1. 房総文明ラジオ
  2. 第1話 房総半島は昔は巨大な島..
2025-09-21 17:50

第1話 房総半島は昔は巨大な島だった

房総文明ラジオは房総半島に新しい文明をつくろうを合言葉に、房総にまつわる様々な情報を発信するポッドキャスト番組です。


ウェブサイト https://boso.xyz/

メールフォーム https://boso.xyz/radiocontact


【訂正のお知らせ】

本編の中で紹介した本「地図で楽しむ千葉」ですが、正しくは「地図で楽しむ本当にすごい千葉」でした。


い鉄ブックス

https://itetsubooks.club/


イベント情報

10月4日(土)大原ブックパーク https://itetsubooks.club/archives/3090

10月12日(日)大多喜お城まつり https://www.town.otaki.chiba.jp/kanko_iju_bunka/kanko_iju/kanko_jyouho/1/1467.html


おすすめ地域情報

10月18日・19日 くらしずく2025 https://kurashizuku.com/

10月4日・5日 スパイス料理を学ぶ2日間 https://brownsfield-jp.com/blog/archives/2887

00:14
この番組は、房総半島に新しい文明を作ろうを合言葉に、房総にまつわる様々な情報を発信するポッドキャスト番組です。
ナビゲーターは、房総文明ミュージアムのYOSSYがお送りします。
最初なので、簡単に自己紹介をしておきます。
千葉県の伊住市というところに移り住んだ、いわゆる移住者です。
株式会社スターレットという会社を立ち上げ、公民化を改装したシェアハウスを運営したり、
自主的なスクールをやったり、地域で様々なイベントを開催したりしております。
最近は、ローカル鉄道の伊住鉄道さんと協力して、伊鉄ブックスという事業を推進しております。
移り住んだ千葉県が大好きで、歴史や文化を色々調べています。
そんな研究の成果を発表するのが、この房総文明ラジオを始めたきっかけの一つです。
他にも、千葉県の色々面白い人たちを紹介したいという動機もあったりします。
諸々話したいことはありますが、それはおよいご紹介していくということで。
はい、ということで、房総文明ラジオの第1話をお送りいたします。
第1話、房総半島は昔は巨大な島だった、今日のあらすじです。
千葉県を構成する大きな半島は、房総半島と呼ばれている半島になっています。
実はこの房総半島、昔は大きな島だったと考えられています。
地殻変動により、陸地の隆起と海面の低下によって、今の関東平野とくっついた地形ができあがったと考えられています。
ただ、今でも大きな川という地理的な要因を加味すると、千葉県は巨大な島と見ることもできたりします。
今週の、しかも東京大都市圏のすぐ近くに巨大な島が浮かんでいるとしたら、
しかもその巨大な島である房総が独自の文明、文化を持つとしたら、
ワクワクするような未来を描くことができるんじゃないだろうか。
それこそが、房総文明ミュージアムの訴えたい、房総半島の面白さであり、存在意義なのです。
ここからが本編になります。
本編の前に、今日の参考文献2冊紹介しておきます。
1冊目が、千葉千葉千葉叫びたいほど面白い千葉の話160。
両選者、監修が尾和田哲夫さんと山本博文さんという方の本ですね。
380ページほどある、結構分厚い本で、1ページ、2ページで千葉の雑学向いた小話がたくさん収録されている本になっています。
03:06
もう1冊が、地図で楽しむ千葉、都道府県研究会執筆の宝島社から出ている本になります。
他にも、ウェブサイトですとか、参考になったものは、参考文献の方に掲載しておきます。
それでは、まず千葉は地理的には島という話で、先ほどご紹介した千葉千葉千葉叫びたいほど面白い千葉の話160という本の24ページに、
こんな文章が掲載されています。
章の見出しは、海と大河川に囲まれた千葉は、実は独立国だった、というある意味過激なもの。
どういうことか、本文にはこのような文章が書かれています。
まず込み出しですね、自給自足が可能な巨大な島とあります。
千葉県の東部は太平洋に接し、西部は東京湾、南部は相模奈田に面している。
また、北部には利根川、江戸川が流れる。
つまり、市を、市というのは四つを囲むと書いて、つまり周りということですね。
を、海や川で囲まれているため、本州と繋がっていないとも言える。
もし、橋がなくなれば、完全に孤立するわけだ。
それ故に、巨大な島と呼ばれる。
まあ、このように紹介されています。
地理的なことっていうのが、いろんな影響を及ぼす。
最近は地政学なんていう言葉も流行ってますけども、
そういったものがこの千葉県、フォースファントにもあるなと思っていまして、
それがこのですね、周りを海に囲まれている、あるいは川に囲まれていて、
ある意味ですね、地理的な断絶が他の県と生まれている県というのが千葉県の特殊性ですね。
こういう話をですね、どんどん膨らましていって、いろんな話をしていきたいと思っているんですけども、
その話の前に、歴史の前ですね、太古の昔、縄文時代より前、
千葉県がどういう感じだったのかっていうのを、もうちょっと深掘りしていきたいと思っています。
ここからは千葉県についての話をしていきたいと思います。
はい、ここからは地図で楽しむ千葉というネタ本を元に話をしていきたいと思います。
縄文時代よりもっと前の千葉県はどんな感じだったのかっていうのの話になりますね。
まず最初の、そもそもの最初なんですけども、300万年ぐらい前から50年、40万年ぐらい前、
この時代の千葉県というのは、
だいたい40万年ぐらい前から、だんだんとっていう話になるんですけども、
陸地の方が、つまり海底面が隆起をし始めました。
海底面が隆起をし始めたのは、
海底面が隆起をし始めたのは、
海底面が隆起をし始めたのは、
海底面が隆起をし始めたのは、
陸地の方が、つまり海底面が隆起をし始めます。
どんどんプレートの影響ですとか、
06:00
いろんな地学的な要素によって陸地が上がってくるわけですけども、
地面が隆起してきたことによって、一部が海から飛び出てきてしまって、
そこが陸地として形成されていく。
これがだいたい8万年ぐらいまで続いている。
今も現在進行形でいろんなものが続いていると思うんですけども、
今の大きな形として出てきたのが、この8万年ぐらい前までと考えられています。
この時には、完全にボーソン半島というのは島だったということですね。
ボーソン半島の元となる島ができました。
ここからしばらく経って、最終氷器という時代が訪れます。
最終氷器の氷という字は氷という字ですね。
最終氷器はいろんな見方があるんですけども、
だいたい7万年8万年ぐらい前から縄文時代の直前、
1万年前ぐらいまで続いた時代と言われています。
この最終氷器という時代は、地球がものすごく寒くなってしまった時代、
寒冷な時代というふうに考えられています。
寒冷になると何が起きるかというと、
地球上の海を含めた水分というのが氷になってしまいます。
氷になると海の水なんかも氷になってしまって、
どんどん海の海水面が下がっていっちゃうんですね。
海の水が氷になってしまうために海水面が下がる。
海水面が下がるということは逆に言うと、
陸地がどんどんどんどん出てくるということなんですね。
この最終氷器の時代、日本は大陸と、
中国の方と繋がっていたというふうに考えられています。
それから、この暴走半島、先ほど言った海面流基して出来上がった島が、
関東平野とこの時代は接続していたというふうに考えられています。
なので、大陸の方からワーッと人が移り住んできて、
陸続きだった千葉県にも住み着いたというふうに考えられるわけです。
この最終氷器の時代は、1万年くらい前までで終わりを迎えることになります。
どうなったかというと、今度は一気に温かい時代が訪れるわけですね。
この温かい時代が訪れたことによって、氷が溶け始めます。
氷が溶けるとどうなるかというと、海の海水面が一気に上昇するわけです。
このあたりは、今の地球温暖化時代を考える上で、
この最終氷器が終わった後の地球がどうなったのかを考察するのも大事なんじゃないかと思うんですけども、
縄文時代にちょっと前にグラデーション的に地球がどんどん暖かくなり始めて、海の氷が溶けて海水面が上がる。
そうすると、今度は陸地が逆に侵食されていくという関係になります。
この最終氷器が終わって、1万年くらい前には、逆に海水面が上がってきたわけで、
09:04
暴走半島はまた島の方に戻ってしまったと考えられています。
一部、野田のあたりだとか、北部の方が関東平野と繋がっていたかもしれないんですけども、
関東平野は雨が降ると水没していた地域と考えられていますので、ほぼ島のような状態になっていたと思われているわけです。
この時代は縄文改新と呼ばれる時代なんですけども、その時代には島になったり島にならなかったりしていた千葉県があったということですね。
この海面上昇の温暖化時代、暴走半島にはたくさんの人がいたと考えられています。
縄文時代の生活圏、文化が形成されたというわけですね。
国指定地席の笠利貝塚、教科書なんかで出てくるので有名な貝塚ですけども、それ以外にも千葉県にはいっぱい貝塚がありまして、
そういった貝塚の話はまた別の話の時にしたいと思っているんですけども、
この貝塚から察するに、実はその当時の縄文時代の日本では、もしかしたら千葉県が最大の人口密度を持っていたかもしれない、
そんな地域になっていたと言われています。
ちょっと話をまとめますと、まず40万年前くらいに海底面が隆起して千葉の元となった、暴走半島の元となった島が出来上がる。
その島が最終表記には海水面が低下したことによって関東平野と接続し、陸続きになる。
最終表記が終わったことによって海水面が逆に上昇して、
今度また暴走半島は島に戻ったり戻らなかったりするような感じになったというような、
縄文時代前の時にはそういうような変遷をたどってきたというふうに考えられています。
これがその後、例えば富士山が爆発して火山灰が降り注いだりだとか、
あとは江戸時代に川の流れを変えてしまうような大事業がなされて、
今の千葉県の陸地がだんだんと今の千葉県の形に形成されていくというようなことがあったわけですけども、
それはそれでまた別の歴史で取り上げたいなというふうに考えています。
縄文時代ぐらいまでの暴走半島がそんな感じで出来上がったのだというのが今日のメイントピックですね。
さてここからは先ほどの千葉千葉千葉叫びたいほど面白い千葉の話というのを本に戻って、
暴走半島のポテンシャルという話をちょっとしてみたいと思っています。
同じ章に何かとんでもない文章が書かれていたので、このことを紹介したくて、
ちょっとここからそんな話をしてみたいと思っています。
本の文章ですね。
農業、漁業が盛んで産業も日本有数。
エネルギー資源も豊富。
独立しても自給自足が可能な国力を持つ。
しかも四方を海、川に囲まれる島なので防衛上の立地環境も良い。
国際空港もあれば大きな港だって存在する。
12:02
夢のような話だがなかなか面白い着眼だ。
暴走半島を島として捉えると千葉県の違った姿が浮かんでくるようだ。
こんな風にこの章がですね、締められているんですね。
まああの壮大な夢物語ですけども、
まああのでもただ僕はですね、この本のこの文章を読んだ時に非常に面白い見方だなと思ったわけです。
まああの日本はですね島国ですけども、
大小様々な島で構成されているわけですが、
この千葉県をですね島と見立てて考えると、
まああのまずですね農業業界がすごい盛んっていうのは、
あの本当に食糧自給率100%以上達成できてしまうようなポテンシャルを持っていて、
それプラスアルファでいろんな要素があるよねというようなことが言えるかなというふうに思っています。
しかもそれが日本の首都である東京の真横にある存在しているっていうのがこれがあの面白い点かなと思っていまして、
まああのこのですね観点を持っていろんなことを見ていくとですね、
いろいろ面白いワクワクするような未来が描けるんじゃないかなというふうに僕なんかは考えています。
まあそれこういったその一連のですねあの地理的な要素っていうのが、
このBOSSO文明ミュージアムの構想のきっかけになっていることではあるので、
今回第1回目で取り上げてみました。
皆さんもどういうふうに考えられたのか教えていただければと思っています。
はいここからはお知らせやイベントのご案内になります。
まずはイテツブックスのご紹介です。
イテツブックスは廃線の危機にある泉鉄道、
ご扶養になった本を寄贈することで応援しようというプロジェクトになっております。
皆様からの寄贈本を使って収益を上げ、泉鉄道の売り上げアップに貢献したり、
地域の企業化支援やイベントの活性化に使わせてもらっています。
今も寄贈本を大募集中です。
詳しくは概要欄のリンクからか、イテツブックスで検索しウェブサイトをご覧ください。
イテツブックス関連のイベントの告知です。
イテツブックスが主催するイベント大原ブックパークが10月8日、
JR大原駅、泉鉄道大原駅から歩いて1分の泉イベントスペースナルセで開催されます。
絵本や自動書、文庫や単行本、雑誌まで様々なジャンルの本をお持ちします。
季節もやっと暑さも和らいでですね、読書にうってつけになってきましたし、
本を愛する人はぜひお越しいただければと思っています。
続いて10月12日は泉市の大原駅から歩いて1分の泉イベントスペースナルセで開催されます。
続いて10月12日は泉市のお隣の大滝町というところで開催されるお城祭りにブース出展させていただきます。
大滝城は徳川四天王の本田忠勝が開いた城になってますね。
本田忠勝なんかもまたどっかで取り上げたいと思ってるんですけども、
15:01
その本田忠勝にあやかって行われるお祭りになってますね。
本田忠勝に奮した武者を先頭にたくさんの人が本当に鎧ですね。
甲冑を着て街を練り歩く武者行列が有名なお祭りになっています。
このお祭りで風呂本屋としてブース出展させていただきます。
続いてオススメ地域イベントです。
10月18日土曜日、19日日曜日の2日間、千葉県九十九里町菅原工芸ガラス工房の敷地内にて、
思いを込めた手仕事と職、作り手と使い手が出会えるクラフトマーケット
クラシズク2025が開催されます。
スタルトも裏方でこのイベントをサポートさせていただいております。
本当に日本全国からたくさんのクラフトクリエイターさんたちが集まるイベントになっていまして、
まずそれを見るだけでも楽しいですし、
クラフトを好きな人たちがわっと集まる雰囲気を感じていただくだけでもすごいいいかなと。
しかもイベント会場が素敵で、菅原工芸ガラスさんのガラス工房を見学することができたり、
ショップに見ることもできるので、ガラス好きな人はぜひお越しいただければと思っています。
続いて10月の4日、5日、泉市にあるブラウンスフィールドというところがあるんですけども、
そこのジジの家というところでスパイス料理を学ぶ2日間というイベントが開催されます。
こちらの方ですね、Nハーベストの代表の鈴木博さんが講師としてお越しになるイベントです。
僕も参加させていただいたことがあるんですけども、本当におすすめです。
カレーが好きな人はぜひ行くべきですね。
スパイスの基本から学ぶこともできますし、
そんなに厳密にやろうとせずに、みんなで楽しくやろうというのがすごい感じることができて、
参加してとても楽しかったです。
さらには学びの時間ももちろん楽しいんですけども、
その後の食べる時間が最高すぎるので、カレーが好き、スパイスが好きという方はぜひ参加してみてください。
ここからエンディングです。
ここまでお聞きいただきありがとうございました。
放送文明ラジオでは皆様からのメッセージをお待ちしております。
感想やご意見、取り扱ってほしいテーマや耳寄り情報など何でも結構です。
概要欄のフォームよりお寄せいただければと思っております。
また今回のトピックも含めてですね、いろんな情報をウェブサイトの方に掲示するようにしますので、
放送文明ミュージアムのウェブサイトもぜひご覧ください。
それではここまでお聞きいただきましてありがとうございました。
放送文明ミュージアムヨッシーでした。ありがとうございました。
17:50

コメント

スクロール