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英国ドラマタイムへようこそ。この番組は、イギリスの歴史ドラマの世界が大好きな私が、おすすめのドラマや映画の紹介、見た感想、ロケ地や時代のことなどを話しています。
イギリスが好きな方が、家にいながらも美しい風景やお屋敷巡りをしている気分を味わえる作品をたくさんご紹介しています。
今日は映画公開までずっとダウントンアビーです。来年第3弾の新しい映画が公開されるまでに、物語を1話ずつ振り返っていこうという企画です。
今日はシーズン1の第4話です。前回の第3話では、お屋敷の中で大事件が起こるというとても波乱な1日でした。
それに比べると、この第4話はとてものんびりした雰囲気が漂います。それも村でお祭りが開かれるからなんですね。
お祭りの名前はダウントンフェア、木曜日から日曜日までの開催です。どんなお祭りかというと、子ども向けの大きなすびり台やパペット人形章があったり、
罠投げやココナッツ投げというのもありました。占いがあったり、火を吹く大道芸人なんかの姿もありました。
日本でも昔の夜店に出て行ったような出し物を大人から子どもまで楽しんでいる様子です。
使用人たちもね、こういう時は夜の外出を許されたりするんですね。
彼らの仕事は雇い主の生活にすごく密着しているので、拘束時間がすごい長いんですよね。
だからこそ、こういった自由な時間ってすごく貴重だったはずです。仲間たちとお出かけして楽しんでいる様子でした。
そしてこのお祭りをきっかけに、心が揺れ動く人たちがいました。
例えば、お屋敷の女性スタッフの総まとめ役で、いつも屋敷中のたくさんの家事を管理している河西府長のキューズ夫人。
彼女は遥か昔に付き合っていた男性にお祭りで出会います。
お屋敷に勤めるために彼と別れたんですが、長い時が経って、男性の奥さんが数年前に亡くなって、なんとキューズ夫人にプロポーズされます。
長年仕事を一生懸命続けてきたけれども、彼のこともどこか心に残ってたんですね。
今でも素敵だったって語ってたんですけど、彼と結婚して農家の奥さんになるのか、またまた河西府長として仕事を続けるのかということで、心が揺れ動きます。
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他にもダウントンの中でも誰よりも早く起きて働くキッチンメイドのデイジー。
まだまだ男を見る目がないなっていう、若くて世間知らずで純粋な可愛い女の子です。
このデイジーは好きな男性スタッフがいるんです。
お祭りに一緒に行こうって彼が誘おうとするんですけど、それを知ってて邪魔をしようとする腹黒い男のトーマス。
トーマスはデイジーにとっては年上のかっこいい男性スタッフです。
だから彼が本当はどんな人で、何を考えて自分にちょっかいを出しているのか、デイジーには全くわかってないんですね。
だからちょっと舞い上がっている彼女を見ているのがとっても心配です。
さらにダウントンの新しいお抱え運転手のトムがこの回から登場します。
前の運転手がTルームを経営するために退職したからです。
こんな理由も時代の変化を表してるんですね。
このトムは後にグランサム伯爵の三女のシビルと結婚して主要なメンバーになっていく人です。
彼がアイルランド出身であることとか、主要人と礼女の結婚だったり、
お屋敷の下で働いていた人が今度は上の階の人になるということで、自分もそうですけど周りの人たちの心も揺れ動かしていく存在になっていくんですよね。
彼がシビルとどうやって結婚までたどり着くのかっていうのもこれからの楽しみです。
今日はダウントンアビーシーズン1の第4話をお話ししました。
こうやって1話ずつ振り返りながら、今ダウントンアビーのロケ地ガイドを作ってるんです。
すべて話し終えた時には全シリーズを網羅するガイドになっている予定です。
これからロケ地にぜひ行ってみたいという方のお供になるようなものにしたいなと思っています。
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そして感想などお便りもお待ちしています。
では次回も聞いてくださいね。
