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2024-10-23 20:31

#158 畳むことになったスタートアップの話

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BOOTUP RADIO、ポッドキャスターの伊藤です。
この番組は、ペライチ創業者でエンジェル投資家改め、オアシスファンドの橋田一秀さんと、
スタートアップを立ち上げる上での疑問や企業に関するトピックを取り上げ、
SEED企業家や企業家部群の方に役立つ情報をお届けします。
伊藤です。
BOOTUP RADIOに出演して、スライドなしの2分間エレベーターピッチを行う企業家の方を募集しています。
ポッドキャストでの壁打ちをイメージしていただき、ピッチを通じて橋田さんからのフィードバック、
そしてリスナーである投資家の方々から認知を得ることができます。
収録はオンラインで、マイクなどの特別な準備は必要ありません。
興味をお持ちの方は、概要欄からお申し込みください。
おはようございます。
おはようございます。
おはようございます。
週末、体調を崩してしまいまして。
体調崩さないようにとラジオであったんですけど。
そうなんですよ。
キャンプに行ったんですけど、
ちょっと分かんないんですけど、冷えたのか、夜冷えたのか、
翌日帰ってきたら、すごく体調悪くなって、だるくなって、これはやばいと思って、
風邪薬を飲んで10時間ぐらい寝たら、今日は仕事できるようになりました。
良かったです。無事治られて。
ギリギリセーフ。ギリギリセーフですね。
引き始めが肝心ってことですよね。
なかなか大変ですけど、なんとか仕事してます。
伊藤さんどうですか?特にそういった体調不良とかないですか?
体調不良は特にないですかね。
健康で続けるってことがいかに大切かっていう話ですね。
毎回体調悪くなると思うんですけど。
本当おっしゃる通りで、治っちゃうと忘れちゃうっていう感じですね。
まさにそうですね。
ということで、じゃあ今日のテーマ行きましょうか。
本日のテーマは畳むことになったスタートアップの話なんですけれども、
これは橋田さん持ち込み企画だと思うんですけど、どういう話なんでしょうか。
最近よく話す話で、スタートアップって始める時ってみんな希望を持って始めるわけじゃないですか。
始め方とか、どうやったら資金調達できて会社がうまく成長するのかとかそういう話ってよくされると思うんですけど、
逆に畳んでしまう会社もたくさん実は存在していて、
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例えばですけど、僕の投資先でクローズした会社ってもう7社ぐらいあるんですよね。
別にクローズした会社の話って普段することもあんまりないですし、
むしろクローズした人とかも別にあんまり大ピラに言わないというか、
っていうことが多いじゃないですか。
だからSNSであえて発信している人以外の話ってわからないんですよね。
それこそクレジットのやべさんとかは、OWASPのオープニングイベントに出てもらいましたけど、
その直前ぐらいに累計9億円超達したフィンテックの会社を畳みますっていう話をSNSにも書いていたし、
実際そういうあった話とかも一部ではしてくれていると思うんですけども、
実際潰れたり消えたりしていく会社っていっぱいあるんだけども、
なかなかそういった話って出てこないので、
今日はちょっとそういう話、そういう人がどうなるかみたいな話とかをしようかなと思っておりました。
今までどれくらいのそういう会社に出っ壊したというか、出会った感じなんですかね。
実際僕、さっき言ったように投資先で言うと、
1,2,3,4,5,6。6社かな。6社潰れてます。会社を畳むって言ってる会社は6社ぐらいですね。
それはどういうパターンなんですかね。畳むことに出た理由というか。
そうですね。大体いろんなパターン。でも大きく分けると、
どうやったら、これよく何だっけな。
ポール・グレアムが言ってる話で、
ポール・グレアムの話だったかな。とにかくシンプルに言うと心が折れたら終了なんですよ。
普通に考えると、会社のお金がなくなったら潰れるっていうのが普通だと思うんですけど、
実際はそれでも会社のお金なくなっても、本当に持ちこたえてやる人も一部いるし、
何とかお金を集めてくるとか、そういったことをやるわけですよね。
でも基本的には心が折れたら終了ですと。
実際に本当に心が折れて終了した人って何人かもちろんいますし、
その場合は逆に会社にお金が残ってるケースも結構あります。
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大体今言った2つ、お金がなくなって心が折れて終わるみたいな複合的に重なってる場合がほとんどなんですけど、
ただお金がなくならなくても、心が折れて終わるっていうケースはいっぱいありますかね。
どういう話し合いが行われるというか、柱さんとその投資先の方々で。
話し合いっていうか、基本的に僕エンジェル株主なので、個人投資先の話なんで、
基本的には結論を伝えられるっていう感じですね。
会社を畳むことにしました、つきましては、みたいな話ですね。
どっちかっていうと、そっちが圧倒的多いですね。
畳もうと思ってるんですけど、みたいな話よりかは、畳むという結論に。
例えばリードVCさんとかと話し合って、畳むという結論に至りましたので、
ご報告させていただきます、みたいなパターンの方が多い。
どういうふうに柱さんは声かけたりとかあったりしますか。
でも全部こうなんですけど、とりあえずお疲れ様でしたと。
落ち着いたら飯でも行きましょうってほとんど言ってると思います。
だいたいオンラインとかオフラインとかで報告を受けるときとかに話を直接聞くことが多いですね。
チャットで来る場合もあるし、ちょっと報告がありますみたいな連絡が来ることもあるんで。
そういうのはオンラインとか対面で直接お話を伺うという形になりますね。
これってパターンによる、ケースによるのかもしれないんですけど、畳むのかなっていうのは前々からうっすら感じ取れたりするものなんですか。
いや、エンジニット推し先で言うと毎週こまめに連絡取ってるところみたいなのがあんまりない。
特に毎週絶対に定例やってますみたいな会社がないので、そういう意味で言うとあんまりよくわかんない、突然言われるみたいな感じですかね。
逆に毎週コンタクトを取っているハンズオンリードVCとかの立場だったら、毎週緩和せてるからなんとなく気配を感じると思うけど、
そうじゃないと苦戦してんなーとかっていうのはわかったりするんだけど、でもキャッシュも残ってるし、
よくあるのがピボットしますって言ったときにキャッシュがあとこれぐらい残ってるんで、ランウェイ10ヶ月ぐらいは大丈夫ですみたいな。
そうか、じゃあ頑張ってくれって言うじゃないですか。
でも5ヶ月ぐらい経ったところで、やっぱりちょっと畳みますみたいな連絡が来るみたいなやつとかもありましたね。
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多少キャッシュ残っているけど、ピボットしてチャレンジし続けるのはもうちょっと難しいと思ってるんで、一旦畳みますみたいなやつもありました。
理解しました。畳んだ後というか、企業、創業者の方たち含め、どういうその後を迎えてらっしゃるんですか、皆さん。
だいたい今さっき言ったように、僕だいたいお疲れ様でした、飯でも行きましょうみたいな言うんですよ。
実際に飯に食べに行ったりするんですけど、お疲れ様でしたどうでしたかって話を聞いて、
大体の場合はキャッシュもつきて、キャッシュが原因のケースとかで言うと、キャッシュつきました、
自分で会社に貸し付け、個人で借りて貸し付けとかしてたけど持ちませんでした。さすがにちょっと家族が生活できなくなるんで厳しいんで畳みますみたいな。
っていう人のケースとかであると、飯食ってる時にどうですかまた、もしこれお金の問題がすっきりしたら次どうしたいですかって聞くと、
大体またやりたいですって言うんですよ。これはね、心が、本質的には心が折れてないんですよね。
ただお金がなくてもう続けられないっていう話なんで、なんかそういう話は何件かありましたね。だから全然キャッシュがつきただけ、
言い方あれですけどキャッシュがつきただけなので、またその自分がうまくいかなかったところを振り返りつつ、
特に例えば一年ぐらいかけて、例えば借金を返済するとか、生活の際を安定させるとかやった後で、もう一回何かのテーマでチャレンジをするっていうことはしたいと言っている人がいますよね。
一方で、心折れてちょっとつかないみたいな人で言うと、ちょっと一旦落ち着かないといけないなと思うので、会社の生産を粛々とやりつつ、
それも同じなんですけど、旅行に行きますとか、ちょっと旅に出ますみたいな。
そういうケースですかね。でもね、皆さんすごい誠実なので、ちゃんとまた落ち着いたら、落ち着いてもう一回チャレンジしたいってなったら応援してもらえるんじゃないかなと思いますけどね。
僕も必ず会ったときとかには、会社の生産をするときとかには必ず言うんですけど、やっぱり株主の方がついていることが多いので、まずはちょっと全員に対して誠実なコミュニケーションをしていきましょうっていう話と、
経緯の説明だったりとか、その生産の方法だったりとか、その上でまたチャレンジしたいってなったときに、もう一回ちゃんとお話しできるような関係性で続けることが大事かなと思います。
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実際皆さん、僕が言うまでもなく誠実なんで、そこは全く心配してないっていうか、なんかそういうもんかな、でもいいと思う。それはすごくいいと思う。
投資先とか全く関係なく、柱さんの知り合いの企業家の方で一回スタートアップを潰してしまった後に、もう一度再開される方っていたりされますか?
ちょっと今パッと何件か出てきてるわけじゃないんですけど、いたと思います。
とはいえなんかスタートアップを潰した話ってそんなに表に出てこないので、なんか気づいたらいなくなってたけど何してんだろうなみたいなのとかはありますよね。
確かに。
とか、あとは潰すまでいかなくてもダウンラウンドでエグジットするとか、ダウンラウンドでっていうのは前回投資家さんから投資してもらったバリエーションよりも低い価格で売却することになってしまったみたいなケースはありますね。
でも別にこれは潰すより100倍もちろんマシだと思っていて、投資家さんに多少なりともお金返せてるのと、あとは場合によっては買ってもらった会社で事業を継続できるっていうのはすごくいいことだと思うんで。
そういう形でエグジットした企業家は、僕の投資先にもいます。
だからそれで実際に売却して次何やりたいみたいなのを言ってきてる人もいるので、
買ってもらった会社でちょっと落ち着いたら次はこういうことやりたいですみたいな、もう既にテーマを持ってる人もいたりしますし、
なくても継続して、買ってもらった会社で継続できて、引き続き自社サービスを引き続き伸ばしたいですみたいな人もいる。
これまたちょっと質問、逆になんですけど、逆に閉じる前に閉じるか継続するか悩んでるんですけどみたいな、そういう相談も来たりあったりしますか?
意外と来なかったです。僕の投資先からは来なかったんで、ないんですけど。
閉じるかどうかっていうよりかは、会社を閉じるかどうかっていうよりかは、事業をピボットするかとかっていう相談の方がもちろん多いですね。
そうですね。
閉じる前に、閉じるというか資金調達をする前に、例えばですけど、シードの会社が何回もピボットして、ピボットするたびにVCとかエンジェル同士化からお金を集めてますと、
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そうすると外部持ち株比率が増えていくので、例えばシード期だけど持ち株が外部が4割ぐらいになっている会社があって、
そこの会社僕も追加で出資したんですけど、これ、このピボットのチャレンジうまくいかなかったら会社畳んだ方がいいよっていうアドバイスはしました。
結局資本政策その後きついんで、今回のチャレンジうまくいかなかったら畳んでリセットしたほうがいいんじゃないかなみたいな話はしたと思いますし、実際にその会社を畳みましたね。
じゃあ、会社を畳む理由としては、心が折れたもそうだし、家族がいる場合は会社のキャッシュがなくなった後も起源があると思いますし、あとは資本政策。
家族がいなくてもそうだね。やっぱお金がなかったら生活できないんで、どうしても継続できないってケースはもちろんある。物理的に継続できないってケースはありますよね。
でも大体その3つとかぐらいになるんですかね。
そうですね。
大まかな理由で。
最近こういう話をすることが増えたのも、結局そういう会社をクローズした人が、もしくはダウンラウンドで売却した人がその後どうなってるかみたいな話ってやっぱりみんなわからないんで。
そういう、僕もそういうのってやっぱりちょっとセンシティブなんで、クローズドなイベントでそういう話をしたりとか、
休暇の人を囲ってちょっと話をするとか、そういうのはちょっと最近やったりしてるんですけど。
別にそういうのだけを言ってても夢がないんで、別になんかあんまりね、最初から会社を畳むようにしてやる人はいるわけじゃないんで、あれですけど。
実際にこうそういう風になった時にどうかっていうのは知っておいた方がいいことも一つですよね。
最後に次につなげるじゃないですけれども、心は折れてないけれども会社を畳むことになった方、また今後もう一度再開したい方は、なんか次はこういうことを活かしたいなとか、なんかそういうのをおっしゃってたりするんですか。
いくつかあるんですけど。
お金の話であれば、やっぱりそのキャッシュのコントロールをミスってしまうとか、資金調達の当て、別に会社潰れるまでいかないけど資金調達うまく想定してたペースでできなくて、
キャッシュを食い潰して、会社潰すまでいかないけど相当苦労するとかっていうのはあったりするんで、やっぱりキャッシュコントロールの話はもちろん結構出ますよね。
あとは潰すぐらいまでになってると、根本的にエコノミクスが回ってない。SEED期だったらそんな話じゃないんですけど、SEEDプレイシリーズAぐらいまでの会社であれば、自分たちでちゃんとキャッシュフローが黒字になってないみたいな。
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やればやるほど赤字だけど、広告費とか投下してやればやるほど赤字だけど、それ掘ってやれるだけのパワーが足りなかったとか。
そういうのかな。
でも根本的にはもっと違うところにあるんだろうな。
そもそもユーザーに誘い切ってないとか、そういうレベルの問題かもしれないですね。
あとピボットしたけどやめますみたいなケースで言うと、ピボットを模索してたけどやめるみたいなケースで言うと、やっぱりどうしても1回目の授業に思い入れがすごいあって、それを超えられるビジネスアイディアが出せなかったみたいなやつはありましたね。
簡単にピボットしましょうっていかない場合もあるわけですよね。それは人によるしチームによるんですけど。
やっぱり1回目にやった授業がすごくこの授業でやっていこうぜっていうふうに思ってやってた人たちだったんで、次これ簡単に次のことにピボットできないみたいな。
模索はしてましたけどね。それ以上なんか熱量高く、1個目の授業に熱量高くやれる自信がないんで、やめますって言ってた人はいますね。
でもわかるわって思うんですけどね。僕も別になんか寺市以上に思い入れを持ってやれる授業が今ないんで、逆にスタートアップを支援する側に行ったってことを考えると、わからんでもないというか。
ありがとうございます。
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