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2024-04-24 20:34

#103 コストをかけすぎない仮説検証/客観的な視点の重要性

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BOOTUP RADIO、ポッドキャスターの伊藤です。この番組は、ペライチ創業者でエンジェル投資家の橋田一秀さんと、スタートアップを立ち上げる上での疑問や企業に関するトピックを取り上げ、
SEED 企業家や企業界別群の方に役立つ情報をお届けします。おはようございます。
おはようございます。伊藤さん、最近どうですか?
最近どうですか?もうちょっとでサンフランシスコに引っ越すっていう感じで、今サンノゼ拠点なんですけど、あと2週間ぐらいしたらサンフランシスコに引っ越すっていう感じです。
それなんかシェアハウスか何かですか?
なんかホームステイ兼シェアハウスみたいな感じで、2階がホームステイというかオーナーが住んでて、1階に2つ部屋があるんですけど、そのうちの1つの部屋を使うっていう感じです。
へー、それなんか普通にアメリカ人の方がホームステイ、オーナーの方が住んでいいよみたいな感じでやってるんですか?
そうですね、アメリカ人っていうか住んでる人も移民なんですけど、上に住んでる人は移民で、いろんな人につないでもらって何とか見つかったっていう感じです。
一般的にそういうのってシェアハウスとかホームステイとかどうやって探すんですか?
ホームステイは普通にあるんですよね、そのホームステイを探すみたいなやつがあって。
で、シェアハウスはやっぱもうこっちに来てひたすら人に話しかけて空いてる部屋ありませんかとか言うのが一番いいんじゃないかなって思いますね。
そうですね、やっぱ外からだとめっちゃ条件高いあたり。
今回は見つかったんですか?
いや、全然そんなに見つかんなくて、僕は何回も詐欺に引っかかってないですよ。引っかかりかけそうなところ何回もありましたけど、ちゃんとした人に紹介してもらって、結局見つかったっていう感じなので、信用ないんですよね留学生は。
まあそうだよね、そうだよね、大変だなあ。
移民って大変だなあ。
はい、っていう感じですかね。
なるほど。じゃあちょっと今日のテーマいきましょうか。
はい、今日のテーマはいかにコストを小さく仮説検証を初期の仮説検証を回していくかっていうテーマで話していこうかなと思っています。
はい。
なんでこれはこのテーマがいいなって思われたんですか?
はい、これは僕が言った話なんですけど、先週ガイアックスさんがやってるフェイルアップアワードスタジオっていう、いわゆるフェイルコンに行ってきたんですけど、これ何かっていうと失敗談共有会みたいなやつなんですよね。
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で、プログラムに参加してる25歳以下の人たちで、いろいろ失敗したみたいな人たちを集めて、その失敗談を喋ってもらって、さらにそこから支援するプログラムみたいなのがあって、この後順次そういうのがあったりするんですけど、
で、その失敗談共有会に僕はコメンテーターとして参加してきたんですね。で、7人の企業家の人が、若手の企業家の人が自分の失敗談を6分間喋るみたいなやつなんですけど、めちゃくちゃ面白くて、もう何かこれあるあるやなっていうパターン、大体そうのパターンなんですけど、大体あるあるパターンなんですけど、
実際の経験なんで、これはすごくいい経験というか、その人たちにとってもすごくいい経験だし、すごくシェアしてくれてすごく良かったなと思ったので、なんかちょっとそういう話をしたいなと思ってます。で、もちろんその場で話されたことっていうのは、基本的には外部公開NGなので、具体例をここでお話しするわけにはいかないんですが、あるあるのパターンについてちょっとお話ししたいなというふうに思ってます。
はい。
で、その場で結構出た話で言うと、そうですね、大体皆さん若手の方、25歳以下だったんで失敗したときは大体学生だったみたいなケースが多いんですけど、例えば最初企業サークルみたいなとこ入って、企業しようと思って。
企業しようと思って、じゃあ会社作るかって言って、知り合いに紹介してもらったエンジェルの人から出資を受けたら、いくらだっけ、300万出資を受けたら、株式を全部逃げられて、それでなぜかその後、事業の方も上手く全然立ち上がらなくて、
で、なんだっけ、その人の知り合いの事業のお手伝いをさせられたとか、奴隷やんそれみたいな話とか、あとは何ですかね、なんかプロダクトファウンダーフィットって話ってこのラジオでも結構してると思うんですけど、
要は周りで困ってる人がいたんで、事業立ち上げたらすごい良かったんだけど飽きちゃったみたいな話。なんか自分がやっぱりこれ別に、初めて見て困ってたから初めて見て、検証の反応が良かったんでやってみたんだけど、ちょっと結構大変で、モチベが続かなかったみたいな、自分がやるべきじゃない事業だったから疲れちゃったみたいな。
で、終了したみたいな話とか。最後が、これも何人か喋ってたんですけど、思い込みでプロダクトを作って、開発費を溶かし、数百万円の開発費を溶かしちゃって、結果全く使われなかったみたいな。
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なんか600万くらい使ってアプリを作ったが、売上3万円みたいな。なんかこれとかもうめちゃくちゃ聞いたことあるなみたいな、それみたいな話っていうのはめちゃくちゃ聞いたことあるなと思っていて。
で、なんかやっぱり、同じパターン、失敗パターンは再現できるというか、いっぱいある、こういう感じで失敗パターンっていっぱいあって、これは多分知っていれば結構回避できるんじゃないかなって思うことはすごくよくあるんですよね。
なんですけど、なんかみんな踏み続けるみたいな、いやこれどうにかできないもんかねっていうのをすごい思っていて。だからやっぱりその最初の、最初に起業する人が、なんか教科書として学ぶべきものって絶対必要だよねって思ってるんですよ。
そういう意味で言うと、書籍はいっぱいあると思うんですね。なんかこういうふうに会社を立ち上げる、それから会社を立ち上げる上でのよくある失敗パターンみたいなのって、めちゃくちゃあると思うんですけど、それを書いてある、例えば本とか事例とかいっぱいあるはずなんですけど、それでもなぜかみんな踏んでいくので、これはどうにかできないもんかねっていう無駄な失敗を。
失敗したこと自体は良くて、それを糧に次頑張ればいいんですけど、やっぱり時間とお金を失うんで、なんかなって思うわけですね。だからそういう意味で言うと、このイベントとかすごくいいし、メールコンみたいなイベントめちゃくちゃいいし、もっとそれが共有されたらいいのになっていうふうにすごく思うんですよね。
特に最後にお話しした、プロダクト作るけど、検証のためのでもいいんですけど、プロダクトを作っちゃうけど全く使われないみたいな失敗ってすごくよくあって、これが一番時間とお金を失うことになるんですけど、それでどうにかできないかなと思って。
これ整理すると、まずもうちょっとこの失敗を分解すると、自分たちが思っている仮説に対して検証項目を分解できていないっていう課題があるんですね。なので、みんなこれをやるには、この課題を解決するにはこういうプロダクトを作ればいいんじゃないかって言って、プロダクトを作り始めちゃうんですね。
MVPを作るって分かってても、めちゃくちゃMVPにしては重いものを作っちゃうみたいなケースがよく散見されますと。なので、ここはもっと検証しなければいけない項目をより言語化し分解し、上から1個ずつチェックすると。
1個目とか分かんないけど、仮に検証しなきゃいけない項目を10個挙げたとしたら、この自分たちが考えている仮説が成り立つためには、10個ぐらいの仮説が検証項目があります。これを1個ずつ上から順番に検証の仕方を考えていきますと。
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大体上から1個目、2個目、3個目、4個目、5個目ぐらいまでは、大体プロダクトを作らなくても検証できることが多いです。要は他のプロダクトで検証する。例えば、物が売れるかどうかチェックしたければ、別に金かけてECサイトを構築する必要もなくて、ベースでもストアーズでも、ペライチでも何でもいいんですけど、売ってみればいいんですよね。
ヤフオクでもメルカリでも何でもいいんですけど、自分たちがこういう商品売れるのかと思ったときに売ってみればいいんですよね。全然お金使う必要ない。
プロダクトであれば、これもどんなものかによるんですけど、まずはB向けのプロダクトだったらよく作る前にプレゼンをしに行って営業して、お金払ってもいいっていう顧客を集めてから作るべきべしみたいな言うし、2Cでもいいんですけど、マッチングとかだったらもう人力でマッチングするとかいっぱいやってみる。
しかもマッチングも両側集めるの大変だから、片方が詰まっている状態を作ってからもう片方を集めに行って、最初は人力主導でマッチングしたりするとか、ツールプロダクトでも最初紙芝居でいいんじゃないかなって思うんですよね。
そういう紙芝居で作ったものがこれいいねって言ってもらえるとか、そういう感じでたくさん検証したい項目を分解して1個ずつ考えるっていうのが多分大事なことですと。
その上で、じゃあプロダクトとかインターネット上に何かものを載せないといけないっていうのがあったときに、じゃあコードを書きましょうってなりがちなんですけど、それすらも今2024年4月に収録してますが、その2024年現在においては結構ノーコードツールみたいなのもいっぱいありますよね。
だから検証のためにコードを書かなくてもいい、もしくは書く量を極端に減らすという努力をすべきだと思っています。
そういうのもあって、実はそれを先週Xに投稿して、検証項目を細かくするっていうのは、それはそれで多分トレーニングが必要かもしれないですけど、もう1個の何を使って検証するかのところについて、やっぱりみんな手段を知らないことが多いので、ノーコード勉強会みたいなのやりましょうっていう風に。
ニーズがあればやりますって、僕は先週ぐらいにXに投稿したんですけど、そしたらすごい反響が良くて、実際にやりますって言って今週の9日にやるんですけど、イベント公開したら即日25人から30人ぐらい埋まって。
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すごい問題になりましたね。
ぜひ、これ配信される頃には、ギリギリだから勉強会の前ぐらいだと思うんで、前か後かもしれないけど、ハッカソンの前では配信できると思うので、もしお時間ある方は何か、せっかくゴールデンウィークってそういうチャンスで時間が空いてることが多いんで、間の時間なんですけど、何かものを作りに来てください。僕も作ります。
そうですね。
まあ、そこでイベントで紹介される事例とかはまた後日なのか、また後で公開されると思うんですけど、柱さんのやってたPla1っていうプロダクトもノーコードのプロダクトだと思うんですけど、そこでいろんなスタートアップがサービスのコンセプトを乗っけて最初に公開するみたいなことされてきた歴史があると思うんですけど、
言える範囲でこのスタートアップのPla1でやってて、実際検証上手くいったなとか、何かそういうのあったりするんですか?
どうすかね。検証上手くいったかどうかの結果までは僕は分からないんですけど、とはいえ初期のPla1とかですごいPla1を使って、Pla1でできることってウェブサイトを作って公開するだけなんで、今伊藤さんが言ってたようにコンセプトを書いて、例えば人を集めるとかニコニコ客を集めるみたいなところはできるかもしれないですよね。
それをやってたスタートアップの話をすると、例えば今オアシスの物品スポンサーをやってくれてるコンプさん、コンプって完全栄養食コンプっていう、ドリンクだったりグミとかそういう食べ物系なんですけど、これさえ食べてれば1日の栄養を全部摂取できるっていうコンセプトの食べ物があるんですけど、
それPla1の初期の頃に、Pla1がまだまだ初期の頃にコンプさんがPla1使ってサイトを立ち上げたりしてたっていうのはすごい覚えてます。
僕、中の人と繋がってなかったんですけど、オアシスを始めるにあたって、そういうスポンサーを集めをしてるときにちょっと繋がりまして、コンプさんすごいオアシスのコンセプトをすごい共感してくれて、じゃあコンプ全種類送っときますねっていきなりコンプに送られてきて、実際に飲まれたり食べられたりしてるので、オアシスにいる人たちに。
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それはすごくよかったかなっていうのと、だからコンプさんももう8年ぐらい続けられてるっていうところだったんで、すごいなと思って。本当に初期はPla1でサイトを作られたなっていうところとか。
いくつかそういうスタートアップが使ってるのを見たことはあるんですけど、やっぱりPla1でできることはとにかく繰り返しになりますけど、コンセプトが刺さるかとか、そこからコンバージョンするかみたいなのは検証できると思うので、それが一番簡単に作れる方法だったりしますよね。
最初のちょっと話にも戻りますけど、企業家の思い込みでニーズがないのに、お金をかけてプロダクトを作ってしまったとか、要はそれ、思い込みって企業家の強みであり、弱みであるってよく言われると思うんですけど、
自分のその思い込みとか、パッションっていう部分と、それから客観的なニーズがあるかとかいう視点、客観的な部分、客観的に自分を見つめるっていう部分のバランスみたいなのを保つためのトレーニングとかあったりしますか。
これファイルコンでピッチしてた皆さんの中で何人か言ってた、その失敗を踏まえてどういうふうにアクションするかみたいなことも書かれてる方がいて、結構そうだなって思ったのは、やっぱりこもりすぎずにフィードバックをもらいにいくとかだと思うんですよね。
これはユーザーからフィードバックをもらうこともそうですし、あとはビジネスわかる人、例えば僕みたいなエンジェルでもいいんですけど、事業の壁打ちをしてもらうっていうのも一つの方法かもしれないですね。
そうすると、これはこの失敗パターンだから、僕もそういうフィードバックすること実際めちゃくちゃ多いんですけど、これやらなくていいんじゃないとか、本当に検証すべきことはこれだから、多分この検証のためにはプロダクトに数百万円も突っ込む必要ないんじゃないですかねみたいなのを、
最近投資先にもそういう話をしたんですよね。投資先が資金調達しようとしてて、もうちょっと3000万円調達したいですって言ってて、いや、これ別に3000万円調達する前にやることあるんじゃないですかねみたいな。その会社は3000万円の資金調達やめて、1000万円にして、とりあえずランウェイだけ半年、1年伸ばします。お金かけずにもうちょっと検証しますみたいな方向にピボットしたんですけど。
そういうのすごい大事だと思ってて。人に相談する、事業わかる人に相談するとかは、特にこのフェーズ検証っていう内容に詳しい人に相談するとかはありかもしれないですね。
実際にこのGAIAXさんのプログラムが本当に素晴らしいので、事業検証、アイデア創出、課題検証、ソリューション検証、MVP検証、創業支援、資金調達支援、ここまでやってくれるんで、しかもそれを受ける側は実はノーエクイティでできるっていうちょっとすごいプログラムなんですよ。今めちゃくちゃ宣伝してますけど、本当に僕いいと思ったんで。
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実はこれ裏は東京都がお金出しているので、東京都のスタートアップ支援のプログラムをGAIAXさんが受託して、こういう企画にして企業間に提供しているというところで、本当に東京都最高ですね。GAIAX東京都最高です。
これすごくない?ノーエクイティなんだよ。エクイティ一切出さずに進めるっていう。で、検証の都度ちょっとお金出してくれたりするんだって。すごいな、本当にすごい。持ち上げまくってますけど、本当にすごいと思います。
まとめると、失敗にはやっぱりパターンがいっぱいあるので、ちゃんと学んでから行って学びながら事業検証をやりましょうっていう話と、あとはやっぱり学んだとしても個別に相談は何回かした方が良いので、
GAIAXみたいなところなのか、あとは僕みたいなエンジェルでもいいんですけど、シードフェーズに詳しい人、VCでもいいんですけど、に壁打ちしてもらって、失敗しそうだなって思ったら多分言うと思うんで、アドバイザーの人は。
なので、何人かに相談してみるっていうのは結構いいかもな。この検証の方法いいと思いますかとか。大体の場合は僕なんか、よくあるパターンとしてそういう検証の方法が、もっとコスパ良くできそうとか、あとはもっと細かく分解してから検証しろとか、あとは、
全然ユーザーに合ってない、思い込み作ってるパターンもよくあるんで、これユーザーの人が欲しがってるものなんですかねみたいな、何人くらいユーザーインタビューしたんですかとか、全然言ってないみたいな検証もすごいある。
っていう感じですかね、アドバイスを求めようだと思いますね、やっぱり。
ありがとうございます。Boot App Radio は番組に対する質問や取り扱ってほしいテーマを募集しています。番組概要欄にあるお便りからぜひ送信してください。そして、この番組がいいなと思ってくださった方は、番組のシェアをよろしくお願いします。それでは、ありがとうございました。
ありがとうございました。
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