グリーンマーケットの開催
暮らしを支え、心に寄り添うbotanic life moments。 植物たちの生きる力を借りながら、毎日をより楽しく、心地よく過ごすためのヒントをお届け。
botanical therapist ayakaが神戸のアトリエよりお送りします。 6月に入りました。
今、アトリエの中庭では、アナベルがぐんぐん大きくなっています。 いつ咲くかなーってすごくね、楽しみなんですけれど、アナベルっていうのはアメリカアジサイっていう和名があるんですが、
真っ白でね、ちっちゃなお花。 正確にはガクの部分が、お花に見えるっていうのがあるんですけど、
本当に可愛いんですよね。それがもう次々開く様っていうのは、毎年この季節が来るとワクワクします。
で、このアナベルの素敵なところっていうのは、そのフレッシュの状態もとってもいいんですが、ドライにしてもとっても綺麗にドライフラワーになるんですね。
なので、もう何年も何年もアトリエに来た時に私が植えて、もうなので5年ぐらい今年経つんですけど、すごくね、愛らしいお花に癒されています。
先月末、グリーンマーケットというイベントに参加させていただきました。 今回はそのレポートをさせていただきたいなと思っています。
このイベント、今年初めて私参加させていただいたんですが、すごくたくさんの方にご来場いただきまして、
お天気もね、前日まですごくヒヤヒヤするような予報だったんですけれど、薄い曇り空っていうかね、時折日差しが差し込むような、本当に過ごしやすい気候で。
とてもキラキラした屋外の時間を楽しめるイベントになりました。 ご来場いただいた皆様ありがとうございます。
すごく印象的だったのは、そのイベントを支えてくださる関係者サポーターの方たちが、ボランティアさんたちも、たくさんいらっしゃるっていうことだったんですけれど、
本当に皆さん笑顔で、イキイキされていたんです。重い荷物とかも、運ばれるの、私手伝いますとかって言ったんですけど、
いいですいいですって言って、もうさーっと身軽にね、持っていってくださったりとか、すごくなんていうんですかね、自分たちが楽しいからやってるんだみたいな気持ちが
ひしひし伝わってきて、私も自分のレッスンをさせていただくにあたって、とっても気持ちよい時間を過ごさせていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
ハーブの魅力
今回のテーマがHerbs for my lifeということで、ハーブを暮らしの役に立つ有用植物というふうに捉えて、ハーブのある楽しい暮らしを提案しましょうっていうことだったんですけれど、
私自身も、ハーブが植物のある暮らしの入り口になった一人ですので、すごくテーマとして素敵だなっていうのは共感するところがありました。
こちらを、例えば「園芸」みたいな言葉で、植物のある暮らしを先に言ってしまうと、なんとなく後ずさりしてしまう方が多いような気がするんですよね。
で、それはどうしてなのかなってちょっと考えたりしてたんですけど、イメージされるものが、例えば、土で汚れちゃいそうだなとか、虫が来るかもしれないなとかね、
外で作業するんだったら日焼けしそうだなとか、暑そうだなとか、ちょっとしんどそうとか、なんか難しそう、「やっぱり自分には無理かも〜」みたいに、どんどんどんどん遠のいてしまう方が結構いらっしゃるような感じを受けます。
「ハーブを育てよう」っていう風にちょっとお誘いすると、今度はそれとは対照的に、なんかちょっと素敵とか、やってみたいな、できるかなとか、料理のアクセントにちょっと使えるかも？とか。「頑張らなくても、私できるかも〜」みたいな、ポジティブな気持ちになる要素が
たくさんあるような気がするんですね。で、例えばそうやって、鉢植え一つからちっちゃいハーブを育てられて、どんどん土を触ったりですとか、植物が大きくなる様子の体感されることによって、その喜びをもっともっとやってみたいみたいな気持ちになられて、
そこから、例えばお好きなお花を育てたりだとか、よく食べるお野菜とか、好きなフルーツとか、チャレンジされるパターンが出てくるような気がするんですね。
そこからさらに、例えばたくさん実がなったらお裾分けするとか、お写真撮って誰かとシェアしたりとか、より社会とか人との関わり方がいい感じに変わっていく、より豊かになっていくのではないのかな、そんな風に実感しています。
レッスンの方は、オリジナルのボタニカルオイルを製作していただいて、そのオイルを使ってハンドトリートメントの実習を行いました。
ボタニカルオイルっていうのは、今回は、ライスキャリアオイルといって米ぬかのオイルを使って、黒文字とローズマリーのエキスを抽出したものを使いました。
受講生の皆さん、改めてありがとうございました。
いただいたご感想を、少し紹介できたらなと思います。
「ずっと興味はあったけど、学ぶ機会が今までありませんでした。」
とかね、「YouTubeの動画で探したり、実際やってみたりしたけど、なんだかよくわからなかった。」
あとは「自分でやる意識はあまりなかった」とか。
セルフケア自体が、ご興味ある方とそこまで意識されてない方が、はっきり分かれているのかなっていう印象を受けました。
でもね、皆さん本当に熱心にご受講いただいて、ご質問とかも、積極的にしてくださったりとか、1時間という短い時間だったんですけれど、すごく喜んでいただけました。
後日、いただいたメールで「とてもわかりやすかったです」とか、「簡単なのに指先がポカポカして、とても聞いているように感じました」とかね。
早速ご感想を言ってくださる方もいらっしゃったりとかして、今回私、テキストもすごい一生懸命、いつも一生懸命作るんですけど、今回は特にその図解を頑張って作ったんですね。
なので、かけた時間もそれなりにあったんですけど、頑張ってよかったなぁって、しみじみ思いました。
セルフケアの重要性っていうのをずっとお伝えしたくて、アトリエでのレッスンとか、出張レッスンとかでもお話しさせていただくんですけれど、
肌に触れるっていうのは、心に触れることだなっていつも思うんです。
自分で自分をいたわることって、何をしたらいいんだろう？みたいに思われる方もいらっしゃるかもしれないんですけど、
例えば何かしら、アイテムというか道具があれば、なおかつそれが自分で作ったものであれば、ちょっと使ってみたいなっていう気持ちとか、愛着とかもどんどん前に出てくると思うんですよね。
やってみたい、使ってみたいっていう風になって、気持ちが乗ってくるっていうか。
でも、そうでない日もね、疲れていたりとか、ちょっと気が乗らない時っていうのはやらなくてもいいと思うんです。
で、一番いいと思うのは、頑張らなくてもできるっていうスタイルがね、理想的だなって思うんです。
やらなきゃやらなきゃとか思うと、心がどんどん重くなって、結局あぁ今日もできなかったみたいな、ちょっと負のスパイラルみたいに入っていく場合もありますので、
考えなくても、さっと手に取って、いつもと同じようにやるみたいなのが習慣化すれば、何の苦もなくご自身のケアというのが習慣化すると思うんです。
なので、ちょっとした工夫というか、日常の中のちょっとした仕掛けみたいなのを色んなところに、例えば洗面所とかベッドサイドとか、リビングのカウンターとかに置いておく、仕掛けておくと、
ちょっと時間ができた時に、パッと手に取って自分をケアしてあげられる。ケアすることによって、肌のコンディションとか自分自身の気持ちも上向きになって、いい循環に入っていくような気がします。
ご家族とか周囲の方に「自分ができるようになったら、やってあげたい」っておっしゃる方もちらほらいらして、とても嬉しかったです。
ご自己いただいた皆様ありがとうございました。
お知らせです。
アトリエ巡りっていうのはね、この春から毎月2回ほどやっているんですけれど、6月は私がワークショップ担当です。
梅雨のハーブ仕事ということで、夏へ向けての準備をしようと思います。
ハーブティンクチャーで作るナチュラルな虫除けスプレーを作ります。
ティンクチャーっていうのは、皆さんご存知かもしれないんですけど、チンキを丁寧に言った言葉なんですけれど、チンキってすごく色んな用途に使えるんですね。
今回は虫除けスプレーにしますが、他にも色々使い方ありますので、そんなこともワークショップの中でお伝えできたらなと思っています。
6月12日木曜日の午前中と、14日の土曜日午後に行います。
12日の方は残りのお席にわずかとなっていますので、ご希望の方はお早めにお申し込みください。
ここまでお聴きいただきありがとうございました。
番組では皆さんからのメッセージお待ちしています。
例えば「お気に入りのガーデニングアイテム」「私にとっての植物のある暮らし」など。また、私 ayakaへの質問・疑問なんでもOKです。
概要欄のGoogleフォームよりお送りください。
皆さんからのメッセージ、お待ちしています。
では、botanic life moments、また次回お会いしましょう。
ここまではBOTANICAL MOMENT ayakaがお送りしました。
植物たちの癒しの素敵な瞬間がたくさん訪れますように。
