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暮らしを支え、心に寄り添う、botanic life moments。BOTANICAL MOMENT ayakaが、今回は大好きな場所からお送りします。
はい、というわけで、今日私は神戸市の森林植物園に来ています。
ここは神戸市立の公共の植物園なんですけれど、本当にお気に入りの場所で、年に数回は来るんですけれど、やっぱりこの秋、深まりつつある季節が、とっても素敵なんですよね。
今日は平日の、今、午前中で、人が少ないうちに収録をこっそりと思っていたんですが、結構皆さん来られていますね。
それぞれに思い思いに紅葉を楽しんでいらっしゃって、とてもいい雰囲気です。
今向かっている先があるんですが、その道すがらちょっと立ち止まって撮っているんですけれども、お目当ての場所があるので、今から向かおうと思います。
今日はとってもいいお天気で、小鳥の声が響き渡っている気持ちがいい時間です。
あ、見えてきました。長生池という場所があるんですが、静かな森の奥にある池という感じで、ここは秋が本当にとにかくきれいで、もう言葉も失うくらいの素敵な世界が広がっています。
池なのでね、人工のものではあると思うんですけど、光がキラキラ反射するさまと紅葉のコントラストが何とも言えず美しくて、本当に好きな季節、好きな場所です。
植物園ですので、ところどころに掲示してある解説版みたいなのがとってもいいんですよね。すごく専門的なことを書かれているものもあったりして。
例えばですね、今私の目の前にあるのは、落葉の仕組みについて写真とか図解とか表とかでね、わかりやすく解説してくださってるんですよね。
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今日は小学生の遠足みたいなのもあるのかとても賑やかですね。今はちょっとね、各地でクマの被害が相次いでいるので、モミジ狩りとかもちょっと気をつけなきゃいけないような状況なんですけど、
こういう植物園とかだったらね、お昼間たくさん人がいて、何かあってもちょっとみんなで助けあったりできるかなとか、係の人が出動してくださるかなとか、アナウンスが入るかなとか思うので、とても安心して秋のひと時を屋外で楽しむことができますね。賑やかだなぁ。
歩いてる途中でもハラハラハラって葉が落ちてきて、落ち葉キャッチじゃないですけど、なんかすごくね、そういうのしたくなったりします。
ここ圏外になっているところが多いので、ちょっと、デジタルデトックスにもなるかなって思いました。
とにかく、142ヘクタールという広大な敷地ですので、なかなか1日で全て見て回るのって難しいんですよね。なので私は今日はこのゾーンを散策しようってあらかじめざっくりと決めて楽しむようにしています。
到着したらすぐ管理事務所の方へ伺うんですね。そちらの方で『森からのたより』っていう、その日の植物の見ごろのスポットを書いてくださっている用紙があるので、そちらをいただいて、それを参考にして今日はどこを回ろうかなっていうのを決めるっていうのがいつもの流れですね。
植物のクイズラリーなんかもしているので、お子さん連れでも楽しめるんじゃないかなと思います。
道も整備されているところ結構ありますので、ベビーカー押されていたりね、車椅子の方とご一緒でもとても安心して楽しめるバリアフリーの場所も多いですので、なんかそういったところも魅力かなと思います。
さて、では少し冷えてきたので、小さなカフェがあるんですけれど、池の近くのカフェに行ってこようと思います。
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かぼちゃのスープをいただいています。
池を見ながら、紅葉を見ながら、お外であったかいスープ、幸せです。
シアトルの森に到着しました。
こちらはもうなんかほんと、丘の上というかちょっと山の上っぽい静かな場所で、大きな記念碑というか看板がありまして、
「神戸市とシアトル市の友好の絆が、この森の成長とともに、さらに固く結ばれることを願いつつ。1975年9月」ってありますね。
もうだから50年前?すごいですね。
その頃にあった木はどれぐらいの大きさに、今。なんか可愛らしい白いログハウスみたいなのがあります。
ちょっと行ってみましょう。
いや、可愛らしいですね。
ちょっと残念ながら中には入れないみたいですけど、見下ろすようなところに立っていて、とても素敵です。
お弁当を持ってきてピクニックされてる方もたくさんいらっしゃいますね。いいですね。
のんびり安心して楽しめる場所って思ってる以上に少ないなって最近感じるんですけど、でもやっぱりそんなところは必要とされてるんだなってしみじみ感じます。
ひろびろしてて気持ちがいいですね。
もみじの頃は、夜のライトアップもあるみたいなので、そちらも楽しまれる方多いんだろうなーって思います。
夏の間はね、暑すぎてもう散歩とかちょっとできない日が多かったので、ようやく、今、外の時間を楽しめる季節になったなぁと思って、とっても嬉しいです。
でもこうしてみるとやっぱりドングリがね、なんかここ数年すごく減ってきたなって本当に思います。
やっぱり夏が暑すぎるんでしょうかね。
気候変動の中で、どうやってみんなが気持ちよく持続可能に暮らしていけるのかなっていうのを、ちょっと想いを馳せる時間だったりもします。
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香りの道に到着しました。ロード・オブ・フレグランス。
ここはね、結構森林植物園の中でも外れの方にあるので、いつも行きたいなと思いつつ、なかなかそこまで及ばない場所です。
今日はちょっと足を伸ばして回ってみようと思います。
誰もいなくてとっても静かです。
えっと、そうですね、ここは香りのいい樹木がたくさんあるゾーンみたいで、コブシの木がありますね。
すごいなぁ。
成分の名前までちゃんと載ってます。
シトラール、用途は抗菌作用、鎮痛剤。
何かね、使用する部位もね、つぼみ・花って出てて、結構専門的ですね。面白いです。
あとは山桜とか、精油になりにくい香りとかもね、もちろん植物の中にはたくさんありますので、そういった生の生きている香りを味わうのに、本当に植物園っていい場所だなって思います。
ミチノクナシ、へー。
甘い香りがするのかな。
静かですね。全然誰もいないなぁ。
一人、二人ってすれ違う程度で、贅沢な散策コースですね。
時々、秋の立ち枯れている紫陽花があるんですけれど、ガク紫陽花系ってね、すごくアンティーク調の綺麗な薄紫とか薄ピンクみたいに紅葉をしている紫陽花があって、そちらも密かにとっても素敵で見応えがあります。
池の周りをぐるっと回れるように、周遊できるように道が作られているんですけど、そちらはね、結構たくさんの人で行き来があるんですが、ちょっと外れた斜面みたいなところを散策したりもできるんですね。
こちらは、少し池を見下ろすような感じで、一面が木に囲まれて、落葉樹中心で本当に綺麗ですね。美しいです。
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音声だけなんでね、なかなか表現が難しいなと思いつつ、落葉を踏みしめて歩く音とか、もう、ならではの今だけここだけの瞬間があって、今日来てよかったなあって思います。
秋はね、街中でもイベント盛りだくさんですけれど、時には、こんな静かな中で自然の音と空気と光に身を委ねて植物散策いかがでしょうか。お聞きくださりありがとうございました。
特別会、外での収録いかがでしたか。私もとってもいい気分転換になりました。皆様にも植物たちの癒しの素敵な瞬間がたくさん訪れますように。
