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BOOTUP RADIO、ポッドキャスターの伊藤です。
この番組は、偉い地創業者でエンジェル投資家の橋田一秀さんと、
スタートアップを立ち上げる上での疑問や企業に関するトピックを取り上げ、
SEED企業家や企業界部群の方に役立つ情報をお届けします。
おはようございます。
おはようございます。
伊藤さん、今ちょっとポップな音楽がそちらで背景、背景じゃない、後ろに流れてるんですけど。
何が起こってるんですか?
今日は、シンプルにスタバで撮っています。
これスタバなんだ。
はい。ちょっと大学化しまってね。
なるほどね。
はい。すいません。
そっかそっかそっか。いつもの家じゃなくてスタバなんですね。
そうですね。はい。
わかりました。ありがとうございます。
ということで、早速ですが、きょうのテーマをお願いします。
はい。きょうはですね、企業家のセカンドキャリア。
これはうまくいかなかった場合のときのセカンドキャリアについてお話ししていきたいなと思っています。
ちょっと前にですね、ツイッターで、エンジェル投資家の坂本達夫さんの
企業家のセカンドキャリアに関するツイートがすごいバズっていて、
いろんな人が言及されてたので、
橋田さんの意見をちょっといろいろお伺いできたらなと思ったので、
きょうはこのテーマにしました。
いやー、ツイートちょっと見てみたんですけど、すごいですね。
今改めて見たら、67万ビューで124回リツイートされてて、
すげーなと。ものすごいマンバズしてるなという感じでございます。
で、あと僕もなんか読んでシェアしたんですけど、
これすごくやっぱりいいテーマで、
達夫さんはやっぱりエンジェル投資家として多分どんぐらいだろう。
50件60件70件、もうちょっとやってるかな。
80件ぐらい投資してると思うんですけど、
80下にエンジェル投資って書いてある。
なんで、そんぐらい投資してて、
僕もなんかすごい仲良くさせてもらってて、
一緒に投資してる会社も結構あるし、
なんかキャラはわかってて。
で、この10年ぐらいのエンジェル経験から、
なんかいろんなパターンがあるみたいなことを結構書かれてて、
例えば投資先もしくは企業家の知り合いとか、
その知り合いみたいなところから聞いた話みたいなのも書かれてますと。
なんかそうですね。
ちょっとツイート、
概要欄に貼っとくんで、
興味ある人は見てほしいんですけど。
なんかいろいろですよね。
上手くいったスタートアップばかりがたくさん取り上げられてるっていうのは当然として、
一方で消えていくスタートアップもたくさんある。
ここもう10年とかやってて、
確かに僕もなんだろう、
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やっぱ初期の頃、
同じような時期に創業した会社とかもどんどんなくなってったりとかしてるし、
最近彼なんか見ないねとかっていうのもあったりするんで、
なんかやっぱり挑戦して失敗して、
しれっといなくなるみたいなパターンってめちゃくちゃ多いんですよね。
なんか大変なのはすごいわかるし、
大変なんですよ、スタートアップって。
そうですよね。
なんだけど、いろんな失敗経験がちゃんと評価されないっていう話とか、
あとは一部では一般的に評価されにくくて、でも一部では評価されるとか、
あとは連絡取れなくなってて、
その人がどうなったか、
消えてしまった、もしくは消えたけど何の連絡も。
かぶるしに連絡全くこないみたいなパターンとか、
そういう人がいるよねと。
いろんなメッセージが込められてるんだけど、
またちゃんと誠実に連絡してくれたらまた応援するのにな、
でもそういう連絡こないよねとか、
そういう人もいるしみたいな話とかもあって。
企業化のセカンドキャリアっていう意味で言うと、
まずは失敗だったりをちゃんと、
企業化で言うと失敗をちゃんと整理して向き合って、
大変なこといっぱいあるし、メンタルやられちゃうときもあるんだけど、
しっかり向き合って整理して次のチャレンジ、
もしくは別にまた起業するっていうのだけが選択肢じゃないんで、
一回就職してしっかり立て直すとか、
自分のキャリアをしっかり作っていくっていうことも重要で、
そういうふうにやってる人もいるって話も書かれてましたね。
あとは会社の畳み方。
畳み方、失敗があまり共有されてなくて、
畳み方がよくわかんないみたいなやつとかもすごく多いですよね。
そういう人って、別のテーマのときに話したかもしれないですけど、
株主とかを結構頼れないみたいな、
知り合いとか株主とかを結構頼れなくて、
どうしたらいいのかわかんないくて、
投資家と揉めたりして、
いい形で会社を終了できないとかっていうのもあるんじゃないかなと思いますね。
ちょっとね、いろんなパターンあるんですけど、
なんか終始一貫していつも、僕は常に思うのはやっぱり、
常に誠実であれっていうことで、
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例えばその辰夫さんのポストの中で、
投資したけどそのまま消えた会社、でも連絡も来ないみたいな、
なんかそういうのが本当に最悪で、
なんかもう応援されなくなっちゃうのでもったいないなって思うし、
なんか起業家に求められるのは畳み方含めて、
しっかり誠実にステークホルダーとコミュニケーションを取って、
ちゃんと着地させて次へ行くこと。
やっぱり一番大事なことはそこなんじゃないかなって思ってて、
できれば目が開けば失敗なり、
うまくいかなかったことを共有して、
また応援されるっていうのはすごく大事なんじゃないかなというふうに思います。
つらいけどね、言うのは。
セカンドキャリア全体感で言うとどうなんだろうな、
やっぱりまた起業してもいいし、
さっき言ったようにもう一回就職する、
就職してどっかの会社拾ってくれるっていうのは、
僕はすごくいいことだと思って、
そういう起業家経験のある、
起業経験のある人がもっと評価されるべきみたいなのは、
もちろん僕もそう思ってます。
だからこそ、
そういう人をどうやって見つけて、
会社側でも評価するのかっていうところの評価基準だったり、
そういうのも大事なのかなというふうに思います。
大体よくあるパターンとして、
大企業の新規事業の部署とかって、
01やれる人募集してるんだけど、
01やれる人って本当に少なくて、
それがほとんど、
逆に言うとそれは企業から求められる質あり、
一定のところまで会社を持っていった人だったら、
すごくハマる。
だからよくスタートアップでエグジットした人が、
メルカリとかニューモンみたいな会社に吸収されていくみたいなのって、
やっぱりそういうことだったりするんですよね。
なるほど。
一回始めたスタートアップがうまくいかずして、
またスタートアップ始めるときっていうのは、
前回の失敗を整理した上で、
もう一回きちんと誠実に説明して、
またもう一度応援されるっていう流れで、
もしくは就職するっていうパターンなら、
一回始めた最初のスタートアップの経験を打っていくってことだと思うんですけど、
01の部分とか以外にどういう部分をアピールしていけばいいと思いますか?
就職するっていう道を行くっていうのは場合ですね。
就職する場合は、
でもやっぱ自分が結局その経験から何を得て、
どうしていくのかっていうことを、
自分の中で咀嚼してかつ相手に説明するってことなんじゃないですかね。
そこがちゃんと説明できないといけないと思ってて、
何年間か会社経営をやったのであれば、
そこまでの経験値って買いがたいものがあって、
他の人には得がたいものだと思うので、
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それをしっかり自分の中で整理して説明しないといけないですよね。
流派あるかもしれないですけど、
うまくいくことだけ考えるんじゃなくて、
うまくいかなかった時にこういうプランも用意しておくみたいな感じに、
これからもなっていくんですかね。
この企業がうまくいかなかった場合みたいな。
そうだと思ってて、
就職するでもそうじゃなかったとしても、
僕もそういう意味で言うと、
1回目の企業がうまくいかなかった人に投資もしたりしてて、
まさに同じポイント、今言ったことを見てますよね。
前の企業がなんでうまくいかなくて、
その上でどうしていきたいのかっていうとこと、
でもやっぱりここまで、
すべてが立ち上げからうまくいかなかったというわけじゃないと思うんで、
立ち上がってたとして、
ここまでは持ってこれたみたいなところ。
そこまではもうやれてるわけだから、
例えばシードからシリーズAで、
シリーズBぐらいで解散したスタートアップがあったとして、
別にシリーズAぐらいまでは持っていけてるわけじゃないですか。
そこまでの経験値っていうのは、
もう1回やるとしたらかなり最強だと思うし、
別に就職して、
新規事業任せられたとしても、
生きるものはあるはずだと思うんですよね。
もし橋田さんが、
ぺらいちうまくいったと思うんですけれども、
うまくいかずして、
っていう橋田さんがもしうまくいかなかったら、
どうされてましたか。
どうしてたか。
どうしてたかな。
でももう1回シャレにしてたんじゃないですかね。
別のテーマで起業して、もう1回チャレンジするんじゃないですかね。
で、自分でうまくいけると思ったら、
お金集めて資金調達して、
別の事業、会社を立ち上げてやってたと思うし、
うまくいったところまでは、まさに僕が言った話ですよね。
うまくいったところまでは、
ショートカットできそうだなとかっていうふうには思うと思うんですよね。
話また変わるんですけれども、
この坂本さんのツイートにも言及。
このツイートではないですね、すいません。
また別のツイートで、
ポストで言及されてたんですけど、
海外のスーパーファウンダーズっていう本の中に、
統計的にシリアルの人の方が成功確率がすごい高い。
要は1社目がうまくいかなかったとしても、
2社目、3社目でうまくいく人が多いので、
VCのビジネスモデル的に考えても、
すごいリビングデッドでずっと諦めずに
スタートアップを続けさせるよりも、
多少うまくいかなかったとしても、
そこで潰してしまって、
2社目、3社目っていう挑戦をした方がいいっていう方が、
統計的にもいいんじゃないかって話をされてて。
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あと、ちょっと前の内藤さんのポッドキャストの回でも、
アメリカの方がすごい、
スタートアップ潰すことが多いっていう話を、
日本とそこは違うよねって話をされてたと思うんですけど、
日本はそういう風に変わっていくべきだと思いますかっていうのと、
変わっていくべきなんだとしたら、
どういう風に風潮を変えていけばいいんですかねっていう。
合理的に考えたら、
そっちの方がいいのかなとかも思ったり。
人情とはまた違うと思うんですけど。
もうなんか、
これ気質の問題じゃねって思ってて、
合理、おっしゃる通り、
合理的に考えたら、
途中まで言ったけど、
これうまくいかなそうだなとか、
大きくピボットしようみたいな時点で、
チームも資本政策もガラガラポンした方が、
合理的だなとは思うんですよ。
なんですけど、
日本が割とそうじゃないのは何でなんだろうって考えたときに、
日本は、
今言ってた義理人情というか、
ナイトさんも言ってたけど、
日本人の企業家はそういう意味での粘り強さがあるみたいな。
っていうのを思ってて、
これなんかそれ以上でもない気がするんですよね。
気質じゃねって思ってて。
ただ一方で、
ガラガラポンした方が本当に効率がいいっていうのは事実だと思うんで、
そういう会社が今後は増えてくるかもしれない。
とは思ってます。
日本でも。
だからそういう選択肢が、
そもそもあんまり浮上してなかったっていうのが今までだと思ってて、
これからはそういう選択肢が浮上した上で、
どうするかを企業家がよりちゃんと考えられるようになる。
だと思っているので、
別になんか増えるとは思うんですよね。
ガラガラポンしちゃうスタートアップが。
なんか気質の問題な気がするから、
アメリカと同じにはならないだと思ってます。
分かりました。
どっちが良いかっていうのは、
俺も数字見てないんで分かんないんですけど、
アメリカの統計曰く、
ガラガラポンした方が2回3回目のチャレンジ成功する確率が高いのであれば、
投資家もそういう風に言うと思うしみたいな。
それが浸透するんであれば。
そうですよね。
そこは難しいですよ。
企業家の気持ちとしては、
例えば投資してもらって、
ただ今やってる事業がうまくいかなくてピボットしたいです。
まだキャッシュも残ってます。
ってなると、
そのまま続けて頑張るっていうパターンが非常に多いと思ってて。
これすごい日本人っぽいなって思うし、
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僕も多分キャッシュがあればそうすると思うみたいな感じかな。
よほどこのチームで、
このチームこの株主でやる合理性がよほどないのでなければ、
なんか続けると思うんだよね。
いやキャッシュ残ってるし、もう一回チャレンジしようよってなると思うんで。
そうですよね。
だからなんかさっき言った通り、
投資家とかチームメンバーが、
この事業だから一緒にやってたけど、
大きくピボットするならやりたくないっていう人が出てきた時に
考えればいいんじゃないですかね。
実際それはめちゃくちゃある話で、
そういう場合はその人が抜けるみたいなパターンがすごい多いんだけど、
会社は畳まずにその人だけが抜けるとか、
合意できない株主だけ抜けるとかっていうのは
全然ある話なんですけど、
でもなんか会社畳んでガラガラポンするほどじゃないんだろうな。
ありがとうございます。
いや結構ツイートシェアされてて、
コメント付きでシェアされてるのが多くて、
いろんなポジションの人がいろんなことを言っていて、
なかなか面白いなと思ってるんですけど、
全体感としてはやっぱ企業、
普通にそういう人たちって、
度合いによるけど、
そういう人たちの価値がちゃんと認められることが
スタートアップのエコシステムにとってもすごく重要だよねっていう感じだと思ってて、
もっともっとそこが評価されるといいなと思っています。
そういうサービスとかも出てくるかもしれないですね。
企業化のセカンドキャリア転職サービスみたいなやつ。
昔の経験で、
ペラ市のときに、
ビズリー市でスカウトを行ってたんですけど、
ペラ市のときに、
ビズリー市のときに、
ビズリー市でスカウトを送りまくってたときとかに、
そういうキャリアの人、
履歴書を見まくってたんですけど、
その中に企業経験ありの人とかがいて、
それ見たら会ってみたいなとかっていう風には結構思って、
スカウトしたりしてましたね。
いるんだよね、世の中にはいっぱい。
ただその企業っていうのが、いわゆるスタートアップ的に、
10億集めてスタートアップやったけど失敗しました、
みたいな人っていうのはまだあんまりいなくて、
自分で会社やってたたんで就職しました、
みたいな人は結構いるっていうのは、
いろんな人の履歴書を見てて分かったことではあるんですよね。
いろんな人の履歴書を見てて分かったことではあるんですよね。
意外といるんですよ。いわゆるスモービジネス。
エクイティで大きく調達してない人の
セカンドキャリアみたいなのは、
いないかなと思いますけどね。
ただそういう風にめちゃくちゃお金も調達して、
失敗して、さあ次どうするみたいなっていうのは、
あんまり見ないですよね。
表に出てこないです。実際はもう絶対いっぱいいるんですよ。
だってこんだけスタートアップに、特にシード機の会社に
お金めちゃくちゃ流れてるんで、
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それでいなくなってる人当然いっぱいいるんですよ。
でも何か可視化されてないだけだし、
そういうキャリアが注目されるべきっていうのはあるんじゃないですかね。
そういう人全員オーガシスに来てほしいです。
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