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暮らしを支え、心に寄り添うbotanic life moments。植物たちの生きる力を借りながら、毎日をより楽しく、心地よく過ごすためのヒントをお届け。
BOTANICAL THERAPIST ayakaが、神戸のアトリエよりお送りします。
初夏の気持ちがいい気候になってきましたよね。
私の住んでいるところの近くの山々は、抹茶スコーン色というか、すごくね、綺麗な美味しそうな緑色になっています。
もうこれってこの季節だけだなぁと思って、毎日眺めて楽しんでいるんですけれど、
今、植物たちが一番成長する時というか、夏はやっぱり暑すぎて、特にここ数年は少し疲れてくるようなね、植物もたくさん見かけます。
なので、風が気持ちよく吹いて、日差しがサンサンと浴びる、この5月がやっぱり植物たちにとっても大きくなっていくのに過ごしやすいシーズンなのかなって思います。
私がベランダで育てているエルダーフラワー、これはですね、以前近くの牧場さんで購入したエルダーフラワーの苗があったんですが、
それが大きくなり、農園に移植をし、その農園の大きくなったものを剪定したものをまた挿し木にし、と言って、どんどんと命が繋がっているものなんですけれど、そちらの挿し木にして大きくなってきたエルダーフラワーが咲きました。
とても白くて可愛らしい繊細な花なんですよね。
エルダーフラワーっていうのは西洋の方では一般的なハーブで、とても大きくなる木なんですよね。
たくさん花が咲いて、その花を乾燥させたものをハーブティーとしていただく、もしくはコーディアルと言って、砂糖漬けのシロップみたいな感じにするんですけれども、そういう一般的なものなんですが、結構ご存じない方多いのかなって、お好きな方は知っているよっていう感じだと思うんですが。
ただですね、私がここ数年育てているもので、ティーにするほど採れないんですよね。もっともっと大きくなって、たくさん花が咲くようになると、そんなこともできるかなと思って楽しみにしています。
アトリエに植えている黒文字も、今年初めてお花が咲きまして、5年目にしてようやく黄色くて小さなお花に出会えたという、ちょっと感動的な春だったんですが、黒文字もですね、実は私自宅のベランダでも小さな苗を育てています。
同じ時期に、岐阜のショップさんから購入した苗だったんですが、アトリエの方はもう私の背丈よりも大きくなってしまうぐらい立派に成長していて、自宅のベランダの黒文字もやっぱり大きくなるんですけれど、成長がゆっくりです。
どちらもね、それぞれ良さがあると思っています。
ベランダにある方は必要になった時にすぐにカットしたり活用したりできますし、地植えにしている方はどんどん大きくなるので、たくさん収穫とか、お花も咲きやすくなりますし、日当たりもありますので。
ハーブ好き、植物好きの方とお話ししていると、都市部の方ではやっぱり皆さんお庭というよりはベランダでね、ガーデニングされている方多いんですけど、うちはベランダだからってちょっと寂しそうな表情される方が本当に多いんですよね。
その気持ちは、私も実際ベランダで植物を育てている時間も長いですので、その気持ちがよくわかるというか、地植えにするとやっぱりとっても大きくなりますし、
ハーブみたいな根腐れが起きてしまいやすい植物っていうのは、なかなかプランターでうまくいかないこともあります。
ですけど、どちらもいいところあるので、絶対地植えじゃなきゃいけないっていうことはね、私はないと思っているんです。
ただ、両方のね、育ち方の違いですとか、傾向みたいなのを、同じ時期に同じものを違う場所で育てていると、如実に実感するというか、そういったことも本当にね、育ててみたいとおっしゃる方やお好きな方に少しずつお伝えできたらと思って。
そういうことは、実際にお会いしてお話したりするのが一番だなと思うんですが、なかなかそこまで時間が取れなかったりもしますので、
このポッドキャストで少しずつ実況中継というか、私今こんな感じですよ、皆さんどうですか?みたいな感じで、ご参考になる情報とかアイデアをシェアできたらいいなと思っています。
沖縄の植物と風土
今日のテーマは、ローカルの楽しみ、ご当地ハーブとエッセンシャルオイルということでお送りします。
連休中にですね、私沖縄に行ってまいりました。
本当はね、昨年末行こうと計画していたんですが、ちょっとね、体調不良になってしまって仕切り直してリベンジ旅行だったんですけれど、
沖縄はやっぱり暖かかったですね、というかなんかもうすでに暑くて、ちょっとムシムシしていたりして、
さすが亜熱帯気候だなという感じだったんですが、やっぱり本州とはね、沖縄の植生って色々違っていて、もう風景がちょっとこう日本ぽくないというか、
出会う方も沖縄の方だなっていうのがね、すごく見て雰囲気でわかるというね、色々パスポートがいらないちょっと海外旅行みたいな雰囲気で楽しんできました。
植物で言えば、やっぱりハイビスカスが可愛いなってパッと目を引くんですけど、少しずつ花が開いてきていたのがブーゲンビリアですね。
鮮やかな赤色、朱色のものもありますし、白いブーゲンビリアもね、多分あったと思うんです。
ちょっとね、植え込みというか生垣っぽく使われているところが多くて、
なんかね、関西とか神戸らへんの道路脇に植えられているツツジみたいな感じで植えられているのかな、そちらも興味深かったです。
フルーツはシークワーサーが、沖縄と言えばという感じで、とっても美味しかったです。
酸味とね、なんか少しほんのり奥にある甘みというか、香りも爽やかでいいですし、食品とかドリンクにも、やっぱり入っていまして、面白かったのが沖縄バヤリースっていう沖縄限定のジュースがあるみたいで。
ずらーっと自動販売機に並んでいて、ちょっと読み上げますと、南国グアバ、南国マンゴー、ソルティーシークワーサー、石垣島パイン、さんぴん茶ですね。
すごい、全部試したかったんですけど、ちょっとね、またこれは次回にしようと思って、はい、あの見ただけだったんですが。
シークワーサーに関しては、ジュースをはじめとして、キャンディーとかお紅茶とかハーブティーとかにもね、必ずと言っていいほどやっぱりご当地のものには入っていて、やっぱりこれは試してみたい、味わってみたいと思って、お土産でいろいろと購入して帰ってきました。
旅行の楽しみ
皆さんボンタンアメってご存知ですか、なんかちょっとオブラートに包まれた四角いキャラメルみたいな箱に入ったものなんですけど、そちらのね、シークワーサーバージョン、沖縄限定のものを偶然見つけまして、これも絶対と思って買って帰ってきたんですね。
いただいてみたら、そのボンタンアメって結構甘いじゃないですか、それが美味しかったりもするんですけど、こちらのシークワーサーアメはすごく爽やかでですね、全然こう舌に残るような甘さがないというか、ならではのものでした。
とても感動したのが、紅茶のねブレンドがあったんですけど、沖縄島歌紅茶というもので、ブレンドされたものをね買ったんですが、ストレートのものも売っていて、ジンジャーとかローゼルのブレンドとかいろいろあったんですが、私が購入したのは琉球本草っていうね伝統ハーブが健やかに響き合う、
地味深い紅茶ですということで、こちらの原材料が紅茶とカブーチーの果皮、果物の皮ですね、あとクミスクチン、グアバの葉っぱとウコン。
ウコンが入った紅茶で、もうなんかそれだけで興味をね、そそられまして、
ティーバックになっているものもありましたので、これはお土産にもいいなと思って買ってきて、自分でも試して飲んでみました。
ハーブティーというよりはちょっと薬草茶っぽい感じでしたね。
野草茶というか、確かにこう日本のフードのお茶っていう感じもしますし、なんとなく、薬っぽいというか、でも全然紅茶も入ってますし、飲みやすくて効きそうな。
そんなに匂いもきつくなくて、ウコンの綺麗なうっすらとした色も出ているというとても面白いものでした。
こちらはホテルで購入したんですけど、オキネシアさんっていう、実は私行く前にすごくチェックさせていただいていたところのものなんですよね。
精油を作ってらっしゃるということで、本当はショップに行って直接購入したかったんですが、ちょっと時間が取れなくて。
帰りの空港を走り回ってですね、ようやく精油を見つけたんですが、何の精油、エッセンシャルオイルかというと、カブーチーの果物の皮から取られた香りのエッセンシャルオイルです。
もう本当に、私ご当地精油とかご当地ハーブに目がなくてですね、旅行に行ったら必ずハーブ園とかショップを覗いて、何かないかなとか目を光らせるんですけれど、
やっぱりその土地ならではのものっていうのは、食べ物ももちろんなんですけど、薬効とかね、
ハーブ、特に香りのするものっていうのは、とっても魅力があります。
なま物を持って帰るっていうことは、なかなかハードルが高いですし、沖縄なんかね、特に紅芋ですとか禁止されている食べ物や植物も多かったりしますよね。
でも加工品だったら、そういうの気にせずに安心して持ち帰ることができますし、何よりも日持ちがする。
エッセンシャルオイルのいいところっていうのは、やっぱりそういう点でも優れていると思うんですよね。
生そのものだとどうしても劣化が早いですし、ダメになってしまうことも多いですけれども、
そういった加工品としてしっかりボトリングされていれば、いつまでもその新鮮な風味ですとか香りを楽しむことができる。
なので効能はもちろんのこと、保存という意味でも安心していつでも活用することができる。
早めに使われた方がいいのは変わりはないんですけれども、缶詰みたいな感じで
自分の好きなタイミングで必要な時に使うことができるっていうのは、とても大きな魅力ではないかなと思っています。
お知らせです。今、私のアトリエと、ご近所のアトリエさんで一緒に行っているイベントです。
ワークショップをしながら、おいしいお茶も飲んでいただいて、まったりしていただくっていうゆるいイベントなんですけれど、
街中でちょっとザワザワしているような場所ではなくて、山のふもとですごく静かな環境にあるアトリエたちですので、
日々忙しくされていらっしゃる方とか、ちょっと疲れがたまってるなーっていう時にね、リフレッシュ、息抜きに来ていただけたら嬉しいなと思っています。
詳細は概要欄に貼っておきますので、よかったらご覧ください。
ではまた次回お会いしましょう。ここまではBOTANICAL MOMENT ayakaがお送りしました。植物たちの癒しの素敵な瞬間がたくさん訪れますように。




