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暮らしを支え、心に寄り添う、botanic life moments。植物たちの生きる力を借りながら、毎日をより楽しく、心地よく過ごすためのヒントをお届け。
botanical therapist ayakaが、神戸のアトリエよりお送りします。
蒸し暑くなってきましたね。関西は梅雨明けしました。
感覚的にはね、2週間とか1ヶ月ぐらい、梅雨が明けるの早いんじゃないかって思いますけれど、皆さんいかがでしょうか。
正直なところね、もうちょっと雨が降ってほしかったなーって思うところなんですけれど、雨もね、降りすぎたら色んなところに影響が出ますし。
バランスがね、難しいなと思うんですけれど、ここから先長いですので、いかにこの暑い夏のシーズンを快適に乗り切るかっていうのを、前向きにね、今できることを探しながら、楽しく過ごしていけたらいいなと思っています。
夏に活躍するハーブっていうのは、やっぱりミント類、爽やかな涼を呼ぶハーブですね。
潰して炭酸で割って、ノンアルコールのカクテルみたいにも楽しむことができますし、美味しいお水でね、水出しするだけでも爽やかな風味を楽しむことができます。
あとハーブ風呂もいいですね。汗をしっかりかいて、老廃物を出した後は、さらに気分をリフレッシュさせるために、ミントとかね、レモン系のハーブを湯船の中に浮かべて楽しむというのも、とってもおすすめです。
淡路島のハーブガーデン
週末私は淡路島へ出かけてきました。
毎年この時期になると、ほぼね、必ずと言っていいほど訪問する場所があるんですけれども、淡路島にあるハーブガーデンと蒸留場が一緒になったファルシェ香りの館さんっていう施設があるんですね。
そちらの訪問レポートを少し今回はさせていただこうと思っています。
今ラベンダーがシーズン終盤ぐらいになっているんですけれど、そちらの収穫をさせていただきました。
これは一般の方がね、どなたでもできる収穫体験、お花積み体験というものを施設がされていまして、今の時期でしたらラベンダーですね。
春先3月ぐらいから5月ぐらいまではカレンデュラ、菊科の可愛らしいオレンジ色のお花があるんですけど、そちらができたり、春先4月から5月ぐらいはジャマンカモミールですね。
6月ラベンダーが終わったら、夏から秋にかけて紫色の綺麗な聖地ですとか、元気な黄色のひまわり。
秋ぐらいになってくると、真っ赤な千日紅とか、ピンク色が可愛いコスモスとか、季節によって体験できるお花が変わってくるというのも魅力的かなと思います。
とっても体験料もリーズナブルで、100円から200円ぐらいっていうね、気軽に体験していただけるようになっていて、季節ごとに訪れて、ご自分で積んでいただくっていうのもいいかなと思います。
こちらのパルシェ香りの館さんは香りの抽出体験もできるんですね。
香りを蒸留をしてね、抽出、取り出す作業なんですけれど、
まず専用の畑でハーブを積み取って、そちらのハーブを蒸留機に入れる。
1時間ほどで抽出が完了しまして、エッセンシャルオイル精油ですね、とフローラルウォーターが取れるというものです。
される人数にもよると思うんですけれど、たくさんのグループの方たちでしたら、大きな蒸留の窯を使わせていただけますし、なかなかできない体験ではないかなと思います。
どれだけの量から、これだけの量ができるというのは、やっぱり実際にやってみないとわからない部分だったりします。
製品化されたものをご覧になることがほとんどだと思うんですけれど、
お野菜と一緒で畑から食卓に登るまでの一連の過程っていうのは、私たちは消費者である限り見る機会ってごくごく限られていると思うんです。
それがエッセンシャルオイルの世界でも同じことが言えると常々私は思っていて、
まず土があって、光があって、風が吹いて、育つ環境が整って、初めて植物たちっていうのは育つことができるんですね。
その環境あった上での豊かな香り、癒しの香りが生まれる場所っていうのを、やっぱり体験しているのといないのとでは、まるで感じ方が違うなっていうのは深く思うところです。
なのでできるだけね、私の元に来てくださった生徒さんですとか、ご興味がある方には、ぜひぜひそういった体験をお勧めしているんですけれど、
本当に好きな方だったら小さな蒸留機を持たれたりするのもいいかなと思うんですけど、
これはきちんとね、整った設備のあるところでされてみると、安心して楽しむことができますのでおすすめです。
でですね、もしご興味のある方が何人か集まるようでしたら、私もツアーを組んだりしてお連れすることもできますので、
ご希望の方はぜひぜひメッセージをお寄せください。
フローラルウォーターの魅力
【botanic life tips】のコーナー、今回はフローラルウォーターの魅力ということでお送りします。
フローラルウォーターというのはですね、先ほどお話しした精油、エッセンシャルオイルを取り出す、抽出する際に生まれるもう一つの部分というか、
精油ではない部分、お水の部分を言うんですね。
そちらはお花から取られるものでしたらフローラルウォーターという名前になりますし、
それ以外のね、葉っぱとかでしたらハーブだったらハーブウォーターという呼び名だったり、
日本語で言うと芳香蒸留水というちょっと長い名前になるんですけれども、
こちらはですね、以前はその精油を取る際にできるおまけみたいなものというかね、いらない部分として廃棄されたりしていた部分だったんですが、
近年ね、このコーナーがとても見直されまして、すごくね活用方法というのが注目されています。
こちらは私が思うところの方向上流水、フローラルウォーターの魅力を言いますと、まず刺激が少ない。
精油っていうのはやっぱりね濃度がとっても濃いものですので、取り扱いっていうのはね少し注意が必要だったりするんですけれど、
フローラルウォーターに関してはそれがほとんどね、そこまで気を使わなくていい。
作用が穏やかで香り立ちも柔らかなんですね。なのでガツンとくるような香りはないんですけれども、それがいいとね個人的には思っています。
ナチュラルなものを好まれる方にはとてもね魅力的なのではないかなと感じます。
刺激が少ないということは、ちっちゃなお子様ですとかご高齢の方、
またはいろいろなものに敏感過敏になっていらっしゃる方も安心してご使用いただけることが多い。
例えばラベンダーですと日焼けされた肌とかですね、ちょっとほてった状態の時にとってもおすすめです。
鎮静作用がありますので、あまり刺激のあるものってつけない方が日焼け直後はいいと思うんですけれど、
ラベンダーのフローラルウォーターっていうのは私もね、よく夏の時期にお世話になっています。
他にはカモミールですね。ちょっとカサカサするような時とか肌の保湿にピッタリですね。
優しいお花の香りがして、香りからも癒されます。
他におすすめはローズゼラニウムですね。
こちらのフローラルウォーターは精油と成分がとても近しいものがありまして、
炎症を抑えてくれたりですとか、女性ホルモンのバランスを整えたりですとか、
すごくね、女性にとっても嬉しいものがあります。
なのでご妊娠中の方はね、ちょっとご使用を控えられた方がいいと思うんですけれど、
安心安全にね、フローラルウォーターも楽しんでいただけたらいいなと思っています。
全体的に言えることなんですが、このフローラルウォーターに関しては、
鮮度管理がね、とっても大事だなーっていつも思います。
きちんとね、管理された香りの良い質の良いものっていうのは、
結構ね、手に入りにくいなーっていうのは長年思っています。
でも、だからこそフレッシュな出来立て、とれたてのフローラルウォーターっていうのは、
本当に魅力にあふれているんですね。
なかなかね、日常生活では体験することのないものだったりすると思うんですけれど、
その植物たちの生きるエネルギーに直接触れられる素敵な時間だなーっていうのは、
蒸留のワークを通していつも感じています。
お聞きくださりありがとうございました。
フローラルウォーターですね、市販されているものは雑貨として扱われているものもありますので、
お化粧品として販売されているものでない場合は、
ちょっとね、お肌につけたりするのはお控えになられて、空間にスプレーしたりとかですね、
お肌以外の用途で使われるのが安心かなと思います。
どんなものにも言えることだと思うんですけれど、
やっぱり安心・安全に使うためには、自分が何を必要としているのかっていうのをね、
きちんと考えてから使うっていうのが大事かなと思います。
自分だけではわからないようなことはネットで調べたりもいいんですけれど、
やっぱり販売されているものでしたらお店の方に直接聞くとか、
専門家にきちんと指示を仰ぐとかですね、
そういったことはトラブルを未然に防ぐためにも、とっても大切なことではないかなと思います。
番組ではボタニストさんからのメッセージをお待ちしています。
例えば、私のお気に入りのハーブ、愛用中のガーデニンググッズ、
また番組へのご感想、私、ayakaへの疑問・質問など何でもOKです。
概要欄のリンクより匿名でお送りいただけますので、ぜひぜひメッセージお待ちしています。
ではBotanic Life Momentsまた次回お会いしましょう。
ここまではBotanical Moment ayakaがお送りしました。
植物たちの癒しの素敵な瞬間がたくさん訪れますように。
ご視聴ありがとうございました。
