投資の失敗
OASIS RADIO、ポッドキャスターの伊藤です。
この番組は、プライツ創業者で、OASISファンドの橋田一秀さんと、
スタートアップを立ち上げる上での疑問や、企業に関するトピックを取り上げ、
支援の企業家や、企業界別の方に役立つ手法をお届けします。
伊藤です。
BOOT UP RADIOに出演して、スライドなしの2分間エレベーターピッチを行う企業家の方を募集しています。
ポッドキャストでの壁打ちをイメージしていただき、ピッチを通じて橋田さんからのフィードバック、
そしてリスナーである投資家の方々から認知を得ることができます。
収録はオンラインで、マイクなどの特別な準備は必要ありません。
興味をお持ちの方は、概要欄からお申し込みください。
おはようございます。
おはようございます。なんと2日連続で収録しています。
はい。
なかなかネタに困ったんですけど、
今日のネタは失敗の歌詞というテーマについてしゃべりたいなと思います。
失敗といってもどういう失敗というのはありますか?
そうですよね。今日話す失敗は、失敗というとあれなんですけど、要は投資の失敗について。
定義から話しますね。
投資の失敗とは何かというと、
僕がエンジェルだったり、VC投資は今年からなのでそんなにまだやってないですけど、
エンジェルで投資した先のうち、もう亡くなってしまった会社がもう10社くらいあるんですよね。
うんうん。
投資としては結論失敗になると。
投資をしたけどお金が返ってこない、もしくは減って帰ってきたみたいなケースですね。
うんうん。
投資としては一旦失敗。
これは別にスタートアップを否定することでもなんでもなくて、
スタートアップやファウンダーは別に一回のスタートアップが失敗、うまくいかなかったからといって、
別にそれで終わるわけでもないので、
ただ投資家としての投資、
リターンが返ってこなかったという面だけにおいて失敗。
と言えるんじゃないかなと思いますと。
で、亡くなった会社結構10社くらいはあるんですけど、
それをもうちょっと言語化したいなと思ってね。
うまくいかなかった投資はなぜうまくいかなかったのか、
そのパターンは何か、今後防げる、
今後防げるって言うとあれだけど、
投資基準を変えることがあるかみたいな話をできればと思ってます。
企業家のメンタル
それめっちゃ面白いですよね。
企業化としての失敗とかよく話されてると思うんですけど、
企業化っていうのはあんまり聞いたことがないと思います。
で、何で失敗するかみたいな話って、
よく僕だったら、
Yコンとか結構出してた気がするんですけど、
スタートアップが失敗する理由をずらっと挙げてるやつ、
見たことあると思うんですけど、
だいたい共同創業者同士がうまくいかないとか、
キャッシュが尽きるとか、ニーズがなかったとかそういうやつです。
で、僕もまとめきらずにしゃべり始めてるんですけど、
外形的に失敗しました。
会社を畳みますって言われるときに何て言われるかっていうと、
これは少し前に話したかもしれないですけど、
キャッシュが尽きて何もできませんっていうパターンと、
もう一個はキャッシュが残ってるけど、
もうちょっと続けられませんっていうパターン。
大別するとこういう2パターンがあって、
キャッシュがなくなったっていうのはもうしょうがないというか、
晩作尽きた感じですよね。
リソースがなくなってしまった。
キャッシュがなくなり、新たな資金ちょっとつもを起こせず、
稼ぐこともできないケース。
で、会社を畳みますと。
一方でキャッシュは残ってるが終わるケースがあって、
これもでも半分ぐらいはそうなんじゃないかな。
これ一言で言うとメンタルというか、
起業家の心が折れた瞬間に終わるってやつですね。
これは直面、結構直面します。
キャッシュは残ってるけど心が折れる。
一言で言うと心が折れる。
続けられるモチベーションが湧かないとか、
これキャッシュが尽きるっていうのとちょっと近いですけど、
要は残りキャッシュでできることがもうあんまないみたいな。
残りランウェイで言うと半年残ってるけど、
ピボッとしてチャレンジするだけのプランや、
そもそも気力体力がないみたいなケース。
だからキャッシュ残ってるけど、
どっちかというと心が折れてやめているというケースですね。
大体そういうふうに対別できますと。
これ投資家としてどう整理するといいのかなって今考えてて、
例えば投資としては失敗なので、
そういう失敗する投資から学ぶ、
その失敗をしないようにするためにはどうしたらいいのかっていうことを
いくつか考えていますと。
一言で言うと、
もっと言うと心が折れなければ続けられる。
例えば僕の周りの企業家、
Oasisとかでもいっぱい企業家出入りしてるんで、
別に投資してる人とは関係なく、
柱さんちょっともうお金がなくて大変ですみたいな。
SEEDの企業家でVCから調達したお金を全て使い切りそうになっていて、
今月末の支払いでも結構大変ですみたいな人がいて。
その人の相談はみんなで乗ったりしてたんですけど、
結論大丈夫じゃないって話にはなったんですけど、
どう大丈夫かっていうと支払いを待ってもらうとか、
ラーメン代稼ぎをすることによって、
いつかは支払わなきゃいけない分はちょっと待ってもらえば払えるんじゃないのか
みたいな話になったんですよね。
そのケースって別に心折れてないし、
続けたいと思ってるから、
どんな手を使ってでも続けるという手段を取っているので、
投資家の判断
続けられてるって感じなんですけどね。
でもそうじゃないケース。
やっぱりちょっともうどうしても難しいですみたいな。
メンタル的にとか。
っていうのはまあまああるんですよ。
でも一方でこれ投資するときにどこまで判断できたのみたいなのって、
むずいなと思ってて。
その企業家が折れないということを何をもって判断するのかみたいな。
これは永遠のテーマかもしれない。
これは永遠のテーマかもしれない。
プレシートシードの投資家やってると永遠のテーマかもしれないですね、これ。
それは折れてしまった方々というのは、
折れてしまうかもしれないなという要素が投資する前からあったのか、
そこまでその要素は重視せずに投資してなのかとか、
もしくはめっちゃ折れなそうだから投資したのに、
折れてしまうこともあるんだとかそういうのがあったりしますか?
いやー、それで言うと、確かに。
それで言うと、
投資する前は分からなかったっていうのが多分正確なところではあるかな。
まあそうです。
ではあるかな。
分からねえよな、やっぱ。
どういう過程を経て折れていくのか。
それはなんかシンプルに自分が持っている。
シンプルに自分が持っていたこと?
自分がこれだといけると思ったものが全くうまくいかないみたいなのが続いて
心が折れていくみたいな感じなのか、
もしくは何か個人のことなのか分からないですけど、
不幸なことがあったりしてとかが続いたりして、
人間関係的な問題が起こるのか。
スタートアップのプレッシャーと失敗
いや、全員でディープインタビューできてないんで、
そこをめちゃめちゃ深く深掘れてるかっていうとそうでもないんですけど、
だいたい連絡取れる人とは、
連絡取れなくなっちゃった人もいるんであれですけど、
連絡取れる人とは基本的に会社生産しますとか言われたら必ず会うようにしていて、
どうだった?みたいな話を聞くんですよね。
それで今回自分の中で整理した失敗した理由とかも結構まとめて話してくれる人とかもいて、
でも例えば、やっぱりそうですね、
そういうなんかこれもちょっとざっくりしちゃうんですけど、
スタートアップファウンダーとしてのプレッシャーに打ち勝てなかったみたいな感じになるのかなっていうようには見えるんですよね。
スタートアップファウンダーとしてのプレッシャーっていうのはどういう感覚なんですかね。
そうですよね。もうちょっと言語化すると。
あとは何かそういうのを経て柱さん的によりどういうことを気にするようになったのかとか、
今日は投資の失敗っていうテーマだと思うので、あとは何かここ気になります。
もしくは何だろう、でも前よりもそういうグリッド力見れるのかとか、
逆にもう人はあんまりより市場をより見るようにしたとか。
それで言うとグリッド力を見るのは限界があるから、
この企業家がメンタル折れるみたいなやつってもう別に防げないっていうふうに割り切って、
じゃあむしろ市場とかさっきのニーズがなかったを防ぐためにちゃんとニーズがあるかどうかを見極めるみたいなところにフォーカスするっていうのは、
ていうかむしろそっちの方が合理的っちゃ合理的かなとは思うよね。
企業家のグリッドストロークとかを判断する要素が正直あまりないと思っていて、
これはむしろ逆に言語化できない感覚的な部分で、
こういう人がこの今10人はいかないけど、数人が心折れてしまったみたいなのを自分の中に経験として持っていると、
次にそういう人に出会った時に投資をしないっていう判断をするんじゃないかな、
これすみませんめちゃくちゃフワッとしてるんですけど、なんとなくそう思っている。
でもそれって明確に言語化できない。
だからその要素を判断するのはやっぱり難しいという結論になり、
伊藤さんが言ったようにそこはもう難しいから割り切ってそうじゃない部分で投資判断を、
コミュニケーションの重要性
もちろんプレシードとはいえした方がいいんじゃないかっていうのは正しいかなとは思った。
もう少し僕もまとめたいなって思ってるんですけどね。
もう実は最近会社頼みますって言った人と何か会ったりこれから会ったりもするんですけど、
そういう人に話を聞いてもうちょっとどうだったらよかったのかとかそういう話をしたいですね。
現在新工芸で頑張ってらっしゃるスタートアップの企業さんにも
ジャースにより心折れないかなみたいなのをケアリングしてるみたいな感じですか?
全部はケアできてないし、パターンとして多いのはやっぱり
普段から会話してる会社はそうなったことは今のところないんですよね。
会話の頻度が低いところ、エンジェルとして投資してた時代の距離感が遠い企業か?
リアルですね。
普段からコミュニケーション取ってない人たちの中で突然会社生産しますって連絡くるみたいなパターンが多いので、
普段から別に連絡取ったり、例えばVCファンドでリード投資とかしてたら
別にいきなりそういうことには絶対にならないですよね。
毎週ミーティングしてる会社とかあるけど、そこはいきなり投資しますとか
そもそも会社の状況を見てたらないし、企業からの様子を見てても
最近しんどそうだなとか、それ見ててわかるんで。
いきなり2レートはないんですけど、むしろ言われるパターンとしては
エンジェルの時代に投資をしていて、ほとんどコミュニケーションを普段取ってない会社から
すいません柱さん会社通しますみたいな連絡が突然来ることがあるって感じですね。
もうちょっと煮詰まってから話そう、この話。
そうですね。でもやっぱり何やかんやで、一番このオアシスレーでよく言ってる内容だと思うんですけど
報告とかいっぱいちゃんと定期的に勝手にでもいいからして、
投資家のイニシアチブを、マインドのイニシアチブを取るとか
距離近くするとか、SOS出しやすくするみたいなのがやっぱり大事なんだなと。
いや大事、ほんと大事。ほんと大事ですね。
結構毎回ですけど、きちゃくちゃにしちゃいます。
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それではまた次回の放送でお会いしましょう。さよなら。
さよなら。