第15話 雑談会 移住するとは何だろうか
今回なんですけども、別で収録したいと思っている人の話があったんですけども、
その方を調べていくうちに止まらなくなってしまって、調査がもうちょい時間がかかりそうなので、
今回は雑談会というのを撮ってみようかなと思っています。
あんまり調査に時間をかけてしまって収録ができないと間が空いてしまいすぎるので、
こういう雑談会を撮っていくというのも、ライトな会を撮っておくというのもいいかなと思いまして、
今回はちょっとそんな雑談をしてみようというところですね。
今回のテーマは、移住するとは何だろうかというのをちょっと考えてみて話をしようと思っています。
僕自身が千葉県の泉市に移住して、もう13年になるんですけども、
都市部から人口の少ない田舎の方に移住するということを通して、
いろんなことが自分の中でも学びになりましたし、あるいはさまざまな驚きですとか、
びっくりするようなこともいっぱいあったので、そういったことも含めて話をしてみたいなと思っています。
ここからが本編となります。
先ほど冒頭でも申し上げた通り、僕は千葉県の泉市というところに移住してきまして、
2012年に移住したので、13年経ったところという感じですね。
その前は千葉県の千葉市に住んでいたんですけども、
そこから移住してきたというような形で、いわゆる移住者の一人ということになるかなと思います。
今は千葉県の泉市というところで株主会社スターレットを立ち上げて、
小民間のシェアハウスを運営していましたり、
イテツブックスという授業をやっていましたり、
カフェですとかイベントスペースをやったりだとか、
星空スクールというスクール授業みたいなこともやったりだとか、
いろんなことをやっているという感じです。
移住する前、社会人として会社で働いていたこともあるんですけども、
僕は埼玉県の育ちで、大学から東京で暮らし始めて、
社会人になって東京のいろんなところ、3カ所くらい住んだんですけども、
引っ越しもたくさんしましたし、大阪に2年間住んでいたこともあったので、
都市部、大都市ですね。
しかも僕が住んでいたところとか、
原型袋に近いところのエリアでしたんで、
本当に眠らない街ですよね。
夜、飲み歩くなんてこともよくやってましたし、
いろんな大都市の良いところ、悪いところを経験したということもやってきました。
いろんなことがあって、千葉市にその後住んで、
千葉市で仕事の関係でつながりのあったところで、
泉市というのを知って、
僕自身はそれまで全然泉市に行ったことがなかった人間なんですけども、
仕事を通して泉市に何度か行って、
いいところだなと思ってたところにいろんなご縁がつながって、
泉市に移住したというような感じになっています。
なので、引っ越しをたくさんしてきましたけど、
引っ越しと移住が何が違うのかというところも、
ちょっと面白い論点かなと思いまして、
そんな話もしようと思っています。
結局この引っ越しという言葉とか、移住だとかという言葉に、
あまりとらわれすぎないほうがいいかなという思いもありまして、
結局グラデーションなんですよね。
なので、こういうことしたほうがいいとか、
こういうことしないほうがいいという意見、
たくさんあるかもしれないんですけども、
本当に千差万別、人によって様々だよなというのが、
僕自身の経験でもそうですし、
僕は移住の相談だとか、
いろんな方の移住のお手伝いみたいなこともさせてもらっているので、
いろんな事例を見てきまして、
一概に言えるようなことっていうのは、
あまり実はなかったりするので、
本当にグラデーション談だっていうので、
あの話を、一意見としての話を聞いていただければなと思っています。
引っ越しと移住と何が違うかっていう論点で、
まず一つ挙げてみたいのが、
住むというこの動詞ですね。
住むという意味をちょっと深く考えてみたいなと思っています。
まず僕は東京という大都市で、
アパートですとかマンションに住んでいて、
大阪ですとかそういった所に住んでた時にも、
ホテル暮らしだとかも経験しましたし、
あと千葉市にいた時にもマンションに住んでいたので、
引っ越しライトな感覚で住む場所を変えるっていうようなことを
たくさん経験してきたんですね。
これも一つの住むっていう形態だと思うんですけども、
住んでいる場所によってですね、
この住むという言葉はいろいろ変化してくるんではないかなと
今僕は考えています。
言葉として、昔の武士の言葉ですけども、
一所懸命、一つのところに命をかけると書いて一所懸命。
最近は一生懸命っていうので、
一つの人生の生きるっていうので一所懸命って言いますけども、
これは元々は言葉としては一所懸命っていう言葉だったんですね。
武士の人が一つのところを守るために命をかけるっていうところから
頑張るみたいなことに転生していった、展開していった言葉なんですけども、
この一所懸命っていう意味のグラデーションが都市部、
いわゆる都市部、都市部でももちろんいろんな地域やエリアですとか、
エリア特性みたいなのがあるので一概には本当に言えないんですけども、
いわゆる都市部のライトな生活スタイルと、
田舎の方の人間関係の密度の高いライフスタイルですね。
それはいろんなところでちょっとした違いが出てくるのかなというふうに思っています。
そういったところがどういったところに現れてくるのかっていうところなんですけど、
一つは隣近所との関係性ですよね。
僕もそうでしたけども、ライトシーに住んでた時には、
お隣さん、挨拶ぐらいはもちろんする関係でしたけども、
が何をしている人なのかとか、どんな人なのかとか、
深く掘り下げて聞くなんてことももちろんなかったですし、
関係性をあえて気づこうっていうようなことをしてこなかったと思っています。
ひるがえて泉市に住んでいて、
関係性を積極的に気づいていくというかは、
気づかざるを得ないというような環境になっていくんですよね。
それはもちろん人が少ないからだとか、
人との交流の深さだとか、そういったことももちろん関係してくるんですけども、
もう一つはですね、やはりこの一所懸命という言葉に結構関係してくるかなと思いまして、
僕がいろいろ見てきた地域も含めての話なんですけども、
千葉県だけではなくてですね、日本全国、
ちょっと僕は結構いろいろなところを旅したこともあるので、
いろいろな事例を見てきてるんですけども、
いわゆる田舎と呼ばれるような地域は、
自分の住んでいるところに対する、ある意味命のかけ方ですよね。
そこが違ってきてるなと。
住むという言葉を言ったときに、それが付属されてるか付属されてないかっていうのの度合いが、
やはり都市部と田舎では違ってくるんじゃないかなと思っています。
いろんな歪みだとか、ちょっと思い描いてたものと違ったなみたいなことが起きてしまうんじゃないかなと思っています。
ちょっとかっこいい言葉でこれを表現しようと思っているんですけども、
あなたが地域を見ている時、地域もあなたを見ているっていう言葉、言えるんじゃないかなと思っているんですね。
これはニーチェっていう哲学者の人が書いたと言われる、深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているのだっていう言葉があるんですけども、
それをちょっと文字って勝手に作ってみたんですけども、
この感覚を持てるか持てないかっていうのが意外と大事なんじゃないかなと思っています。
つまり、自分にギブされるっていう要素ももちろんそれはとても大事なことだと思うんですけども、
自分がどれだけその地域にギブできるのか。
もちろん最初はそんなことゼロかもしれないんですけども、
ただその感覚なんですかね、そういうのをしていこうって感覚を持っているか持っていないかっていうところが重要だったりするのかなと思うんですね。
それを地域の側は確実に見ていて、その移住者の人たちの行いであったり振る舞いであったりっていうのを見られている。
よく言うんですよね、田舎に行くといろんな人に見られている感覚がするんですよね、みたいなそういう話。
それは何も興味本位っていうところから見ているっていうだけではなくて、もちろんそれも結構あるんですけども、
この人は本当に真剣に住むっていうことをこの地域でやろうとしているのかなっていうのを見ているっていうこともあるんじゃないかなと思っているんですよね。
これが自然な感覚として、ある意味田舎出身の人って分かっているので、そういう人ほどやっぱ溶け込みやすいっていうのはあるんですよね。
やはり都市部でずっと住んでたっていう人にとっては、この感覚っていうのが実は分かりづらくて、地域から見られているっていうのの先にある思いですよね。
この人が地域に対してどれだけ真剣にこう住むっていうことをやろうとしているのかっていうのを実は見ているんだけども、
そこに気づかずに、ギブされることばかり求められているみたいに感じてしまうとしたら、ある意味もったいないことだなと思ったりします。
ただ、注意としてという感じではないんですけども、一つ言っておきたいのは、僕が泉市に住んでいろんな方にお世話になっている中で日々感じていることなんですけども、
本当にさまつなことしか僕は地域に対してできていないんですけども、本当に圧倒的にギブされることが多いなと思っています。
与えていただいている事柄が本当に多くて、その御恩を何とか返せれば、ちょっとでも返せればいいなっていう感覚ですね。
それぐらい、本当に田舎の豊かなところ。
例えば、野菜をもらうだとか、海産物をもらうだとか、そういうこともそうなんですけども、
生かされているな、みたいなことがいろいろあるんですよね。
本当にもらい物で生きているみたいな感覚はありますし。
それから、歴史的なこともそうなんですよね。
今住んでますけども、その古民家も100年以上経ってきて、
それは何も住人の人たちだけが頑張ったわけではなくて、
実は地域の中での支え合いっていうのがものすごい強く関係していて、
お互いに支え合って生きていくっていうことの中で、そういった長く続く家っていうのがあるんだなっていうのを、
本当にいろんなところで感じるんですよね。
なので、ギブアンドテイクって言葉はすごい簡単なんですけども、
実はギブしていく先に膨大なリターンが発生してしまうっていうのが、
ある意味田舎の住んでいることの豊かさであり楽しさでもあるのかななんて思っています。
本当に最初はそういった気持ちになれないっていう人もいるかもしれないんですけども、
やってみるとそういったこともあるんだよっていうのが伝わればいいななんて思ってこんな話もしてみたりしますね。
今ですね、日本全国情報創生団とかなんだとかっていう言葉もありますけども、
移住者を自分の地域に迎え入れようと、たくさんの努力をいろんな方々がしている最中だと思います。
千葉県の泉市もご多分に漏れずそういったことをやっていて、
僕らもなんとか仲間を増やしたいななんて思って、自治体さんもそうですし、いろんな方のお手伝いなんかもしてるんですけども、
そういった時に、なので僕はもう移住を勧めるんではなくて、泉市に住むことを人に勧めています。
泉市じゃなくて近隣の自治体でも全然いいと思っていて、
その人の特性を見ながら、こういう地域、こういういいところがあるんで住んでみるってことですかっていうような話をしてたりしますね。
なので、何も都市部から田舎暮らしみたいな、そういう移住の在り方、こういうやり方でも全然いいんですけども、
もう本当にグラデーションなので。
ただ、やはりその人の特性を見て、
こういう地域のこういう在り方、いいんですよねみたいなのを進めていく方が割とフィットしやすいんじゃないかなと、
今までの非近な事例ですけども、そういったいろんな事例を見てきて思ったりしますね。
本当にですね、田舎暮らし、いろんな方がやってますけども、中には本当に合わないなと思って辞めていく方がいらっしゃいます。
確実にいますね。パーセンテージとしてパーセント以下というわけでは全然なくて、
泉市であっても何割というレベルでいるかなと思うんですけども、
そういう経験自体も、あまりにも悲惨なものだったらちょっと村立部にされたみたいな事例だったら困るんですけども、
ただそれ自体も一つの経験かななんて思うので、自分に合わないなと思えば別の地域に行くっていうのも全然いいんではないかなと思いますし、
もうちょっと頑張ってみようって思って頑張ってみたらその先に光明が見えたみたいなこともまたこれもまたあったりして、
本当にその人それぞれの特性かなと思うんですけども、
たださっき言った一生懸命みたいな精神がより強く残っている方はやはり田舎の方なのかなと思うので、
そういった気持ちを知っていて、日々の挨拶ですとか、日々の振る舞いですとか、
あるいは地域活動にちょっと参加してみるだとか協力してみるだとかっていうところをやると一気にいろんな人と知り合いになりたり、
協力者が増えていったりっていうようなことがあるのもいわゆる田舎の面白さかななんて思ったりします。
ここからはお知らせやイベントのご案内です。
まずはイテツブックスのご紹介をさせてください。
イテツブックスは配線の危機にある磯見鉄道、ご扶養になった本を寄贈していただくことで応援していくというプロジェクトになっております。
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次にイベントの告知です。
イテツブックス関連のイベントで第2回磯見冬の星祭りに出展します。
開催日時は2月7日土曜日。開催場所は磯見文化会館というところになっております。
磯見星空学校で検索してもらうとイベントの告知ページが出てくるので、概要欄を見ていただいてもいいんですけどもそちらの方をご覧ください。
昼間から楽しめるイベントとしてエアドームによるプラネタリウム体験や手作り望遠鏡などワークショップ、