトプット読書術
本日の一冊は、いま君に伝えたいお金の話
著者は村上良明さん。1959年大阪府生まれの投資家
村上ファンドを立ち上げた有名な著者さんですね。村上良明さんですよ。
著書に生涯投資家などがあります。現在はシンガポール在住ということで、2018年に発刊されたこの一冊
小学生向けというとちょっと難しいかもしれないですが、中学生とか高校生とかこれからの日本の未来を担う子どもたちに向けた一冊ですね。
そもそもこの村上良明さん、お父さんが投資家なんですよね。小さい頃からこういうふうに言われてきたんです。
株式や不動産投資をやりなさい。それを続けていく中で、上がり始めたら買え、下がり始めたら売れ。
これを口酸っぱく言われてたそうなんですね。すごい投資家の英才教育。
でもそれのおかげで大きな失敗もなく、小学校4年生の時に父親から渡された100万円、これが君が大学入学までに渡すすべてのお小遣いだよと言われ、それを運用し続けて大学入る頃には100倍、1億円にまで増やしたというエリート投資家さんですね。
こうやって大人になられてからもいろんなファンドを回して、とにかくお金を、社会の血液であるお金を循環させ続けてきた方ですよ。
それで今ね、子どもたちに伝えたい。稼いで貯めて、回して増やす。増えたらまた回す。
これによって日本を元気にしていこうよ、それをこの遺冊で伝えたいというふうにおっしゃっているんですね。
3つのテーマに分けてお話をさせていただきます。まず1つ目、お金に強くなるには数字に強くなりましょう。
これおっしゃってますね。数字は世界のあらゆる出来事とつながっているんですよ。
そのことをおっしゃってます。 例えの分かりやすいところで言いますと、
高いものだから良いものとは限らないよね。 これね、生涯投資家の方でも書かれてたエピソードかなって思ったんですけど、
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サンマの値段ってどうですか。 最近はサンマ自体が高くなっているなんて、地球の温暖化でそんな話ありますけど、
日本で買うサンマ、秋口になったら旬のね、油がのった美味しいサンマ、塩焼き最高じゃないですか。七輪で焼いたサンマ、いいですよね。
でも、そういう美味しいサンマほど安いんですよ。
で、不作の時ね、 なかなか取れない時の痩せ細ったサンマの方が高くないですか。
そうなんですよ。 これ何の差かというと、結局需要と供給のバランス。
本来美味しいサンマってたくさん取れるから、欲しい人もたくさんいるけど、それ以上に供給が上回っているから安いんですね。
で、秋口になったらサンマ食べたいな、でも今年はもう全然量で取れないってなった場合に、
取れない以降、餌が少ないから痩せ細ってるんですよ。 それが美味しくないんだけど、やっぱり飼いたい人はいるから高くても欲しい。
といって値段が上がっちゃうんですよね。
というふうに、一概に高いものイコール良いものではないよ、これに関してはその量で取れるサンマの数だったり、
やっぱりこういう数っていうのが世の中の仕組みと結びついて値段に現れてきているよ、そういうところを身につける、
見抜く力を身につけましょうっていうふうにおっしゃってますね。 数字に強くなることでお金に強くなろうというテーマでございます。
2つ目、期待値のお話。
どうですか、投資家らしいですね。 僕は株式は失敗した口なんで今までやってないんですけど、
やっぱり株式投資やってる方でもそうですが、期待値が1よりも高ければやる。
こういう判断、これは役に立つ考えだから持っておいた方がいいですよっておっしゃってるんですよ。
具体的にどういうことかと言いますと、じゃあ一口100円の株が100%の確率で100円を維持する場合に期待値は1になります。
じゃあ100円の株が10回に1回10倍の1000円に上がりますよ。
この100円が10回9回50円半分になっちゃいますよっていう場合の期待値はどうか。
これ式で表すと10かける0.1
10倍になるのが10回中1回、プラス0.5かける0.9
半分になる0.5が10回中9回でこれイコールが1.45つまり
10回中9回は半分になっちゃうけどその1回10倍になる可能性があるときは期待値は1.45になるんですよ。
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この場合は絶対やる。こういう判断基準があるんですね。
という考え方なんですよ。この本当に10回中1回は上がるのかっていうところはあらゆるファクター、いろんな要素が絡むらしいんですけれども
簡単に言うと期待値ってこういうことなんですよ。それをもっと鍛えるために31ゲームっていうのがありますよ。
2人で交互に数字を言っていって1から3まで言える場合とか1から4まで言える場合、ルールは様々ですけど
31という数字を言っちゃったら負けですよっていう場合に必勝法がありますよね。
はいこれは調べてください。こういうのを瞬時に見抜く力これが数字に強くなる
期待値という考え方これを身につける、上げるための遊びですよ。こういうのもね本で紹介されてるんですよ。気になる方は31ゲーム必勝法なんかで調べてみてください。
そして3つ目のテーマ
プライスタグと幸せとの関係
これ値札のことですよね。その欲しいものがあった場合に値札をちゃんと見てみてください。冷静になってその値段とこのものを手に入れた時の自分の幸福度っていうのをちゃんと測ってみましょう。
本当にこれを手に入れた時そのお金を払って手に入れた時にそれだけの幸福を得られる価値があるのかなっていうのを比べてみてください。
他にもっと高いものの方が幸せ幸福度が高いんだったらお金を出してでも買う価値ありますよね。でもそこまでって言うんだったらもっと安いものでいいんじゃないかってこれはね
指標は人それぞれだから人が手に入れてるから自分も買おうって言うんじゃなくて自分の価値観にしっかり向き合ってねそういうことをおっしゃってるんですよ。
これはねまた深い話ですが
結局ね幸せっていうのはお金の量で決まるのではなくどうやって使うかによって決まるんですよ。
幸せっていうのを自分なりの形でちゃんと表現できますかそれをお金の量それじゃなくてねどうやって使うかそれによって幸せを得るっていうことを考えましょうね。
これがねそのお金の大事なお話です。
最後に一つおっしゃっているお話
お金は道具に過ぎないっていうことなんですよね。
最後の3つ目のテーマで話しましたが幸せイコールお金の量じゃないですよどうやって使うかによって決まりますよっていうこととも繋がるんですがお金があれば幸せを手にすることもできます。
でも逆に凶器として人を傷つける自分を傷つけることにもなるんですよ。
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いわばお金は道具つまり包丁と一緒なんです正しく使えば人を幸せにするようなね美味しい料理を作ることもできる人も自分も豊かにすることができるんですが使い方を間違ってしまったらそれは人を傷つける道具にもなってしまうんですよ大事なことっていうのは
正しい使い方を小さい時からしっかり身につけましょうねだからお家でお金の話をすることも大事だし数字に強くなってお金についてしっかりと考えるその考え方そして考える機会を身につけていきましょうねしっかりと向き合っていきましょうそんなことをお話しされています
いやもっとねいろんな深いテーマで話しされているのでこれは是非ね子供中高生ぐらいのお子さんがいらっしゃる方には読んでいただきたいそして大人も絶対読むべき日本の未来をつなぐ広げるための一冊になるんじゃないかなと思いましたというわけで本日は今君に伝えたいお金の話
東鹿村上義明さんの一冊を紹介させていただきました 日本の未来は明るいですよというわけで明日もワクワクと楽しく元気にいきましょう
それではまた明日