2025-07-14 15:55

#220 「この株主ちょっと無理かも…」と思った時に起業家が取れる選択肢

サマリー

このエピソードでは、株主との倫理的な問題に焦点を当てています。特に、株主を退任させる手続きや心理的な負担について考察し、解決策を探ります。エンジェル投資家の株主との関係における資本政策の難しさとその影響についても議論されます。また、問題が発生した場合の対処法について触れられ、相談できる人が限られる状況が強調されます。

出張と移動の話
ホットキャッターの伊藤です。この番組は、知恵田企業家や企業界部員の方に役立つ情報をお届けします。おはようございます。
おはようございます。はい、朝でございます。久しぶりの朝です。
本当ですね。久しぶりですね。すごくすごく。
伊藤さんは大阪に行ってたんですか?
はい、大阪に行ってたんですけど、また帰ってきて、またiBASEのために関西に戻って、またその後東京に戻ってきて、みたいな、そういう感じになるかなと思ってます。
行ったり来たりしているみたいですけど、はい。
そういう感じですね。
いやー、なんか移動がいろいろ大変そうだなと思いつつ。
都会って、僕も今スケジュール見てたら、あれ、来週も再来週もその次も出張あるぞ、みたいな感じになってますね。
なんか意外と移動あるなみたいな。ここ1ヶ月くらいいなかったんですけど、来週っていうか、今週、来週、あ、毎週あるじゃん。
はい、今週からありますね。今週、来週、再来週、その次。
今週日帰りなんですけど、来週以降は宿泊込みであるので、なんかバタバタするなと思っております。
株主の倫理観の問題
はい。
新幹線の過ごし方とかってどんな感じですか?伊藤さん。
新幹線ですか?
そうですね。
3通りですね。バックスイッチするか、インプット、本読んだりとかの時間に当ててるか、あとは超単純な作業とか、メッセージ返すとか。
そうっすよね。
そういう超単純作業をするみたいな感じですね。
東海道新幹線に乗ることが多いんですけど、山、トンネル多いじゃないですか。結構電波がいなくて。
そうなんですよ。それでわかりますね。
なのであんまりパケット通信しなくても済むような作業に終始してるんですけど、なんか仕事してること多いっすかね。帰りは寝てるもんありますね、全然。
うんうん。
夕方とか夜帰ってくると疲れてるんで寝るみたいなケースが多くて、朝は朝行くこと多いんで朝は結構な仕事をしたりとかしてますからね。インプットの時間にしたいですよね。
うんうんうん。確かに。
ボリューム出せるかわかんないですけど、そういうとこに戻れたらいいなと思います。ということで、今日のテーマにいきたいと思います。伊藤さんお願いします。
本日はお便りが来ていて、本当に超久しぶりなんですけど。
ありがとうございます。
読みます。30代、男です。いつも楽しく拝聴しております。資金調達から1年ほど経ち、事業も徐々に進んできたのですが、最近、株主の一人に対して倫理観の面で疑問を抱くような出来事がありました。
読みます。
ありがとうございます。
特名希望なんで、特にお名前は入っていなかったんですが。
たまにあるんじゃないですかね、こういうことっていうふうに思ってます。
まあちょっと内容はわからないんですけど、株主の人に対して倫理観の面で疑問を抱くような出来事がありましたので、何かわからない、パハなのかモラハラなのか、それとも全然関係ないプライベートな部分なのか、内容はよくわかりませんが、ちょっとこれはどうなのよって、その企業家の方がおそらく思って。
ただ別になんかね、サポートしてくれてるんですごくありがたいなと思いつつ。
今すぐって感じではなさそうですね。
そうですね。
ただまあ、じゃあ、その人に仮に、ご退任いただきたいと思った場合、どう進めればいいでしょうかという話なんですが、
まず、退任って別に何かの、ただの株主だと思うんで、役職についてるわけじゃないんで、退任ではないのかもしれないんですが、つまり株を売って抜けてほしいということですね。
株主から抜けてほしいということだと思います、これは。
退任の手続きとアプローチ
その前提でお話しすると、まず実務上なんか株主から抜けるってなると、もうその方が持っている持ち株を買い取る、社長買い取るとか、あと第三者に売却いただくとか、他の株主に移っていただくとか、そういった処理が必要になるのかなという感じですよね。
通常、投資契約を結ぶときに、株主間契約みたいなものも結んでいると思っていて、これは何かっていうと、外部株主の方、この人に限らず、外部株主の方が勝手に株を第三者に売っちゃったりしたら困るわけじゃないですか。
会社としては、変な人入って来られたら困るんで。なので、売るときは、どうだったかな。大体大取りの承認がいるよとか、そういうふうな契約を結んでいるはずです。結んでないとやばいと思うんで、聞いてる企業家の皆さんは契約見直したほうがいいと思うんですけど。
基本的にはそういうのを結んでいると思います。
手続き的には、その方の株を第三者の誰々さんに売りますという話になり、それを社長、大取りなりが承認するみたいな話になるのが一般的ですと。
でも一方で、それは事務手続きの話なんですけど、その前段として、お世話になっているのにやめてくださいみたいな、いうのってちょっと嫌ですよね。
心理的パワーというか負担がかかりますよね、確か。
どうすればいいですかね。
僕も別にこれすごいケースバイケースだと思うので、こうしたらいいんじゃないですかみたいなのがあんまりパッとないんですけど。
状況はわかんないので。
でもこれだけ書いてあることだけから判断すると、その株主だけ抜けてくださいっていうのは非常に、何ていうんですかね。
よっぽど理由がない限り、いいんじゃないかなと思ってます。
はい。
例えばさ、普通はもっと何かやらかしてたりとかしないと、さすがに強く言えないと思うんですよね。
そっか、なるほど、確かに。
そうですよね、倫理観の面で疑問委託だから、犯罪をしたとかだったらわかりやすく。
とかじゃないと思うんですよね。それだったらもう完璧に言えるんですけど。
なんかその倫理面でちょっと疑念みたいな話だと、ちょっとそれだけでっていうのは難しい気はしてますね。
ただなんか、その企業家の立場からすると、いやーなんか、倫理観の面で疑問委託なんで、なんかそういうリスクを感じたんでしょうね、会社運営での。
なんか健在化してないけど、この人置いといたらちょっとまずそうだなみたいな勘みたいなのが働いてるのではってちょっと思っているので。
だからやっぱ健在化しない限り出ていただくのはやっぱりむずいなとは思ってます。
一方でもう個体的な関係性の話だと思うので、なんかどう伝えるかっていうとこですよね。
うーん、そうですよね。こういうのはもうその人に直接というか、もし仮にこの辞めてもらうことを実行しようとなった場合に、
直接もうその人に真摯にというか、正直に伝えるパターンなのか、それとも他にも株主の方がもしいるのであれば、そことぼりから。
僕だったら他の株主に相談する。もうしてると思うんですけど、するかな。
なんかやっぱりその内部の事情とか関係性わからないんで、もちろん他の株主の人たちが一番解像度高いはずなんで、ちょっとそこ伝えてみるとか。
あとはもうなんか、その人のことと自分のことと共通の友人とかに伝えるとか。
まあ企業家の仲間かもしれないですけど。
うーん。
いやー〇〇さんが最近こうでこうなんだよねみたいな話とか多分するんだろうなー。
うーん。
そうかな。
なんか多分僕の立場でこれ以上踏み込むのむずいなと思っているんですけど。
あとなんかテクニカルにどうするかみたいな話とかって一応多分調べれば出てくると思ってて。
はい。
いわゆるその人の持ち分を規格化して追い出すみたいな。なんかそういう技はあるっちゃあるんですけどみたいな。
うんうん。
だから要はそれは話し合っても平行線みたいな感じになってしまったときにテクニカルにそういう技を使ったりもするんですけど、
そこまでいったらかなり関係性が悪化するというか。
敵対的になるのは間違いない。敵対しちゃうので。
うーん。
まあもうちょっと穏便にいきたいっていうことだとは思うんですけどね。
うーん。
いやーこれ難しいってか。
そうですね。
そうですよね。
資本政策の難しさ
いやこれ本当に難しい問題で、やっぱりよく投資家を入れる、エンジェルも含めて株主を考えたときに、
資本政策って後戻りがすごい聞きにくいからすごい気をつけてねみたいな話をするんですが、
やっぱり入ってもらわない、入る前には分からなかったことっていうのも当然出てくるんですよね。
うーん。
これはなんかいろんな事例見てて本当にそう思いますし。
うーん。
うーん。
そうですよね。
はい。
なので。
はい。
まあこういうことは低い確率ですが起こるって思ったときの対処法の話なんで。
うーん。
この株主っていうのもまあいろんなそのタイプの方がいるわけじゃないですか、その共同創業者的な。
はい。
まあ共同創業者のこと株主って書かないか。
株主って書かない。
えー多分これはエンジェルじゃないですかって思うんですけど、この書きぶりからすると。
まあそう、そうですよね。
いやVCがこれだったらヤバいっすよマジでそのVC。
そっか。
株主の人に対して。倫理観の面で疑問を抱くようなVCはすごいヤバいと思うんで。
あのこれがなんかもうリード投資家とかだったら地獄ですよ。
うーん。
でもそれはないんじゃないって思いますけどね。
うーん。
はい。
まあ確率論的に。
うーん。
書き方的にもそうですよね。
おそらくエンジェルの誰かみたいな感じに読み取れはしますね。
うーん。
なるほど。
はい。
なるほど。
確かに。
まあそうですよね。
その人がすんなりいいよ、辞めるよって言ってくださったらいいですけど。
え、なんで?ってなった時は。
そうですね。
伝え方難しい。
そうなるからこういう辞めさせる方どうすんのみたいな話になるんですよね。
そうですね。
うーん。
そっか。
まあちょっとテクニカルには、なんか例えばそのセカンダリで売却するチャンスをどっかで作って、そのタイミングで売っていただくみたいな。
まあよくなんか、これは別に問題があるケースじゃないときにも全然やるんですけど。
うーん。
エンジェル、まあ要はだから、そうですね。
例えばVCラウンドやるときに創業期のエンジェルの持ち分とかが多くて、うーん、これどうしようかなみたいなケースたまにあるんですよね。
じゃあ例えばこれ簡単な例で言うと、創業期にじゃあエンジェルがなんかわかんない、20パーぐらい、まあ別に1人じゃなくていいんですけど、エンジェル全体で20パーぐらいなんかシェア持ってて、
そこからVC調達を何回か重ねていくときに、なんかこれエンジェルの持ち分すごく多くないですかみたいな話になったりもしますね。
そういうときにエンジェルの全部もしくは一部の方にセカンダリで売ってくれませんかって提案して、
VCラウンドやるときとかにVCに売ってもらうとか、その後から入ってくる投資家、まあ事業会社でもいいんですけど、後から入ってくる投資家さんに売ってもらうっていうのはたまにあります。
だからそういうタイミングを作って、やんわり何か苦労するようになってきたんですけど、今回そのVCさんがもうちょっとシェア取りたいって言っていて、
これちょっとエンジェルの方が一人かどうかわかんないんですけど、エンジェルの方ちょっと売却いただけないでしょう、今回のラウンドで売却いただけないでしょうかみたいな提案を持っていくみたいなのは、
今回の事実を直接お伝えせずに緩やかにご対質いただくっていう、
ポジティブに終わりそう。
全部の場合に適応できるわけじゃないんだけど、そういう瞬間をちょっと作るとかっていうのはありかもって感じですね。
確かに。その話せずに終わりそうな感じがしますね。
問題発生時の対処法
で、やんわり対質いただくと。
逆に問題が起こっちゃったらすぐ対処しないといけないんで、
その株をもう誰かに、即座に誰かに買い取ってもらう。
大体既存株主とかが多いと思うんですけど、保証するみたいな話かな。
なるほど。
いやーこれなんかすごい難しいですね。相談できる人とかも限られそうだし。
そうなんですよ。めちゃくちゃ相談できる人限られるし。
確かにな。
わかりました。ありがとうございます。
はい、そんな感じですかね。
はい。
オアシスレイディオは、番組に対する質問や取り扱ってほしいテーマを募集しています。
今回みたいな感じで、相談できる人が少ないみたいなやつを、
内容はぼわっとしてても大丈夫なので、送っていただけたりすると嬉しいです。
そしてこの番組に対するいいねとフォローも待っているので、そちらの方もよろしくお願いします。
それではまた次の放送でお会いしましょう。さよなら。
さよなら。
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