シンプルの重要性
はい、コロンバスプロジェクトの尾形です。今日もまた一人雑談の回です。
今日はですね、きっかけは、私も経験あったんですけど、やっぱり現場のマネージメントリーダー、マネージャーリーダー層がですね、
なんか現場に話が伝わらないみたいなこととか、分かってくれないんだよみたいなですね、そういう苦悩の中からですね、
シンプルっていう、シンプルに物事を伝えることの深掘りというのをしてみました。
本当にシンプルっていうのが必要なのかとかですね、シンプルってこういうことじゃないとか、そんなことをですね、考えているのでお話したいと思います。
今回もAIでですね、ちょっとこのシンプルっていうもの、なぜいいのかみたいなこととかを聞いておりまして、そこからちょっと話をしていきたいと思うんですけど、
AI君に聞いたらですね、このシンプルに物事を伝えるとか、シンプルであるとかですね、いわゆるAppleさんの事例にもなってきますけど、シンクシンプルっていう本も出てるんですかね。
ジョブズの、スティーブ・ジョブズが言っていた、そのシンプルであるっていうことをですね、会社の文化とすら言っているシンプルなんですけど、
じゃあそのシンプルっていうのは、そもそも何で良いのかっていうことで言うと、学術的な考えがやっぱりあるようで、認知の負担、認知の負荷っていうのを下げて、判断や行動を容易にするって、これは認知科学とか行動経済学からあります。
マーケティングの中でもシンプルなベネフィットっていうものがお客さんには刺さりますよと、これアーカーさんですかね、アーカーのベネフィット分類というのがありますよみたいなのが出てきました。
シンプルに物事を伝えるっていう、伝えることって何なんだっけみたいな、一言で言うと何みたいなことはやはりマーケティングでは非常によく言われるわけなんで、これはもう過転が行きますと。
逆に複雑っていうのがなぜ良くないかみたいなことを言うとですね、やっぱり意思決定を遅らせてしまうとか、曖昧さや混乱を招くっていうことを出してきまして、もう一つはお客さんであればお客さんに伝わらない、組織内であれば責任の所在が不明確になるみたいなことは書かれてきました。
冒頭にも言った、これ実務的なことって言ったらこういうことじゃないかなというふうに思ったんですけど、まずシンプルにですね、マネージメントというかリーダーさんが現場に伝えようとしても、言葉の意味とかですね、情報レベル差が多くて、お互いの理解とかギャップがあるような、
あるよとかですね、言ってるんだけどっていうマネージャー、リーダーの意見も出てくるんですけど、これは複雑すぎてそこまで頭が回ってないっていうことも非常によくある話だと思うんですよね。
現場側から言うと、あの人、リーダーはそういうこと丸々みたいなこと言うんだけど、実際のところよく分かってないあの人はみたいなことがちょっと出てきたりとか、その後の具体がないんだとかですね、自分で考えてみたいなことになってしまうっていうことが聞く話としてはあったり、いろんなことを言っててちょっとやっぱり分かりにくいっていうことだったり、
そのシンプルに伝えてること自体がハテナが出てるってこともあるみたいなんですよね。一言で言うと、みたいなことを言ってるけど、伝わってないっていうか、まあ多分そのシンプルの研ぎ澄まし方が甘いのかもしれないんですけど、というのがあります。
複雑さとの関係
マネジメント、リーダーさん側から言うと、やっぱり分かりやすく言うと、その分かりやすいことだけを抽出して、ちょっと他のことが希薄になって理解度が低くなるって感じてますみたいなことを言うことがありますね。
あとシンプルに言うと聞いてないとかですね、言ってもらわないとって言い出したりするっていうのもあったりしました。現場から言うと聞いてないっていう、それは口頭なのかなみたいなことも思ったりしますけど、ドキュメントに落としたらまた違う気もしますけどね。
そういうようなことが、まあ稀に長く続けてると結構出てきますよね。リーダーと現場のギャップっていうのはやっぱりありますよ。
実際シンプルにするっていうのは、言葉を一つにすればいいっていうだけではなくて、旗印、よく私が旗を立てるって言うんですけど、やっぱり旗となる皆が向かうべき行き先っていうのを言葉にするっていうのがとても大事だよみたいなことは言ってるのと、
あとは優先順位がつくっていうことがあると同時に、ある程度不要なものを捨てるっていう勇気も必要なのかなというふうに思います。優先順位が低いものは最終的には仕方がないのか必然なのか捨てるということですね。
一方で学術的な整理でも複雑っていうのが良くないっていう話はあったんですけども、一方でっていう意見も私の中にはあって、複雑っていうことは多分ですね、私が思うにはそもそも人っていうのが複雑で、人の思考っていうこと自体が多様すぎるし、
世の中自体がもう複雑であると。飯食って寝て仕事していれば幸せではなくて、それぞれの状況によってですね、豊かになれば不幸せになるみたいなことかもしれないですけれども、非常にどんどん複雑になってきてますよって話がもう一方であると思っていて、
合わせてですね、お客さん側もそうですけど、組織っていうのが大きくなると複雑さっていうのが多く含まれてくる。人が多くなれば多くなるほど複雑にはなっていくっていうのは仕方がないことなのかなと思うんですね。一人と一人でもですね、夫婦でも恋人同士でも複雑っていうかあんたが言ってることわからないわよみたいなことはやっぱりあるし、
それをチームとして、夫婦恋人だったとしても、自分たちってこうだよねって共通項と、こうなっていきたいよねっていう未来感、そこがやはり必要なんだよなって思うんですよね。
どうやって伝えればいいかみたいなことになってくると、全然答えになってないんですけど、シンプルでも複雑でも正直どっちでもいいっていうふうに思ってて、結論としてはですね、
Apple みたいにシンプルなメッセージングでですね、人がついてくるぐらいまでシンプルなそのメッセージが研ぎ澄まされるんだったら、やはりそれでもいいと思うんですけど、一方でビジネスや事業とかでもですね、今世の中の多くの企業はテクノロジーが入ってきていることもあって、複雑性は非常に高いと思うし、全然自分がわからない領域を動かさないといけないってことは、
例えば組織経営においてはもう普通なんですよね。だから複雑さであったりわからないことが発生する、自分では把握しきれないことっていうのが発生する。だからある程度任せないといけないみたいなこととかですね、そういったことは避けることができないものだというふうに思ってます。
プロセスの価値
つまりシンプルがいいっていうのは逆に言ったら、やっぱりみんな複雑だよね世の中がってことは理解していて、じゃあ世の中もっとシンプルになればいいねっていう考えはあるけど、それはちょっと現実的ではなくて複雑性っていうのは避けることはやっぱりできないもんだよなと。
自然界も複雑だし、食物連鎖だって複雑だし、気候変動によって多大な影響を受ける生物やら何やらあるわけですし、それらはやっぱり複雑なわけで、科学でも判明できてない、もう何十年何百年何千年とやってても判別できてないことが多分あるわけですよね。
なのでその複雑さっていうのをなくしていくっていうのはなかなか難しいことであるっていうことは、みんなが現場もリーダーも理解しておくのが必要かなと。
だからこそシンプルにしていく、複雑をシンプルにするっていうことではなくて、複雑をシンプルにしていくプロセスっていうものにやっぱり価値があって、
そのリーダーやマネジメント、リーダーや現場がお互いがそこのプロセスに関わってるんだっていう理解をすることが重要なのかなと。
なので先ほどの事例の実務的な話のチームでもですね、結果的にはやっぱり言って、そういうこと言ってしまえばいいのかなと。
俺はこうなんだっていう、例えばそのAppleのようなシンプルで突き詰めていく、あとはみんなやってくれって言うんだったら、もうそうでしかないと思うんで現場はそれで頑張るだろうし、複雑性が高い方が好きっていう思考も私どっちかっていうとそちらですけど、
複雑であることを理解して、もっと分かりやすくすることもあれば複雑であることを理解して、全体としては把握して、そんなものはあるものだという認識の上でですね、進めていくっていうことも全然面白いことだと思うので、
ただどちらも良い面悪い面あるし、多分人によってシンプル派と複雑派っていると思うんですよね。シンプルだとシンプルすぎるのも良くないっていう方やっぱりいるので、シンプルな指標で分かりやすくするっていうのをすればですね、裏側が複雑であることには変わらないので、やっぱりシンプルと複雑のギャップを埋めることはやっぱりみんな認識しましょうよっていうことですね。
実際、Apple社もAppleのUIのシンプルさを追求するためにですね、凄まじい組織とむちゃくちゃ頭がいい人たちがですね、すごい数いて、スーパーなデザイナーとかスーパーなエンジニアがいて、ようやくあれが成立してるっていう事実をですね、もう少し知った方がいいと思うんですけど、普通の人はあんなかには多分入れるレベルになるのが非常に大変だと思うんですよね。
それぐらいシンプルにしていくっていうのは、とても大変なことではあると。一般的なことで言ったら、多分シンプルと複雑であることをきちんと理解して、両方必要だし両方しょうがないというか、シンプルでありたいけど複雑であることっていうのは前提なんだなっていうことをちゃんと理解すると。
そうするともちろんですけど、やっぱりシンプルな指標を立てつつ、ある程度のマニュアルを作っていってもですね、本当に膨大な量に細かいことをしっかり埋めていこうとすると膨大になってくるので、やっぱりそれを全部把握するっていうのは、すぐ把握するっていうのはやっぱりできないので、時間をかけながら理解をしていって、その中には理解、それぞれの人のそれぞれの中に理解のギャップがある程度はちょっと出てきて、
暗黙的なことも出てくるし、それぞれの中で若干のギャップが出てくると。やはりそれらを埋めていくっていうことは、リーダーも現場のメンバーも時間をかけながらやっていこうと。そこがですね、やっぱり人間のやることで、AIを使えばですね、おそらくサッと取り出せるようにもなるかもしれないけど、作業であればいいけど、そういうスタンスだとですね、全体把握をしている方っていうのが現場にもいない。リーダーもシンプルなことしか言ってない。
じゃあ複雑なこと誰が考えてるの?誰も考えてないって言ったら多分衰退すると思うんですよね。だから複雑なことをある程度前提にして、わかりやすくシンプルでうまく活用しながら全体の理解をして、人がきちんと複雑性だったり全体理解をしていくと。
なおのことですね、組織を拡大していったり人を増やしていったら、先ほどのようにして複雑なものにどんどんなっていくんですよと。なのでシンプルっていうものを何か作ったとしても、それは往々にしてすぐ変化していくっていうことも理解しながら話が何かコロコロ変わるではなくてですね。
やはり変化して拡大していくんだ、拡張していくんだ、時代に適応していくんだっていうことも理解をしていくっていうことが必要じゃないかなというふうに感じました。
リーダーシップと文化の選択
それを理解しろって言ったら面倒っていう話も出てくるかもしれないですけど、あんまりシンプルなことの範囲で仕事をしてくださいっていうことで、それはもうしょうがないだろうし、その組織文化がそういうことなんであれば、
多分離れていく方も出てくるのはしょうがないのかなと思いますけど、多分真理に近いと思うので、そのことに理解できない方が比率が多くなってうまくいくはずがないので、多分必然的に理解ができる方々が人としてチームとして組織として集まっていくものなんだと思うんでですね。
つまり、シンプルとか複雑とか現場に伝わらないとかっていう前に、どっちが良いかを決めるのではなくて、どちらを文化として選んでいく、選択していく、それをリーダーとして任されて自分のチームって言うんだったら、自分のチームはこうなんだっていうですね。
リーダーとして自分の言葉で決めて話をしていくってことが必要で、複雑であることは必然なんでですね、複雑をシンプルに変えるとかですね、複雑をもっと拡張していくとか、全体を理解をしていくってことがやはり人間にしかできないような価値であり、AI自体だからこそそこが大事で必要なんではないかなというふうに思ったりしました。
今日は以上です。ではB2Bのコミュニケーションということで、今後もお話ししていきたいと思います。
ではでは。