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英国ドラマタイムへようこそ。この番組は、イギリスの歴史ドラマの世界が大好きな私が、おすすめのドラマや映画の紹介、見た感想、ロケ地や時代のことなどを話しています。
イギリスが好きな方が、家にいながらも美しい風景やお屋敷巡りをしている気分を味わえる作品をたくさんご紹介しています。
今日は、映画公開までずっとダウントンアビーです。来年の9月12日に、第3弾の新しい映画が公開されるまで、これまでの内容を振り返る企画です。
10月と11月は、登場人物の深掘りシリーズをお届けしています。 前回は、ダウントンアビーの顔の二人、メアリーとマッシュのロマンスを取り上げたんですが、
今日は、ダウントンのちょっと間が抜けているけど愛すべきキャラクター、モーズリーです。 ダウントンアビーに笑いを巻き起こしているのは、ほんとこの人なんですよね。
モーズリーが初めてドラマに登場したのは、シーズン1の第2話です。 マッシュの家の執事としてやってきました。
彼はダウント村出身で、お父さんはバラの品評会でも名高い庭師。 もともとは脇役の予定だったみたいなんですよね、このモーズリーという役。
もうちょっと出てきたらすぐ消えてしまうような予定だったみたいなんですけど。 しかし、どんどん重要なキャラクターになっていって、映画2作目ではなんとプロポーズまで成功させて、
未来はダブルワークの使用人権、映画脚本家として広がっていきましたよね。 モーズリーを一言で表すなら、
優しいけどオッチョコチョイ、そして憎めない愛されキャラです。 私も彼には何度も笑わせてもらいましたが、特に印象的なエピソードを2つご紹介したいと思います。
まず一つ目は、シーズン3で伯爵一家がスコットランドに旅行した時ですね。 この日の夜、事件は起こります。
夜のパーティーでモーズリー、ウイスティーがたっぷり入ったドリンクを一気飲みして大満足です。 そしてもうベロベロに酔っ払って叫びながらダンスを踊り出してしまいました。
もう周りは大爆笑です。 モーズリーを目の前に見て伯爵は、人は安い身を守っているもんだよねって苦笑いしていました。
実はこのお酒を飲む前は、壁の前でモーズリーは控えめに足立ちをコチョコチョと動かしたり、小さく飛んで踊り出すお猫をしていたのがちゃんと映っているんですよね。
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酔っ払って踊りたいという気持ちが溢れてしまったんでしょうね。 なかなかやります、モーズリーという感じでした。
2つ目は映画の一作目、ジョージ五世とメアリー・オー・イヒがダウントンを訪問した夜の出来事です。 こちらは爆笑ではなくて、その場が凍りつくような事件が起こりました。
ダウントンのスタッフたちは意地悪で偉そうな王室の使用人たちに仕返しをして、食事をサービスすることに成功するんですね。
国王が、予定と違うけどこの料理は美味しいって褒めたんですよ。 それをニコニコの笑顔で聞いていたモーズリーは勢い余って、パッとモア夫人が作って、ダウントンスタッフがサービスしていますって大声で言っちゃったんです。
その瞬間、何事って感じで、みんなが一斉にモーズリーを振り返ります。 使用人がそもそもこの場所で声を出すことは許されていないですし、しかも国王に向かって言っちゃったんですよね。
どうなるのかなって、ハラハラするんですけど、優しく助け舟を出したのがメアリー・オー・イヒでした。 スタッフによろしく伝えてねって感謝を述べられたんですね。
それを聞いたモーズリーは、片足を斜め後ろにズルズルって引いて、反対の足を曲げてぎこちなくお辞儀をしたんです。 これ、なんだかわかりますか?
カーテシーっていう女性だけが行う挨拶をしたんですね。 凍りついた室内がさらに凍りついたんです。
モーズリーをメアリーが目を丸くして見てましたし、イージスはもう笑いをこらえている。 ヴァイオレットは
もう何とも言えない顔をしてましたね。 ぜひぜひこの場面を見てほしいです。
本当に面白かった。 でもこのモーズリーは面白いだけじゃなくて、仲間の危機を助けたり、若い子の未来を変えようと力を注いだりする
人間的にも本当素晴らしい人なんですよね。 だからこそこの愛されキャラなんだなぁと思います。
今日はダウントンの愛されキャラ、モーズリーを取り上げました。 あなたの好きなモーズリーのエピソードをぜひ教えてほしいです。
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そして感想などお便りもお待ちしています。 では次回も聞いてくださいね。