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早く老いたいvs老いるのが怖い|私の身体を生きる/廃用身 Ep.019
2026-05-24 10:38

早く老いたいvs老いるのが怖い|私の身体を生きる/廃用身 Ep.019

「若い女」として軽んじられるしんどさと、将来「お荷物」扱いされるかもしれない老後の恐怖の板挟みになる構造を、2つの作品から紐解きます。
 
▼キーワード
アラサー/アラフォー/世間の目/若さ/老後不安/加齢/エイジング/生きづらさ/女性の生き方/身体感覚/介護負担
 
▼ 参照したコンテンツ
━━ Featured Contents
📚️エッセイ:私の身体を生きる
島本理生・千早茜ら 著 / 文藝春秋
[🔗 作品詳細] https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163918488
🎬️映画:廃用身
久坂部羊 監督 / アークエンタテインメント
[🔗 作品詳細] https://haiyoshin.com/
━━ Also Mentioned
📚️小説:老いぼれを燃やせ
マーガレット・アトウッド 著 / 早川書房
[🔗 作品詳細] https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0000614649/
📚️書籍:アンチ・アンチエイジングの思想 ボーヴォワール『老い』を読む
上野千鶴子 著 / みすず書房
[🔗 作品詳細] https://www.msz.co.jp/book/detail/09730/
 
▼ポッドキャスト読書会
毎月決まったテーマで本を読み、各自の番組で配信する読書会
6月のテーマ:本屋大賞を語る
配信期間:6/15(月)〜6/21(日)
詳細は以下noteをご確認ください
[note] https://note.com/shiori_n_d_o/n/nbfeebb72c321
 
▼パーソナリティ
しおり|おひとりさまを楽しむ30代女
[Linktree] https://linktr.ee/shiori_n_d_o

▼この番組
podcast『ジュエリーボックスにメリケンサック』
本や映画、ドラマなどの物語をきっかけに、恋愛や結婚、女友達、孤独、働くことなど「女の人生」をゆっくり考えるポッドキャスト。

▼テーマ別プレイリスト
[Spotify プレイリスト] https://open.spotify.com/user/31ggm3da2f3fhycoqvoggi3atvze/playlists

▼おたよりフォーム
番組への感想、番組でとりあげてほしい作品などお送りください
[Yurumo] https://yurumo.com/forms/ynkdbhwbsigyposb
 
▼もう1つの番組
podcast『大丈夫じゃなくて大丈夫』
おひとりさまを楽しむ女&子育てを楽しむ一児の母で日々のモヤモヤを話します。
[Spotify] https://open.spotify.com/show/34GZJTi34jobPoFrwLnZGw?si=gaw1GM8VTCGE87FhqOw4HA
[Apple Podcasts] https://podcasts.apple.com/us/podcast/%E5%A4%A7%E4%B8%88%E5%A4%AB%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%81%A6%E5%A4%A7%E4%B8%88%E5%A4%AB/id1715641229
[Amazon Music] https://music.amazon.co.jp/podcasts/118c3b43-11fb-414a-828c-3886ffb015ee/
[LISTEN] https://listen.style/u/not.daijobu.ok

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サマリー

本エピソードでは、若い女性であることの生きづらさと、将来「お荷物」扱いされるかもしれない老後への恐怖という、二つの間で揺れ動く女性の心理が語られます。エッセイ集「私の身体を生きる」と映画「廃用身」を題材に、若さゆえの軽んじられやすさと、加齢による身体機能の低下や介護の負担への不安が、社会の価値観と個人の感覚との間でどのように影響し合っているかが考察されています。最終的には、フィクションの力で老いに対するネガティブなイメージを変えていくことへの期待が示唆されています。

はじめに:老化への複雑な感情
こんばんは、しおりです。今日は、私の身体を生きると廃用身をきっかけに考えたことを話します。
あなたは老化に対してどう思ってますか? 私は早く老いたいという気持ちと老いるのが怖いなという気持ちの板挟みです。
若い女性っていうだけで面倒なことに巻き込まれやすい上に、老いたら今度は世間のお荷物みたいに扱われると思うと
若くても老いてもいいことないなぁと考えてしまい、今日はそのことについて話そうと思います。
紹介コンテンツ:私の身体を生きる と 廃用身
それでは今回のコンテンツを紹介します。一つ目はエッセイ集ですね。 私の身体を生きるです。17人の書き手が自らの身体と向き合って書いた生きるためのリレーエッセイです。
性、妊娠、過励、他者からの目線などそれぞれの切り口で語られています。 二つ目が廃用心ですね。
小説もあるんですけれども、私は今映画館で公開されている映画を見てきました。デイケア施設で働いている医師が脳梗塞なので体が麻痺した
高齢者の手足を切断するという治療を考案するんですけれども、その治療を受けると身も心も軽くなるというふうに患者には好評で、しかも手足を切ることによって
介護する側の負担も減るとされているんですが、という話で、介護や人間の尊厳について考えさせるヒューマンサスペンスです。
早く老いたい気持ちの理由
私ね、よく早く老化したい、早く老いたいな、年取りたいなって思うことが実は結構あって、それはね、若い女っていうだけでかなり舐められて軽んじられるっていう経験をしてきてるからなんですよね。
でね、この私の体を生きるっていうエッセイ集を読んだ時に、その中で島本里夫が35歳を過ぎた時に
妊娠の適齢期過ぎて、体がこうだんだん変化し始めた時に、若い女じゃなくなったなっていうふうに感じて、自分が若い女じゃなくて私だっていうふうに思えるようになったっていうふうに書いていたりだとか、
千早茜が年を取ったことで社会から要求される可愛いみたいなものから自由になってきたみたいなふうに書いてたんですよね。
私も今30代半ばになってきたから、なんかこの2人のエッセイを読むとそろそろ私も若い女ではなくなってきたなっていうふうに思える年頃な気はするんですけど、
実際ね仕事とかしてるとまだ若い女として扱われてるなって思う時も結構あるから、
なんか早く年取って貫禄のある人になりたいっていうふうに思っちゃうことが私は結構多いんですよね。
老いることへの恐怖:廃用身から
で一方で、映画の肺養心を見て思ったことなんですけど、老人になって体が衰えて介護が必要になってくると、
今度は周りの人たちにいかに迷惑をかけないのかみたいなことについて悩む生活が始まっちゃうわけですよね。
あとは人によっては介護者に厄介扱いされて虐待されたりする日々が始まっちゃう可能性もあるわけで、それをね考えたらすごい年を取るのが怖くなっちゃったんですよ今度。
なんでって感じなんですけど、この肺養心見た後に私めっちゃ年取るのが怖くなりました。
なんかもうおまえは年取る前に早めに死んでしまいたいとすら思うほど怖かった。
でここで私が言ってる老いっていうのは主に体の老いについて、で怪我とか麻痺とか認知症みたいなものによって介護が必要になることについて話してます。
顔が老けて見えるみたいな美容における老いとかもあると思うんですけど、それっていうよりはその体の機能が老いることによって周りの人に迷惑をかけるようになるみたいなことの恐怖がすごく肺養心では描かれてたなっていうふうに思って。
でねこの映画の中でなんで麻痺して動かなくなった腕とか足を切断するのかっていうとその大きな理由の一つに
腕とか足とかを切ると体重が軽くなるので介護する側がすごく楽になる負担が減るっていうのがあるんですよね。
もう介護が必要な老人っていうのはめっちゃ世の中にとっての負担であるっていうことがめちゃくちゃ言われてて、老人の人数がね増えれば増えるほど介護が大変になるのはそりゃ損なんだけど、
本当に厄介の存在だと思われちゃうようになるんだなっていうのが私はすごく怖く感じたんですよね。
老いぼれを燃やせ:さらなる恐怖
そんな感じで若い女であるっていうことはなんか舐められたりとか変なねぶつかりおじさんに会ったりとか痴漢に会ったりとかして受ける害が多いから早く老いたいなって思う一方で、でも老いたら老いたで周囲から厄介者される生活が待ってるって思うと
めっちゃ憂鬱になって、今めっちゃ板挟みの気持ちって感じなんですよね。
でね、最近読んだ別の本でも老人が厄介者扱いされてて、マガレタ堂との老いぼり思い合わせを読んだんですよ。
この話の中では若者が老人に席を譲れっていう運動みたいなデモとかをやってて、
で、この人たちが老人ホームとか介護施設に火をつけちゃうんですよ。
まあ要するに殺しちゃうってことですよね。
老人には老人の生活があるんですけど厄介者扱いされて殺される存在になっちゃうんだなって思うと、
年を取ることに対してポジティブなイメージを持てなくなってしまうなぁと思って。
社会の価値観とフィクションの力
私このポッドキャストの1個前のエピソードでも、プラダを着た悪末とか地獄に落ちるわよとかを取り上げて、
高齢女性がポジティブに描かれないのってなんとかならんのですかねみたいな話をしたんですけど、
汎用心とか老いぼり思い合わせは、さらに先のさらなる地獄みたいなものを描いてるなぁと思って。
ポジティブに描かれてないなぁっていうだけじゃなくて、もう扱いづらく厄介で世界のお荷物で手足を切断されたり殺されたりしちゃうみたいなところまで行ってるわけですよね。
なんかね、今私自分が極端なこと言ってるのもわかってて、若い女と介護が必要になるほど年を取ることの間には中年っていう期間があることもわかってるんですけど、
でもその先の未来に希望が持てないと、中年の間も楽しめないような気がして。
将来オバステ山に捨てられるって思ったら憂鬱にもなりませんかねっていう感じなんですよね。これが今のうちの正直な気持ちっていう感じです。
でも老いることっていうのは惨めなことだとか、社会のお荷物だとか厄介なことだっていうふうにしてるのは、私たち個人一人一人のせいじゃなくって、文化とか社会の価値観のせいだっていうのをボーボワイルの老いを読むっていう本に書いてあったんですよね。
社会保障の制度が変わったりだとか、老いを受け入れられるような価値観、イメージっていうのができていったら、また老いることっていうことに関する印象も変わるんじゃないかなっていうのを改めて思いました。
ここまでの話を簡単にまとめると、私の中には若い女としてのしんどさと老いた体に将来なることのしんどさの両方への恐怖みたいなのがあって、どっちも結局社会が私たちの体をどう扱っているかっていうことに左右されているなっていうことになるかなと思います。
だから私が早く若い女じゃなくなりたいなって思うのも、老いが怖いなって思うのも、個人の私の弱さとかではなくて、社会が迷惑をかけるなよみたいなことを正解にしているからなので、
そんなに自分が怖いって思うことを否定しすぎなくてもいいかなと思っているのと、あとねイメージを変えていこうみたいなことに関しては、私イメージとか価値観を作るのって結構フィクションの力がすごく強いと思っているんですよ。
本とか映画とかドラマとかですよね。結構物語の力って強いなっていうふうに思うので、私たちが老いをネガティブに捉えないで済むような作品が増えたらいいなっていうふうに思うし、積極的にそういう作品を探してみるようにしたいなっていうふうに思っています。
まとめとリスナーへの問いかけ
ということで今日は、私の体を生きると肺腰腎をきっかけに早く老いたい気持ちと、老いへの恐怖の板挟みになっている私の状態について話してみました。皆さんは早く老いたいと思いますか?いや、老いたくないというふうに思っていますか?
感想はXでハッシュタグ10円メーリーをつけてつぶやいてもらえたら覗きに行きます。そしてお知らせです。ポッドキャスト読書会という企画をスタートしています。第1回のテーマは本屋大将を語るです。
直近5年の大将作品から好きな1冊を選んで6月15日からの1週間みんなで一斉に感想を配信しませんか?詳しい参加方法や課題本のリストは私のノートに求めています。概要欄にリンクを貼りますのでご確認ください。皆さんのご参加をお待ちしております。
それではまた次回。しおりでした。
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