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あの強い女たちは「老害」なのか?|プラダを着た悪魔2/地獄に堕ちるわよ Ep.018
2026-05-17 13:10

あの強い女たちは「老害」なのか?|プラダを着た悪魔2/地獄に堕ちるわよ Ep.018

『プラダを着た悪魔2』や『地獄に堕ちるわよ』から考える、なぜ高齢女性は「悪魔」や「魔女」として描かれるのか?
歳を重ねた女性がエンタメ界で「老害」や「恐怖」の対象になりがちな現状を紐解きます。
 
▼キーワード
老い/エイジング/ロールモデル/社会背景/ステレオタイプ/女性の生き方/キャリア/ドラマ考察/映画批評/細木数子/ミランダ/大殺界/地獄に落ちるわよ/ホラー/恐怖
 
▼ 参照したコンテンツ
━━ Featured Contents
🎬️映画:プラダを着た悪魔2
デビッド・フランケル監督 / ディズニー
[🔗 作品詳細] https://www.20thcenturystudios.jp/movies/devil-wears-prada2
📺️ドラマ:地獄に堕ちるわよ
瀧本智行&大庭功睦監督 / Netflix
[🔗 作品詳細] https://www.netflix.com/title/81700182
━━ Also Mentioned
🎬️映画:X エックス
タイ・ウェスト監督 / Happinet Phantom Studios
[🔗 作品詳細] https://happinet-phantom.com/X/
🎬️映画:サブスタンス
コラリー・ファルジャ監督 / GAGA
[🔗 作品詳細] https://gaga.ne.jp/substance/
 
▼ポッドキャスト読書会
毎月決まったテーマで本を読み、各自の番組で配信する読書会
6月のテーマ:本屋大賞を語る
配信期間:6/15(月)〜6/21(日)
詳細は以下noteをご確認ください
[note] https://note.com/shiori_n_d_o/n/nbfeebb72c321
 
▼パーソナリティ
しおり|おひとりさまを楽しむ30代女
[Linktree] https://linktr.ee/shiori_n_d_o

▼この番組
podcast『ジュエリーボックスにメリケンサック』
本や映画、ドラマなどの物語をきっかけに、恋愛や結婚、女友達、孤独、働くことなど「女の人生」をゆっくり考えるポッドキャスト。

▼テーマ別プレイリスト
[Spotify プレイリスト] https://open.spotify.com/user/31ggm3da2f3fhycoqvoggi3atvze/playlists

▼もう1つの番組
podcast『大丈夫じゃなくて大丈夫』
おひとりさまを楽しむ女&子育てを楽しむ一児の母で日々のモヤモヤを話します。
[Spotify] https://open.spotify.com/show/34GZJTi34jobPoFrwLnZGw?si=gaw1GM8VTCGE87FhqOw4HA
[Apple Podcasts] https://podcasts.apple.com/us/podcast/%E5%A4%A7%E4%B8%88%E5%A4%AB%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%81%A6%E5%A4%A7%E4%B8%88%E5%A4%AB/id1715641229
[Amazon Music] https://music.amazon.co.jp/podcasts/118c3b43-11fb-414a-828c-3886ffb015ee/
[LISTEN] https://listen.style/u/not.daijobu.ok

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00:00
こんばんは、しおりです。今日は、プラダを着た悪魔2と、地獄に堕ちるわよを見て思ったことを話します。
人生100年時代って言うけど、自分の70代以降ってイメージできますか? 私今30代半ばなんですけど、今のところ自分が70代以降にどんな感じになってるかっていうポジティブなイメージができてなくって
漠然とこうはなりたくないなぁはあっても、こうなりたいなぁがあんまりないんですよね。
エンタメ見てても、高齢女性ってネガティブに描かれていることが多いなぁっていうふうに思って、結構怖い存在か扱いづらい存在みたいな感じになっちゃいがちだなぁっていう気がしているので、ちょっと今日はその話をしようと思います。
それでは今回のコンテンツを紹介します。
プラダを着た悪魔2ですね。2006年の大ヒット映画プラダを着た悪魔の20年ぶりの続編です。
ニューヨークの一流ファッション師ランウェイのカリスマ編集長ミランダの下に、かつてアシスタントとして奮闘していた報道記者アンディが戻ってきます。
20年経ってランウェイは危機に追い込まれているんですけれども、彼女たちは雑誌の存続のために奮闘します。
そしてもう一つが地獄に落ちるわよですね。
2000年代に日本のテレビで一世を風靡した占い師細木和子の物語です。
女性小説家が細木和子の事前小説を書くために取材している中で、細木和子本人が過去を回想する形で話が進みます。
ただですね、その本人から語られる良い話と周囲の人たちから聞く悪い話にはかなり大きなギャップがあってというお話です。
プラトを着た悪魔、ウォルデンウィークに見に行ってきたんですけど、
ミランダが20年経って過去と同じようなカリスマ編集長ぶりも見られる一方で、
時代に合わせてアップデートできていないおばあちゃんみたいになっちゃってる姿も描かれていました。
ボディポジティブって太っててもいいよとか、痩せてないモデルも使いましょうねみたいな考え方ですけど、
それに言及するシーンで、ボディネガティブ?ごめんごめん、ポジティブ?みたいなシーンがあるんですけど、
それを言ってアシスタントにすごく嫌な顔されてたりだとか、
かつてはすごくパワハラ的な振る舞いをしてたわけですが、時代に許されず、
20年前にはアシスタントに投げつけていた上着を自分で今はハンガーにかけている姿とかが描かれています。
でももちろんね、今20年前の1個目の方のプラダを着た悪魔を見ると、やべえパワハラ上司だなっていう感じ。
03:00
だからもちろん20年経ったらこういう状況になるだろうなっていうのはわかるんだけど、
ミランダが明らかに老害的なものとして描かれてるなーっていうのがちょっと辛いなーって思いながら見てしまいました。
地獄に陥るわよの方ですが、これもゴールデンウィーク中に実家で見たんですけど、
細木一子がね、すごい成功したいっていう、とてつもないエネルギーに満ち溢れた存在として描かれている一方で、
島倉千代子からお金を騙し取ってたりだとか、ヤクザと繋がりがあったりだとか、霊感処方みたいなものの疑惑があったりしたりっていうところで、
かなり悪いところも描かれているっていう感じの作品になってました。
ネットフリックス側はパワーに満ち溢れた女の人の話が作りたかったのかなーって思うところもあるんだけど、
でもね、やっぱりこんなやべえババアがいたんですよ、昔みたいなふうに面白おかしく作った話にもちょっと見えちゃうなーっていうふうに私は思って、
ちょっとどうなんだろうな、これ亡くなった人の話として作るのどうなんだっていう気持ちもちょっとあるっていう感じの感想です。
この2つの作品をたまたまゴールデンウィークに見たんですけど、
年齢を重ねた女性、言葉を選ばずに言うとババアと呼ばれるような年齢の女性たちですよね。
偏見みたいなのがまだまだあるのかなっていうふうに思って、ポジティブに高齢の女の人を描く作品が見たいなーっていうふうに私は思っちゃったんですよね。
プラダを着た悪魔の2では、パワハラ女子だったミランダが、時を経てアップデートしきれてない老害として描かれてるし、
地獄に落ちるわよでは、フソキ家族をすごい恐ろしい悪い女として描いていて、
でもね、彼女たちも別に悪い存在になりたくてなってるわけじゃないと思うし、
そうならざるを得なかった構造というか、社会の状況みたいなのをもうちょっと教えてくれてもいいんじゃないって思ったりして。
20年前に雑誌の編集長に上り詰めてるような女性って、時代を考えると仕事以外のすべてを捨てて強く振る舞う必要があったんじゃないかなっていうふうに思うから、
ミランダはそういうふうにならざるを得なかっただろうなっていうのもあるだろうし、
フソキ家族はフソキ家族で、男の人にね、搾取される経験みたいなのがたくさんあったわけですよね。
キャバレーみたいなところで働いてた時に売られそうになっちゃったりだとか、男の人に騙されて莫大な借金を背負わされちゃったりとかする経験があったから、
だからこそ反骨心を持って何くそって思うようになったんだろうなっていうふうに思うから、
もちろんね、パワハラとか詐欺とか批判されるべきところは批判されるべきだとは思うんだけど、
06:03
単純に悪い存在としてだけ描かないことがもっと必要なんじゃないかなっていうふうに思ったんですよね。
ミランダにしてもフォソキ家族にしてもそうなんだけど、これって女の人だから悪魔とか魔女みたいな存在として扱われてますけど、
同じことしてる男の人はどうなんですかって思っちゃうんですよね。
男の人だったらこういうふうに描かれてるんだろうかっていうふうに思って。
パラダ起きた悪魔の一作目の頃には、きっと女性のやり手編集長なんてやばいババアに違いないわみたいな偏見もいっぱいあっただろうし、
男性の占い師がフォソキ家族ほど当たらない詐欺師みたいなふうに悪く言われるかって言ったら、
そうじゃないでしょうって思ってしまうんですよね。
今ね、時代的に価値観を更新できてない人は男女とはず老害扱いされやすくはなってるものの、
とはいえ男の人の方が比較的年取っても賢者みたいな賢い存在として扱われやすいし、
一方で女の人は醜い魔女みたいに扱われやすいなーっていうのはまだまだあるなっていうのを感じてしまいました。
なんか男の人がね、同じようにパワハラとかしてたとしても厳しいけど有能な指導者みたいになるだろうし、
女の人だとヒステリックな悪魔みたいになるみたいなね、そういう話ですよね。
でね、このこと考えてた時に思い出したことがあって、ちょっと前にホラー映画たくさん見てた時期があったんだけど、
その時にね、女の人が歳をとるとホラーって怖い存在として描かれやすいのかなーって思ったのをね、思い出して。
Xっていう作品をね、見た時に老婆の殺人鬼が現れるんですけど、
そのね、老婆は主人公の女の子が将来なり得る一つの可能性の姿として出てきて、怖い姿として描かれてたりだとか、
あとね、サブスタンスっていうホラー映画では、歳をとって仕事が減った女優が若返りの違法薬物に手を出しちゃうんですけど、
老いた体とか、エネルギーを失った体がすごい恐ろしく描かれてたんですよね。
そんなに女の人の老いた体って恐ろしいものなんですかね、みたいな、もっとポジティブに描いてもいいんじゃないですかね、みたいな風に思ったんですよね。
似たものを感じるなって思って。
プラダを着た悪魔にしても、地獄に落ちるわよにしても、パワーのあるエネルギーに満ちた女の人を描いてるってところはすごく好きなんですけど、
一方で、いいところだけを描いてもねっていうところで、リアルに悪いところも描いたんだと思うんですよ。
09:03
ミランダだって人間だから、うまくいかないこともあるのも闘神大の姿だと思うんですけど、
でもね、悩みながらも、もっともっとかっこいいミランダみたいなのが見たかったし、
細木和子はね、黒いエピソードが多すぎてポジティブに描くのは難しいのかもしれないけど、
じゃあ何が彼女をそうさせたのかっていう環境の話とか社会背景の話をもっと深掘りしてもよかったなぁというのがちょっと惜しいところだなというふうに思っています。
なんでこんなふうに思ったかっていう話をしようかなと思うんだけど、
私もね、30代も半ばになってきて、決して若いとは言えなくなってきたなっていう状況なんですけど、
そうなってきた時に、自分が今後どうやって年を重ねていくべきなのかなっていうのをよく考えるんですよ。
仕事をね、続けたいのかとか、仕事をしないにしても精力的に何らかの活動を続けられるかなとか、
その中で年下の人たちに迷惑にならないような振る舞いってできるのかなとか、ありがちですけどそういうことを考えるわけですよ。
こういうことを悩んでいる時にね、エンタメ作品にはポジティブに背中を押してほしいなって思っちゃうんですよ。
結構ね、実際の会社の先輩とかに、女の人もいるけど上に行けば行くほど女の人の数はやっぱり減っちゃうし、
60とか65を過ぎた後に活躍している身近な女の人ってもっと減るし、せめてエンタメぐらいはロールモデルを見せてくださいよっていうふうに思っちゃうんですよね。
なんだかなっていう感じの話になってしまいましたが、結論としてはですね、高齢女性の未来に希望をもうちょっと持ち続けたいというふうに思っています。
プラダを着た悪魔2ではね、ミランダが結構引き際を考えているんですよね。
今回の物語の終わりでは雑誌が延命されてっていう感じになってるけど、雑誌が売れないこの時代においては相変わらず立ち位置は危ういままだなというふうに思うので、
いつミランダが今の立ち位置を去ってしまうかっていうのはわからないわけですけど、
でもさ、ミランダみたいな女の人にいつまでも元気で活躍しててほしいじゃん。私たちの希望になってほしいじゃんっていうふうに思うので、そういう話が今後作られることに希望を持ち続けたいなというふうに思っています。
ということで、今日はプラダを着た悪魔2と地獄に落ちるわよをきっかけに高齢女性がポジティブに描かれない問題について話してみました。
高齢女性が活躍するあなたのおすすめ作品があったら教えてください。感想はXでハッシュタグ10Aメーリをつけてつぶやいてもらえたら覗きに行きます。
12:06
そしてお知らせがあります。ポッドキャスト読書会というポッドキャストの企画を始めます。内容は簡単です。決まった期間に決まったテーマの本を読んで、それぞれの番組で配信してもらいます。
みんなで聞き合って感想をシェアしましょう。
6月のテーマは本屋大将を語るです。
過去5年分の本屋大将の大将作品を読んでもらって感想を話していただきます。
5年分全部読んでもよし。一つに絞って深掘りしてもよし。5分から10分の短いエピソードでも1時間以上の長いエピソードでも大丈夫です。
配信期間は6月15日から6月21日の1週間です。
詳細は概要欄にノートのリンクを貼りますのでそちらからご確認ください。
皆様の番組のご参加をお待ちしております。
それではまた次回。しおりでした。
13:10

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