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2025-12-16 08:16

#74【特別回】ダウントン・アビー映画公開1ヶ月前|視聴者さんの好きな場面と、あの“家宝の絵”の裏話

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🎙️ ようこそ、英国ドラマタイムへ!
イギリスの歴史ドラマをもっと楽しむためのポッドキャスト。


今日は、ダウントン・アビー映画公開まで、ちょうど1ヶ月前の特別回です。

 

先日募集した視聴者さんの「好きな場面」をご紹介しながら、
シビルのあの印象的なドレスの場面や、
グウェンの再登場シーンを振り返ります。

 

そして後半では、伯爵家の家宝として登場した“あの一枚の絵”について。

実は、美術史の視点から見ると「ちょっとあの設定はないのでは?」という面白い考察も見つけました。美術に詳しくなくても、ドラマをより楽しめるお話になっています。

ぜひ、映画公開前のひとときにお付き合いください。

番組で紹介したブログ記事
Enough of this Tomfoolery!
1870〜1939年のイギリス史を、真面目に・批判的に考えるためのブログ)
https://enoughofthistomfoolery.wordpress.com/tag/downton-abbey-series-1/

 

 

【お知らせ】

1月17日(土)
英国ドラマや映画が好きな方と語るオンライン会を開催します。

ドラマに登場するお屋敷や暮らしがどうしてあんなに「本物みたい」に見えるのか。

イギリスで撮影した写真なども交えながら、舞台裏のお話を少しだけ。

後半は「もしも、あのお屋敷に行けるなら?」という“もしもトーク”でゆったり語る時間です。

 

▼お申し込みはこちらから。
気軽にご参加いただけたら嬉しいです。

https://forms.gle/YZBXTTvQ5feaT5qk9

 

 

▼この講座では、カントリーハウスの魅力を楽しく学びながら、イギリスドラマや映画を10倍楽しめるようになります!

英国ドラマを10倍楽しむ!カントリーハウスの舞台裏

「ダウントンアビー」「ブリジャートン家」 あの名シーンの裏にある本物の物語を訪ねよう

 

https://www.street-academy.com/myclass/195443?conversion_name=direct_message&tracking_code=e4638310b5affe3dfc1431e3415feb22

 

 

 

★今後も番組を聞いてみたいという方は、フォロー、チャンネル登録していただけると嬉しいです♪

番組やエピソードへのお便りもお待ちしています。


 

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サマリー

ダウントン・アビー映画公開の1ヶ月前を迎え、視聴者の好きなシーンや家宝として伝わる絵についてのエピソードが紹介されています。この特別回では、物語の背景やキャラクターの魅力についての考察も行われており、ファンの期待が高まっています。

視聴者の好きな場面
英国ドラマタイムへようこそ。この番組は、イギリスの歴史ドラマが大好きな私が、ドラマや映画のおすすめ、ロケ地の秘密、当時の暮らしまで深掘りしてご紹介しています。物語の背景を知ると、作品がもっと楽しくなります。
今日は12月16日です。ダウントン・アビーグランドフィナーレ公開までちょうど1ヶ月前です。先日募集していた視聴者さんの好きな場面をご紹介する特別回です。
さらに、私が気に入っている白石家に代々伝わる家宝として登場する1枚の絵のエピソードと、実は最近その絵の見方が少し変わる出来事もありましたので、あのことについてもお話ししたいと思います。
では、お便りの1つ目をご紹介します。この番組でダウントン・アビーのドラマを知り、実はまだシーズン1までしか見られていないのですが、その中で特に印象に残っているのは、第4話のラストでシビルが新しいドレスをまとって家族の前に現れるシーンです。
あの場面の彼女の優しさと強さが一瞬で花開くような雰囲気がとても好きで、さらに運転手のトム・ブランソンが窓の外から微笑みながら見守っている姿もとても印象的でした。
映画公開までに他のシーズンもできるだけ見進めて番組の話に追いつきたいと思っています。これからも番組を応援しています。
ラムさん、どうもありがとうございます。私もあの場面は本当に大好きです。シビルの可愛らしさと自分の情熱を大切にする真っ直ぐさがすごくよく現れている瞬間ですよね。
これからの私はこう生きていくんだって、そんな決意をあの一着のドレスに見せてくれたような気がします。
ラムさんはまだシーズン1までということなので、ここでは多くは語りませんが、シビルはこれからも彼女らしく生きていきます。ぜひこれからの物語も楽しんでくださいね。
続いて2つ目のお便りです。
グウェンが後になって再登場する場面が好きです。
使用人だった頃からちゃんと自分の考えを持っていた人でしたが、外の世界で自分の人生を作っていたことがわかったとき、すごく納得できたし嬉しかったです。
エムさん、どうもありがとうございます。
グウェンがご主人と一緒にダウントンに間抜かれてランチをする場面ですよね。
あれは驚きと同時にすごく嬉しくなったシーンでした。
使用人だった頃から本当に一緒になりたいと、ちゃんと自分の考えを持っていたし、自分でタイプライターを買ってこっそり通信教育を受けていたんですよね、グウェンって。
そのことがみんなにバレてしまって、反対されたりして、このまま一生お屋敷で年をとるんだって泣いていた姿も思い出しますと、ちゃんと自分の幸せを気づいていたことが余計に胸に響きますよね。
あの涙や気持ちは当時の人たちの心の声でもあったんじゃないのかなってそんな風に思いました。
お便りをいただき、どうもありがとうございました。
さて、ここからは私の好きな場面についてです。
白雀記に代々伝わる花宝として登場するあの一枚の絵のエピソードです。
1400年代のイタリアの画家ピエロ・デラ・フランチェスカの作品という設定でした。
この絵を美術師家がわざわざお屋敷まで見に来たり、ロンドンのナショナルギャラリーに甲羅とその美術師家が一緒に関連作品を見に行ったりします。
でもその後に絵が夫婦関係の逆借の原因になって売却されてしまうという、正直ちょっと不思議なエピソードだなぁと感じるところもあったんですが、
こういった一枚の絵が誰の手を渡って、どういう事情でその場所にあることになったのかという、こういう裏話が私大好きなので、このエピソード結構気に入っているんです。
ところが最近、そもそもあの設定というのは本当にあり得るのかと考察している美術師が大好きな方のブログ記事を見つけたんですね。
ちょっとそのことについてお話ししたいと思うんですけれども、この記事によるとピエロのような画家の本物の作品というのはそもそも数がとても少なくて、ほとんどが今も教会や美術館にあります。
なので、洋服者の貴族の家に一枚あるというだけで、そういう設定は実はかなりレアな話なんだそうです。
しかもドラマでは第二代伯爵がイタリアで購入して持ち帰ったと言われているんですが、当時の旅で選ばれていた作品はもっとわかりやすくて有名な絵がほとんどだったそうです。
さらにこの絵はナショナルギャラリーにある完成作の前に描いた練習用の一枚かもしれないという説明が出てくるんですが、
実はその時代には私たちが思っているような練習用の一枚はなかったんですね。
別に一枚描いておくという形ではなかったんですね。
つまり、あの絵の設定は物語を動かすための都合のいい存在だったのではないかという考察だったんですね。
確かに一つ一つ言われてみればそうだなぁと思ったんですよね。
この設定についてドラマのプロデューサーであるジュリアンフェローズにぜひ一度聞いてみたいなぁなんて思ったことでした。
今日はダウントアビ映画公開までちょうど1ヶ月前の特別回としてお送りしました。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
さて最後に少しお知らせです。
来年の1月17日土曜日の夜8時から9時まで、英国ドラマや映画が好きな方と語るオンライン会を開催します。
ドラマや映画に出てくるあのお屋敷やその暮らし、どうしてあんなに本物みたいに見えるんだろうって思ったことありませんか。
そんな疑問にお答えするために私がイギリスで撮ってきた写真などもご紹介しながら舞台裏のお話を少したりします。
そして後半は、もしもあのドラマのお屋敷に行けるとしたら、もしそんな場所で1日過ごせるなら何をしたいか、そんなもしもトークをしながらドラマ愛を語る時間にしたいなと思っています。
ゆったり楽しい時間になる予定ですので、ぜひお気軽にご参加していただきたいと思います。
詳細とお申し込みフォームは概要欄に貼っていますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
そして次回木曜日の配信では、私の好きな映画10本をご紹介したいなと思っています。
イギリス映画だけではなくて、色々な国の作品を並べてみたら、ちょっと面白い共通点が見えてきました。
次回もどうぞお楽しみに。
08:16

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