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2025-06-01 38:18

令和七年春の回3『古典文学のさわり』

ガチャを回して出てきたお題について語る「文ガチャ」

今回からは配信の形が変わります。
『春』『夏』『秋』『冬』の四季ごとに一つのテーマを、月一回・一日の夜にお届けいたします。

令和七年『春』の回は「古典文学のさわり」
滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』についてのお話をしております。読んだことがある方もない方も楽しめる内容となっています。

水無月に配信の今回は、物語の締めの部分と感想回です。ごゆるりとお楽しみくださいませ。

【参考書籍】

南総里見八犬伝 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

南総里見八犬伝 平岩 弓枝【文】/佐多 芳郎【画】

サマリー

このエピソードでは、引田本富士の反乱と犬江新米の活躍が中心に描かれています。関東大戦における八剣士の戦いや、その後の平和な生活までの物語が展開され、特に新米が主役として登場する様子が印象的です。令和七年春の回では、古典文学の魅力や登場人物の特徴について語られ、『南宗さとみ発見典』や滝沢馬琴の作品に触れています。また、当時の文化や物語の構成についても考察されています。本エピソードを通じて、滝沢牧の『南宗さとみ発見伝』による古典文学の魅力が探求され、刀にまつわる話題や言葉の重要性についても述べられ、古典文学の読みやすさについて考察されます。

引田本富士の反乱
はい。そして最後、みなづきに入りまして、ここで犬江しんべいが再登場しますということで、パートとしては、関東大戦大団円というふうになってるんですけれども、
1個目は、引田本富士の乱都発見具足というタイトルで、1483年の話です。
はい。
立山城州で里見家の配下だった引田本富士っていう、この人、さっきのあいつと引記録と同じ引帰りの引っていう字で引田本富士なんですけれども、
やはり濱地を見染めて婚姻を願うんだけれども、里見家から断られてしまった。
はい。
断られたので、反旗を翻しました。
はい。
この引田本富士のところには、ちょっと名前書いたかな?
なんとかいう、明珍。女辺に少ないのに椿と書いて明珍っていう現実誌があるんですけど、
今風に言ったらエスパーみたいなやつもいるから、そうそう簡単に城を攻め落とせないわけですよ。
はいはいはい。
そんな最中、吉谷は陰居してるので、
はい。
伏瀬姫が裁判年というかね、裁判の方を暮らしてた富山を訪れます。
はい。
するとそこで刺客に狙われます。
はい。
それを救ったのが犬江新米です。
はい。
犬江新米の年齢の換算なんですけれども、
最初4歳ぐらいでしたね。
最初のところで4歳だったって言ってるのが、
はい。
1478年で4歳だったんですけれども、
はい。
今が83年で5年しか経ってないんですけど、
はい。
里見八犬伝は伏瀬姫のご加護がすごいいろんなところに効くので、
彼は急成長してます。
はあ。
中学生か高校生ぐらいのイメージです。
現代感覚でいう年齢としては。
ええ。
立派に育ってるけどまだ子供だよねぐらいの感じのところになってます。
はい。
これがここで犬江新米が助けてくれて単価切るんですけど、
はい。
犬江新米だって名乗るんですけど、
はい。
ここでこの間終わったらしいんですよ。
で、次の間が出るまで1年もあったらしいですね、当時の皆さんは。
ええ。
はい。
それでですね、犬江新米正氏が現れてからは犬江新米正氏大活躍で、
はい。
立山城をダッシュします。
はい。
で、元藤は敵の方ね、反旗を翻した引きた元藤は除名追放という形になります。
関東大戦の戦い
はい。
ですが、再起を図るわけですよ。
ええ。
野心家ですからね。
うん。
で、新米がやばいと。
はい。
新米が現れて急に負けたから。
ええ。
で、うまいこといろんな人を操って、里見吉成が新米を疑うように仕向けて、
はい。
結果新米は勇気に遠ざけられてしまいます。
はいはい。
で、玉と新米も話すみたいなことをやってるんですね。
その玉があるとちょっと超能力的なの出るからまた。
ああ。
で、でも玉は勝手に戻ったらしいですけどね、新米の元氏。
はいはい。
で、いずれにせよ新米がこの阿波の国からいなくなったことによって、
はい。
あっさりと元藤は里山城を取り返しちゃいます。
ええ。
で、その後ちょっとした事件があった上で、新米が絡むちょっとした事件があって、
だから忍ばずの池とか出てくるんだったかな。
へえ。
で、その後に吉成は気づくんですね。
自分が新米を遠ざけてしまったのは幻術によるものだと。
はい。
その妙人の幻術によるものだと気づいて呼び戻します。
はい。
で、新米は改めて多分ね、殿様のところに帰る前に里山城によって、
多天波城を攻めて元藤を撃ったんだと思います。
おお。
で、その場にいた幻術師の妙人も倒すんですけれども、
はい。
この幻術師の妙人の正体っていうのは、
はい。
玉津さの怨念を宿した狸だったそうです。
狸。
狸。要するに化かす動物ってことですね、当時の感覚でいうとこの。
ええ。
で、ここでだから見た目上も、
玉津さの呪いっていうのもここで一応区切りがついたんだと思います。
はい。
終盤に入ってますからね。
え、え、え。
で、巨大の大法要を妨害するっていう勢力も現れたりします。
はい。
まあいろんな立場の人がいるのはいつの世も変わらないので、
はい。
変な卑怯なやつがいるとかそういうことじゃなくて単純に妨害したい人っていうのはいるので、
ええ。
で、これを守るために七剣士が活躍するし、そこにようやく神兵衛も駆けつけて八人揃うと。
はい。
で、無事大法要、巨大法師による勇気の敗戦者とか死者の大法要が全部終わって、
八剣士は揃って阿波に入って里見家に仕えることになりました。
おお。
そしてこの後、これもう本当に短くですけども、新米の京都物語というのが出てきます。
はい。
これなんかね、いろんなケースでここ省略されるらしいんですよ。
なんかスピンオフっぽい話なんで。
はいはいはい。
えっと、里見家の苗字と本性みたいなのあるじゃないですか、武士とか昔の人は。
で、みんな犬居とか犬山とかそういうのがついてるんだけど、本性をかなまりにしたいと。
はい。
かなまり家って、初代しかいなかったのに初代が出家しちゃってるから。
はい。
で、ほら、玉鶴がお前の家を滅ぼすみたいなこと言ってたから。
ええ。
だからかなまりを復活させたいっていうのがあって、それの死者として新米が京都に向かうんですよ。
はい。
で、まあ用事は済んで。
はい。
その済んだ時に多分お世話になった人が細川正本っていう人で。
はい。
これも川の字が当て字で山水の川になってたりするんですけど。
ええ。
で、新米も、犬塚忍と犬坂家野と犬江新米はちょっと女の人っぽいうつくしい顔なんですよ。
へー。
なので、新米は違うかな。新米は単純に若くてイケメンなのかな。
うーん。
忍と家野は女性っぽいんです。
はい。
で、新米を多分細川が気に入って止め置いたんですよ。
はい。
で、そこでいろんな揉め事とかが起こって、やる秒分から虎が逃げるとかそういうのが起こって。
で、いろいろあって新米が解決して、解決が条件で帰ってこれたよっていうエピソードなんで、本筋とあんまり関係ないので。
ええええ。
カットされたりすることがあるそうです。
はい。
で、いよいよ関東大戦です。
はい。
1483年。この大戦は当然フィクションです。
はい。
大喜賀や貞政を中心とした山口明貞、足利流二連合軍が里見寮に進行する。
はい。
この間お世話になってたり、刀買いそうとしたりとかいろいろなことやってたり、つながりがある人たちが向こうで手を組んで、しかも大物。
はい。
戸学坊とか関東官僚みたいな人たちがみんな手を組んで、里見一行を攻めてくるわけなんですけど。
はい。
で、剣士を中心に防衛にあたって、結果的には押し返します。
はい。
で、朝廷からも定位戦の直しがあり、このとき実は八剣士の大活躍で領土的には押し返してたんですよ。エリア広げてたんですよ。
ええ。
だけど朝廷からの定位戦の直しがあったので、占領した諸城を返還して終わりになるんですけど、この関東大戦っていうのが。
はい。
このときに、どうだれだ、足利流二が捕虜になってたんですよ、この大戦の流れの中で。
はい。
で、この捕虜になってた足利流二っていうのが、篠が村雨丸を返したい相手なので、
定位戦になったタイミングで捕虜も返すから、そのタイミングで村雨丸をようやく足利家に返したと。
ちなみに、村雨丸は犬塚忍はたぶんいろんな戦いの中で使ってるし、忍が手に入れる前に犬山洞節も使ってるし、その前には覚えなくていいよって言ったサモジロウとかいうのも使ってるし、
確か本編に入る前に晩作も使ってるはずなんですよ、忍のお父さん。
結構いろんな人が使ってます。冥頭と言われる割には、家宝のような刀と言われる割には使われてる刀だよ。
はい。
で、最後です。大断言。八賢氏はようやく落ち着いたところで、里見吉成の八人の姫と結婚し、各地の上主となって獣神となりました。
はい。
おそらく篠は浜地姫と結婚したんでしょう。
で、一旦落ち着くんですよ、これで。
はい。
これ世の中的には太田東漢とかも出てくることからわかるとおり、むしろいよいよ戦国っていう時期なんですけど、
淡の国、南宗は一旦落ち着いたと。それぞれ上主になって。
戦う技術と政治が上手いかどうかは別とかいうことがあるのかどうかはあんまり考えてないのかもしれないですけど、
安定した世の中があって、時が流れていくと、剣士の象徴であるあざが消えてきます。
で、玉に入った文字も消えていきます。
ちなみに玉って一回別の辞にもらってた時期もあったりするエピソードもあります。
ちょっと悪いネガティブな言葉に変わってた時期があったりしますけど、いずれにせよこの玉の字も消えたところで、
初代法師が淡の国の東西南北から四方に仏像を混流したんですね。
平和な生活と未来
玉8個なんで、4体の仏像の目に入れたんです。
という形でこの玉のエピソードはここまで。淡の国の守る仏様となったという感じ。
で、剣士はめちゃめちゃなぜか長生きなんで、この後吉成の後を継いだのが吉道っていって、義理の義に通行するの、通の字ね。
その吉道が剣士とだいたい同世代だと思うんですけど、剣士たちはまだ生きてるんだけどこの吉道も死んだと。
ここで剣士たちも家族を子供たちに譲って、面白いことするんですけど、この剣士たちは富山に入って八人で暮らし始めます。義理を結んで。
本当に平和な木の実を集めたりとか絵を描いたりみたいな、それぞれ自由に生きるみたいな、自由というかのんびり生きるみたいな生活を行って、仙人みたいな感じになるんですよね。
イメージとしては仙人になったっていうふうなイメージなんじゃないかっていうのを後世の人が描いてたような気がします。
それこそ戦国のように近づいてきて、さとみもその吉道の後の人くらいになってきて、知性が乱れてくると。
政治もあんまり良くないと。さとみ家の政治もあんまり良くないってなってきたときに八剣士は、自分たちはここを離れると。
さらにお前たちも、かつての吉谷とか吉成とかと違って、政治の良くない今の党首に使い続けるって言うんなら縁を切るぞみたいなことを言って、
要するにお前らもさとみを離れろというようなことを言って、忽然と八人とも姿を消したというところで終わるそうです。
だから先週のはものすごい分量だったんだけど、今週のところは北本富士ってやつの反乱があるところで犬江新米が帰ってくるっていうのがあって、
新米のちょっとしたエピソードがあって、京都物語があってね。
やっぱり関東の強者という意味の強者を相手に戦って、八剣士がいたから勝ったねっていうエピソードと、その後はみんな幸せになりましたっていう話なんで、
ここはそんなに語るべくところもないかなという気はしてるし、
引っ張りに引っ張った新米が出てきてちょっとかっこいいぞっていう、
雰囲気的にはこの最後のパート、関東大戦大団円のパートは新米が主役かなっていう感じはしますね。
最初のところは4つぐらいのパートに分けて話した前半のほうの前段とかは不責め出てこないけど、
古典文学の主要テーマ
結城河川とか玉津沙と奏のところとかも不責め出てこないけど、
やっぱりこの最初の4月に話したところは主役は不責めだと思うんですよ。
最後のところは主役はたぶん犬江新米だと思ってて、
真ん中はそれぞれが主役になってくるんですよね。
大塚物語とか法隆角の血統、小名山の惨劇、五賢士街道、荒目山の離散、大牛郎のアダルト。
大牛郎なんて県庁ですよね。ここエピソード的には古文豪とケノしか出てこないんで。
で、香辛山の猫退治、化け猫退治、貝物語ってそれぞれが1人か2人が主人公みたいなやつが多くなってるんですけど、
やっぱり最初に登場するせいか、一番主役っぽいなって思うのは篠かなと思うんですよね。
逆に言うと大角とかはすごい出番少ないので、出てくるのも一番最後だし。
なのでその辺は結構差があるかなと思って。
ただ大角とかはちょっとね、軍師っぽい感じで関東大戦とかに活躍するんですよ。
で、確か大角とかケノとかが説得して、初代に諸葛孝明みたいに海から攻めてくるからさ、敵が。
だからなんか嵐を起こすだか風を起こすだかを初代にやってもらうっていうのを説得するみたいなくだりがあって、
初代はお坊さんだから人を殺すためにそういうことはできないって言うんだけど、
あなたが何もやらなくても人は死にますと。
で、どっちかが死ぬんだったら自分が身を置く地を救うべきじゃないですかみたいななんか変な理屈を言って納得させて、
一応その嵐だかを起こさせて勝ったということになってるみたいなところで、
その辺でだから大角とかケノっていう後半出てきた奴らの活躍もあることはあるんだけど、
ケノはそれでもね、仇討ちのくだりと大喜賀奴の奥さんに気に入られるくだりとか結構面白い出番もあったんだけど、
大角はほぼバケネコ退治だからね。
いっぺんに話したし、なんかいろんな人が出てきたからわかんないと思うけど、どうでしたかとりあえず、投資で。
話が壮大なので、ひとっ取りあ、なるほどなるほどって思いながら聞くんですけど、
たぶんね、頭には張り切ってないんですが。
ただ、当時江戸後期ですよね。
そうですね。
の割にはかなり自由奔放なお話だなっていうのが今一番の感想ですかね。
そうですね。ちょっと例えにどうして適してるかわかんないけど、中心村ってさ、
あこうじけんって江戸時代の話じゃないですか。
はい。
綱吉の時代の小さい人がね。
だけど歌舞伎とかでやるときは、南北調というか室町の話になってるんですよね。
っていうのと似たようなところがあって、割と昔の話だからいいですよねっていうノリはあるのかなと思うんですよ。
徳川卿を悪くはいかないっていうのが大前提として。
さとみもこの時代に大きい代表として残ってるわけじゃないし、そういうところで自由度は高かったかなっていうのと、
あとファンタジーの要素に関しては、当時では逆にこのぐらい当たり前だったのかなっていう気もしないでもないですかね。
そうなんですかね。
信じる信じないはともかく、狐や狸に馬鹿されると当たり前だったし、
あと呪詛の話はね、もう咲夜さんが詳しい平安時代とかには本当に当たり前の常識だったし、
そういうのがまだ薄れながらも残ってる時代な気もするし。
ちょっとね、魂の効力も一貫性がないのであんまり細かく説明してないんですけど、
破書風を直したり、飛び出してね、化け猫にぶつかったりとかいろんなことをしてるんで。
ねえ、結構ファンタジーだなっていうのはビックリですね。
作品の構成と評価
そうですね、傾向としてはもうちょっとね、なんか史実よりかな、
さとみが実在なんでやっぱりどうしてももうちょっと史実よりかなって気はしちゃうんだけど、思いっきりファンタジーで。
ちなみに滝沢馬琴は南宗とかは行ったことないそうですよ。
そうなんですか。
海の国も行ったことないんだけど、お兄さんだか弟だかが金番家なんかでいたから、
意外と情報を知ってるらしいとかそういう話があったり。
あとは、当時の本に挿絵が入るんですけど、当時の女性誰だろうね、
フナムシかタマズサかわかんないけど、キセルを加えさせたらこの時代にキセルはないって言って怒ったらしいんですよ、NGにしたらしいんですよ。
なんですけど、この人初代に鉄砲撃たせてるんですよね。
だってまだ太田道館とかがいる時代ですよ。鉄砲ないですよね、伝来してないはずですよね。
1543年だからそうですね。
1400年代の話なのね。
人の時代交渉には文句つけたけど、自分の時代交渉を見逃してくるってことです。
あと言っとかなきゃいけないのが、参考にしたのが、ウィキペディアが大きいんですけど、
一冊が中高文庫の平岩由美恵が書いている、
差し絵が佐田佳郎さんが書いている、南宗さとみ発見典という小説の形式のものと、
いつもお世話になっている、古典文学のシリーズがお世話になっている、
門川ソフィア文庫のビギナーズクラシック日本の古典南宗さとみ発見典。
著者は極邸馬琴という表記になっていて、
偏者として石川博史先生ですかね。
石川博史先生は元寸大工夫小学校校長。
1957年山梨県生まれ。同校でしたね。
慶応技術大学卒業後、山梨県共同研究会理事。
専門は金星学ということらしいです。意外でしたね。今気づきましたけど。
関東甲子園術は結構漏れなく出てくるんですよ。
飛び散的に京都の話はあるんですけど、
京都だけは急に京都っていうのもあるから省略されたりもするのかもしれないんですけど、
今の都道府県でいうと千葉県は当然南宗がそうだ、立山城とかもそうだし。
神奈川県ってあんまり出てこないんですけど、鎌倉久保が出てきたりとかするし、
最初の影響の欄も鎌倉の話だし。
犬川総助がその辺の出身だし。
で、武蔵の国は結構出てきましたよね。大塚もそうだし。
地名としては芝浜も出てきたし。
あと、鈴の森が鈴鹿森だろうっていうのがあってね。
えーと、貝物語と苺物語があって。
で、黄針山のバケネコ大寺が下助の国。
大牛路は武蔵だなぁ。
ってな感じで、割と関東はまんべんなく出てきてるかなっていう印象ですね。
なかなか面白かったです。
何かで触れられればちょっと、読めはしないんですけど時間的に。
何かで見てみたいなとは思いましたね。
そうですね。平岩由美恵さんのは本当にただの小説なんで。
最初の何ページかで、と滝沢馬琴は書いているみたいなのが出てくるんですけど。
他はほとんど物語で書いてるので、抵抗なく読みやすいんじゃないかな。
門川のやつは、前のシリーズ、鳥川絵葉屋とか竹鳥と一緒で、
つなぎであらすじを書いて、途中の部分を現代語訳と原文っていう構成になっているので、
興味深い。さくえさんとか好きかもしれないんだけど、読みやすいかって言うと読みやすくはない。
そうでしょうね。
いずれにせよ文庫も印刷なんで、どっちも軽く読めるかなと思いますね。
去年映画になった発見伝っていうのが、物語と書き手の話が並走する形になっていて、
滝沢馬琴が話す話を葛飾北斎が聞いているっていう設定だったかな。みたいですね。
調べてみると昔は、私が生まれる前とかは結構ネタになってるんですよ、映画とかの。
中心部は同様、中古とかね。まさに人儀礼智中心皇帝みたいな文化が廃れていくというか、
関心を持たれなくなって、あんまり取り上げられなくなっていったのかなって気はしていて。
私がハマったきっかけの門川映画のさとみ発見伝は、たぶんこのエピソード?
本来のさとみ発見伝の何十年か後っていう設定で、玉鶴とか引田本富士とかが、
なんだろうな、化け物的に蘇ってる世界観?
で、伏瀬姫とかは出てくるんだけど、伏瀬姫と発見師が同世代というか、同時代を生きてるストーリーになってたりするから、
あれは何世代か後の彼らが、また同じ名を継いでいるっていう設定なんじゃないかなと思うんですよね。
だから全然、主人公が犬江しんべいなんだけど、それを真田博之さんが演じてて、伏瀬姫を薬師丸博子さんが演じてて、
それが同時代なんだから、年齢のバランスとかは、この今話した話とは全然違うし、犬川壮介が子供。
その映画ではね、子供だったりしてるし、たぶん猪坂家納は四方三越子さんが演じてるので、本当に女性っていう設定。
原作では篠と家納は女性的な男性なんですよ。家納は大人になってからも女性のふりをして生きてる人なんだけど、
篠は、なんか言われがあるらしいんですけど、篠のお兄さん方が早く亡くなってて、
女の子として育てた方が長生きするみたいな話があるらしくて、それで原服までは女の子のように育てたっていう設定になってたかな。
原服を着に男としてってなっていく。だから綺麗なんだけど男の格好だし、男だし。
門川の映画では京本雅樹さんが演じた役ですね。女性的な美しい感じだけど男性。
で、家納の方は女性が演じちゃってるっていう感じになってましたね。そんな感じでしょうか。
へー。
まあまあでも、やっぱり名前はよく聞く話で、覚えてなくてもいいんだけど、前半で伏瀬姫の物語があるなとか、
後半の第二弾へのところで大きい戦とかにも剣士たちも参加するんだなとか、
中盤の劣伝のところは結構いろんなパターンで出会ったり別れたりを繰り返して、いろんな奴がいろんな悪い奴と戦ってるんだなっていうぐらいの印象が残ると、
名前しか知らないですよりは知ってる、一応多少は知ってますって言ってもいいぐらいの知識があるんじゃないかなっていう気はしました。
結構ね伏瀬もいっぱいあって、出会う前にここでこういうことがあるとか、さっき話した、
稲田小文吾の妹の旦那がどうのこうのみたいな話を前回してるんですけども、あそこに急に朱大が現れるんですけども、
あそこ朱大ともう一人山節みたいな人がいて、どちらが宗教的儀式をやるかを決めるために、
村から一人ずつ出して相撲を取らせて勝った方を雇った方がやる、みたいな。
そういう経緯があって、相撲を取って負けた妹の旦那が憎んでるふりをしてた結果から言えば、
っていう役割を演じてたりとかっていうのを、そこで朱大が実はもう出てきてるから、
みんなが集まって、いろんな精算の事件があった後に伏瀬姫の話をするっていうところに、
朱大が現れる前にもちゃんと伏線を張ってあるとか、そういうのは結構いっぱいあって。
あといっぱい省略した、そうじゃなくてもいっぱい名前が出てきたから、たぶん覚えられないくらいでしたから。
犬川壮介がお父さんが死んじゃって、お母さんと一緒にお母さんの親戚を頼って阿波の国に行こうとしたっていう話が出てくるんだけど、
その頼ろうとしてる人っていうのが、里美家の伏瀬姫物語の流れの中で死んじゃってたりするんですよ。
だから彼らがもしたどり着けても、そこには頼るべき人はいなかったとか、そういうエピソードがあったりとか、
結構細かい伏線回収じゃないけど、実はここで出てきたこの人はもともとここで出てきててみたいなのが結構いっぱいあるみたいで。
さっき話したみたいに28年かけて絵が描かれてる中で、とある巻が終わって次の巻が出るまで間が1年空いたりとかもするから、当時の読者は大変だったんだろうなって。
古典文学の魅力
ドラゴンボールの話を出した時には実はもう一つ要素があって、この列伝のところっていうのが、言うなればピッコロ大魔王編とかフリーザ編とかみたいな感じで、
大きいエピソードがあって、一旦解決していくのが全部繋がってるみたいな感じの構成。ルローニ・ケンシンで言うと京都大化編とかそういう感じで、大きいパートがあるんだなっていう構成の仕方。
それを連載的に描いてるっていう意味でも、古典の難しい話っていうよりもジャンプとかで連載してるようなイメージって思うと、ちょっととっつきやすいんじゃないかなっていう気がしました。
なるほど。
まあまあ、そんな感じですかね。
いやー、喋りました。結果的に多分、4月と6月が短めで、5月がめっちゃ長いんだろうなって思ってるんですけど。
そうですね。
トータルが収録レベルで2時間弱なんで、平均すると1本あたり40分ぐらいになってるのかなと思いますけど。
だいぶ偏りがね、しょうがないですけどね。
まあ仕方ない。これはさすがにこの分け方しかない。ボリュームで変なところで切ると気持ち悪いことになりそうなので。
そうですね。
というふうに思っております。
はい。
6月終わりまして、7月、8月、9月と作家さんが担当することになりますね。
はい。
で、3月ぐらいとかに言ってる通り、ガチャは回さない、作家さんが担当っていうのは決まっているんですが、どうでしょう?どんなことやるとかは言えそうですか?
言葉のことをやろうかなと思っているんですが、以前にもちらりとお話したかと思いますが、刀の話をしたいと思います。
今回ね、村雨丸も出てきましたけど。
村雨丸はね、当然、実際の名と村政を多分、名前としてはね。
そうですね。
こっちにしてるんだろうと思うんですけど。
村雨丸は本当に、村雨丸でエキペディアとか検索するとわかるんだけど、いろんなゲームとかに登場してますね。
そうですね。
大人気。用刀って言われてますけどね。
はい。
用刀って言われてるんですけど、聞いての通り、さとみ発見伝では特段用刀っぽい使われ方はしないんですよね。水が出るっていう謎のね、あれはシステムはあるんですけど。
そうそう。途中で出てきた、出てきたなんだっけ。
はい。
サモジロウとかその名前がついたじゃないですか。
はい。
偽物とすり替えるくだりの時に、鞘に水入れてから刀をしまって、水が滴ってるように見せたっていうくだりも出てきますね。
なるほどね。
はい。
途中、うさくげさんがおっしゃった通り、そんなことしたら冷めちゃうでしょって話が出てくる。
冷めちゃう、本当に。
はい。僕もこれを機にね、さとみ発見で読めると本当に良かったなと思いますので、興味がある方はこの2冊おすすめです。割と読みやすい方だと思います。
はい。
ただ、残念ながら98巻106冊なので、こんな薄い文庫を読んだぐらいじゃもうらはできませんよ、当然。
そうですね。
はい。
はい。
こんな感じで、このムラサメは出てこないでしょうけれども、刀とのつながりというところで、言葉のことにつながっていくのかなと。
はい。
はい。で、言葉のことをやってる間に、僕はその次の回の準備に入らないと。
本当ですね。
まあね、それでも準備期間が長くなって、あと計画も立てやすくなってやりやすくはなりましたけど。
そうですね。はい。
はい。リスナーさんにはね、月1回の感じになっちゃったんで、物足りない人も見てくれたらちょっと嬉しいは嬉しいんですけど。
何がしてあげられるわけでもないんですけど。
はい。
はい。ということで、終わりにしていきましょうかね。
はい。
はい。というわけで、新体制になりました、文ガチャ春の回4号6月ですね。
古典文学のさわりということで、滝沢牧の南宗さとみ発見伝についてお話ししてまいりました。
刀と言葉のつながり
これにてこのシリーズ終わりになります。
次回もお楽しみにしてください。ごきげんよう。
ごきげんよう。
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